1999年10月例会

10月6日セサルCD「マナワナ」完成記念コンサート
JR環状線「大正駅」下車。会場までは相当な距離か。万歩計は5000歩足らず。本日の目標大幅未達。竹内さんのメールではバスでの案内だったがやっぱり歩くことにした。南へまっすぐ大通りをひたすら歩くこと25分。「グリタホール」到着。さくら会10月例会の会場である。会場脇の小部屋には既にさくら会の面々が集合。午後7時過ぎ開会。CD「MANAWAQ(マナワナ)」(左の画像はマナワナのジャケットである)の完成記念会が今回のテーマ。
「マナワナ」はペルーの民族音楽フォルクローレの演奏曲である。さくら会メンバーの赤川さんとペルーのフォルクローレ歌手セサル・ラ トーレの共同作曲によるものだ。今回、この曲始め8曲を収めたCDが完成した。
このCDの売上はセサルを通じてペルーの子供たちの支援に充てられる。CDはさくら会メンバーを通じて販売される。読者の皆さん!ぜひ聴いてみてください。そしてお求め下さい。
井上さん ←さくら会幹事・井上さんの報告 赤川さん
今回の完成記念会に至る経緯が報告される。昨年7月の大阪さくら会例会でのセサルとの出会いから始まった。マナワナの共同作曲の赤川さん、とりまとめ役の井上さん、日本でのセサルのマネジャー竹内さん、CD制作支援の川島さん等、さくら会メンバーたちのボランティア精神がおおいに発揮された。
続いて共同作曲の赤川さんの挨拶→
赤川さんのフォルクローレへの傾倒は10数年前のブラジル「サンパウロ」で聴いた「コンドルは飛んでいく」の演奏がきっかけだったという。未完成のままに暖められていたフォルクローレのメロディーがセサルとの出会いで共同作曲という形で完成した。あきらめなかった結果がこの「マナワナ(邦訳・あきらめないで)」を世に生み出した。
セサルの登場。1958年生れの41才。ペルーのアンデス山脈の山麓のかってのインカ帝国の首都「クスコ」に生まれる。
セサルは語る。受け継がれてきたインカの魂を・・・。侵略者に抗してきた誇り高いインディオの心を・・・。ペルーの子供たちへの愛を・・・。
セサルは唄う。ラテン系特有の張りと艶のある声量でエネルギッシュに「こころ」を唄う。
セサルは奏でる。ケーナ(竹笛)を・・・。サンポーニャ(芦笛)を・・・。そして魂を揺さぶる哀愁の音色(ネイロ)を・・・。
グリタホールには30数名の聴衆が参加。セサルの「語り」に「唄」に「演奏」に酔い痴れた。
竹内さん miwanさん miwanさん 歓談@ 歓談A 歓談B
セサルのマネジャー竹内さん CDジャケットの写真はこの方の作品 マナワナ通信担当のmiwanさん コンサート後のセサルも交えた交流のひととき。セサルとそして作曲家・赤川さんのサイン会。思い思いの歓談。アルコールも入ったくつろぎ。

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