更新履歴 History 2009/04-2010/03


2010年02月19日

 現在、カンボジアにて水ニーズを探す仕事をしております。

 予想どおり、インターネット環境が良くなくアップロードが困難なうえ、これまで使ってたVAIO(旧PC)の電池の故障、新たに調達したPCにHPビルダーをインストールしたはずが起動せず、旧PCで作業すると瞬間停電でデータが飛ぶ...とまあ、八方ふさがりな状況。
 しかし、ここは本当に水技術者にとってはワンダーランドです。湖沼水そのままの給水、簡易な除鉄装置つき井戸水、硫酸バンドを塊のまま使用している急速ろ過(笑)、合理的に設計運営されている緩速ろ過浄水場。施設は立派だけど濁度どろどろの急速ろ過浄水場、施設はぼろぼろだし技術的には凝集沈殿のポイントをつかん出なくて沈殿池の流出濁度は高いけどろ過池を増設するなど必死に努力してよい水を出そうと頑張ってる施設。
 日本に持ってきても恥ずかしくないようなしっかりした水道もあれば、雨水をためて3ヶ月近くその水で生活している集落。地雷のせいで共同の施設運営ができない村落があれば、ポル・ポト派に破壊されたあとベトナム人によって再建された水道....簡易ながら紫外線+膜処理まで存在しておりました!

 カンボジアといえばプノンペンの成功が大々的に宣伝されており、事実たいしたものだと思いますが、これはごく一部でしかありません。全国を足で回れば、そこには「おもちゃ箱をひっくり返したような」世界があります。
 当面、このHPの更新は停止しますが、近況は可能なかぎりブログの方に書きます。また、新聞記事等のストックも帰国後書き起こすべく、継続しております。今回の調査の機会をいただいたみなさまに感謝しつつ、4月上旬の帰国後にでも、特集でレポートしたいと思います。

2010年01月24日

 海外出張をひかえて、手持ちの仕事を片っ端からやっつける必要がありますのでいろいろわたわたしております...もう少しで峠はみえてくるはずですが。

2010年01月17日

 兵庫県加西市で開催された、「加西市の水道事業のあり方検討委員会」に参加してきました。委員会では、水道事業の将来的なあり方について広範な検討がなされた中で、組織運営の形態についてコンセッション型を目指す提案が委員会で審議され、基本了承されました。浄水場のない事業で少々地味ではありますが、送配水の運営も水道の重要な柱ですし、その民活スキームが前進したことは、歴史的な一歩といえるでしょう。
 また、私事なのでブログにも書きましたが、私も、2月上旬からの海外出張が決まりました。こちらも大変楽しみです。インターネットさえしっかりと接続できれば,海外からでもHPの更新は続けることができますが,接続できないこともままあるので,もしかしたら更新が滞るかもしれません。
 もうひとつ。先週の新年会で,愛知県下水道科学館のビオトープの育成にあたる市民団体ビオピースに参加されている先輩から,会の紹介をいただいたので,こちらもリンクを追加させていただきます。
 事業仕分けのような,不安を誘う変化も多いですが,一方では未来に希望を持たせてくれるような変化も沢山あります。行き残る組織は強い組織ではなく柔軟な組織だそうですから,しなやかに行きたいものですね(笑)

2010年01月10日

 土曜日に開催された新年会で京都まで行ってきました。卒業以来、ほとんど欠かさず(一回も欠かしてないかも)参加しておりますと、さすがに相当の先輩方とも面識ができ、年に1度しか会いませんが、みなさんのお顔を拝見するのが楽しみになってくるものです。
 ドンであるS宮先生のご挨拶は、「上下水道システムはそろそろパラダイムシフトをしないといけない時期に来ている」という内容。うーむ。我が国の水道の学識経験者の先生方、みなさんそのような思いをもってらっしゃるようですね。
 また、同期近くの先生方ともいろんな話で盛り上がってまいりましたが、ひとネタふたネタ、新年度にやってみたいようなネタもありまして、これはこれで楽しみであります。
 あとは時間を作るだけです。

