水処理設備
生物処理
- 【経010420】荏原とその他6社がNEDOの元トリクロロエチレンの分解細菌を利用した地下水浄化設備を開発。
- 【西000725】北九州市の本城浄水場に粒状活性炭を担体とした生物処理システムが完成。
- 【産020429】大阪府庭窪浄水場で繊維担体ろ過による生物処理設備を導入へ。
pH調整設備
- 【産010820】米子市戸上水源地(41,000m3/日)にて消石灰・炭酸ガス併用注入設備が稼動。すでに全国8ヶ所で実績。
特殊処理
- 【週011121】グリーンビル水道会社が水源のウラン汚染対策として200万ドルの補助を受けることに。
- 【週020117】米国地方部の水道事業体がヒ素対策を表明。このほか,微生物関係や消毒副生成物,六価クロム,関連で様々な動き。
- 【工020220】福岡市の鎌田バイオ・エンジニアリングが磁性体凝集剤を利用した油除去システムを確立したと発表。
- 【京030327】滋賀県山東町で4000m3/日の硬水軟化設備が稼働。膜処理方式。
- 【水030714】滋賀県山東町はRO方式(4,000m3/日)による軟化処理施設を導入。
- 【071001】旭化成ケミカルズが新開発のリン吸着剤を利用した回収システムの販売へ。
窒素対策
- 【西000615】畜産環境整備機構による地下水のイオン交換方式による硝酸態窒素除去実験で約60%除去の効果が公表。
- 【毎011026】環境省の「環境技術開発等推進事業」の一環として,農業技術研究機構と新日鉄化学総合研究所が茶の産地における過剰施肥による窒素汚染の対策浄化実験を開始。
海水淡水化
- 【経000826】東洋紡と住友商事,台湾が計画する13万m3/日クラスの海淡設備受注で基本合意。
- 【経001212】東レがスイスの水処理装置販社に資本参加,世界市場を見据えた戦略の一環。
- 【西010205】福岡地区水道企業団で海水淡水化施設が着工。
- 【西010821】鹿児島県与論島の海水淡水化施設が順調に稼動。総事業費11億1,000万円,窒素除去を兼ねて600m3/日の処理水量を有する。
- 【週011025】フロリダのTAMPA
BAY,脱塩設備の設置にむけた法廷闘争に勝利。
- 【水050804】福岡地区企業団,海淡で発生した濃縮海水をm3あたり50円強で販売へ。
- 【時060529】カタール国にて中部電力が発電設備と海水淡水化をセットで行う事業を開始。
- 【071004】台湾がサウジアラビアの発電所建設で、官民挙げての受注活動により受注を有力視されているとか。100万トン規模の海淡施設の建設計画。
- 【080616】中部電力,中東のカタール国で発電・海淡プラントを完成。
濁度処理膜
- 【工010214】日本ガイシ,セラミック膜による中・大規模の上水道用浄化プラント事業への本格参入を発表。
- 【工010215】旭化成,米ポール・コーポレーションとMF膜に関する業務提携を拡大へ。
- 【毎010323】栃木県今市市のUF方式の浄水場が竣工。オルガノによるプレスリリース。
- 【水010329】水道機工,クラレと共同で原虫対策用に特化した膜ろ過装置を開発。
- 【中010705】日本ガイシのセラミック膜システム(3400m3/日,3億8,000万)が東京都大久野浄水所で採用される。
- 【工020809】三菱レイヨンが水道用中空糸膜のビジネスを拡大する方針を発表。
- 【工030603】日立プラントが下水汚泥分離に膜を使用したシステムのプレス発表。
- 【工031018】水道機工が栃木県藤原街の水道用膜ろ過施設(330m3/日)を受注。
- 【工031127】ドイツのケルヒャー社が膜処理設備の日本への売り込みを開始するとのこと。
- 【産040209】東京都が砧浄水場(緩速ろ過)に膜ろ過施設を設置する方向。日量80,000m3/日は日本最大となる見通し。
- 【毎040216】鳥取県鳥取市が膜処理,緩速ろ過施設実験設備の見学会を募集。市の委員会も視察を実施。
