旧ホーバー基地&バッテリー交換
話の順番は変わるが、前頁で紹介したのは約15年を経て復活する新しいホーバークラフトである。実は、2009年10月31日まで大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトが別の場所で運行されていた。ここでは、閉鎖された旧ホーバー基地を紹介する。
ここが旧ホーバー基地の入り口。写真右に高い壁があるがこれは敷地の囲いであるとともに、ホーバークラフトが発生する音や風が敷地外に出にくくするためのものである。
上述の壁にはホーバークラフトの絵が描かれている。旧ホーバー基地の名残だ。
海側に回って見た。このスロープからホーバークラフトが出入りしていた。写真右の奥、スロープを上がりきったところに格納庫もあった。
現在、旧ホーバー基地はどうなっているかというと、自動車修理店等の敷地の一部となっている。こんな由緒ある場所を独り占めできるなんて、こんなところで働けるなんて、なんとうらやましい。
感傷と羨望を抱きつつ、バッテリー交換のため出発点でもあるJR別府駅へと移動した。バッテリー交換後に向かったのは上人ヶ浜。ここには別府国際観光港があり、乗船中の船が停泊している。
船と車を並べて記念撮影。クルーズ船入港時は港への車両の立ち入りが制限されるが、バスやタクシーそして乗客が運転するレンタカーは例外扱いとなる。
JR別府駅に戻り車両を返却した後、再び船へと戻った。新しいホーバークラフトの早期運行開始を祈りつつ、定刻より少し遅れて「別府音頭」という歌を聴きながら次の寄港地である釜山へ向けて出港した。船内の様子をちょっと紹介すると、夜な夜なダンスパーティーなどが行われたりする。
次頁では、韓国げげぼツアーをお送りする。