2010年01月03日

 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 日経ビジネスの新年特集によりますと、社会の形が大きく変わりつつある今、その大きな節目は2015年になるだろうとのことでした。それまでにあと5年。次の時代に備える心構えが何よりも大切になりつつあるのでしょう。私も変化の時代に備えていろいろチャレンジしてみたいと考えております。
 なお、年頭所感については、徐々にテスト運用から本格運用に移行しつつあるブログの方に書いてみました。年賀状用イラストなどもこちらにおいておきますので、お時間がよろしければおいでください。

2009年12月27日

 年度末の最後の繁忙にめどがつきつつあり、やっと年の瀬が見えてきました。22日に水団連主催で開催された首都圏低炭素化委員会が一つの大きなヤマだったのですが、いろいろご指導と宿題をいただいたものの、ともかくめどがついてよかったです。
 写真は26日にやった水システム国際化研究会。(顔などは一部ボカしてますが。)世界と水をテーマに、我々がとるべき針路を探る活動をしております。もうすぐキックオフから1年が経過しようとしていますが、大体の研究会の方向性も見えてきて、一体感も高まってまいりました。今後の活動にいまからわくわくしています。
 新聞記事の整理、気がついたら1ヶ月分ほどたまってました。全部は終わらなかったので、今週は12月前半分まで整理しました。

2009年12月20日

 土曜日は水団連主催の神奈川県内の水源施設の見学会に参加してきました。城山ダムと宮ヶ瀬ダム、社家取水場と見学。ダムの果たしている役割はやはり大きいと思いました。
 宮ヶ瀬ダムのてっぺんからは横浜が見えるんですね。距離にして40km程度なんだとか。いやはや、これは少々驚きでした。正直いってダムについてはほぼ門外漢ですが、ちょっとは勉強しておきたいものであります。
 今週は日曜日も遠方にて用事があったので、記事編集はおやすみします。

2009年12月13日

 エコ姫なる商品が一部で話題になっているようです。われわれ男性陣には、なかなか分からないことなのですが、トイレの音を消音するための水流音を出す携帯用の装置なんだそうです。
 もちろん、優れた商品ではあります。が、水道へのインパクトはもしかしたらボトル水よりも上かも。ボトル水はどんなにがんばっても2L程度ですが、トイレは1回あたり少なくても数L 使うわけですからね。
 水道経営的には、ボトル水のベンダーがネガティブキャンペーンさえやられないのであれば、むしろボトル水でも酒でもいいのでどんどん呑んでもらって、トイレをどんどん使ってもらうほうがいいのかなぁと思ったりするのです。

 ...

 閑話休題。
 今週は...試験も不合格でした。尿管結石も再発したし、日曜日までずっと仕事だったし...結構いろいろいまいちな週末でした...(T_T)...
 でもまあ、おかげで、いろいろ心機一転。決着さえつけば、次の一手を決めることができますから。 

2009年12月06日

 昨日は水を語る会でした。場所は東京都水道歴史館、江戸から近代、現在までの東京の水道の歴史を広報する施設です。今回はパネルディスカッション形式で,水道の広報について,事業体さんの取り組みや業界新聞社さんのキャンペーン支援活動等についての議論があり,大変有意義な時間をすごさせていただきました。
 ただ,広報,すなわちPR活動としての位置づけを一歩すすめて,マーケティングにおけるプロモーションとしての活動はまだまだこれからであるようにも感じてます。マーケティングとは,すなわち,積極お客を作るための活動。普及促進=プロダクトアウトの時代=には必要なかった取り組みですが,これからの需要減少=マーケットインの時代=においてますます重要性が増すであろう取り組みです。狸ではこれからこの辺にフォーカスして研究をしていく所存です。
 内容の更新はそういうことでお休み。とりあえず急ぎの作業をしないと......

