純正ラジエターとコーヨ−ラド製アルミラジエターの冷却性能差

 まずは純正ラジエター。



 75℃の湯を流して、水温が安定するまで放置した。



 湯を流しながら、電動ファンをON。



 ラジエターIN側の温度はほとんど変わらないが、OUT側は61℃程度に下がり、このまま安定した。





 いよいよコーヨ−ラド製のラジエター。



 同様に、75℃の湯を流して、水温が安定するまで放置した。ファン作動前は、純正より温度が低いか?



 湯を流しながら、電動ファンをON。



 OUT側の温度を見ると、純正と有為差がない(と思われる)。単純に数字だけ比較すると、むしろ高い。





 「アルミラジエター=冷える」と思っていたのだが、そうならなかった。アルミは熱伝導度が高い、だから冷えると単純に考えていたのだが、そうではないようだ。
 アルミラジエターが冷えるのは、

 アルミ = 軽い = 純正と同じ質量になるまで容量を増やせる = 冷える

 という図式ではなかろうか。今回のラジエターのように、容量が純正と同じだったら冷え方も変わらないのである。
 アルミラジエターによる冷却実験はこれでおしまい。この結果は、ラジエター選びの参考にどうぞ。