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経済効率至上主義批判



 機械化や情報化に伴う産業の効率化がもたらす物とは一体何なのか?

 「経済発展」と答える人がおそらくは多いと思います。結果的にそうなって来たのは確かに事実ですが、でも厳密にいうならば少し違います。
 産業の効率化がもたらした物は剰余労働力である、というのがより的確な見方だと自分は思います。

 生み出された余力を他の経済分野に回す事で――例えば狩猟から農耕生活にシフトする事で生まれた余分な労働力を、治水や灌漑、他国家との闘争の為の軍備、そして工業へと転換してきた様に――経済発展がなされた事は事実ですが、しかし、その余った労働力の行き場が無くなってしまったら、果してその先の経済発展はどうなるのか?
 労働力が余る事によって新たな産業分野が生まれ発展するというのも、一つの真実だとは思いますが……。

 反グローバリゼーションの農民達によるマクドナルドへの抗議運動、なんて事もヨーロッパでは起きている訳ですが、この日本でも思いもかけない視点から経済の効率化に対する疑問の動きが始まっていました。


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 反グローバリズム運動は、手打ち蕎麦・饂飩・ラーメン・トンカツ屋との連携をはかるべきです、多分。


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