3月13日(金) タシケント経由イスタンブール行き
■トルコ周遊8日間のツアー初日である。朝4時に目が覚めてしまった。二度寝が利かない歳である。機内で眠れるよう起きることにした。一人で朝食を済ませ、ついでにウォーキングまで済ませた。今日は飛行機移動でほとんど歩く機会がない筈だから・・・。
 9時30分、同行の近所のご夫婦のお宅に行き、我が家のマイカーで一緒に関空に向かった。11時過ぎに関空に着き、予約しておいた駐車サービスに車を預ける。トラピックスのカウンターで担当添乗員谷田さんからガイダンスを受け航空チケットを受取る。搭乗機はウズベキスタン航空機だ。思い切りマイナーな航空会社の利用が、このツアーの破格の料金のネタのひとつに違いない。
■13時45分に搭乗した。出発時刻になっても機内の乗客は30%程度とまばらである。ほとんどが日本人のツアー客のようだ。14時30分、HY528便が関空を離陸した。水平飛行になって映画が映された。パーソナルモニターなど望むべくもない図体ばかりがデカイ旧型機だ。通路上のモニターではモンゴル系の俳優たちが演じている。ウズベキスタン映画のようだ。この便の乗客の誰が見るのだろう。15時過ぎ、待望の飲物サービスだ。ウズベキスタンビールを味わう。続いて昼食となる。関空積込みの機内食はごく一般的な日本の味である。3人掛けの空席を使用して横になったが眠れない。時折、窓からの景色を眺めると荒涼たる砂漠が果てしなく広がっていた。ゴビ砂漠の上辺りなのだろうか。21時頃にはサンドイッチの軽食が出た。23時30分、9時間のフライトを終えてようやくタシケントに着いた。窓から見える深夜のタシケントは意外と広くて多い街明かりが広がっていた。乗り継ぎ以外では降り立つ筈もない空港だ。それだけに物珍しさの好奇心が湧いてくる。
■タシケント空港のトランジット用待合室は、トイレと椅子しかない驚くほどショボい施設だった。イスタンブールを目的地とする日本の二組のツアーグループだけが待合室を埋める。ひたすら出発を待つしかない時間を過ごす。0時30分、イスタンブール行きのHY273便に搭乗する。今度は現地の乗客も搭乗し約半分の乗車率になる。1時10分離陸。2時過ぎには飲物、夕食サービス。イスタンブール到着は6時10分(現地時間23時10分)で5時間のフライトだった。関空から16時間もの長旅だった。
■24時に総勢33名のツアー仲間と空港待機のツアーバスに乗り込みホテルに向かう。現地ガイドのテオさんという41歳の男性が同乗した。今回のツアー全体をカバーしてもらえるとのこと。0時40分、イスタンブール新市街のユーロ・プラザホテルに到着。シャワーを浴びてベッドに就いたのは2時だった。朝4時起床から28時間後の就寝までメッチャ長かった1日が終わった。本日の万歩計カウントは14178歩だった。

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