- 【水040226】JWRC,膜モジュールや膜ユニットの規格統一に向けた取り組みを開始することに。
- 【水040802】北海道猿払村で緩速ろ過池の改良用の浸漬型膜ろ過モジュールの設置へ。
- 【050609】水道用膜モジュール規格の統一は延期、専門委員会の再度開催へ。
- 【050630】茨城県の日立系商社がプールの水を飲用とする装置を開発。
クリプト膜
- 【産011210】クリプトをターゲットとした目の粗い膜(水道機工)が水道技術研究センターの認証を取得。
- 【水020902】山形県山形市の簡易水道で水道機工のクリプト対策膜が5月より供用開始,同社のこのタイプの第1号とか。
- 【産021223】膜分離技術振興協会が大孔径膜の新規格制定へ。
- 【工020123】水道機工,クラレが東京都羽村市に大口径膜モジュールを納入。
- 【040412】日水協とクボタ,遺伝子レベルでクリプトを検出する装置の実用化研究に着手。5時間程度で有意に検出可能とか。
フッ素添加
- 【水001123】水道のフッ素添加が話題に。各方面から見解が出される。
- 【週011107】米国カリフォルニア州サンタモニカで2年間の討論の末フッ素添加を決定。
- 【琉020303】沖縄県具志川村などが水道へのフッ素添加推進の立場でのシンポジウムを開催。
- 【毎020509】「薬害オンブズパースン会議」が水道水へのフッ素添加に反対を表明。
- 【琉020513】フッ素添加設備の導入反対を掲げて当選した久米島町(旧具志川村が合併して誕生)町長がフッ素添加中止を表明。全国で初めての導入推進事例とみられていた。
- 【琉030712】沖縄県の嘉手納基地で,基地内の水道水にフッ素を添加する方針を決定。
高度処理(オゾン,活性炭,生物処理)
- 【工010316】ユニチカ,活性炭繊維による悪臭処理装置の販売を拡大へ。
- 【工021016】インパルが放電電極が回転する高性能オゾン発生機を西原衛生工業所を通じて販売することに。固定式よりも30%程度高性能とか。
- 【毎041118】東京都の朝霞浄水場の高度処理施設が完成,供給開始。
- 【工050517】群馬県前橋市の県衛生研究所が三洋電機と共同で炭素繊維電極とオゾン処理による水処理設備を開発中とか。ただ,この研究所の所長は「薬品を一切使わずに完全殺菌できる技術は例がない」とか言ってるらしい...膜処理やら紫外線やら電解方式やらでも十分相当すると思うが?
- 【051210】京都府京都市の高度浄水処理導入検討委員会が,京都市においても高度処理の導入は不可欠との見解を示す。
- 【060428】広島県三次市に13000m3/日の膜処理施設が完成。
消毒設備
- 【水000803】ビー・エム,電解式混合オキシダント(次亜,二酸化塩素,オゾンの混合液)消毒装置の販売を開始。
- 【週011107】EPAが塩素ガスの消毒剤としての再評価の結論を2003年まで持ち越す見とおしに。
- 【工011127】三浦電子,PETボトルで電解酸性水(消毒剤)を生成する商品を開発。
- 【週020206】米マサチューセッツ州でUV消毒が導入される。
- 【産020318】紫外線による原虫不活化の研究を水道技術研究センターが開始することに。
- 【産020624】宇部市水道局が高濃度次亜(5%)を導入。ACT21プロジェクトの研究成果とか。
- 【時021112】三洋電機が貯水槽用の電解式消毒設備を発売へ。
- 【工030107】富士電気が電解式消毒設備と制御技術の組み合わせでビジネスモデル特許を出願。
- 【工030908】兵庫県尼崎市のダイソーエンジニアリングが小型の二酸化塩素発生装置を発売。
- 【070724】タクミナ、食品・飲料水工場向けに低塩素を活用した消毒装置を発売へ。
凝集・沈殿・懸濁質分離
- 【水020117】川崎市水道局がポリマー凝集剤の実験を開始。
