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音楽の話、あるいは教育のことなど、気まぐれに書いております。

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2024年1月1日(月)《元旦》

明けましておめでとうございます。今年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。私の近況←ここをクリックください。


2023年12月31日(日)《大晦日》

私自身はなんとかこの一年が無事、終えることができました。しかし、大切な人を亡くした方も多いことと思います。ウクライナ、パレスチナガサ地区など、世界を見渡してみればあけましておめでとう、、、とはとても言えないような死の淵に晒されている人々も数多くいます。また、日本の音楽の世界に向ければ、高橋幸宏さん(70歳)、坂本龍一さん(71歳)、谷村新司さん(74歳)、もんたよしのりさん(72歳)、大橋純子さん(73歳)、KANさん(61歳)、などが他界されました。60歳70歳ではまだまだ若い。平均年齢には到達していません。特にYMOのメンバーである高橋幸宏さん、坂本龍一さんの死は人々に大きな衝撃を与えました。そして我が国は社会問題、少子化問題、政治問題など解決に至らない多くの問題を抱えていますが、今こそ、社会に対しても自分に対しても大きな夢は常にもって一人一人がよくしていこうという気概を持って解決に向かわなければなりません。


2023年12月30日(土)《忘年会》

、昨日は親友たちと忘年会を国立の《国立村酒場》 で楽しくやりました。本音で話ができるのはこういう仲間でないとまず無理です。笑 こういう飲み会(ワイン2杯程度)はいいものだな、、、 おすすめは近隣(国立、国分寺、日野)で採れた野菜をバーニャカウダにして食べる。小生は赤ワインで


2023年12月27日(水)《2024賀状》

年賀状は色々な考えの方がいますね。もう年賀状のお付き合いはご遠慮しますという人が多いのが今の風潮。我が家は例年と変わらず400枚の賀状を買ってプリントして出します。しかし今年は新たな試み、、、、お楽しみに、、、笑


2023年11月19日(日)《全国音楽高等学校協議会》

17,18と「令和5年度全国音楽高等学校協議会」常盤木学園高校が会場。仙台へ行ってきました。具体的な高校名や個人名は控えますが、我が国の音楽高校の多くの先生方にお会いし情報交流を行い大変有意義な2日間でした。2日目、講演、東北大学教授、川島隆太氏の「スマートフォンの使用過多が勉学に及ぼす悪影響について」特別ゲストとしての 講話を聴きました。今、スマホが中学生が4時間、高校生が5時間、使用している状況。すでにスマホを使用することで、脳に悪影響が現れることは実証されているとのこと。また、お話の中で、コンサートの本番や試験のための緊張感を和らげる方法など、精神的なストレスの緩和についてのお話しは大変興味く聴かせていただきました。また改めて詳細はこのブログで公表します。


2023年11月14日(火)《7回目のワクチン》

今朝は日本列島、最低気温が続出しています。東京は気温6度。ということは山梨河口湖は0度。富士山頂は氷点下10度、、、富士山の雪化粧も夏の富士とは異なり、いつもの姿に変容しました。国分寺市内のクリニックへ7回目のワクチン接種のため、お昼からおあやすみをとりました。周りの人は副反応が怖くてもう接種を取りやめた人も多くいますが、ワクチンうっても筋肉が少々、痛いくらいで熱が出るとか、症状は全く変わらず、、、、1


2023年11月11日(土)《教師冥利に尽きる》

授業で「私は音楽学者になりたいのですが、将来、先生、どのような仕事があるのですか?」 という質問が来ました。その生徒は音楽のみならず社会にも興味があって「音楽と社会の関わりを学びたい」と、、、その作品の社会的背景を追求したいと。論文のテーマにもなりそうな文言。今まで、なかなかこういう学生とは出会えなかったな、すかさず、友人の音楽学者のお話しをしました。その友人は今は、某有名音大准教授ですが、評論を書いたり、いろんな仕事をしていました。自称、18世紀オタク、、、笑、、そういうとすぐ音楽学者の中ではあいつだ、、、、とバレそうですが、、、の、笑。自分の好きなことをとことん、自調自考しなさい。そうすれば必ず社会はあなたを必要とするから、、、と。伝えました。音楽は演奏で、作曲で音楽を伝える仕事があるけど、作品や作曲家、社会の中の音楽のあり方を伝える人は少ない。将来、教育者としてきっと、あなたを必要とする時が来るでしょうと。、、そんな生徒と出会えることはまさに教師冥利につきます。自分ももっと勉強しないと。

1867年(慶応3年)には15代将軍慶喜が二の丸御殿で「大政奉還」の意思を表明した京都二条城ここで264年続いた江戸幕府が終わった場所


2023年11月9日(木)《エジソンが使った竹》

音楽史の勉強を再度、しなおしています。録音の発明で有名な天才はエジソン(1847年米国生まれ)ですが、エジソンとベルリナー(1851年ドイツ生まれ)は両者、どちらも競って録音機の発明に当たった。エジソンは石膏を辛とするセルロイド製のシリンダーの発明。ベルリナーは1877年には最初の錫箔円筒式蓄音機「フォノグラフ」を完成させた。つまり、今使っているCDの前身はベルリナーの発明が基盤になっています。目的はピアノ審査ですが、せっかくの京都。京都の石清水八幡の竹をエジソンが使ったという情報を得て行ってきました。石清水八幡の生い茂った竹林は壮観でした。


2023年11月5日(日)《教え子の結婚式》

ここ数日、朝晩、気温が下がってきました。先日、教え子の結婚式があってお台場の某結婚式場へ行ってきました。こじんまりしていましたが、とても素敵な会場。彼女は高校は音楽の附属高校にてピアノを他の先生に担当していただきましたが、大学時代は小生のもとで学びました。卒業後もピアノのみならずお箏を勉強しているとのこと。一度、やり出したら止めてはならないというお当様のご指導が行き届いているのでしょう。おばあちゃまの応援もあって現在も大学時代にお習いしたI先生のところで学んでいるとのこと。お二人、お似合いのカップル、お幸せに。


2023年10月8日(日)《富士山初雪》

ここ数日、朝晩、気温が下がってきました。実家の河口湖は東京より6度7度気温が下がりますので、すでに朝は10度を下回ります。10月5日(木)午前、6時に友人から富士山初雪だよと。60歳を過ぎると朝が早いんだな、、、笑


2023年10月5日(木)《星野正道神父様が帰天されました》

尊敬する恩師のひとり、星野正道(ほしのまさみち)神父様が9月20日、帰天されました。73歳でした。9月26日13:30から東京カテドラル聖マリア大聖堂にて葬儀ミサ、告別式が行われました。神の御前に召されました星野神父様の永遠の安らぎをお祈り申し上げます。星野神父様は2つの社会貢献をなさった方です。カトリックの神父としての業務と教育者としての業務です。我が国で星野神父のお名前を知らないマスール(シスター)はいないほど、有名な神父様。私もさまざまな思い出がたくさん、、、人生談義、音楽談義など、心に染み入るお話しの数々、、、神父様の長野の川上村文化センターにおける1907製のSteinwayの深淵なる響きが脳から離れません。もっともっお話を伺いたかった、、、、以下、2009年9月17日(木)のブログより。

立川Yamahaにて 《自分作り、音楽作り》というテーマで副題は「人間の成長と発達そして愛」。エリクソンは8つの発達時期を提唱していて、この時期は人間の成長時期に留まらず、人生において何回も何回も繰り返されると言う。8つの時期の分類は、1.信頼 2.自律 3.自発性 4.勤勉 5.アイデンティティ 6.親交、愛 7. 生産性 8.円熟 。エリクソンによれば人間の成長の大原則として 1全面的に正常な人間も異常な人間もいない 2.人間はいつでも変わりうる 3.人間関係が人を変える 4. 人間の成長発達が、既存の秩序と均衡が崩れるといったつらい時期をとおってのみ実現する ということをあげている。星野先生は、人が胎内に宿った頃から、年齢を重ね円熟の境地に至るまで、人間の成長の時間軸を中心に話しを進められました。人間にとって最大の変化は、お母さんのお腹から出て来た瞬間だというお話しは目から鱗。これほど、最大の変化はないとおっしゃいます。それまで肺呼吸などしたことが無く、へその緒から栄養を与えられ、羊水で守られてきた胎児が、出産によって初めて肺呼吸を始めるというこの劇的な変化。この最大の変化を成し遂げられたのであるから、それ以降の悩み、悲しみはたいしたことはないと仰られた。そして、自律、自発性、勤勉という時期に進んで行く。自律と自発性の違いは“意志”があるかないかによるという。6歳の頃の変化は二番目の大きな変化だと。学校に入学する頃である。この頃から勤勉という時期に入る。勤勉とは人から評価されて成長する時期。繰り返し繰り返し努力することによって能力を獲得できる時期が勤勉であると。この勤勉がいいかげんだと、その後のアイデンティティの獲得は困難になる。社会人になっても勤勉は続く。人から良い評価を得るために働く。しかし大切なことは勤勉であっても信頼は獲得できない。学校に赴任しても会社に入社にても成績がいくら抜群でも信頼を獲得することはできない。信頼を得るためには、より良い人間関係を築くことが重要だ。そして人のために社会のために尽くすようになる。この時期が生産性だと言う。そして人は理想を捨て現実を認識するようになる。これは挫折のように言われるが違う。理想を捨てることで、愛を獲得することができる。エリクソンの8つの段階はいつも大切なものが崩れることで、新しい大切なものを得ることが可能となるのだと言う。人のために自分を犠牲にすることが愛の時期である。愛する人のために自分の理想を捨てることが可能となる。これが愛なんだ、と。そして愛から円熟へと、、。色々なものを手放す時期。手放すことは悲しいことではなく、手放せる、捨てられる喜び、充実感を感じられることへの感謝、喜びがそこにはある、と。


2023年8月11日(金)《第34回川口市青少年ピアノコンクール》

昨日は、川口駅前「川口総合文化センター リリアホール(以下、リリアホール)」において小1年生2年生から高校3年生までの予選で選ばれた出演者の本選会が実施されました。主催は川口市で、34年も続く伝統のコンクールで、行政(川口市市民生活部文化推進室)が主催です。何回となく丁寧に文化推進室からご連絡をいただき、当日の審査室にて審査員のご紹介、出演者、審査方法、進行方向等、的確な運営はコンクールの歴史を積み上げてきた実行委員会の御尽力に敬意を表します。青少年の将来を担うこのようなコンクールの提供は他には少ないのではないでしょうか?小生は幸甚にも審査委員長として出席させていただきました。コンクール後の審査発表において川口市長、市議会議長、教育長、コンクール実行委員長、審査員5名がステージへ。リリアホールは「メインホール プロセニアム型」とホームページには記載されています。「プロセニアム型」というのは観客席からステージをみて舞台を額縁のように区切る構造物なんだそうです。ピアノはベーゼンドルファーの最高機種、インペリアルが入っています。この大きなフルコンのピアノを身体が小さい小学生1年生でも十分な響きで演奏していました。いかに指先から生まれる動きは身体との関連性は必要ないのではないかと思えるくらい幼いお子様でも美しい響きを作り出していました。演奏のためにホールとピアノと演奏者が一体となるためには、最高のホールではないかと、、、、出演者全員、演奏歴の中で豊かな美的経験ができたと思います。中学、高校になるとやはりオケのような豊かな倍音の豊かな響きを作り出していてグランプリは中学生が獲得しました。グランプリは野球部に入っている中学生だとのこと。おめでとう!