2009年11月29日

 水道会館での会議が終わって,まちあわせのため市ヶ谷の本屋に立ち寄ると,世界の駄っ作機の第5巻が!迷わず購入...とはいかずに,帰宅してから楽天ブックスで購入するあたり,私のせこさもたいしたものであります。
 なぜ水道会館にいたのか....会議の内容は,首都圏水道システムの低炭素化の研究的業務。私の担当パートは水道水以外の雨水,地下水,工水,再生水などを組み合わせることで,二酸化炭素排出量を削減できる余地がどの程度あるかを試算することです。
 来年の水道研究発表会でこの件について発表する方向らしいので,私にも機会がもらえるならこのネタで発表することになりそうですね。もっとも私以外の人が発表することになる可能性も否定できませんが。

2009年11月22日

 一気に寒くなってきました。試験勉強中に後回しにしていた案件のフォローなどいろいろわたわたしてますが,1ヶ月かかってなんとか遅れを取り戻すのにめどがついてきた感じです。
 しかし,やっぱり時間不足で記事の更新のみ...orz

2009年11月15日

 事業仕分けの結果,水道関連予算は削減のうえ地方に移管ということになりました。今年度はともかく,来年度の事業活動に向けてどのような影響が出てくるか。これからしっかりと見定めないといけないようですね...
 ともあれ,今週はちょっとよくないニュースが多いです...

2009年11月08日

 急激に晩秋っぽくなってきました今日この頃。インフルもこれからがシーズン,気を抜かずに健康管理をしていきたいものです。
 今週は,先週開催された水道技術センターの水道サロン第100回記念のパネルディスカッションで聞いたネタを少し追加しました。ただ,メモが不完全で,もう少しウラをとってからじゃないと掲載できないネタもあり,実際に更新できたのはごく一部だけです。

2009年11月01日

 先週の火曜日は水道とマーケティングをテーマに講演をさせていただきまして,大変有意義な一日を過ごさせていただきました。

 また,金曜日は,水道技術研究センターの水道サロン第100回が開催され,AWWAに殿堂入りされた河村先生がご講演くださいました。先生のお話をうかがって,自らの技術の幅の狭さを再確認。やっぱ,エンジニアは常に研鑽しておかないとついていけませんね。まあ,それが醍醐味でもあるのですが。
 最後に開催されたパネルディスカッションで,先生のお言葉。日本基準で物を考えないこと。まずはそれから,みたいな激励のお言葉でした。そういや,丹保先生もそんなことおっしゃってたっけ。
 要するにそういう時期なんでしょうね。発展途上国ですら,海淡ぐらい普通に使いこなしているし。イエメンでもフィリピンでもそこらじゅうに水道設備屋さんがあって,フィリピンに至っては,膜モジュールなんぞスーパーで売ってるんですから....
 今週は余暇時間を先週の試験結果の分析で使い切ってしまったので,もういちど,記事はお休み。でもストックはしてますので。

2009年10月25日

 本日は中小企業診断士の二次試験でした。つかれたべ.... ということで,今日の更新はお休みです。
 なお,今週火曜日には,「水道事業者と消費者のコミュニケーション」について,水道協会埼玉県支部事務研修会にて,講演をさせていただきます。マーケティングの視点から,どのような広報が水道の満足度向上に役立つのか,分析的に提案させていただきます。
 当日はよろしくお願いいたします。m(_ _)m

2009年10月18日

 3週間にわたるフィリピン出張から帰宅しました。やや限定的ながら,ひさしぶりに取水施設や浄水実施の基本設計,配水管の運用方法を含めた能力の検討を行ったので,時間のたつのも忘れて没頭しておりました。これが実に楽しい。やっぱり私のメインドメインは水道の計画や設計だと実感しました。

