意外なところで日本語(学)・言語学と関わる本

小林信彦『〈超〉読書法』文春文庫
p271「お兄さんの松井栄一氏が」、p272「彼の祖父(松井簡治)」
船曳 建夫『二世論』 新潮文庫 ; (2003/05)
金田一春彦
玉木正之『不思議の国の大運動会』ちくま文庫
p61-76「野球公用語としての関西弁の衰退」
司馬遼太郎『オホーツク街道 街道をゆく38』朝日文庫
「アイヌ語学の先人たち」など、金田一京助など。
文藝春秋編『血族が語る昭和巨人伝』文春文庫
金田一春彦「金田一京助 ズーズー弁仲間の啄木との友情」
今野円輔『現代の迷信』 1961.12.15(現代教養文庫355)
「しゃべれない日本語 忌みことば 花を摘んできます ネズミの年取り」p176-181、「呪術 ネサヨ人形」p185
山路愛山『基督教評論・日本人民史』岩波文庫(webcatplus
日本語・韓語の比較表、マレー語との比較などあり。
本田一郎『仕立屋銀次』 中公文庫(親本は昭和5年刊)
p142-176「隠語いろいろ」
入江相政編『宮中侍従物語』角川文庫
「敬語」の章p46-60(角田素文氏)
『丸谷才一と17人の 90年代ジャーナリズム大批判』青土社
「『広辞苑』『大辞林』『日本語大辞典』を引きくらべる」(井上ひさし・百目鬼恭三郎。p11-42)、「「索引」は情報化時代の鍵の束」(谷沢永一・渡部昇一。p73-102)、「逆引き辞典は搦手から日本語を攻める」(井上ひさし・谷川俊太郎。p219-250)
日置昌一『ものしり試合』サンデー毎日編 現代思潮社1953.8.5(webcat
塙長一郎「言語の話」、安田徳太郎「語源の話」
朝日ジャーナル『現代無用物事典』新潮文庫
禁句集(田中克彦「もっと森を見よう―「単語」から「文脈」へ―」所収)
本田和子『女学生の系譜 彩色される明治』青土社
「宙に揺れることば」(p107-134)など
篠田達明『雨月の人』海越出版社
「すると大人《うし》は、古代人《こだいじん》のことばに『ん』の音はなかった、と申すのか」で始まる小説。webcatbk1
大木康『明末のはぐれ知識人』講談社選書メチエ
馮夢龍『雙雄記』中の日本語歌についての記述有り。p49-51
長谷川 法世『博多っ子事情』 集英社文庫
博多弁辞典(p246-264)など
大庭柯公『江戸団扇』 中公文庫
『皇都午睡』から京阪の言葉違いの引用有り。
『小笠原長生全集 四 皇国海上権力史』平凡社 昭和11.9.18 p16-17
「朝鮮と日本の語脈」とて、日本語と朝鮮語が似ていることを説く。菅沼貞風『大日本商業史』によるという。
小松左京『日本文化の死角』講談社現代新書 昭和52.5.20
「日本語」の由来。p95-124
宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』文春文庫
「「漢字伝来の歴史」とか、「日本の方言地図」とか、(中略)、誰かの顔色を窺う必要がない限り、千年たっても子供が自発的にとりあげるはずのないテーマが並んでいる。」p126
宮城音弥『人間の心を探究する』岩波新書 1977.4.20発行
18「日本人と日本語を探る」
本田宗一郎『私の手が語る』講談社文庫 1985.2.15発行 1989.2.5七刷。
「言葉について」「外来語」。
斎藤美奈子『読者は踊る』文春文庫
「新語事典……」p320-328、「言葉で失敗したくない方はこちらの国語辞典をどうぞ」p375-383、「聖書の日本語訳」など。
百目鬼恭三郎『読書人 読むべし』新潮社 s59.1.15
「辞書」p216-230。
小沢昭一『話にさく花』文春文庫
若杉昇平『昔、三河万歳師の間に使われた隠語集』の転載、p121-130。「江国滋さんの『日本語八ツ当り』を読んで」p206-214。「話術話芸の不徹底的研究」p217-313。
呉智英『大衆食堂の人々』双葉文庫
「封建主義者の漢字講座」p143-170
荒俣 宏『ジンクス〈ギャンブル篇〉』 角川文庫
ギャンブル用語集p210-215など
城山 三郎『男の生き方 四〇選 (下)』 文春文庫
金田一春彦「父よ あなたは強かった」p91-116。「ワープロ誕生」p428
前坂俊之『ニッポン奇人伝』
金田一京助あり。
役割語の使用例
横田順彌『とっぴトッピング』
短編「留守番電話」。「どうみても正しくない公卿[くげ]ことばでいった。……侍ことばとおいらんことばをまぜこぜにしながら……今度は関西弁でいった。……おかまことばでいった。……」
豊田有恒『夢の10分間』講談社文庫
短編「分身」。「外人みたいなアクセントで聞きおぼえのない声だった。……「わたし、あなたの子孫。三十世紀からきたのことある」」
マクドナルド関係
吉村昭『海の祭礼』
筒井康隆『歌と饒舌の戦記』
歴史本の中の日本語
高橋俊乗『日本教育文化史』(講談社学術文庫)三p72
「元禄の頃に廓言葉というものが出来た。」
「意外じゃない」と思われる方もあるでしょう。ご容赦下さい。