2023年8月3日(木)《西湖は河口湖より涼しいわけ》

古くは「宇津湖」「せの湖」「旧河口湖」「明見湖」の、4つの湖だったようです。。「宇津湖」は現在の忍野八海、山中湖。「明見湖あすみこ」は通称『はす池』。蓮が植生していることからそう呼ばれています。現在の明見は富士吉田市内小明見(こあすみ)と大明見(おおあすみ)にあたります。その明見に関わるエピソードを1つ。50年前、小生が高校に入学した頃、明見出身の同級生が「うえーら」(あなた方という意味)と呼んでいたことが懐かしい。海抜を調べたら山中湖=980、西湖=900、本栖湖=900、精進湖=900、河口湖=830 だった。実家がある河口湖より70メートル高ければ0.7度気温が下がるわけですな。涼しいわけです。


2023年7月31日(日)《富士山世界文化遺産登録10周年記念コンサートをアップ》

6月18日河口湖美術館展望ラウンジにてチェロの香月圭佑氏との富士山世界文化遺産登録10周年記念コンサートライヴをアップしました。最後の《カサドの親愛なる言葉》は圧巻です。ご覧ください。


2023年7月28日(金)《名古屋城を見る》

名古屋に所用で行った折に、名古屋城の撮影に成功。かなり遠くから撮影しました。羽田空港のJAL南ウィングカウンター3階の三本珈琲コーヒーゼリーは最高。


2023年6月18日(日)《富士山世界文化遺産10周年記念コンサート終了》

本日、3年ぶりで河口湖美術館にて富士山世界文化遺産10周年記念コンサート〜チェロとピアノの音色と共に〜が終わりました。130名のお客様においでいただきまさいた。チェロは香月圭佑さん。現在、活躍中の新進気鋭のチェリストです。お人柄から彼の優しい、温かい、パッションが見えてくるような音楽に感動。小佐野も寄り添うことができたかな、、、、コンサートは3月の終わりでしたので、3ヶ月ぶりのコンサートでした。河口湖町は小佐野の出身の町。社会貢献ということでボランティアでコンザートの監修とピアノ演奏を担当させていただきました。実務的な業務を担当したOさん。お疲れ様でした。いつか打ち上げをしましょう。館長様、今後もご支援を宜しくお願いします。


2023年5月21日(日)《エリクソンのお話》

本日、ちょっとしたお祝いお祝いの会が某レストランであります。私こと、大学勤務が終えて新しい職場で朝から晩まで仕事をしております。怒涛の4月が終わり、5月に突入しましたが、慣れるまでは1年間はかかることでしょう。そうだ。人間は8つのサイクルで成長するというエリクソン(発達心理学者)のお話を思い出しました。今から14年前にM.H.氏がお話しをしてくださいました。以下は拙文ですが、掲載していましたので再度、アップしました。

トップ画面へ2009年9月17日(木)立川Yamahaにて 《自分作り、音楽作り》というテーマで副題は「人間の成長と発達そして愛」。エリクソンは8つの発達時期を提唱していて、この時期は人間の成長時期に留まらず、人生において何回も何回も繰り返されると言う。8つの時期の分類は、1.信頼 2.自律 3.自発性 4.勤勉 5.アイデンティティ 6.親交、愛 7. 生産性 8.円熟 。エリクソンによれば人間の成長の大原則として 1全面的に正常な人間も異常な人間もいない 2.人間はいつでも変わりうる 3.人間関係が人を変える 4. 人間の成長発達が、既存の秩序と均衡が崩れるといったつらい時期をとおってのみ実現する ということをあげている。星野先生は、人が胎内に宿った頃から、年齢を重ね円熟の境地に至るまで、人間の成長の時間軸を中心に話しを進められました。人間にとって最大の変化は、お母さんのお腹から出て来た瞬間だというお話しは目から鱗。これほど、最大の変化はないとおっしゃいます。それまで肺呼吸などしたことが無く、へその緒から栄養を与えられ、羊水で守られてきた胎児が、出産によって初めて肺呼吸を始めるというこの劇的な変化。この最大の変化を成し遂げられたのであるから、それ以降の悩み、悲しみはたいしたことはないと仰られた。そして、自律、自発性、勤勉という時期に進んで行く。自律と自発性の違いは“意志”があるかないかによるという。6歳の頃の変化は二番目の大きな変化だと。学校に入学する頃である。この頃から勤勉という時期に入る。勤勉とは人から評価されて成長する時期。繰り返し繰り返し努力することによって能力を獲得できる時期が勤勉であると。この勤勉がいいかげんだと、その後のアイデンティティの獲得は困難になる。社会人になっても勤勉は続く。人から良い評価を得るために働く。しかし大切なことは勤勉であっても信頼は獲得できない。学校に赴任しても会社に入社にても成績がいくら抜群でも信頼を獲得することはできない。信頼を得るためには、より良い人間関係を築くことが重要だ。そして人のために社会のために尽くすようになる。この時期が生産性だと言う。そして人は理想を捨て現実を認識するようになる。これは挫折のように言われるが違う。理想を捨てることで、愛を獲得することができる。エリクソンの8つの段階はいつも大切なものが崩れることで、新しい大切なものを得ることが可能となるのだと言う。人のために自分を犠牲にすることが愛の時期である。愛する人のために自分の理想を捨てることが可能となる。これが愛なんだ、と。そして愛から円熟へと、、。色々なものを手放す時期。手放すことは悲しいことではなく、手放せる、捨てられる喜び、充実感を感じられることへの感謝、喜びがそこにはある、と。


2023年4月29日(土)《坂上直也氏を偲ぶ会》

昨年、急逝されたステンレスのアーティスト、坂上直哉氏を偲ぶ会が田町、建築会館にて行われわたしたちも出席させていただきました。玉川学園で一緒に業務をおこなったK氏司会のもと、坂上氏と交流があった数多くの企業の関係者、玉川学園関係者など、多くの方々が出席し、厳粛かつ和やかな雰囲気で実施されました。久しぶりに玉川学園理事長ともお話しができてよかったです。2020年、羽田空港に設置されていた2つの大きなモニュメントを玉川学園に移設しその際、音楽で祝福するというイヴェントとして協力させていただいたご縁で私たちは出席させていただきました。追悼展はPart1は4月23日から4月28日まで坂上直哉の足跡を辿る「〜ステンレスで絵を描きたい〜」建築会館1階ギャラリーで開催。。Part2は9月18日から23日まで坂上直哉の足跡を辿る「〜紋(あや)なす場のアート〜」築会館1階ギャラリーで開催。


2023年4月22日(土)《音楽史のリマインド》

授業のために音楽史の勉強を再度、やり直しています。大学で概論を教えていた時の学びが役立っています。音楽史を世界史、日本史、と絡めて俯瞰図を作っていたのでそれが役立っています。なんでも自分で努力したものは後に活きるものです。1つの本だと偏るので、音楽史に関わる著書(7冊)を頼りに読み直しています。その中で北村英明氏の著書『一番やさしい音楽史』はポイントをしっかりおさえていて楽しいです。ページ数も94ページ。数多くの著書の中で最も少ないページ。最低限のポイントをおさえた情報からいかに自分で興味を持って膨らませるか、、、、ここが重要。基本的なコンテンツを教えて後は自分で学んでほしい、、、そんなスタイルが本当の学び、文科省が言うところの主体的な学びとなることでしょう。ネットでもリサーチしてみると片山杜秀史(政治学者、音楽評論家、慶應大学教授)のルターについての文章は面白い。わかっている人が書いたものは、単純明快。なるほど、、、と言いたくなるような文章が面白い。いかに音楽史の学びに興味、好奇心を持ってもらえルカ、、、そこが鍵。


2023年4月17日(月)《新学期スタート》

新しい生活がスタートしました。起床5時30分、某学校に0730に到着する生活です。かつてこんな生活はやったことがなかった、、、、人生、初めての経験です。でも将来を担う演奏家の成長を見るのはとても楽しいです。若いということは何より可能性がある。素晴らしいことです。新しい風を吹き込み、新鮮な日々を送っています。 今日は校内演奏会で、天才的な才能を見ました。演奏後に講評をというので、小佐野はすごくいいと誉めました。、、、、あなたは人を感動させる才能があると。ショパンソナタ2番、ドビュッシーの喜びの島、バッハ平均律、バストロンボーンでシューマンの詩人恋を演奏した音楽には感動しました。自分の編曲でエレクトーン演奏もいい。クラリネットの音色も暖かくて素晴らしい。同僚の先生も感激していました。たまに整体へ行って沖縄出身の整体師にケアしていただき、体調は万全です。6月は河口湖美術館コンサート、7月8月はコンクール審査。


2023年3月25日(土)《矢川プラスオープニング記念》

社会貢献の1つとしてイングリッシュハンドベルもさせていただいています。国立市の主催で矢川プラスオープニングコンサートに出演します。4月8日(土)13時開演。リーダーは恩師、種田靖子先生。小佐野圭、育ての親です。以下、10名ほど有志が集まり、「サンタセシリア・ベル・クワイア」を結成して活動しています。ハンドベルは本格的なイングリッシュハンドベル。近年はクリスマスコンサートとして国立駅舎内でコンサート(国立市主催)を実施しています。今回は4月1日にオープンする複合公共施設として「くにたち未来共創拠点 矢川プラス」《矢川プラス》がオープンします。合言葉はつどう、つながる、つくりだす、=みんなでつくる(市のパンフレットより)。入場料無料、入退場自由です。出演は小佐野圭(ピアノソロ)、《DUOおさの》、種田靖子リーダーにハンドベルの有志です。


2023年3月24日(金)《WBC日本優勝続き》

侍ジャパンが帰国しました。成田空港はすごいファンのお迎えでした。数々ある情報の中で栗山監督が2軍時代にかけられた言葉が印象的でした。苦しんでいたころ、2軍監督に人と比べるのではない。自分が成長することが重要なんだということ。これは演奏を学んでいる学生や指導者にとっても大切にしておきたい言葉です。


2023年3月23日(木)《WBC日本優勝》

WBCが終了しました。素晴らしい試合の数々で各選手のワンプレイもさることながら、本番まで持っていくそのメンタル面においてとても教育的にも人間的にも勉強させられました。決勝での大谷さんの「大リーガーの多くの選手への憧れは今日1にはやめよう。勝とう」と言った言葉が英語でも通訳されて世界中に広がって彼の言葉の魔力はすごいなあと思いました。この選手が何を考えて何を感じて何を話すのか、みんなが注目しました。優勝してもさらに次のことを考えている。大谷選手のすごいところは、俯瞰的にものを考えられる人。日本の優勝だけに満足しない、韓国、チェコ、イタリア、メキシコ、いろんな国の素晴らしさが出た。今後、さらにこのWBCをみて野球を愛する子供達が出てきてほしいという考えも素晴らしい。この優勝で世界のWBCで活躍したいという子供が夢をもったはずです。なぜなら大谷選手だって、今現在、28歳。14年前ということは中学2年か3年の14歳。今の小学生高学年から中3までの生徒はこのWBC試合を見たはず。第2の大谷選手が育ってくることでしょう。まずはWBCのMVP大谷翔平選手、おめでとうございます。影のMVPはたくさんいるでしょうが、吉田正尚選手でしょうか?いや、今回のMVPは日本チーム全員にあげたいと大谷だったらいうかな?日本の4番バッターこと、村上選手、辛さを乗り越えて決勝打、決勝でのホームラン。素晴らしい。2番打者の近藤選手。その繋ぎはピカイチ。キャッチャーの甲斐選手のセカンドでのアウト。放映は準々決勝を除いて全てテレビで見ることができました。昨日はアメリカとの決勝。大リーガーの名選手がほとんど。メジャーリーグで3番4番を打つような選手ばかり。野球は1選手のワンプレイで流れが変わる。とプロの方がよく言います。準決勝の吉田の一発がなければと思うと本当に、野球は1球1級の大切さが身に染みます。そして全ての選手が1つの目標(世界一になること)へ心を一つになった瞬間を見て感動しました。アメリカも日本も公式戦が終わってこのWBCは選手にとっては普通であれば体力的にも精神的にも負担をかける試合となります。本来ならば公式戦への向けてオープン戦で最後の調整ということでしょう。しかし、こうした体力や自分のチームへのリスペクトも考慮し理解した上で、みんなが参加選手全員へリスペクトをもって取り組んだプロセスは見事でした。もちろん、それをコントロールする栗山監督の力は絶大。決して力として前に見せようとしない。自分は選手を信じるだけと言った言葉には指導者として造詣の深さ、人間味あふれる魅力を感じます。栗山監督はご存知のように学芸大出身で中高の教員免許をもっている方。教育者としても尊敬に値します。現役の選手としてはとてもご苦労された方だといいます。栗山さんを胴上げしようという全ての選手の言葉が印象に残り何より栗山さんへのリスペクトがある。そして年長のダルビッシュが1つのチームのリーダーとしての力を発揮しました。外国の選手の細かいデータを分析してアメリカの多様な情報を確認した。若い選手にとってはこれほど、心強い助言はなかったでしょう。14年ぶりの世界一ということですが、14年前の時はあのICHIROが決勝打を打ったあの時。あの時も見ていましたが、諦めない心に感動しました。しかし、今回の日本のWBCの選手の雰囲気はとても明るかった。明るく楽しく、やろうという姿が前面に表現されていました。全員で認め合ってプレイする姿、自分達の力を信じて発揮する力こそ、生きる全ての人につなげることができますね。今回、サッカーの時のようにメディアでは伝えられていませんが、きっと、影の力があるはず。。。そうして影の支えた人々のことも忘れてはいけないでしょうね。アメリカではおそらく食事面、睡眠面、など、生活面で日本と変わらないように配慮したことでしょう。(続く)