 作業そのものは大体納期どおりに完成させたのでコンサル仕事としては問題ない成果を出せたと思いますが,プロジェクト全体の成功の見通しは決して明るくない状況です。

 理由は諸般の事情により詳しくは書きにくいのですが,その背景には,海水淡水化技術は,水不足の地域ではすでにごく当たり前に普及している技術であって,別に高度でも特殊でもない,という厳然たる事実があります。

 今回の現地でも,リゾートはほぼ100%自前で海淡を持ってますし,地元資本の海淡浄水場みたいなのもありました。そもそも,一般に普及している20L入りの飲み水ボトルサービスのラベルには Reverse Osmosis とでかでかと書いておりますな。これ,20Lで50円程度です。たしか。

 このように,普及品ですから,いくらでも安い値段で自由に調達できる。高いお金を支払うのは,よほど価格弾力性の低い特殊なお客だけ。勢い価格競争になってしまうのです。

 現時点では普及品と差別化ができるほど技術面での差があるわけでもない。「日本の高い技術」なんてのは,誤解を恐れず極論すれば,日本のお客だけが求めている技術に過ぎないのです。多くの日本の水企業は日本の顧客向けに特化したサービスを提供しているので,ぜんぜんニーズの異なる世界では全く通用しません。これが世界で勝てない理由です。

 某研究会へのあてつけみたいな日記になってしまいましたが,水環境学会でのパネルディスカッションや水システム国際化研究会で懸念していたことについて,直接自分で計画設計する機会を通じて得た確信です。

 ではどうするか。実は,ここから先が経営コンサルタントたる中小企業診断士の領分なわけですな。もちろん,簡単ではないですが,手はあると思ってます。来週はいよいよ二次試験なので,とりあえず今週はこちらをなんとかがんばりたいと思います。

 ....この辺については,時間が出来次第,論文の形でどこかに投稿させてもらうつもりです。水環境学会の許可はもらいましたので。

2009年10月11日

 海外出張も残すところ1週間を切り,第一次調査のクライマックスでもあるサイト選定についても先方との意見調整が終了。方向性はおおよそ固まったので実施基本設計を今週中にやって先方との調整を行って帰国する,そういう段取りに入ってきました。

 9月20日の第12回日本水環境学会シンポジウムで司会をやったときのテーマが,「膜技術をもって世界で勝負,その展望は?」だったもんですから,引き続いてその実現可能性調査をやってるような印象です。

 で,気になる結果は.....これは,書いていいかリーダーに聞いて,OKが出てからにします。

 新着記事は収集のみ....週末はいろいろ忙しかったもんで。いや,まったりするために忙しかったもので(笑)

2009年10月04日

 引き続きフィリピン国はセブ市に来ております。

 日本ではない国で仕事をしておりますと,日本では使わない材料や,技術的にはやや?でも稼働している施設。水需要の大幅な伸びと水不足の中でどのような計画がいいのか。資材の確保調達がネックになる中での最適設計とは。日々様々な刺激があります。

 逆に,たとえば期日通りにしっかり支払った場合の割引や延滞加算料金のような,日本ではあまり見ないけども,いいな,これ,といったシステムも。この辺は水システム国際化研究会などでも共有していきたいなと考えております。

 課題としては,やっぱり生活のリズムが乱れがちで疲労が取れにくいこと,ネット環境など設備の悪さかなぁ。

2009年9月27日

 初めての海外出張でフィリピンにきております。まだ落ち着いてないんで更新はしにくいのですが,ブログの方にはなるべく近況を書くようにしたいと考えてます。
 新聞記事の更新はそういうことで,今日はお休みです。出発準備のときにえらくばたばたしましたもんですから....