- 【工020719】日立プラントと前沢工業がアクティフローの技術導入契約。
- 【工020722】水道機工がポリシリカ鉄凝集剤のライセンス契約による全国展開へ。
- 【水021028】水道機工がポリシリカ鉄系高分子凝集剤(PSI)説明会を開催。
- 【経021027】明治製菓がグルタミン酸系凝集剤市場に参入,販売を開始。
- 【産021028】大阪市水道局が技術開発研究実施要綱を定める。これに基づいてクボタと共同で高効率凝集沈殿方式(JMS)の実証実験を実施中とのこと。
- 【毎021227】山口県宇部市で,宇部高専と地元企業4社が「微細気泡式水質浄化装置」の実証実験結果を発表。
- 【F031216】水道機工が青森県十和田市でPSIを使用した浄水処理設備を受注。
- 【京031227】京都市水道局が進めてきた蹴上浄水場(日本で第1号の急速ろ過方式の浄水場)の改良工事が完成,既に共用中とのこと。
- 【工041220】横浜の企業が微細気泡の発生装置を開発。
排水処理技術
- 【中001208】アイサン工業,多孔質鉱物を主原料とした排水用の無機系凝集剤を開発。
- 【経010424】小塚エンジニアリング,減圧加熱法による脱水処理装置を発売。
- 【工020909】ユニチカが省スペースの汚水処理システムを発売。
- 【工021213】JR貨物が汚泥等の産業廃棄物,一般廃棄物の輸送を鉄道にシフトするよう呼びかけ。新たに製作した「環」マークを付けるとか。
- 【河040113】宮城県企業局が浄水汚泥のゼオライト様セラミックス化に成功したとのこと。
- 【産050725】西原環境テクノロジーが省エネルギー型の遠心脱水装置を開発。
浄水汚泥処分
汚泥処理処分
- 【毎020215】大分県宇佐市の産廃会社が浄水場の汚泥を20年にわたり不法投棄していたことが発覚。マニュフェストの不備など市の責任を問う声も。3月13日,問題が議会で取上げられ,随意契約が地方自治法に適合していなかったことが答申される。6月20日,関係者の処分。
- 【西020426】福岡県の穂波町,稲築町,桂川町,庄内町で,水濁法の規制対象外(1万m3以下)で合法であるにもかかわらず,急速ろ過方式の浄水汚泥を遠賀川に放流していたことが問題視される。各町とも処理方法を再検討するとしている。
- 【河040414】宮城県若柳町,金成町の浄水場が浄水汚泥を河川放流処分していたことが判明。県は県内の全ての市町村に対して処理状況の報告を要請。
- 【毎040823】長野県塩尻市の浄水場で汚泥を過去に何度か河川に排出していたとして問題化。天日乾燥床の増床後は収まっていたが,汚泥をセメント原料へのリサイクル使用に切り換えたところ,含水率の要求が厳しくなったため,以前のような汚泥排出が行われてしまったとのこと。運営マニュアルの見直し等の対策を即時実施,乾燥床の増床などの対策について県議等からの指摘。040915,松本地方事務所が水濁法に基づく改善命令。
- 【毎040831】長野県岡谷市で,市営の小井川浄水場が浄水汚泥を一日あたり35kgを川に戻していたと報告。塩尻市で問題化したことをうけて,問題との認識を持ったとの由。040908,汚泥に水濁法の規定に基づく基準値の3倍のヒ素が検出されていたとの報告。
- 【毎040928】長野県企業局が汚泥を河川排出していた件で,技術担当者が違法性をあまり認識していなかったとの報告書が出される。041009,警察の捜索が始まる。
- 【毎041008】佐賀県佐賀市,浄化槽業者が上澄み水を排出したことを不適切として指名停止2ヶ月。
- 【毎041130】長野県企業局の本山浄水場からの汚泥排出問題で,漁業組合が補償請求。関係職員の処分も実施される。
- 【時050119】長野県塩尻市の浄水場からの汚泥排出問題について,県警が担当者を書類送検。
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