2023年3月17日(金)《2つの大学教員生活終了》

専任校であった玉川大学の37年間、国立音楽大学の31年間の教員生活が終了しました。これまでの教員生活に関わったすべての方々に感謝申し上げます。これまで大きな怪我、病気もなく、多くの先輩方に教えをいただいたり、同僚の先生方に支えられたりしながら勤め終えられたことに心から感謝申し上げます。3月16日は小佐野圭コンサート形式で最終講義を計画実施していただきました。最終講義として同僚の平高典子教授の講義も行われました。平高先生は東大出身の才女。小佐野は論文執筆でも先生にご助言の数々をいただきました。先生のユニークなお人柄に触れて本当に楽しく仕事させていただきました。プログラムのデザインはアートデザイン学科の林三雄教授。林先生もこの3月で退職されます。人間味溢れる人柄は最高。林先生の愛犬、ダルメシアンの可愛いこと!妻も大ファンです。さて、平高、小佐野の最終講義の日、偶然にも日本で行われているWBC準々決勝は二刀流の大谷の先発でした。まことに不謹慎ながら、私も観たかったこの試合の日に、多くのお客さまにご来場いただきましたことに改めて感謝しております。さらにこの日、トリプルブッキング。たまたま国立音楽大学の卒業演奏会とも重なってしまいました。小佐野クラスの学生が卒業演奏会へ選出されたという名誉。行くことができなかったのですが、学生本人と先輩の先生から楽しく弾けたと、、、報告がありました。よかった、、、。玉川大学、国立音楽大学の幸せな教員生活が終わって感無量です。


夢へのパッション(コンサートプログラムから抜粋)

本日は、この素晴らしいUCH Marbleにてコンサート形式の最終講義をご準備くださいました皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。 私は1986(昭和61)年から4年間、文学部芸術学科の非常勤講師を勤め、1990(平成2)年からは常勤として現在に至るまで37年という年月を玉川の丘で過ごしました。これまでの人生の半分以上を玉川で過ごしたことになります。玉川学園の中の四季折々の自然は本当に素晴らしい。春を告げるウグイスの声、蝉時雨の夏、紅葉に映える礼拝堂、毎年のさまざまなクリスマスイルミネーション、大いに目を楽しませ、心を和ませてくれました。 良き同僚に恵まれ、大きな病気もなく健康に退職の日を迎えられたことに深く感謝しております。本当に有難うございました。 2019年から芸術学部学部長として奉職させていただいた2年間はCOVID 19(コロナウィルス感染症)に翻弄された年月でした。国内で初めて感染者が確認されてから現在約3年経過しています。激動の教育活動の中をどのように芸術の船を進めていくか、この時ほど、教育部門のみならず支援部門の大きな助けを感じたことはありません。 昨年は3年ぶりに学園内の大体育館で玉川大学音楽祭が開催されました。2年続けて中止になっていた音楽祭でしたが、今年は何としてもやろうというパッションは揺るぎないものでした。マスク姿で歌った特別な《喜びの歌》は玉川学園の音楽の歴史に永遠に残るものと確信しています。私自身も教員の最終楽章としてこの第九の指揮をさせていただいたことは大変幸せでした。私の専門はピアノですが、合唱指導、指揮など新たな音楽分野で共に学ばせていただいたことも良い経験となりました。 労作では落ち葉も掃きましたし、芝生も張りました。Consilience Hall2020竣工記念品として配られた学内のサイテックファームで栽培されたLEDレタス夢菜(限定品)にはベートーヴェンの月光ソナタも聴かせました。(夢菜は小田急0Xなどスーパーマーケットで販売中です)どれもみな良い思い出です。 さて、本日は、私一人の演奏ではなく、我が国を代表するオペラ歌手で本学の客員教授でもあられる大倉由紀枝先生が共演してくださいます。大倉先生は通称《サントリー第九》のソリストとして1995(平成7)年から2014(平成26)年までの19年間、玉川大学音楽祭でも5回素晴らしい歌声を披露してくださいました。 今日のプログラムにと選曲してくださったのは、春にふさわしい日本歌曲3曲とオペラのアリア2曲です。 ピアノソロとして演奏する曲目はベートーヴェンの《熱情ソナタ》とショパンの《英雄ポロネーズ》の2曲を選びました。ベートーヴェン・ソナタは人間のドラマを音楽にしたもの。そしてショパンはポーランド人にとって知らない人はいない。永遠の夢、希望をショパンが音楽にしました。楽しみ、苦しみ、喜びや畏怖の念など人間の感情は常に変化する。しかし、変わらないもの、持ち続けたいものは、前に進もうとする「夢へのパッション」。そんな思いで演奏したいと思います。大倉先生の美声とピアノをどうぞ楽しんでお聴きください。 古きを尊びながらも新しきに挑む、常に進化し続ける大学ということを実感しております。今日の私の最終講義のタイトルであるパッションはこの環境で生まれてきたように思います。 校舎は4号館から今のUCH校舎に移り、講堂から一新、UCH Marbleに名前を変えました。このホール内には今日演奏いたしますスタインウェイをはじめ、名器が揃っています。昨年は素晴らしい「スタインウェイのSpirio | r」も入りました。そのピアノで「奏學祭」が開催されたことは記憶に新しいことです。 玉川学園の益々のご発展と、在校生、卒業生、教職員の皆様のお幸せを心よりお祈り申し上げます。


2023年3月14日(木)《ダルビッシュの一言》

WBCの試合をずっとみました。中国戦、韓国戦、チェコ戦、オーストラリア戦と。今度は準々決勝戦。なんと、最終講義の日とかなさってしまいまいました。本番のコンサートが重なってしまいました。偶然の一致。生涯、これも忘れられない音楽の神と野球の神の仕業。笑、試合が終わってダルビッシュの一言が興味深かったです。


2023年2月23日(木)《バースデイ》

今日は祝日ですね。天皇陛下の63歳の誕生日です。いつもにこやかに、皇后陛下を労わる優しにとても見ていて心が打たれます。1993年H5年6月9日、皇太子同妃両殿下がご結婚されましたので30年目だそうです。


2023年2月15日(水)《2つのコンサートご案内》

2つのコンサートを3月に開催します。1つは学内で大倉由紀枝先生をゲストに最終講義に代えてコンサートです。大倉さんとは六声会としう男声合唱コーラスの定期演奏会で何回も共演させていただきました。我が国を代表するソプラノ オペラのプリマ・ドンナです。ソプラノの大倉んといえば知らない方はいないでしょう。現在、国立音楽大学の特任教授、そして玉川大学芸術学部のい客員教授です。ご自身も玉川大学芸術学部にて教育者として教鞭をとられていました。今回もご縁があってご出演していただきました。


2023年2月9日(木)《モチベーション》

我々が生きていく中でデジタルの概念はもはや避けて通らないわけにはいきません。どの世界にもAiが舞い込んできました。ロシアとウクライナの戦いも、戦力ではロシアが圧倒的に優位と言われながらも、ロシアの侵攻から1年にもなるというのにその戦いは終わる気配がありません。その理由の1つにドローンというAIによる武器が功を奏しているのだと言います。これはAI革命によって戦争において今までは攻撃する方が優位に立っていたが、これからの時代は攻撃する方とされる方が逆転するといいます。台湾はオードリー・タン氏の登場によりコロナ禍、スピーディに情報をと入り入れ、マスクの在庫状況をデジタル化して表示するシステムを作ったり感染防止に貢献しました。一方、日本は政府がデジタル省を作ってもなかなかデジタル化は進む気配がないようです。コロナ禍、日本は保健所が濃厚接触者の情報をFAXを作っていたと言いますから。デジタル大臣の河野太郎さんご自身は他の政治家の誰より早く、ツイッターを取り入れたりして、時代の先端をいく人です。期待しましょう。筑波大の落合陽一氏はコロナ禍が日本はIT後進国だということを教えてくれた、怪我の功名だと言っています。そしてこれからの時代、あらゆる生産活動がデジタルとリアルの融合によって行われるようになると言います。人に情熱という概念があるように、AIにもあるのだろうか? 落合氏は「論理で考えている限り、生産性は上がらない。音楽を奏でたり鼻歌を歌ったりするように、無意識にできる仕事のみに集中すべきだ。人間にあるのはモチベーション。何時間でも喋れる、、、圧倒的な情熱を持った人。こんな世の中にしたいというような強い世界観を持っている人、そんな人が活躍できる時代になる」と。音楽をやっている私たちにとっては興味深い言葉ですね。


2023年2月5日(日)《学期末》

大学は最も緊張した期間となりました。学内の試験も終わり、入学試験の時期です。この時期は平穏を大切に、真摯な心で毎日を過ごすべし。成績も無事、つけ終えてひと段落です。来週は諸々、業務が立て込んでいます。


2023年1月19日(木)《モリコーネ》

妻に連れられて、立川の高島屋8階にあるシネマ館にて《モリコーネ〜映画が恋した音楽家〜》を観てきました。映画を見終えて200年経ってモリコーネは21世紀の歴史に残る作曲家となることは間違いないと確信しました。エンニオ・モリコーネ 享年91歳。1961年以来、500作品以上の脅威的な映画とテレビ作品の音楽を作ってきた作曲家。6度もアカデミー賞にノミネートされて受賞できなかった。その期間、あのサカモト教授(ラストエンペラーが受賞)。しかし、《ヘイトフル・エイト》で初めてカデミー賞受賞。2007年には功績を称える名誉賞受賞しました。この受賞でようやく映画音楽の芸術性が世の中に認められた事になる。監督のモリコーネの弟子で親友でもある《ニュー・シネマ・パラダイス》のジュゼッペ・トルナトーレ監督が生前のモリコーネの自伝的なドキュメンタリー映画を作りました。モリコーネの指揮ぶり、オーケストラスコアをどんどんペンで書いていく作曲の姿を見るとまさに天賦な才能を実感できます。映画の中の役者に相応しい音楽をつける。という常識は覆される。映画作りの際、役者たちがモリコーネの音楽をバックにかけながら演じるのです。その1つ1つのシーンを観れば、彼の才能の素晴らしさを感じざるを得ません。役者たちはモリコーネの音楽から感情や身体の動きを作り出すのです。特に《ミッション》はぜひ、観たいなと、ワクワクして映画館を出ました。ある日、大学でモリコーネのことを話すと学生やクラシックの作曲家でのその人だーれと。モリコーネという名前はベートーヴェンやショパン、ビートルズと同様に200年経った時に人々は誰でも知る日が来るでしょう。良い時間でした。友人の作曲のお友達も大変、感動していました。必見です。


2023年1月14日(土)《3月の演奏会のために》

3月のコンサートの練習に入りました。ベートーヴェンは《熱情》 を弾きます。玉川学園では随分ベートーヴェンは《月光》を退いたので。3月27日に色々楽しいコンサートを行います。←詳細はここをクリックしてください。


2023年1月7日(金)《5回目BA.4-5オムクロン株対応ワクチン接種終了》

昨日は国分寺市市役所に5回目のワクチン接種に行きました。学生のワクチン接種情報によれば、かなり熱が出たり苦痛を伴うもののようですが、小生は朝、起きたら左腕が痛いくらいのもので、5回目も全く問題なかったです。音楽祭の前にはインフルエンザも打っているので、今のところ体調は良いです。明日は西国分寺駅前の「いずみホール」でピアノ発表会です。受験や各大学の学生の卒業試験前など、度胸試しの会を20年前から行っています。小生が映像担当で明日は5カメを使って撮影。機材が多く、業者用のカメラ(SONY NXCAM)やスイッチャー、HDMI,SDIケーブルなど、撮影機材がやたら多く、業者のようだね、と言われています。笑。毎年、司会をお願いしているYさん。宜しくお願いします。話は変わりますが、3月27日に色々楽しいコンサートを行います。←詳細はここをクリックしてください。