2009年9月20日

 9月14日,第12回日本水環境学会シンポジウムの「膜を利用した水処理技術」セッションにおいて、パネルディスカッションの司会をさせていただきました。テーマは膜技術を武器に世界に打って出る,その可能性は!てな感じです。当日の議論はまた機会があったら書きたいと思っておりますが,まあ,世の中甘くないなぁ,ってなところが結論でした...
 さて,来週日曜日から初の海外出張で,フィリピンに行きます。ページの更新はできるだけ続けるつもりですが,なんせどうなるか....現地事情がわかりませんので。更新がうまくいけば,南の島の写真がここに載るでしょうし,だめだったら更新は10/17までお預けです。
 そのフォローというわけでもないのですが,右上のお知らせ欄に,二つほど,インタラクティビティのあるサイトへのリンクを置いてみました。Mixiの水を語る会のコミュニティ(支部)と,テスト運用中のブログです。そちらだけでも更新できるかもしれませんので,ご参考いただければと思います。

2009年9月13日

 日曜日は水を語る会が開催され,塩素消毒,ダクタイル鋳鉄管の開発秘話をうかがってきました。塩素消毒における米軍の指導とわが国の対応。ダクタイル鋳鉄管技術はどのようなきっかけで今の体系になっていったか。教科書のどこにものっていない,しかし知ってると知らないではぜんぜん技術の理解度が違うお話でした。そのうち,本日のネタを当サイトにも追加していきたいと考えております。
 特に,塩素消毒と急速ろ過の関係性は考えさせられました。戦前は緩速ろ過中心だったのが,米軍の塩素消毒の指導とあいまって,ろ過方式がアメリカ式の急速ろ過に切り替わっていった....ようにうけとりましたが間違ってるかもしれません。
 逆に,浄水場のエネルギー使用量を削減する方法を議論していてふと気づいたのですが,現時点での究極のエコ浄水場は緩速ろ過だなぁと思うのです。巨大な調整池を作って,人手を勘案しないで済むなら,紫外線の効果や生物による酸化のおかげで塩素の使用量も減らせる。
 もちろん大変な用地・人手リソースが必要なわけですが,原始的な技術に立ち返ることは一つのイノベーションの形だと思うのです。その辺の研究開発やってみたいですね。
 あと,水を語る会のMIXI支部のテストを開始しました。興味があってMIXIに抵抗がない方,おいでくださいませ。

 なお,新着新聞記事は一週間遅れです。だんだん遅れ気味になってるのがつらいころ。体制立て直したいっす。

2009年9月6日

 先週は,岩手紫波地区水道事業協議会にて,「水道事業におけるリスクとその制御」についてお話をする機会をいただきました。さらに翌日午後には水道施設を見学を通じて,浄水施設や配管設計の改善点などについて意見交換をさせていただきました。
 また,矢巾町さんの取り組んでいらっしゃいます,水道サポーターとの交流による水道ビジョン構築の取り組みを見学させていただき,様々な示唆をいただいてまいりました。さらに,盛岡名物のジャジャ麺や冷麺,その他盛岡を満喫させていただきまして。
 交流し,学び,考える。技術屋冥利に尽きるというものです。最高の2日間を本当にありがとうございました!

2009年8月30日

 頭書きにありますように,9月1日に水道とリスクマネジメントのお話をさせてもらいます。この週末はその準備ということで,パワーポイントなど沢山作ってます。
 主たる論点は,「公共水道としてのリスクマネジメント」のカラを破ること。なんてかっこいいことを考えて作る割りには実力は足りないもんですから,筋は脱線気味だし,量もどんどこ増える増える。まぁ,その辺は自業自得というやつであります。
 一度資料作ってしまえば,あまり準備せずとも何度でも使えますので,お話をさせていただく機会をいただけるならどこでも行きますよ,できれば南の島とかがいいな....とか冗談で言ってたら,講演ではないけど,本当に南の島に行くことになりました(^o^;)。

 うーん。言ってみるもんだ....

