1981.07.25
労組役員・選挙公報

ウルフの型とノーパン喫茶


千代の富士が強くなった
千代の富士がここ1年ほどで急に強くなった。何故だろう?
自分の相撲の型ができたからといわれている。
「左前ミツを取っての一気の寄り」。これがウルフの型だ。
どんな世界でも、「型」を持っているやつにはかなわない。
組合活動にも型が必要だ。最近、ようやくそれが見えてきた。
政策を考えるとき、まず業界比較からやってみよう。
組織活動では「参加と学習」だ。
ノーパン喫茶が流行った。
ノーパン喫茶が、ここ1年ほどで急に流行った。そして、アッというまに下火になった。なぜだろう?
喫茶店は、お茶を飲むところと思っていた。ノーパン喫茶は、「見るところ」にしてしまった。
今までにない発想が、新しいビジネスを創造した。そして我も我ものワンパターンが下火にさせた。
組合も過去の延長線上にだけいては「あした」はない。
今までにない発想が、組合員の新たな参加を創造する。
ひとつの発想への安住とこだわりが、陳腐化とシラケを招く。
ウルフの型とノーパン喫茶
ウルフの型とノーパン喫茶に学ぼうと思う。
活動の基本を大切に、日々、新たな発想で挑戦を試みたい。
エピローグ(蛇足)
今年も立候補の季節がやってきた。
おとどしは「さだまさしの優しさ」を思い、去年は「ジュリーのサバイバル作戦」に驚いた。
そして今年は、「ウルフの型とノーパン喫茶」で迫ってみた。
ワンパターンなのか?挑戦なのか?

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