2023年1月3日(火)《一富士二鷹三茄子》

毎年、本栖湖の西岸で富士山の撮影をしました。この写真の富士山のてっぺんの上をご覧ください。拡大してみると、なんと、が飛んでいます。まさに、一富士二鷹三茄子。初夢のみる縁起物。この写真はなかなかGOOD!近くのキャンプ場に多くの人々がいたせいでしょう。鷹が食べ物を狙っているのです。


2022年12月24日(土)《音楽祭本番終了》

12/20(火)大体育館で音楽祭が無事、狩猟しました。1734名の学生たちの演奏です。3つのグループで第1グループの指揮者は野本由紀夫氏。小佐野は第2グループと第3グループ指揮しました。4月から学修してきた第九を披露する時を思いっきり、歌いました。真剣な集中した学生たちの顔を一生、忘れません。学生の皆さん、感謝です。 3年ぶりの音楽祭ができたことを心から感謝申し上げます。今まで大きなコロナのクラスターもなく無事開催できました。音楽FYE指導者15名を代表して指揮させていただきました。音楽祭第九オーケストラの学生さん、教員、エキストラそして実務担当のバックステージの力で支えた全ての関係者皆さまのご尽力をおかげと、心から感謝申し上げます。 学生には音楽祭ができること自体、価値のあることと伝えておりました。1989年、昭和天皇崩御の際には大体育館で音楽祭が行われたようですが、玉川学園の音楽祭の歴史の中で2回目となる大体育館での音楽祭となりました。 感謝をこめて。 玉川大学芸術学部 小佐野圭


2022年12月19日(月)《音楽祭リハーサル》

今日は大体育館で音楽祭のリハーサルです。3年ぶりの第九演奏です。明日はいよいよ4月から学修してきた第九を披露する時です。思いの丈を歌いましょう。 12月18日国立の大学通りの銀杏です。国立高校前の歩道橋で9/5から12/19まで撮影してきました。これで銀杏の移り変わりはおしまい。


2022年12月16日(金)《ベートーヴェンバースデイ》

今日は最後の集中練習、5日目。初っ端、小佐野はハッピーバースデイを歌おうと思いますの言葉からスタートしました。誰のバースデイだと思いますか?私ではありません。ベートーヴェンのバースデイですマーブルホールに集まった特にソプラノとアルトの学生がどよめいた。いよいよ19日(月)リハーサル、20日(火)の本番を迎えるときとなりました。今年は楽譜を見ての第九演奏となります。もちろん、暗譜の学生諸君もいます。マスク着用は当然のこと、楽譜をしていた方が飛沫が飛ばないということで、暗譜する学生もいれば楽譜をみる学生もいます。従来(2019まで)の集中練習(1週間連続の練習)ができなかったこと。zoomで授業を行ったため、声を出すことが十分ではなかったこと。この2点で全学生の暗譜は困難でした。しかし、このような困難を乗り越えてしっかり学んだ学生の学修とその集中力は敬意を表したい。集中練習は4時間、ぶっ通しの練習はかなりキツかったことでしょう。音楽祭の場所は計画されていた横浜パシフィコから学園内、大体育館に、変更。学生のポートフォリオを見ると、横浜パシフィコでやりたかったという素直な感想がありました。しかし最近は肝が座って学生時代、青春時代の貴重な思い出に残そうとしっかり1回1回を大切に頑張るという文章をかく学生が多いです。残すは2日。あとは、音楽にのって高らかに歌いましょう。今日はオーケストラとソリストの最終合わせです。12月10日国立の大学通りの銀杏です。


2022年12月13日(火)《今日は國芳先生の命日》

音楽祭のための集中練習が月曜日から開始された。今回の第九は93年間の玉川学園の歴史において価値のある第九となるでしょう。さまざまな困難を乗り越え無限な可能性を秘めた音楽祭となることは間違いない。小佐野は最高のステージを作ろうと指揮者としても教育者としても声かけを学生たちにした。マスクをしながら第九を歌うなんて、あり得ないけど、この姿は永遠に残されるし、困難があっても音楽をしたという事実は絶対、無くならないから頑張ろうと。「4楽章ドッペルフーガ718TAKTから726TAKTまでの17拍分のソプラノの高音(A)はベートーヴェンの拷問だ」と言って学生たちを鼓舞した。笑。集中練習の4時間、ぶっ通しの練習はかなりきついが楽しい。ウォーキングの成果が第九の指揮で現れているのが嬉しい。礼拝堂を見た満点の星空、17夜に映える礼拝堂と正面のクリスマスツリーを見ると、疲れがいっぺんに癒された。そういえば12/13の今日は國芳先生の命日。学園のさまざまな光の芸術を見ていると天国にいる國芳先生の頑張れよ、、、、という言葉が聞こえてきた。


2022年12月7日(水)《初めての種子島へ》

先週、PTNAの仕事(pianoアドバイス)で種子島へ行ってきました。鹿児島空港からプロペラ機で40分、種子島へ。空港に到着したらタクシーは電話で呼んで15分でお迎えが到着。レンターで移動する人々が多いようです。ホテルは西之表市で空港から30分。天気もよくいい種子島の旅となりました。種子島といえば、鉄砲伝来、種子島宇宙センター。観光は目的ではないのでほとんど種子島気分を味わったのは、タクシー運転手とお話しした理、夕食で新納芋のアイスクリームをたねタコとか、お刺身は美味しかったです。種子島は西之表市、中種子町、南種子町の3つの町で出来ている。人口は27000人。種子島へ入る前に屋久島へ観光に行ってきたというタフな先生がいました。


2022年11月23日(土)《国立音大の銀杏》

金曜日は母校、国立音楽大学への出校日。いつも見る銀杏素晴らしい。散った銀杏もなかなか風情がありますね。


2022年11月19日(度)《散歩学》

今朝もウォーキング実施。第九のバレンボイム指揮を聞きながら思わず歩きながら指揮していたら、、、、通行人が妙な顔でこちらを、、、、(そんなの関係ない、笑)銀杏の色の変化を見ながらの散歩は最高。昨晩、Eテレでウォーキングがいかに身体にも脳にも良い効果を出すという話がありました。《散歩学》なんていう学問があるんですね。ドイツの学者の話が面白かった。ウォーキングで、身体の痺れが軽減されて、精神的にも良い効果があり幸福感を感じるようになったという経験談も興味深かった。認知症の人が身体を動かないと、脳の海馬がはたらなくなり、ますます、認知が進むようです。そういえばゲーテもショーペンハウアーもベートーヴェンもよく散歩しました。規則的なウォーキングは脳に一定の命令を出して閃きや直感力が出るとのことです。運動は絶対、必要ですね。負担ならない程度に。国立市大学通りの緑の変化をご覧ください。今日は18.19.203日間、《一橋祭》が開催されています。国立市ないで毎年開催される《天下市》とコロナ前は同じ日程でしたが、密を避けた日程で開催されているのではないでしょうか?ただ、自然を撮っただけではつまらないので、都立国立高校近くの歩道橋から10月から1週間おきに撮影。


2022年11月5日(日)《大学通り銀杏》

いよいよ紅葉の変化が見られる時期となりました。友人から山梨、富士山のふもと、紅葉写真が送られてきました。国立市大学通りの緑の変化をご覧ください。9月から都立国立高校近くの歩道橋から撮影した写真です。11月に入って緑から黄色へ変化しつつあります。


2022年11月5日(日)《9ヶ月待ったクッキー》

ワクワクするものが届きました。今年、2月、京都に行った時に、注文したクッキーが本日、届きました。お店は老舗、京都、寺町二条にある【村上開進堂】です。初代、村上清太郎が西洋菓舗として明治40年創業しました。お店は昭和初期に建てられた木造の建物いで風情があります。お店の方がお忘れになる頃、届きますよという言葉通り、忘れていた頃、到着しました。その感激は何倍も美味しさを増大してくれる。早速、糖分の少ないシナモンサブレを食べました。昔ながらの味で、子供の頃、食べた時の感触を想起したような時代を感じる味わいクッキーでした。皆様、いかがでしょうか?


2022年11月3日(月)《全日音研大学部会山口大会成功裡に終了》

令和4年度全日本音楽教育研究会山口大会(総合大会)大学部会大会が、成功裡に終了しました。小生は大学部会事務局長として計画、実践、に参画し実践しました。東京藝大、武蔵野音楽大学、国立音楽大学、聖徳大学、東京音楽大学、東邦音楽大学、玉川大学、など、芸術を有する大学のわが国の音楽教育に従事する重鎮が集合して、1、5組の研究発表、2、パネルディスカッション 場所は新山口駅近くからKDDI維新ホールに100名ほど、小中高大の先生がたにおいでいただきました。テーマは【コロナ禍での音楽教育教育活動から探る授業改善の展望】。印象に残った言葉は以下の通り。NHKラジオ担当している高校のS先生。2つ。1つは話すことが聴き手に見えるようにして下さいとNHKから言われたこと。話す内容が見えるということはどういうことなのか、考えさせられたこと。2つ目。こんにちは、と問い問いかけたら、すぐ次の言葉を言うのではなく、必ず間を入れて下さい。音楽にも間があるように、立板に水の如く、話すことは聴き手にとっては辛いこと。まとめの国立音楽大学教授、以前、文科省、教科調査官、T先生は簡潔に4名のパネラーのお話しをまとめて下さいました。司会は東京音大のW教授。T大学主任教授のO先生とも食事しながらお話しできて有意義な時間でした。芸術系の多くの先生ともいろんな交流ができることも楽しみの1つです。来年度は東京藝大での大学部会です。藝大のS先生ともお話しさせていただきました。ところで、山口に行くなら、ふぐ食べたいという同僚。新山口の駅の北口1分。《入道》というお店、最高でした。これで人生、最初で最後かも、、、笑 東京で食べたら3万円はするかも、、、、ずっと低料金で食べることができました。


2022年10月17日(月)《社会貢献》

種田ファミリーが集合して今日で2回目のハンドベルの練習をしました。 本番は12月25日 クリスマスコンサートとして国立駅舎にて開催します。今から楽しみ。


2022年10月15日(土)《コキアの向こうの》

同級生がLINEで富士山の写真を送ってくれました。コキアの向こうの富士山が、何か、こちらに語りかけているようです。自然はなんと偉大か、、、、でした。今日はフィールドワークという授業があり、今日は2回目。小佐野も出席させていただきました。野本由紀夫教授の講義が終わってオケの合奏の練習を行いました。いよいよ12月20日に音楽祭があります。ピアニストとして活動のみならず、オケの指導、合唱の指導をさせていただいている喜びを感じています。第九を教えさせていただいているのは教育という世界に携わらせていただいているおかげです。


2022年10月5日(水)《富士山も初雪か》

いよいよ秋らしく涼しくなってきました。国立市の気温も20度前後でまさにウォーキングに最適な気温となり、一日1万歩を続行中。富士山も雪が降ったと同級生がLINEで富士山の写真を送ってくれました。 河口湖北岸の大石から撮影した富士山1に初雪。富士山2もう1つの写真はススキと一緒に撮影。小佐野は小学校、中学校、高校と、河口湖の北岸、大石に住んでいました。今や、大石も星野リゾートホテルや企業が入り込んで四季折々の自然の美に賑わいを見せています。さて、学生たちは教育実習シーズンです。音楽の授業は第九もいよいよドッペルフーガが練習箇所。学生たちに「フーガを歌うなんて日本では玉川大学ぐらいのものじゃない?」と言って鼓舞しています。1stテーマ、2ndテーマ、を認識させフーガとカノンの違いを指導しました。


