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話をする(コミュニケーション)


話をする

 ともかく病院にいる誰かと話をする環境を作るため、2台のMac間でチャットと電子メールのできる環境を作りました。
 
 チャットは文字の入力をするとリアルタイムに相手に伝わるのでわかりやすいという特長があります。電子メールは相手が読むのが非同期のため自分のペースゆっくりと文章を作成することが出来ます。
 
 2つの環境をとりあえず作りましたが、課題として周りの人を含めてスムーズに使用できるように、またプライパシーを尊重できるように運用方法を考えていく必要があります。



関係する(して欲しい)人々

 今まで意志を伝えられたのは指導員ほかわずかな人のみでした。もっと多くの人々と会話の出来る環境を作っていこうと考えています。看護婦さんやボランティアに来ている学生さんも参加できるシステムを使ることができたらよいと思いました。  このようないろいろな人が使えるようにするには、目的に応じて簡単に使えるように環境設定をしていく必要があります。



コミュニケーションシステム

 チャット、電子メールシステムを実現するためのハードウェア構成を示します。
 
 2台のMacintosh間で通信が出来る必要があります。MacintoshにはLocalTalkという標準でネットワークに接続する機能があります。LocalTalkケーブルを2台のMacで接続しました。ただし、このシステムはMacが2台なので、安価なシリアルケーブルで接続しました。3台以上の場合LocalTalk接続用のKitが必要になります。
 
 これで2台のMacintosh間をAppleTalkやTCP/IPプロトコルで通信できるようになりました。



チャットとは

 チャットプログラムによってリアルタイムな会話が出来ます。
 
 チャットプログラムを起動すると入力ウィンドウと表示ウィンドウが表示されます。文章の入力を行うとまず入力ウィンドウに表示されます。一行文の入力を終えたところでリターンキーを押すと、自分と相手の表示ウィンドウに、入力した人の名前と一行分入力したメッセージが表示されます。表示ウィンドウに表示された相手のメッセージに対し返答を入力していくことにより、会話を行うことが出来ます。



電子メールとは

 インターネットユーザにはお馴染みですが、E-mailは通常の手紙と同じように手紙を作成しアドレスを指定して送ると、相手の郵便受けに届きます。(実際にはメールサーバにある)
 
 郵便受けをチェックし、メールが届いていることを知ります。届いていたらその手紙を開封し、手紙を読みます。



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