「アルペンルートの旅」は『乗り物紀行』でもある。JR特急、観光バス、トロッコ列車、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェーと2日間でなんと6種類もの乗り物を体験する旅だった。 |
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JR特急「雷鳥」
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名鉄クレハ観光バス |
黒部峡谷鉄道トロッコ列車 |
9:12 大阪駅のホームに雷鳥9号が滑り込む。カメラ小僧に変身した私は雷鳥の古典的な顔をデジカメにおさめる。
乗車、富山駅までの3時間25分の列車の旅は缶ビール片手のくつろぎタイム。 |
12:37 JR富山駅着。駅の北口に旅行者手配の観光バスが20代前半のヤケに明るいバスガイドとともに待ち受ける。とはいえ47人もの乗客は観光バス定員一杯の箱詰め観光。 |
13:55 黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」着。ここから「鐘釣駅」迄の約1時間のトロッコ列車。進行方向に向かって右側に座ること。右側の雄大な山岳風景と数々の名所に反し左側風景はほとんど山肌ばかり。それとキーッツというレールと車輪の摩擦音は相当なもの。 |
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関西電力トロリーバス |
黒部ケーブルカー |
立山ロープウェー |
翌日ホテルからアルペンルートの一方の始点「扇沢駅」に。ここから「黒部ダム駅」までの16分はパンタグラフのついた電気自動車であるトロリーバス。関西電力経営というのがいかにも「くろよん」に来たという感じ。トンネルの中をひた走る。 |
黒部ダム駅から歩いてトンネルを抜けると黒部ダムの雄大な光景が開ける。黒部湖畔遊歩道にそって徒歩15分黒部ケーブルカー「黒部湖駅」に着く。ここで名物駅員の写真集の売込みも兼ねた案内を聞き、ケーブルカーに。例によってトンネルだけの光景の中の5分間を過ごし「黒部平駅」着。 |
黒部平展望台での立山連峰を満喫した後はアルペンルートのハイライト立山ロープウェーとなる。「大観峰駅」迄の7分は360度眺望の大パノラマが展開する。標高差500m、延長1.7kmの2駅間には支柱が1本もない。 |