2022年9月20日(火)《演奏会いろいろ》

今年はDUOを実施しなかったので、来年はお客さまが楽しめるProgramを検討中。今後、20年は演奏していこうと考えていますので、20年後は80歳を超えますね。笑。その前に10月25日(火)玉川大学内にて《奏學祭》にてスタインウエイSPIRIOrお披露目のコンサートで演奏させていただきます。《奏學祭》は多くの出演者がいますが、その中にお一人、特別なピアニストがいます。玉川大学の客員教授だった室井麻耶子さんです。現在、101歳。室井さんは東京音楽学校(藝大)を卒業後、ベルリンに留学し、著名なロロフ教授、ケンプに師事されたピアニストです。《奏學祭》で室井先生の演奏を聴くことができるのでワクワクしますね。小佐野も最後にプーランク《愛の小径》とショパンの《英雄ポロネーズ》を演奏させていただきます。さて、今後の演奏会として来年、3月27日(月)銀座ヤマハホールを予約できました。5月にバレエの堀内充氏と共演したので、銀座ヤマハホールのステージにバレエ用のリノリウムを敷けばダンスできるでしょうが、、、それは多分、NGでしょうね。今回、企画したコンサートは特に大きなタイトルはありません。リサイタルは一人の演奏のみ。弾く方も聴く方も楽しいのが良い。従って、これから20年、30年、、、、継続していくようなタイトルがいいですね。《○○コンサート 小佐野圭プロデュース(仮)》というのどうかな?ヤマハには小佐野圭ピアノコンサート(仮)として提出しましたが、、、、、program前半は小佐野圭ソロ、program中間で大御所、ソプラノ大倉由紀枝先生がゲストとして歌ってくださいます。大倉さんとの出会いは六声会という新宿高校(旧姓:六中)卒業生で作ったコーラスでの演奏会からですのでもう、20年前からご一緒させていただいています。今年、5月に大倉さんの故郷、いわき市で国立音楽大学同調会の演奏会、ゲストとして出演させていただ来ました。来年の演奏会、今から楽しみです。いっぱい弾きたい曲もありますが、まずピアノソロ、大倉さんと一緒に、後半は2台ピアノかな?お客さまに楽しいと言っていただくのが一番、自分も楽しいし、、、


2022年9月19日(月)《エリザベス女王国葬》

イギリス(日本時間19時)ウエストミンスター寺院にて国葬の生中継が世界に配信されました。国葬には、厳粛で荘厳な雰囲気を表現するために多様な音楽がありました。荘厳なオルガンの響き、人間の声が持つ美しさを表現する合唱、人の吸気を使って鳴らす楽器、バグパイプ。民族衣装を着てなんとも心に深く響き渡る。まさにバグパイプで人の心を結んでいくような音楽のつながりを。人間の豊かなユーモアや生への喜び、生きる強さを表現する音の数々は、人の人生の悲しみや、歓喜、憐れみ、優しさを演出するかのように、寺院の天井を突き抜け、天まで届くように、響き渡ったことでしょう。世界の多くの人々がエリザベス女王への悲しみと尊敬の念を抱きながら聞いたことでしょう。演奏曲の1例を挙げると、イギリスの作曲家、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの《味わい、見よ、主の恵み深さを》。トラス首相が聖書を読みあげた時は《主は羊飼い》。ウエストミンスター寺院の主席司祭の言葉の後は聖歌を歌い、国葬を締めくくる曲はバッハの《幻想曲c-moll》。やはりバッハですね。バッハのポリフォニーは、あらゆる作曲家のバイブルです。やはり人の心には神への祈りのもと、人のメッセージとともに音楽が最も伝わるものだということを実感しました。


2022年9月12日(月)《雪のない富士山》

昨日、雪のない富士山との撮影を近くの綿半スーパーから撮影しました。富士山の「お山しまい」として400年以上の歴史がある《火祭り(鎮火祭)》が8月26日27日に富士吉田市内で実施されました。この火祭りのポスターは東京にも広報され、南武線駅、谷保駅にも貼られていました。ようやく最近、涼しくなってきました。昨日のウォーキングしていたら国立市は気温24度でした。国立市の海抜は60メートルから70メートル。海抜100メートルで0.6度下がる計算。、富士山の頂上は単純に計算して東京より20度ほど下がります。、3756メートルの高さの富士山は東京が気温が20度以下ならば、すでに、マイナスとなります。風速があれば体感温度が下がります。ちなみに9月12日現在の富士山頂の気温は4度。従って1月に富士山へ登るならば(現実的には登れないけど)気温はマイナス20度になる。甘く見てはいけません。


2022年8月30日(火)《マリンワールド海の中道 リロちゃん》

8月28日(日)PTNA福岡市でピアノのアドバイザーをしてきました。場所は西南学院大近く、西南コミュニティセンターホール。地下鉄空港線「西新(にしじん)」で下車。他にアドバイザー2名。94組のアドバイスをさせていただきました。朝10時に開始し、終わったのが19時。この地区の代表であるH.H先生は前の代表からのバトンタッチして今回はデビュー戦とのこと。出場者の中には3週間後に学生音楽コンクール(小)(中)(高)を控える素晴らしい演奏があったり、ピアノ初めて3ヶ月の生徒さん、幼少時からピアノをやっていたが中断し、再開した生徒さん。大学の受験生など、参加者の目的に応じて本番の度胸だめしで参加している演奏は心を打ちました。今回の目的はPTNAの仕事でしたが、大きな副産物、2つの感動がありました。1つはサザエさん。もう一つはラッコ(リロ)ちゃん。1つ目。ちなみにこの地域はサザエさんの作者、長谷川町子さんが幼少の頃、住んでいた町、福岡の西、早良区です。ここにご両親と三人姉妹で住まわれていました。お父様が亡くなって長谷川町子さんは東京に出てきて漫画家、「のらくろ」の作者、田川水泡氏の内弟子になりました。サザエさんの東京桜新町の銅像福岡早良区の銅像1福岡早良区の銅像2を比較してみてください。桜新町の銅像は一目瞭然、説明は入りませんが福岡早良区の銅像1は左側が長谷川町子さんでサザエさんと談笑している銅像です。磯野家の日常を漫画にした漫画のストーリーと家族構成はこの場所、漫画の中のカツオ、ワカメ、フネ、タラ、などの名前を思いついたのは早良区百道,百道海岸を散歩していて思いついたようです。自分の生誕地はその後の人生を左右するくらい大きな心の故郷になっているのですね。驚きです。サザエさん通りをいくと左側に我々の青春時代、チューリップのメンバー、財津和夫さんの出身校大学西南学院大学です。その構内の奥が西南コミュニティセンターホールです。

2つ目。日本には絶滅危惧種 4頭のラッコちゃんがいます。公開されているのは3頭のみだそうです。1.鳥羽水族館(三重)メイとキラ 2.マリオンワールド海の中道(福岡)リロ 翌日、日本には現在、3頭しか公開されていないラッコ(リロちゃん15歳)を見学に行ってきました。昨年まで2ひきだったのに、メスが亡くなリました。海の中道の水族館にはリロちゃん1ぴきになりました。1日で6キロから8キロの食事をするそうです。おにぎりに直したら一日、60個分になるそうです。


2022年8月26日(金)《第7波我が国が世界最大の感染拡大になった2つの要因》

2つ大きな要因があるようです。1つ目。感染免疫の差である。日本では6月までに、新型コロナの感染により免疫を獲得した数が少なかった。抗体陽性率が4、3%(国立感染症研究所の調査)同じ時期、アメリカは57、7%で、比較にならないくらい高かった。ヨーロッパでも2021年12月からオミクロン株(BA-1)が流行して感染し、感染免疫を獲得した。2つ目。2021年後半から欧米諸国はオミクロン株が蔓延した。2022年になって6月から日本は水際対策を緩和した。その頃、オミクロン株(BA-5)が拡大した。緩和対策によって諸外国から国内に入ってきたわけだ。免疫率と水際対策の緩和がその要因のようです。そういえば昨年、東京オリンピックを開催し、諸外国から多くの選手、関係者が入ってきたことも感染者拡大を増長したことは間違いなさそうです。我が国は1年とは言わないが欧米の感染者拡大から半年遅れで、オミクロン株が入ってくることを予想して対策することが重要ではないかと考えます。


2022年8月25日(木)《第4回目ワクチン接種》

昨日、国分市役所へ電話したら、「第4回目接種の申し込み書類を明日お送りしますので、着いたら手続きしてください」との対応でした。秋学期が開始する前に、ワクチンを打つ覚悟です。毎日のように救急車が飛び交うたびに、陽性者か、熱中者か、、、急病か、事故か、、、頭の中を渦巻く毎日です。お盆前の猛暑に歩くこともないと考え、8月に入り、14万歩の歩数。ということは平均すると1日平均6000歩。国立の一橋大学の通りは緑が多く体感温度が2度から3度低く感じます。Siriによれば今日は国立の気温は28度。涼しいですね。今日は1万歩を目指そう、、、、


2022年8月17日(水)《第8波到来か?》

久しぶりのブログです。まず1点目は感染状況。今日は山梨の感染状況は今までで最大、1595人、東京は29426人、愛知県は18985人。地方の感染者が増えているようです。全体では先週より減っていますが、高止まりとメディアは報道しています。医療逼迫は最近の話題の常識となっています。和歌山県で新たなウィルス「ケンタウロス(BA-2.75)」は第7波のオミクロン株(BA-5)より感染力が3倍だそうです。8月末と到来の可能性が高いとのネットニュース。小生、ワクチン4回目を検討しています。12月20日横浜パシフィコでの音楽祭(第九)は流動的となりました(個人的な考え)。2点目はお盆の期間に高校時代の親友とあいました。お互いに健康一番、気をつけようと。3点目。今日は親友とランチをしました。一昨日、退院したということで、親友のお嬢さん(大4年生)と一緒に楽しい時間を過ごしました。8月の終わりは、ちょっと九州へ、、、楽しみです。


2022年7月11日(月)《人間の心が変える》

今日から2週間、大学は学期末の仕上げです。緊張感をもって取り組んでいきたいと考えております。感染対策のみならず暑さ対策をしてこの期間をのりきっていきましょう。週末、山梨へ行ったため、参議院選挙、期日前投票へいきました。自民党が圧勝でしたね。その要因は1.政治の安定を求めた 2.与党連立のコロナ対策への評価 3.元安倍総理の暗殺が考えられます。 元安倍総理の殺傷事件後、人の心を動かしたことは間違いありません。それにしても絶対あってはならない「銃殺事件」。殺人行為は民主主義への暴挙であり、要因はロボットでもAIでも、コンピュータでもない。人間の心がかえてしまう、、、ウクライナの戦争の同様ですが、一人の人間の意思決定が世界を動かす、、、、人間のはかなさ、恐ろしさを感じざるを得ません。我が国の安全・安心した生活に対する考えはますます過敏になっていくことは間違いありません。


2022年7月8日(金)《元安倍晋三総理が銃で撃たれ亡くなる》

今日は衝撃的なニュースが飛び込んできました。奈良県にある近鉄「大和西大寺駅」付近で午前11時半ころ、演説を行なっていた元安倍総理が銃で撃たれました。背後から2発の銃で撃たれ、心肺停止の状態だったとのこと。その後、ドクターヘリで緊急搬送され奈良県立医科大学附属病院にて蘇生処置をしたが、午後5時3分に亡くなりました。心からご冥福をお祈りいたします。我が国にとって歴史的な殺人事件として後世に残る事件となりました。


2022年6月26日(月)《猛暑にもかかわらず》

昨日は《八王子風の会』(指導:小佐野実穂、ピアノ:小佐野圭)がクリエイトホールでありました。40度近い暑さにもかかわらず100名近い音楽愛好家が集合し、楽しいひとときを過ごしました。帰り、八王子の駅ビルは既に以前と変わらない混雑ぶり、、、いよいよ経済も復活か、、、感染者がまた少し増えつつありますので油断はできません。


2022年6月20日(月)《福井は恐竜王国》

福井に行ってきました。小生は審査委員長で、他に男性の審査員2名、女性審査員2名、計で5名で審査。福井のピアノのレベルは相当、高く審査員の大方の講評でした。1日目は午後から、2日目は朝から審査。ハーモニーホールというスタッフいわく日本でも指折りのい響きのよいホール、素晴らしい響きのホールでした。バルコニーはサントリーホールを彷彿させる雰囲気。我々、審査員は2階席で審査。隣の武生では国際音楽祭を実施するくらいだから音楽文化は東京より高いかもしれない。名古屋からも素晴らしいピアニストを数多く排出していますが、福井からも日本を背負って立つような音楽家が出るのはまもないかもしれません。ところで、ウォーキングは怠らず1日10000歩をキープしています。1日目は午後からの審査で午前中は、ホテルから20分程度の『養浩館』という庭園に行ってきました。ところで、ブログのタイトル、福井は恐竜王国だということ。福井駅前にある公園2つの恐竜の声も動きもAIで動かしていて面白かった。日本で初めて恐竜の化石があったのが福井というのだから恐竜ファンにとってはたまらないだろう。夜の刺身3食も美味しかった。もちろん、一人での食事。


