1983.08.19
労組役員・選挙公報
たかが阪神・・・。されど阪神!!

阪神ファンの屈折
阪神ファンにとって、今年もつまらないペナントレースになりそうな雲行きです。
そんな時多くのファンがするように、「たかが阪神」と思うことで、ヤケ気味に慰めることにしています。
ところが、少しでも勝ちだすと「それでもヤッパリ阪神」なのです。
組合員にとってファン以上のものである筈の組合が、「たかが組合」になっていないでしょうか。
どの組合員の胸にも「キュン」とくる多様な活動提案が必要です。
みんなが少しづつガンバレば、「それでもヤッパリ組合」なのです。


▼ ブリッ子から隣の姉さんへ
つくられた「可愛子ブリッ子」が鼻につき始めた頃、どこにでもいる「隣の姉さん」が登場してきました。
「賃上げするのが組合」といったつくられた「組合らしさ」が、組合員を組合から遠ざけていないでしょうか。虎・アニメ
組合員のありのままの素直な気持ちが大切です。それが組合員の胸にキュンとくる活動の出発点です。

▼ 阪神再建のシナリオ
「目先の勝敗にこだわらず、長期的なチームづくりを!」 誰もが描く阪神再建のシナリオです。
「フロント、監督コーチ、選手がそれぞれの役割を明らかにし、それぞれにキチンと仕事をする。」
この当り前の事を着実に実践した「西武ライオンズ」が優勝しました。
「組合再生のシナリオ」の方向は、見えています。その実行を課題としたいと思います。

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