2009年8月23日

 次回の水を語る会を9月12日に控え,HPに掲載するためのリレーエッセイを書きました。事務局長からは近況ネタを,とのことだったので,診断士試験関係について書いてみました。アップされる時期は不明ですが,ちょっと辛口?のことも書いてみましたので,お時間のよろしいときにでもご覧頂き,コメントなどいただけると幸いです。
 HPの更新では,記事関係を3週間分一気に追加して遅れを取り戻しました。通常,夏休みの時期は記事が減るのですが,豪雨があったり地震があったりと,いつもよりかなり多めでありました。
 しかし,やたらめったら手持ち,結果待ちの案件が多い上に諸事情が....結構,ピンチです。

2009年8月16日

 現在,経営コンサルの資格をとるため,日曜日の予備校に通ってるのですが,しつこいほど出てくるのが,ネットをつかったプロモーションの話。少し影響をうけまして,狸を利用した双方向のコミュニケーションの方法など,いろいろ検討を始めております。アンケートもその一環ですね。
 ブログなど近況報告も準備中(実はこっそり試験運用中)ですが,今回は今後の日程など少し追加してみました。
 そのせいではないけど,記事収集は一日休み。模型のサイトの方はもっと止まってます...

2009年8月9日

 この週末は試験でした。ということで,記事のみ,先週分をアップしてます。来週には追いつく予定。
 え?試験結果の感触?....しんどいです....orz

2009年8月2日

 この週末は技術士試験の二次試験が開催されているはずです。受験されている皆さんのご武運をお祈りしております。
 私の方は試験は来週です。去年の過去問やってみて,点数が悪くてこっそりと落ち込んでおります...そんなこんなで,今日は記事編集もお休み。ストックはしてますので,来週まとめてうぷですね。
 はぁ...いろいろ修羅場です。

2009年7月26日

 本日も更新は記事だけですが,しばらくはご容赦くださいませ。

2009年7月19日

 3連休中ですが皆様いかがおすごしでしょうか。私は目下試験勉強中です。8月8〜9日までに実施される1次試験が一つ目のハードルなので,そこまでは少し更新は緩めになっております。

2009年7月12日

 都内は都議会選挙で昨日まで大騒ぎでしたが,今日はまあまあ静かでしたか。ただ,明日からうるさくなるネタがたっぷりしこまれたということでしょうか。
 私の方も大体にたような状況です....
 サイトの更新では,国庫補助関係のメモを少々追記しました。

2009年7月05日

 なんやかんやとめまぐるしいです。ほんと。
 当サイト関係では,収集情報を2件ほど更新しました。あと,水を語る会とかのリンクバナーを少々作り直しました。

2009年6月28日

 アンケートへのご参加をいただきました皆様,まことにありがとうございました。個人情報保護の視点から,回答者情報をあえて集めないようにしているので,いただいたご意見をもとにした議論などができないのがやや残念ですが,いろいろと参考になっております。
 これまでにご回答いただいた内容を俯瞰して思うのですが,技術ニーズが間違いなくあって,こちらも技術サービスを提供したい思いがあるのに,それを結びつける仕組みがないのがなんとも歯がゆい。正直,いろんな地方の水道計画や施設を見て,なんでこんなちぐはぐな計画や施設になってるんだろうと思うことは決して少なくないのです。もちろん,すばらしい設計に感動を覚えるようなケースも沢山ありますけど。
 弁護士や税理士に相談するように,もっと気軽に水道技術や水道経営についての課題を専門家に相談できる仕組みはどうやったら作れるか。アンケート結果も参考に,次回の水を語る会でも先生方や先輩方に議論をふっかけてみようと考えてます。
 アンケート窓口はしばらく置いておきますので,もしよろしければ,どしどし思いのたけを書いてもらえるとうれしいです。
 また,今週土曜日には,水システム国際化研究会の第3回が開催され,こちらも大変たのしかったです。想像以上に意見がまとまらなかったのがやや意外でしたが,「国際化」のキーワードひとつとっても,いろんな考え方がある方が自然なわけで,むしろいいことでしょう。
 さらに日曜日は予備校いってたりします。したがって,今週の更新は記事のみです。
 まあ,いろいろ忙しいですけどね。こういうことに取り組むのは,大変楽しいことです。