2022年6月13日(月)《福井は恐竜王国》

6/11,12 土曜日、日曜日と2日間、某コンクールの審査で福井に行ってきました。小生は審査委員長で、他に男性の審査員2名、女性審査員2名、計で5名で審査。福井のピアノのレベルは相当、高く審査員の大方の講評でした。1日目は午後から、2日目は朝から審査。ハーモニーホールというスタッフいわく日本でも指折りのい響きのよいホール、素晴らしい響きのホールでした。バルコニーはサントリーホールを彷彿させる雰囲気。我々、審査員は2階席で審査。隣の武生では国際音楽祭を実施するくらいだから音楽文化は東京より高いかもしれない。名古屋からも素晴らしいピアニストを数多く排出していますが、福井からも日本を背負って立つような音楽家が出るのはまもないかもしれません。ところで、ウォーキングは怠らず1日10000歩をキープしています。1日目は午後からの審査で午前中は、ホテルから20分程度の『養浩館』という庭園に行ってきました。ところで、ブログのタイトル、福井は恐竜王国だということ。福井駅前にある公園2つの恐竜の声も動きもAIで動かしていて面白かった。日本で初めて恐竜の化石があったのが福井というのだから恐竜ファンにとってはたまらないだろう。夜の刺身3食も美味しかった。もちろん、一人での食事。


2022年6月5日(土)《堀内充バレエコレクション2022成功裡に終わる》

去る5月27日(金)3回目となる堀内充バレエプロジェクト 堀内充氏率いるダンサーたちとの共演が終わりました。会場は目黒パーシモン大ホール。小佐野はエピソードに出演させていただきました。演目、◆金と銀 ◆胡蝶 ◆エピソード ◆カード遊び 振り付け堀内充氏。会場は満員(感染対策実施)。充氏によれば大学生50名近い学生が鑑賞しましたがエピソードに対する反響が多かったとのコメントをいただきました。ダンサーと一体となって3回目となる今回はどんな振り付けでどういう舞をされたのか、ビデオで研究しながら演奏させていただきました。《エピソード》で演奏した曲は、1.バッハ、《G線上のアリア》、2.ラフマニノフ プレリュード《作品32-12》、3.プーランク《愛の小径》 4.ショパン 《英雄ポロネーズ》 4曲を見事に演出された充先生に感謝です。今回はバッハで魅せた祈りの境地を表現したダンサーたち、ラフマニノフは病と闘いその哀しみを表現した男性と女性の二人のダンサー。ショパンは男性ダンサーたちが多くショパンの力強いパフォーマンスをしてくださいました。中間部で表現した女性たちの抒情性は素晴らしい。ショパは天国で喜んでいるのでは。ショパンの音についてちょっとだけ突っ込んでみます。抽象的な言い方ですが、バレリーナは宙に舞って必ず着地する。地球上にいる限り着地するのは当然ですが、ショパンの音について一言で言えば「儚さ(はかなさ)」だと思うのです。バレリーナは自由に舞っていても最終的な終点は地上に着地しますね。当たり前ですが、、、鳥のように自由に舞ってどこかへ行ってしまうことはないんです。こういう時間の限界さに儚さを感じます。短い言葉ではうまく言えませんが、自由に宙に舞っていく時間をいかに自由に表現できるかが重要だと思います。そういう意味でダンサーの動きを見ていると勉強になります。いつも陰ながらエスコートされた裕子先生にも感謝です。玉川大学の卒業生,大谷さんと並木さんも大学卒業後、研鑽を積んで本番で踊っている動き、表情、全てのパフォーマンスは絶品。その姿に感動しました。仕事をしながら生涯にわたって懸命に学ぶ姿はさらに美しく眩しい。これからも頑張ってください!ファンの一人として応援しています。


2022年5月26日(木)《堀内充バレエコレクション2022直前に》

明日、目黒パーシモン大ホールで本番。楽しい充実した堀内充バレエコレクション2022にしようと、堀内充さんからもLINEで充実した仕上がりとのことです。若いダンサーと円熟した堀内夫妻そして小生のピアノで楽しんでいただけたら幸いです。バレエ公演のストラビンスキーももちろん、楽しみです。


2022年5月25日(水)《福島イヴェント報告》

5月20日の夜、福島入りしていわき駅近くのホテルで2泊。母校、国立音楽大学福島県新人演奏会におけるゲスト(大倉由紀枝さんと小生)の演奏が無事、終了しました。新人演奏会はホルン板垣さん、ソプラノの須田さん、ヴァイオリンの松野さん、そして全てのピアノを受け持った渡辺さん、お見事なサポートでした。3名の卒業生が情熱的な熱い演奏を繰り広げていました。東北地方の地震で人間の最も大切な命を体感し、特にピアノを担当した渡辺さんはホルン、ソプラノを優しく寄り添い、アンサンブルの極意を実現しました。心から敬意を表したいと思います。当日のパンフレットに掲載された武田学長のメッセージです。「アンサンブルのくにたち」の精神のもと、教育の質を高めること、(略)プロの奏者や学者、教育者であっても常に学生と共に、学ぶ姿勢で教育に臨み、時には教員同士で指導しあって切磋琢磨する機会大切にしています。

「アンサンブルのくにたち」の精神がまさに、実現できた演奏ではないかと思いました。

ところで、2011年東北地方を襲った太平洋沖地震は南は「日立」「いわき」「浪江町」「仙台」「石巻」などの海岸線は、巨大な津波で多数の被害者が出ました。「いわき」は内陸のため、海岸線ではないが、地震は物凄かったはず、、、いわき市内の風景は。ホテルから緑の公園の中にあるいわき芸術文化交流館アリオス音楽小ホールまでの道のりにおいて、建物に爪痕もまだ見られましたが、多くは復興されてい流洋に思いました。いわきが生んだ我が国のプリマドンナ、大倉さんの日本歌曲とプッチーには感染対策をおこなった満員の聴衆がうっとり、感動的な音楽で満員の聴衆を魅了していました。私もエスコート役としてお役に立たせてていただきました。大倉由紀枝さんは日本を代表するプリマドンナ。玉川大学芸術学部の客員教授をされていて国立音楽大学に従事する前には玉川大学芸術学部の前身、芸術学科の非常勤もされていました。つまり卒業生がたくさんいらして玉川を愛する先生です。お弟子さんの(旧姓)長谷川さんが会場へ駆けつけてくださいました。演劇出身の加藤さんも楽屋に来てくれました。こういう出会いも音楽が人を繋ぐということですね。素晴らしい時間を過ごさせていただきました。翌日の公開レッスンも会場で4名の高校生(2名は声楽、2名はピアノ)が出演してくださり楽しいひとときでした。


2022年5月17日(火)《堀内充さんからインタビュー報告》

今朝、今回、共演させていただくバレエの堀内充さんからインタビュー記事が掲載されたとの報告を受けました。ご覧ください。充さんに小生のホームページアップの許可いただきました。後半の文章に小生と共演させていただく『エピソード』の記事が掲載されています。充さんのバレエに対する誠実さを大切にしているという言葉は胸を打たれます。全く同感です。ご自分が生きてきたのはバレエのおかげだというその真意は長年の経験のなかでバレエで培って得た努力から生まれた言葉です。亡きお父様のこと、若きコンクール、ローザンヌのこと、ストラビンスキーの3大バレエ、そして今回の《カード選び》など、なかなかバレエ音楽を聴く機会がない中、バレエ世界では有名な曲ばかり、、、目から鱗です。記事の後半の箇所、現在までの充先生が誠実に真摯に向き合ってきた歴史が深い内容で掲載されています。記事の文章、具体的な内容を無断で転用不可。


2022年5月16日(月)《訃報》

友人で先輩で国立音楽大学山梨同調会事務局長をされていた櫻林優美子さんがお亡くなりになりました。闘病されていましたが、本当に残念です。弟さんからのメッセージもあり、LINEで命が絶えるまで、交信を続けていました。弟さんによれば、小生のラフマニノフとショパンを耳元において(聴いていただいたと信じる)天国に召されたとのこと。この2曲は今回の堀内充バレエプロジェクトで演奏させていただく曲。こんな形でしか出来ない切なさ、やりきれなさ、絶望感は計り知れません。心からご冥福をお祈りいたします。詳細は通夜 5月17日18時告別式 18日 12時 アピオ甲府本館 中巨摩郡昭和町西条3600電話055-222-1212


2022年5月15日(日)《with Covid》

With コロナの時代は新しい側面に入りました。2020年コロナが蔓延してから3年目に入りました。そこで、マスクを外では外す外さないという議論がされています。我が国は極めて100%に近くマスク着用を几帳面にしている民族です。電車に乗っていてもしていない人はおそらく白い目で見られます。ウォーキングしていると確かに自転車や走っている人はマスクを外している人も目にしています。政府の外ではマスクを外しても良いというようなメッセージを聞いているのでしょうか?例えば中国は政府が徹底的に外出禁止令を出す、つまり、コロナを抑え込むということを徹底する国と日本のように「with コロナ」を目標にしている国との相違はあります。どちらが、良いかまだ結論は出ませんが、日本の致死者は少ない状況を見れば、賢く、3蜜対策を行い、各自が責任を持ってコロナと付き合っていくしかないと私は考えています。例えば、外でマスクを外しても良いということになっても、その場にどのくらいの人間がいて、明らかに密という空間ならば、それは、逆効果です。そこにいた人間のモラル、考えが重要となります。学生も密にならないように座ってくださいと言葉だけで伝えても徹底しません。そこに行って2メートルは空けようという具体的な指示がなければ対策はできません。手指消毒も小学生が最も徹底しているそうです。大学生でも同様に徹底すべきです。だんだん、なーなーになってしまうのが最も危険と考える今日この頃です。


2022年5月14日(土)《吉田松陰の言葉から演奏用に変換してみた》

今日は吉田松陰のメッセージをご紹介します。夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、故に夢なき者に成功なし 演奏に置き換えてみたいと思います。いい音を出そうという美意識は演奏家の夢。理想はどういう音楽を描くかというイメージ。計画は練習方法の設定図を設定すること。実行は練習という努力。努力がなければ成功はない。故に美意識がなければ成功はない。というふうに小佐野は考えてみました。


2022年5月9日(月)《国立音楽大学福島県同調会コンサートゲスト出演》

大倉由紀枝さんとの演奏曲目が決定しました。

とんび 葛原しげる作詞/梁田 貞作曲 

母のこえ 大木惇夫作詞/山田耕筰作曲 

ねむの木の子守唄 上皇后陛下作詞/山本正美作曲

初恋 石川啄木作詞/越谷達之助作曲 

さくら横丁 加藤周一作詞/中田善直作曲

愛の小径 プーランク 

英雄ポロネーズ ショパン

オペラ「ラ・ボエーム」より プッチーニ作曲 《私の名はミミ》と《あなたの愛の呼ぶ声に》 


2022年5月5日(水)《国立AIスタジオで練習》

今日は、連休ですが、大倉さんとの合わせの練習。本番は5月21日に国立音楽大学卒業生による新人演奏会(福島県出身者による)のゲスト出演。場所はいわき芸術文化交流館アリオス音楽小ホール。大倉由紀枝枝さんの伴奏をさせていただき数曲、小佐野も演奏させていただきます。そのために「国立AIスタジオ」に行きます。


2022年5月3日(火)《桜から新緑へ》

今朝も国立駅から谷保駅までウォーキング4月2日の国立大学通りの桜5月3日新緑の風景への様変わりをご覧ください。


2022年5月2日(月)《バレエ初日の練習》

初回の練習は。新宿村のウエストという練習場でやりました。会場には堀内バレエプロジェクトのメンバーが既に練習中。充先生、奥様など知った顔がたくさん。並木まりかちゃんの姿も、大学卒業後、芸術活動をしてい姿に感動。嬉しくなりました。今回は充先生の助言も受けて選曲4曲。1曲目は「バッハ:G線上のアリア」はコロナ、そしてウクライナで亡くなった方々への追悼と祈り込めて、次の「ラフマニノフ:前奏曲op.32-12」は目下、がん治療で入院中の親友に向けて、回復を祈って、3曲目「プーランク:愛の小径」は充先生の奥さまのオファー曲。素敵なダンスの曲。最後はご存じ、「ショパン:英雄ポロネーズ」を充先生の見事な演出で。5月27日目黒パーシモンホールでの本番が楽しみとなりました。


