2010年12月例会(総会&忘年会)

12月29日、久々の例会開催
■12月29日(水)、JR天満駅近くの居酒屋で大阪さくら会の忘年会を兼ねた総会が開催された。3カ月ぶりの今年7回目の例会である。この開催状況に現在のさくら会の苦悩が凝縮されている。
■12月10日に引き続いて総会前に会場近くのファーストフード店で臨時の幹事会が開催された。運営の在り方についての最終の打合せだった。岡さんが確認内容をノートパソコンから近くのセブンイレブンのプリンターにデータで飛ばしプリントしてしまう。岡さんのITを駆使したビジネス・スキルに一同脱帽した。
■6時30分過ぎに総会会場「イタリア炭焼酒場ペシェドーロ」に着いた。二階の大部屋には参加数の宴席が用意されていた。しばらくするとメンバーたちがさみだれ的に顔を揃える。7時から2時間のフリードリンク制である。7時過ぎに生ビールで乾杯し総会がスタートした。冒頭、3月に逝去された会の草創期からのメンバーである府録さんを偲んで黙祷する。
「再出発」をテーマに新たな運営の意見交換
■事務局の岡さんから総会資料が配られ、説明があった。最初に、今回の総会参加が叶わなかった井上代表幹事のメッセージが読み上げられる。大阪さくら会の発足からの経緯や美酒、美食を囲んだ懇親、個性豊かな会員相互の奔放な議論を通じた交流といった会の精神が熱く語られている。反面、最近の例会の参加者減少や固定化、講師選定の問題点、毎月の義務的開催にともなう例会の安直化などの現状が率直に吐露されている。その上で今後の運営の在り方について幹事会の以下のような検討結果が提案された。
コンセプト「異業種異人種交流会」
行動指針「異業種、異人種の、わくわくする交流会を通じて、自らを磨く」
2011年活動テーマ「再出発
運営体制:代表幹事(川島、井上、盛田)、幹事(竹内、森、岡)、特別幹事(川村*メーリングリスト担当)、顧問(日高)
運営方法
 @、会員同士の交流を重視しながら、適宜講師を招いた例会も開催します
 A、会員情報を積極的に活用して会場や講師選定を行います
 B、美味い酒と食事を常に求めた例会開催を心掛けます
 C、例会開催の日時や会場を固定せず、随時案内します
   ※新年に入ってからすみやかに来期の第1回例会日程を連絡します
 今回の幹事会提案の本質は「運営の分担化と柔軟化」ということになるだろう。講師の講話形式一辺倒の例会から会員交流を中心に据えた柔軟な例会に転換し、講師選定や会場設定も会員情報を重視した分担化をはかろうというものだ。
■幹事会提案についての参加者の意向をお聞きした。次のような率直で忌憚のない声が寄せられた。
・「幹事会より非常に大事な発表があります」という案内文に、さくら会解散かとドキドキしていたが継続でひと安心だ。
・毎回講師のスピーチでなくもっと会員交流中心の自由な例会があってよいと思っていた。
・この会の魅力のひとつに世代の違いを越えて自由に語り合える点があり、その点はもっと大切にしてほしい。
・そもそも幹事会だけで講師選定するのは無理がある。会員情報を吸収すればまだまだ多くの講師から有益な話しが聞ける筈。自分でも何人か提案できる。
 以上のような意見を得て、概ね幹事会提案は了承された。
参加者近況報告
■続いて恒例の参加者の近況報告となる。趣味のサークルの近況、家業の新たな分野への挑戦、業務上の新たな役回りの達成感、リタイヤ後の地域活動の充実感、大病からの奇跡の復帰、古典芸能を媒介とした若い世代との交流、リタイヤ後の居場所探し、亡き府録さんとの思い出など個性豊かな参加者たちの挑戦の日々が相次いで報告される。近況報告を通して早速、来年の会員講師による例会開催のメドがついたことは特筆すべきだろう。
■最後に川島代表幹事の絞めの挨拶で予定時間をはるかに超え忘年会を兼ねた総会が幕を閉じた。
 尚、今回の参加者は、川島、岡、日高、森、盛田、麻生、池田、福井、岡山、奥野、堀内の11名の皆さんだった。

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