2009年6月21日

 今週中に開設9周年を迎えます(創設は2000年6月24日)。9周年を記念して,水道技術と水道経営の今後を考えるため,アンケートを設置してみました。差し支えなければご参加いただけるとありがたいです。

2009年6月13日

 昨日13日は水を語る会の総会でした。収支決算報告と来年の事業活動などの説明で,なかなか東京には集まれない全国の水道人の交流の輪をつくっていく方針が提示され,承認されました。なお,次回は9月12日です。今から予定をあけておくべし。
 これまで,発起段階の参加者は業界の重鎮ばかり目立って,若手にはちいと敷居が高いとの声も聞かれましたが,すでに事業体の最前線で活躍している人や民間水道周辺企業の新進気鋭の若手も自腹で積極参加してくれる状況ができつつあり,こういう水道の仕事が好きな人たちと交流できることは無上の喜びであります。大げさでなく。
 さらに,記念講演では,江戸水道の組織と経営に関するお話をいただきました。これがまた,異様にレベルの高い講演でした。江戸時代の水道がどのような組織で誰が資金を調達してどのように運営されどう変遷していったか。欧州では150年前からどうのといいますが,わが国には400年間継続した官民協働の知恵があったわけで,これこそ世界に誇れる水道制度なんだなぁと思いましたね。

 さて,考えてみると,当サイトももうすぐ開設9周年を迎えます。(創設は2000年6月24日)少し思うところがありまして,サイト名称と主旨を少し変更しました。これまでは「水道技術情報 狸の水呑場」でしたが,これからは,「水道技術経営情報 狸の水呑場」として,経営関連情報ももっと充実させていきたいと考えております。

 といいつつ...4月に実施された水質基準見直しを反映させるのを忘れてたので,今週はその修正などを行いました。このページをはじめたころと比べてこの手の規制関連情報は公式サイトを見てもらう方が間違いないといえばないんですけどね。
 そして,今週は記事も多いです。西日本で渇水傾向が鮮明となり,対応が強化されつつあります。

2009年6月7日

 週末に勉強しにいってたので更新は記事のみです。もう少しちゃんと手をいれてサイトも充実させたいのですが...うむむ。

2009年5月31日

 新型インフルエンザ関連はかなりおちついてきました。まだ終わっていないとはいえ,関連情報はおおよそ周知されているようでもありますので,当サイトでの注意喚起は終了します。
 今後,当面の間に求められるのは,今回のインフルエンザへの対応のレビューとBCPへの反映ですね。マスクは確保できたか。社員への行動指針は迅速に周知できたか...いろいろまとめておく必要があるでしょう。
 今回の騒動のおかげで,「前例がないから仕方ない」では逃げられなくなったとも言えるわけで...そっちの方がある意味怖いかも。
 当サイトの更新関係では,フッ素の処理に逆浸透などを利用するケースについての記述を追加しました。

2009年5月24日

 新型インフルエンザについては,今後,機動的に対応方針が変更される可能性がありますので,以下のサイト等を参考に,最新の行動指針にしたがってください。命の危険がさほどでなくとも,仕事に差し支えるリスク,風評被害のリスクは,依然,小さくありません。

  今週はそんな中水道研究発表会が開催され,私も参加させていただいてまいりました。毎度のことですが,質問がない場合にはなるべく質問をするようにしてきました。
 心がけたのは,何がしかの取り組みの成果の発表に対して,「どうしたらその取り組みが他の自治体にも広がるか,そのためにはどのような組織や考え方が必要か」ということです。まあ,今年は去年よりもおとなしい質問しかしていませんが...
 内容の更新は今日はお休みです。来週の出張準備が終わっておりませぬゆえ...