2022年5月1日(日)《今朝のウォーキング》

運動療法を続行中、今までの成果は3月が最も多く43万歩、4月は39万歩。1日平均約、1万歩をクリアしました。1万歩は約8キロほどです。昨日は2万5000歩で、最高記録を達成。16キロ歩いたことになる。富士吉田市に新倉山浅間神社というパワースポットがあります。忠霊塔という戦没者を記念した慰霊塔です。この慰霊塔まで実家から約40分の場所にあり、2月まで工事中でしたが、リニューアルに工事が終わり、見物客が増えました。この写真は4月17日に撮影。今朝も日課のウォーキングはこんなスタイルおかげで、血糖値が自己測定ですが、5.6となりました。病院での測定と自己測定では若干、血糖値が異なります。自己測定は指先の穿刺による毛細血管の測定。病院は静脈による血管測定で、小佐野は若干、病院での測定の方が高くなります。小佐野は「TERUMO」の機器をスマホに同期させて測定結果を記録しています。


2022年4月30日(土)《坂上氏のメモリー》

玉川学園のホームページに記載されたプロジェクトの数々です。『翼の歌プロジェクト』は、小佐野は芸術学部長時代に関わらせていただきました。今となっては、教員人生の中での最も大きなメモリー。人とのつながりを大切にしてくださった坂上直哉氏には感謝です。 小佐野が関わらせていただいたプロジェクト翼の歌プロジェクト ESTEAM教育実践のプロジェクトSH竣工式 ESTEAM教育のプロジェクト講演会

今朝は気温が低く国立市は8度でした。今朝のウォーキングは冬支度の装いです。朝は雲一つない空はなんとも爽やかで、大学通りは桜が散って新緑の季節となりました。国立駅の富士見通りから富士山が見えました。


2022年4月28日(木)《訃報》

今日は訃報が舞い込んできました。玉川学園、翼の歌プロジェクトで一緒にプロジェクトを組んだ坂上直哉氏が亡くなった(昨日)との知らせです。坂上直哉氏が考案し、作成したステンレス製のオブジェは羽田空港に長年ありました。任期を終えた契機に玉川学園内(1つはマーブルホール、もうひとつはストリームホール)に移動する大きなプロジェクト。将来の子供たちに夢を、、、、とう思いでつくったプロジェクト。坂上氏はもちろん、ほかに管財課の素晴らしい仕掛け人、そして玉川学園小学部のA先生たちと共につくったプロジェクトです。玉川学園の子供達が作詞・作曲した曲を翼にのせて、演奏しました。坂上さんと一緒に業務ができて幸福でした。謹んで心からご冥福をお祈り申し上げます。


2022年4月16日(土)《第九へ向かってスタート》

高知の知人のお嬢様がさっそく、ウクライナ支援チャリティコンサートを企画しました。5月17日(火)高知県立美術館です。いまのこうした社会情勢に適応し、すぐ行動を始めることの心に敬意を表すとともに、絶大なる応援したいと思います。あいにく本番の火曜日は大学の授業(今年は第九に向けた授業)のため絶対伺いたいのですが、残念です。、東京から応援しております。演奏は藤原すずかさんと浅田萌さん。お二人ともくらしき作陽音楽大学出身でロシア国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院に留学した俊英のピアニスト。藤原さんは小佐野もたまに高知で助言させていただいている若手、ピアニストです。


2022年4月14日(木)《第九へ向かってスタート》

今年は3年ぶりで横浜パソフィコで大学の音楽祭が開催されます。12月20日、輪番制で小佐野が第九の指揮を仰せつかりました。授業が1年間の集大成となる第九本番にむけてスタートしました。小佐野は今年はなんと、(月)(火)(水)と3日間、音楽の授業を担当させていただいております。ほとんど、専任でも2日ですが、3日は第九漬けの生活になりそうです。(全体は朝日公哉先生、公哉先生はお父様が芸術学科時代、音楽専攻の教授だった先生、その御子息です。よく微に入り細に入りまとめて下さっています。水曜日が小佐野のまとめ役です。コロナ禍で学生との接触が少なかったですが、やはり学生のにこやかな表情を見ると大学教員冥利につきます。感謝です。頑張りましょう。ところで、一日15000歩の成果でしょう。昨日の主治医の検診で血糖値もHBA1C=5.8に下がりました。


2022年4月10日(日)《いろんな出会い》

昨日はカワイピアノコンクール東京予選、御茶ノ水の全電通ホールで審査をしてきました。当日まで公平をきして審査員の名前は公表されずに当日、4名の審査員がはじめて集合するという具合。小佐野を別にして、桐朋学園A准教授、昭和音大E教授、東京音大O教授。そして小佐野でした。カワイのピアノコンクールは世界的なピニストを輩出するだけが目的ではなく、いかに音楽を愛する音楽人を育てるか、つまり、「人を育てる」という教育目的がある。この点は玉川大学と共通する部分です。まずびっくりしたのは会場の全電通ホール近くの路上でカワイの支店長、副店長が我々を待っているではありませんか?ピアノの審査人生の中でお待ちいただいたのは初めて。カワイの企業精神なのか、人への配慮が素晴らしい。この精神が昨年のショパン国際ピアノコンクールにおける出場者への優しいホスピタリティがいかされているのだと思いました。コンクールは当日の運営のみならず、当日までの審査員への書類のやりとりなど、細かい業務があります。著名な審査員をお呼びするだけでも、繊細な配慮が必要です。小佐野もコンクールを実行委員としてやっていたので、よく理解できます。交通手段、多様な手続き、契約など、コンクールに合わせてその対応をするタイミングもあります。それらを完璧にこなしていらしたのがカワイの鈴木美和さん。当日も審査員への対応、受験者への丁寧な説明、聴衆への拍手の方法まであたたかい拍手をお願いしますという話しは会場のかたへの説得力があったことでしょう。素晴らしいマネージメント力でした。小佐野をのぞいて他の3名の審査員のお人柄が素晴らしい。審査員は桐朋学園のA准教授は日本音楽コンクール優勝という素晴らしピアニストでした。そんなピアニストにもかかわらず決して自分を開かすのではなく「謙虚さ」に感動。そして東京音大のO教授は昨年もこのカワイのコンクールでご一緒し、ジュリアードで勉強したピアニストでいろんな教育現場での経験がお話しからうかがえまえました。そして昭和音大の重鎮、世界的なコンクールの審査員、そして昨年、ショパン国際ピアノコンクールに出場した古海行子さんのお師匠さんです。E先生からは、世界的なピアニストを多く輩出しています。知らない音楽人はいないくらいのE先生。先生がなんと、以前、私と一緒の国立市でお住まいだったというお話しに花が咲きました。新幹線の「ひかり」誕生の街ということ。「国立」は国分寺と立川の間に駅があるから、2つの駅のあたまの文字を使って「国立」という駅名を付けたということ。谷を保つと書く「谷保天神」(正確には谷保天満宮と言う)のこと。学生時代は谷保から大学に通ったそうです。お父様は一橋大で教鞭をとっていたそうで、ご家族、ご兄弟には国際的な政治学者などがおられるとのこと。決して、多くを語りませんが、一番、すごいと感動したのは人への心配り、優しさでした。国際的に審査しているので、日本人の演奏と海外の演奏との決定的な違いも指摘されていました。さすが、、、です。小佐野の生徒も実はE先生に厄介になっています。名前は言いませんでしたが、、、審査はいろんな先生との出会いがあり、人生を豊かにして幸福にしてくれるなあ、、、、と。帰りは御茶ノ水から西国分寺で降りてウォーキングして自宅まで帰りました。8000歩でした。


2022年4月6日(水)《事務局長として得たもの》

全日音研ゼンニチオンケンといって正確には『全日本音楽教育研究会』。私は全国の音楽教育の研究会に所属しております。小学校、中学校、高等学校、大学の校種別全国組織の研究会。大学の部会に属しています。ピアニストなのに、どうしてこの組織?と言われそうですが、たまたま大学の同僚だったO先生から引き渡された言ってみれば社会貢献のための組織のための業務です。もちろん、すべて手弁当です。事務局長として、今回は大学部会会誌21号を発行しました。メインは大学部会加盟している大学教員6組の論文と、今回のトピックスはコロナ禍における音楽教育の取り組みと工夫と題し、執筆して下さったものがあります。藝大、東京音大、国立音大、武蔵野音大、ほか、7大学の重鎮の先生がたが、ご多忙の中、執筆してくださいました。本日、玉川大学のDTPから校正がきて発行完成は5月初旬になります。今まで事務局長として先生がたや論文の執筆者とのやりとりは紙ベース(レターパックライト)でやっていましたが、『SDGs』を考慮して中止。すべてメールでのやり取りで校正を行いました。有能な先生はすぐにできる返信をします。いろいろ勉強になりますね。事務局をやっていると、こうしたレスポンスをすぐやってくれる先生やスタッフには助かります。大学でも返信ができない先生が多い中、学生ばかりを責められない。こうした事務局をやらせていただいているからこそ、りかいできるんだなと、思います。政治も会社も学校もみんな同じでしょう。一律、早い返信、正確な情報の共有ができれば人間関係もスムースになるものです。もちろん、返信が遅くても誠実な人はいっぱいいることを思っていないと大変なことになる。 ところで、4/4に国分寺市内の高橋クリニックで3回目のワクチン接種としてきました。高橋Doctorはとても良い表情。そのDoctorのよしわるしは表情でわかる。糖尿病予防のためウォーキング1日1万歩、徹底した食事療法、薬療法を実施してHbA1Cが8.9から6.0に下がって経緯を説明したら、Doctorはよくがんばりましたね。すごいですねと。注射は看護師がやりましたが、まったく痛くありませんでした。いつも血液をとる血管注射のほうが痛い。ワクチン後はどうかなと、、、心配していましたが、よく水を飲んでいたのもよかったのか、ワクチン接種の翌日、問題ありませんでした。少し利き腕じゃない左手が痛い程度かな?熱も平常。まったく異常なし。


2022年4月2日(土)《大学通の全景》

国立駅を遠くにみる大学通の今日は開きました。小佐野がウォーキングしている話しをしたらソプラノ、大倉由紀枝先生もいま、健康のために実践中とか、、、、なんと谷保駅まで今度ご一緒する楽曲の楽譜を持参いただきました。5月21日に福島でコンサートご一緒する曲です。日本歌曲の有名な曲の数々、プッチーニ、蝶々夫人など今から楽しみです。


2022年3月26日(土)《つぼみから開いた》

本日の国立大学通りの桜です。芽からいつの間にか芽が開きました。


2022年3月19日(土)《雨から晴れ》

昨日は雨でしたので、国立高校まで往復、約2キロのウォーキングを決行しました。小雨、気温9度、真冬に戻り、その日に、一橋大学では卒業式でした。和服を着てお化粧した女学生が寒そうに、でも笑顔が印象的でした。寒くてお気の毒。卒業おめでとう。今日はiPhonの予報では降水確率90%なのに、晴れて、ウォーキング実行。今日は気持ちの良い日。iPhonは当てにならない。


2022年3月17日(水)《BSフジLIVE PRIME NEWS》

BSフジLIVE PRIME NEWSは1つのテーマを2時間かけて議論する番組。この番組は政治、経済、国際、環境問題を取り上げる。司会は反町理氏でジャーナリスト、フジテレビニュース総局報道局解説委員長兼取締役。ゲストは伊勢崎賢治氏、的場昭弘氏、宇都隆史氏。たいへん、おもしろかった。国際社会を冷静に分析し、今のロシア対ウクライナの停戦について、伊勢崎氏の「ロシアを糾弾だけでは停戦は実現しない」というお話はほかのどのコメンテーターよりもわかりやすかった。米国へのNATO考え方もとても端的に指摘していた。彼は今まで国際連合職員として世界各地で特にアフガニスタンで武装解除にかかわったご経験が生きていらっしゃる。ウィキペディアによれば、彼は大学教授でもあるが、自衛隊を活かす21世紀の憲法と防衛を考える会、呼びかけ人で、「紛争解決請負人」とも書いてあった。議論を見ていると、政治家や学者は国際社会を上から客観的に見る。しかし、現場で経験されたかたは具体的にどう解決に向かわせるかという話になる。分野によってこんなにも国際社会を見る見方が異なるのかと、反町氏のするどいツッコミうなづき、はい、なるほどもめりはりがあって面白く、ゲストの本音を引き出しているのが印象的だった。日本のはたす役割はなにか、ただ、ウクライナを応援しようとする精神は良い。しかし、国としてどう停戦に持ち込むためにどうしたらよいのか、的場氏はドイツのメルケル前首相の名前を出されていたが、救命主が重要となるのだろうか?報道で、ウクライナのみならず、ロシア国民も戦争で命をおとしている姿は心が痛い。一刻も早く、平和への道を歩んでいただきたい。


