2004年9月例会

30 さくら会流・国際ボランティア
■9月例会は、大阪さくら会の国際ボランティアの成果を共有しあう場となった。
 3年前の2001年、大阪さくら会が中心となってペルーに学校を寄贈する運動が広がり、2001年11月に竣工なった校舎での寄贈式典の開催という形で実を結んだ。
 そして今年は寄贈した小学校に教材用のテレビとビデオレコーダーを贈る取り組みが行われ、9月に無事、贈呈することができた。贈呈はペルーのフォルクローレ演奏者でありさくら会の一員でもあるセサルさんにお願いした。
 9月例会は、セサルさんからのビデオによる贈呈式の報告がテーマであった。報告の前後にはセサルさんの民族楽器ケーナの演奏を堪能することができた。
■例会の模様は、川島代表幹事の今回の取り組みで支援を頂いた松下電器の関係者へのお礼のメールに端的にまとめられていた。川島さんの了解を得て、紹介を兼ねて例会報告としたい。  
 『ペルーの学校にテレビとビデオを寄贈する件では、本当にありがとうございました。心から厚く御礼申し上げます。
 昨日(30日)の夜の例会で、帰国したセサルさんから、寄贈の模様を撮影したビデオを上映しながら、御礼の報告がありました。
 テレビの画面に食い入るように見つめる姿や、村人の歓迎の踊りなどが映し出され、参加者も感銘を受けていました。
私が嬉しかったのは、昼は小学生が活用しますが、夕刻からは村の大人が集まって、ビデオを見て楽しむという現地からの御礼と報告でした。今年、2月にやっと電気が通じたため、少し離れた家には、まだ電気が来ていないところが多いという実態です。このため、テレビを見るのは初めてという人も多いと思います。また、高価なテレビとビデオは、とても買えないと、セサルさんはおっしゃっていました。現地の方には、私どもが想像する以上に、喜んでいただけたと感じました。
 昨日の会合には、ビデオテープを持って参加してくれた会員も、何人かおりました。まとめの御礼を言った時、私からも「小学生向きに加えて、大人も楽しめる健全なビデオテープを、引き続き贈ろう」と提案し、賛同を得ました。
 セサルさんから御礼の演奏もあり、取り組みに参加した会員の、満足した笑顔が一杯の素晴らしい例会となりました。
 今回の取り組みで、松下電器の多くの方々のご協力をいただきました。富所さんには、ご多用の所、自費でクスコまでお届けいただくなど、大変お世話になりました。富所さんからは、「客先の店頭で個人で購入して出荷することになってしまいましたが、お陰様で小生もこのプロジェクトに一部協力させて頂いたということで、個人的に満足しております。」というメールをいただきまして、恐縮しています。
 最後に、セサルさんや例会参加者から、松下電器の皆さんにくれぐれもよろしくお伝え下さいという、感謝の言葉がありました。改めて御礼申し上げ、ご報告とさせていただきます。
■尚、今回の取組みの趣旨と概要は、セサルさんから現地の学校に手渡された下記の銘版の通りである。
第2部 郷土料理対抗戦「海の幸 vs 山の幸」
■第二部は恒例の料理長自慢の郷土料理対抗戦。ところが今回も生憎の台風21号襲来で予定の郷土料理の素材が手に入らず急遽テーマは「海の幸vs山の幸」となったという店長の申し訳なさそうなコメント。
 用意された秋田の「超辛口純米酒・刈穂」が「本日の銘酒@」として、最初に紹介される。続いて「海の幸vs山の幸」対抗戦のとなる。
 海の幸は、「お造り二種盛合わせ大トロ・鯛A」に始まり、「もどり鰹さわち風D」、「クジラのハリハリG」のラインナップ。対する山の幸は「くるみ豆腐B」、「名古屋コーチン網焼きC」「黒豚ときのこの炒め物E」「松茸の天婦羅F」と続き、最後に「大皿仕上げそばH」で幕となる。 
■今回の初参加者は、川島さん紹介の上野さん。手作りお惣菜の移動販売という目下の夢に向けて現在充電中とのこと。趣味のマラソンでは福知山マラソンで何度か42.195kmを完走したというパワーを秘めた異色のお嬢さん。前回初参加の明和さんのお友達でもある。
 ちなみに大の歌舞伎ファンの明和さんは、その後、川島さんのお世話で「関西・歌舞伎を愛する会」の事務局勤務になったとのこと。
■ちなみに今回の参加者は、川島、井上、岡、日高、竹内(佳)、森、生原、高橋、盛田、吉川、福井、上林、三浦、中村、秋田、セサル、浦濱、明和、上野の19名の皆さんだった。

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