2009年5月17日

 新型インフルエンザについての注意喚起です。(当時)

 新型インフルエンザは関西地方での感染の拡大が確認されました。これにより、「第二段階(国内発生早期)」に入ったことが確定しました。ウィキペディアには詳しい時系列情報が掲載されています。
 ウィキペディア−2009年新型インフルエンザ
 先週のトップページでも掲載しましたとおり、水道事業体職員や受託水道会社の職員は、停止できない社会インフラを担うため、特に重点的な予防策が求められます。
 これまでの情報では、新型インフルエンザによる死亡リスクが特別に高いわけではないようですし、治療も十分に可能と思われますが、発症者のみならず接触者まで含めて長期間隔離される場合がありうることを考えると、水道事業や関連企業の業務への影響は甚大になる可能性があります。
 なお注意点として、新型インフルエンザではないかなと思われるような症状が出た場合、一般の病院にいかないで、まず相談窓口にといあわせてください。ちゃんと空気感染対策ができる病院が紹介されるそうです。

 今週は水道研究発表会が開催されますが、水道人たるもの、一般市民よりもハイレベルの予防策を心がけたいものです。
 当サイトにも、新型インフル対策のページを追加しました。
 ...とえらそうなことを書いてますが、自戒をこめて。私自身、さっきコンビニ行ってマスク買ってきたところですから。(^o^;)

2009年5月10日

 新型インフルエンザの発生と感染拡大を受けて、フェーズ5に進んだタイミングで、厚労省健康局水道課から水道事業体に対して対応策検討の事務連絡が送付(4月27日付以降断続的に事務連絡)されるなど、水道界においても対応力のチェックが進んでいます。今回のインフルの被害は現時点では危機的ではないようですが、将来に備えて危機管理能力を磨く機会ととらえて、体制の確認を行う必要があるようです。
 サイトの更新関係では、「水を恋人に」を紹介に加えたかったので、この紹介の部分を中心に、若干デザインを更新しました。また、更新関連では紫外線消毒の記事の若干修正などを行っております。
 なお,記事更新が少ないのはGWのせいでしょう。

2009年5月3日

 連休中ですので記事のみ。言い訳になってませんけどね。

2009年4月26日

 60万ヒットをいただきありがとうございます。 m(_ _)m
 今後ともがんばりますのでよろしくお願い申し上げます。
 ただし...記事が2週間分たまってたこともあり、内容の更新は今週はお休みです。

2009年4月19日

 今週はイベントが集中して,多忙でしたが大変たのしうございました。
 先週水曜日には,山村ソンボウさんの自伝的著作,「水を恋人に」が完成し,お披露目の会が開催されました。入手をお考えの方は,水道産業新聞社紹介ページをご参考くださいませ。私も1部入手させていただきました。
 さらに,11日土曜日に開催された水を語る会に参加してきました。愛知用水の記録映画とその解説,懇親会での意見交換。大変たのしうございました。えらいひとたちがいっぱい参加されるので少々どぎまぎしますが,若手で意識の高い人と交流できるのが何にも換えがたい体験です。膜やら経営やら市民参加やら,いろいろとヒントをもらってご機嫌で帰宅しました。
 このほかにも,水循環会議やら,座談会やら,水システム国際化委員会やら...明日からの後始末が大変であります。
 さらに...日曜に模擬試験があったりしたので...記事の更新はお休み,来週まとめて行います。

2009年4月12日

 一気に暖かくなりました。
 景気の方は...まだ寒々のようではありますが,だからこそ,立ち振る舞いだけは暖かく,といきたいところです。
 暖かいつながりではないですが、今週の更新はGHG関係。水道事業のCO2排出量についての資料をもとに、他の産業と比較してみました。

2009年4月5日

 年度がかわって今週から新年度入り。結構,出会いと別れの多い年度末でしたが,自分周辺ではそれほど大きなのはありませんでした。年度末関連で,履歴関係のサイト構成の修正など行っております。



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