3.Reduce      化学工学寺子屋


 三浦研究室(東北大大学院工学科) の三浦教授が「産学官」の連携による、
地域の活性化に目を向けたとき(1994年)からこの「寺子屋」構想が始まりました。

   「通訳は 技術の基礎 学ぶ意欲」

 (協)ネプロは、独自の技術を持つことよりも、既存の技術の修得とその改良で良い
段階である。
その上で、ブレークスルーできる技術が産れるわけで最初から世界でも初
めての技術に挑む必要はない。
万能であり、確実性のある技術の方が好ましい。万能で
確実性を持たせるために必要な技術の洗い出しが要求される。地味でも確実性の有る技
術で良い。

 研究や技術は企業ではないのです。人です。人が行うものです。どんなに辛い、理不
尽だと思う立場に立たされても、めげずに頑張る人達であって欲しい。通り一遍の知識
の修得で終わることなく、智恵を身につけてほしい。
何と言っても技術は人がやるもの
です、明き盲では技術はできない。ネプロではすぐに金になるような製品は開発できな
いかもしれない、しかしそれでも、今回のネプロ活動で自分たちの技術が見つかり、そ
の技術が今回開発していく過程で育まれ、力になる時こそ、別な展開も図れると思う。
そういうのを技術という。

 技術は失敗しても技術、我々は一から学べるこの時期を大切にしたい。これを飛躍の
糧にできる幸せを享受したい。


 この、教授の想いはネプロから東北の企業へと広がり、東北大のNICHeの立
  上げやNPO法人環境会議所東北の運営等にも尽力してきました。現在はその後進
  の育成、特に研究生の「人間力」の養成を目指した「寺子屋」の開催に余念がありま
  せん。





  

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