明日香亮のつぶやき日記 2003年12月

12月22日(月) 大阪さくら会12月例会(忘年会)
■恒例となった「大阪さくら会」の忘年会がやってきた。例によって会場は原色の街「飛田新地」のど真ん中「鯛よし百番」である。1999年以来、さくら会のメンバーたちは、師走のこの街を訪れること、5回を数えることになる。
 従来、動物園前駅集合だったが、5回目の今回は現地集合の案内である。事前にネットで地図検索してみて意外なことに気づかされる。「鯛よし百番」は、「天王寺」「動物園前」「花園町」の地下鉄各駅からほぼ等距離にある。
■18:00前、花園町駅近くにある職場を出発。東へ数百メートルの阪堺線踏切を渡ってすぐの商店街を北に入る。最初の通りを東に折れる。
 途端に飛び込んできたのは、まさしく旧遊郭の風情だった。どの店もほぼ同じ様式の貸座敷といわれる長屋がずらりと並ぶ。
 午後6時過ぎのこの時刻は、既に営業中。両脇の提灯に挟まれた玄関は、大きく開け放たれ、一際明かるく照らされた玄関座敷に二人の女性が居並ぶ。
 一人は「遣手婆(やりてばばあ)」と呼ばれる中年以上の年配の女性で呼び込み係である。「ニイちゃん!(彼女にとっては中年のオヤジも等しくニイちゃんなのである)」と呼び、「付けてって!」と呼びかける。もう一人は着飾った若い女性で、こちらはもっぱら微笑み返しを繰り返す。
 そんな束の間の非日常のドキドキ感を味わいながら、あっという間に「鯛よし」に到着。職場を出てから15分余りの近さだった。
 (「飛田新地」をキーワードにネット検索してみると「鯛よし百番と飛田新地」というタイトルの飛田新地の風景を余すところなく伝える建築専門のホームページが見つかった。)
「百番」の待合室には、川島、井上、岡、岸さんの幹事の面々が勢揃いし、いつになく気合が入っている?受付でネームプレートと座席Noが渡される。今回は座席指定とのこと。
 19:00前、2階会場に移動。通された部屋は詰め合わせれば20人程度が収容可能な横長の座敷。考えてみれば、12月下旬の祝日前日の格好の忘年会日和である。どの部屋も満席の様子。
 しばしビールを飲みながら参加者を待つ。ほどなく珍しく遅刻の森さんが到着し、持参の資料を参加者に配布。過去の例会の開催リストと今年の4月例会以降の出欠表である。
 参加予定のメンバーの多くが揃ったところで、川島幹事の発声でようやく乾杯。そして司会の岡さんの本日の議事進行の提案。「懇親後、恒例の近況報告をお願いします。自己紹介に合わせて、今回のお題『今年激しく変化したこと』をテーマに、一人2分程度でお願いします。」
■というわけで各自最寄の鍋をつつきながら、宴会突入。そうこうする内、遅刻組も次々顔を見せる。頃合を見計らって、司会者からの「奥の席から順番に近況報告を」との合図。
別名「異人種交流会」の名に恥じず、多士済々のメンバーたちのトークは到底2分では収まらない。合の手の度にしばしば脱線したりもする。
 川村さんにメンテをお願いしているメーリングリストが話題になった。会員の送信メールが全会員に同時に送信されるため、大量のメールを受信するという問題が生じる。反面、出欠連絡のメール等を通じてメンバーの近況を相互に知らせあえるというメリットもある。結局、発信者が事務局宛メールと全メンバー対象メールのアドレスを使い分けることに落ち着いた。
 席順の関係ででトリを勤めることになった小生は、HPの会員プロフィール登録のアナウンスの話題を口にする。この前振りを受けて、最後に井上幹事から今後の会の運営にまつわる提案があった。例会出席率を会員登録基準とする旨の提案だったと思う。ここで森さん配布の例会出席表が活きてくる。
■10時頃、無事お開きとなり、一同玄関前に集合。過去、忘年会の集合写真が一枚もない。今回は是非にという広報担当の要請を受けての撮影である。若い仲居さんにシャッターを依頼。結果的にこれが失敗だったことはご覧の画像でお分かりの通り。右サイドが被写体から漏れている。参加者20名中、2名の方の姿がなく、2名の方の半身がない。記念すべき写真を、関係者の皆さん!ホントにごめんなさい。
 ちなみに今回の参加者は、川島、井上、岸、岡、森、府録、生原、川原、池田、川村、高橋(和)、吉川、平川、菅、谷山、三浦(義)、三浦(浩)、菅野、秋田、日高の皆さんでした。

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