故障の原因はレギュレータだった
改めてレギュレーターの外観を見直した。写真右が故障したオルタネータに付いていたレギュレータだ。なにかしら、矢印部分が溶けだしているように見える。
別の角度から見てみる。
手持ちの故障したレギュレータを色々見てみたのだが、こんな溶けているように見えるものはなかった。となると、何らかの異常が起きている可能性が高まったと言える??
そこで最終的な確認。正常なオルタネータについていたレギュレータを、故障したオルタネータに付けてテストしてみた。するとちゃんと発電するようになった。やはりレギュレータが悪かったのだ。
ではレギュレータの何が悪いのか、実際にオルタネータを駆動させながらみてみた。レギュレータには、B端子、F端子、P端子、アースの各端子がある。ここでは特にF端子とP端子の信号に着目する。
F端子はレギュレーターの肝で、ここからパルス状の電圧を出力することによって、オルタネータのB端子電圧をコントロールする。もしP端子から常に電圧が出力されると、オルタネータのB端子電圧は上がり続け15Vを超えてしまう。逆に電圧が出力されないと、オルタネータのB端子電圧は0Vとなる。P端子は、ステータコイルから発生する電圧をモニターする端子である。正常品のF端子とP端子の信号をオシロスコープでみると、下の写真のようになる。左がF端子だ。
こちらは壊れたレギュレータのF端子電圧。非常に低い。またP端子電圧は0Vだった。