2022年3月16日(火)《玉川学園内で芝張り》

旧9号館といえば、旧短大の校舎があった場所。整地が終了して、教職員60名から70名で芝張りをしました。横、1メートル50センチ、縦、40センチの芝(高麗芝)を4グループに分けて貼っていきました。竹の釘を打っていく作業がなかなか大変。総務部の職員の段取りで、全員で労作作業を楽しく、終了しました。親しいK氏からピアニストが芝張りとは。、、、、玉川らしい、、、とのお言葉を頂戴しました。お疲れさまでした。


2022年3月15日(火)《目から鱗》

3月に入って少し時間があったので、最近はウォーキング1日、1万歩を実践しています。午前中と夜、2回の外出。昨日は昼間、26度と夏のような暑さでした。しかし、油断大敵。まだまだ夜は寒くなり10度以下です。ところで、今、ウクライナ戦争について、どのTVの話題を聞いても納得できなかったですが、今日は眼から鱗。BSフジLIVE PRIME NEWS TVに出演されていた櫻井よし子さんのお話しは大変、理解できました。話の中で「世界の歴史を俯瞰的にみなければものを言ってはいけない」、、、と。 。


2022年3月11日(金)《PCR検査結果》

PCR検査結果を書いていませんでしたね。検査の翌日5日の夕方、メールで結果がきました。【陰性】でした。


2022年3月5日(土)《フランスから朗報》

応援している纐纈(こうけつ)健太くんがフランスで行われたシャトー国際ピアノコンクールで見事、優勝しました。速攻、小佐野は健太くんにLINE。健太くん、世界が慌ただしい中、素晴らしい朗報を有難うと。日本の夕方でしたが、フランスはすぐ彼から返信。これからも大きなコンクールにチャレンジしたいとのこと。師匠の中島先生にもお祝いメール。努力が成果としてしっかりあらわれたこと。これは才能です。音の神様が彼にプレゼントしたこと。小佐野は日頃から彼のピアノのみならず人としての優しさを素敵だなと応援しているファンの一人です。日本から応援しています。


2022年3月4日(金)《初めてのPCR検査》

国立の大学通りをいつものようにウォーキングしていたら某治療院で無料PCR検査をしてくれる看板とスタッフに遭遇しました。これは神様が「PCR受けなさい」ということか、、、と閃き、早速、治療院に入り、検査をしていただきました。東京都の無料検査がいよいよ開始されたということですね。まず、検査のためのQRコードを読み込み、メールにて送信。WebのGoogleフォームに記載してから唾液を試験管に入れて検査しました。初めてのことで、唾液を試験管に入れるのに少し、苦労しましたが、ここまで入れなさいというメモリーまで入れて、ID番号を記載して終わり。結果は明日にはメールにて知らせてくださるとのこと。体調は、咳き込んでいるわけでもなく、いたって良好。体温35.6度。たまたま、PCR検査したまで。ウォーキングの帰り、国立駅で、たまたま偶然にもむっちゃん、元気かな?と話しながらウォーキングしていたら、偶然にも先輩のむっちゃんに会えて、、、これも神の仕業か、、、、、


2022年3月2日(水)《練習始開始》

5月の堀内充さんとの公演のためのピアノ練習を開始しました。今回の演奏プログラムは1.バッハのG線上のアリア、2.ラフマニノフ、プレリュードop32-12、3.プーランク 愛の小径、そして最後4.はショパン 英雄ポロネーズ。最も筋肉を使うのは英雄ポロネーズの中間部。重要な音楽的ポイントはポロネーズのリズムの刻みをいかにダンス風に演奏するか、、、、テクニカルポイントは和音が多い曲なので、指先にちゃんと指令が行き、しっかり響いた和音を鳴らすこと。特にめぐろパーシモン大ホールを想定した練習が必要です。ところで、毎日のウォーキングは続行中。1月は少し歩数が減りましたが2月中旬から1日1万歩をめざして続行中。体調は良いようです。糖尿の血糖値の数値も毎日記録中。


2022年2月23日(水祝)《in 京都》

PTNA主催、京都の醍醐地区にてピアノアドバイザーとして行ってまいりました。大阪からH先生、名古屋からM先生、3名のアドバイザーとご一緒しました。参加者は就学前から大人まで。このステップはピアノを習い始めて1年というなんともかわいいおこさんから、音大をめざす受験生まで、趣味で生涯にわたって学ぶ方から、専門に学ぶ方まで、バラエティに富んでいてとてもたのしい時間でした。翌日はすこしだけ、京都散策。ホテルはホテルオオクラ京都、朝ごはんが最高。ホテルから四条河原まで歩いて散策。鴨川沿いで鴨をおいかけました。銀座の歌舞伎座に似ている建物とおもいきや、南座がありました。今回、よかったのは智積院にて長谷川等伯の障壁画、『松に黄蜀葵(とろろあおい)図』をその絢爛豪華な絵に感動。26歳でなくなった等伯の息子の久蔵の絵(桜の襖絵)も感慨深い。智積院の名勝庭園は千利休が好んだと言われている庭園も素晴らしかったです。


2022年2月17日(木)《北京五輪の印象に残った言葉その2 心のアドバンテージ》

昨日(2/16国家水泳センター)は北京五輪、日本対米 カーリングの試合を見ました。結果は日本10-米国7。試合全体、すごくお互いにコミュニケーションをはかっていました。彼女たちの会話の声がテレビを通してしっかり聞こえてきました。ナイスとかだいじょうぶとかダブルは仕方ないなど、、、会話をたくさんしたのは、前の試合(韓国戦)を反省しての改善点だったそうです。苦しい展開でも笑顔を忘れませんでした。テレビを見ながら小生は何回も笑ってしまいました。本人たちは必死なのに、、、、スキップの藤澤五月さんの手にはこんなことばが書かれていました。「I am a good curler.I have confidennce私はいい選手だ。自身がある」という文字。これは自分に勝つために、あるいは、チームを鼓舞することばなんでしょう。これも重要なメンタルを強化する作戦の1つなんですね。。これは昨年の東京パラリンピック テニスで金メダルを獲得した国枝慎吾選手のラケットに貼ってある文字「俺は最強だ」を想起しました。彼は自分に「俺は最強だ」と言い聞かせていたのでしょう。さて、試合前半は日本が氷の状態をよく読んで前半、6-3で折り返し。一旦は同点になったが、慌てませんでした。吉田知那美のダブルテークアウトが決まり、米国のコンシードを行って勝利。 サードの吉田選手はしっかりスカアボードを見て、別に4点取られても私たちにとってはいいシチュエーションだったので、前半、中盤と私たちがしっかりとアイスを読んで形をつくってきたご褒美だったと思う。しっかりと心のアドバンテージを使って落ち着いて次のエンドをプレーできたのは、このチームで8年間しっかり積み上げてきたものじゃないかと思うと語りました。「心のアドバンテージ」という言葉が印象に残りました。同点になってもエンドで後攻が有利になるという心境を「心のアドバンテージ」という言葉をつかった吉田選手。素敵ですね。それから忘れてはならないのは、石崎琴美さんの存在です。テレビでは4人の選手しか写っていないが、裏で氷の感触を把握するために夜中、一人で黙々とチェックしているのだそうです。吉田選手の琴美ちゃんがいてくれたから勝利となったという言葉も印象でした。いよいよ17日 準決勝をかけて、スイス(世界ランキング2位)と戦う。スイスはすでに準決勝に進出は決まっている。アドバンテージという意味はテニスや卓球でジュースのあと、1ポイント、リードしていること。


2022年2月15日(火)《北京五輪の印象に残った言葉その1 誇り》

人類史上、はじめての「4回転アクセル」を行った羽生さんの演技は公式(ICU)大会で認定されました。現地のプレスセンターで会見を開いたのを視聴しました。まず、メディア、ボランティア、関係者の方々への感謝を述べました。次にフィギアで金メダルのネイサン・チェン(22、米国)へのリスペクトのことばも彼らしい一流の選手らしい。シングルで最初の回転時、氷の溝にブレードがひっかかったことは確かだが、その後、製氷する関係者へ「滑りやすくて、飛びやすくて気持ちのいいリンク」と、感謝の言葉を自分自身のわかりやすい言葉で伝えました。フリーの演技の10分前に痛み止めの注射をうって強行に臨んだそうです。足首は悲鳴をあげていて、とても、歩けるような状態ではなかったことも。本当に死に物狂いんで臨んだこと。そこまでやるのか、、、と全世界の人々がに心をうたれたことでしょう。4回転アクセルは転倒しましたが、今まで、そのジャンプは9歳の時のフォームと同じだった。9歳のときから抱いてきた大きな夢を自分がいま、この大きなステージで素晴らしいパフォーマンスとして披露できたことはには満足している。その努力に誇りをもった、、、とも語りました。「誇り」ということばは、この北京大会で彼が獲得した人間としておおきな宝となったことでしょう。前向きに挑戦会見を行う前、「これで引退か」というメディアの風評もあったようですが、それは「これから羽生結弦が大好きなフィギアスケートを大切にしながら極めていきたい」という言葉は引退を否定するような彼の素直な心境だと思います。彼の会見を聞いて、次どうするのか、、、という安易な詮索することではなく、われわれファンはじっと静観してあげることが彼のスケート人生を尊敬することになるのではないかと、心からおもいます。挑戦とは何か?という質問者からの答えも挑戦とは守ることも挑戦の1つだという言葉も印象に残りました。羽生結弦氏は27歳、ここまで、スポーツ選手として、しかも人間として成長し、誰もが尊敬できる人物として信頼されていることに、心から敬意をあらましたいと思います。


2022年2月13日(日)《久しぶりに特急列車で》

久しぶりに立川から河口湖へ直行する特急《富士回遊》に乗って、無料Wi-Fi(JR_EAST_Free Wi-Fi)で送信しています。中央線、高尾駅から大月まで数多くのトンネルがありますが、今ままではトンネル内ではWi-Fiが切れましたが、トンネル内でもいけます。コロナ禍もあり、1車両に5人くらいしか乗車していません。なかなか快適です。猿橋、大月近くにきたらあたり一面は雪化粧。今回の大雪警報は山梨、特に河口湖町は大雪でした。明日未明から再度、雪が降るとの天気予報でしたので、今日は車はやめて列車に変更した次第。 話は変わりますが、堀内充バレエプロジェクトの公演ウラ情報。5/27、今年で3回目の共演となりますが、充さんから公演のテーマや曲目について確認がありました。充先生、学生時代、踊りではなく、優秀な詩を書いて表彰されたことがあるかたです。テーマ、そして、公演のストーリーが楽しみです。


2022年2月12日(土)《自己最高》

昨日は芸術学部卒業演奏会でした。小佐野が担当する学生たちが、普段以上の最高の力を発揮して演奏をしてくれました。最後の最後まで集中して演奏できるように、本番前の助言は極めて大切です。最後まで緊張感のある注意をして、最後の最後は楽しみなさいと言います。この本番前に、妙な褒め言葉は厳禁。言葉かけは極めて重要です。学生は一人として同じキャラクターはいません。その学生に合わせた言葉かけをさがして助言します。時には普段の演奏時に注意していないことも言います。「mfではなくffで演奏しなさい」と。演奏家はレフレクションという反響音を聞きながら演奏します。ピアノ自体でも変わるし、演奏会場によって響きはまったくことなります。ペダルをとろう、、、、とか、ここは、間をいれようとか、、、「音のおわりは音楽の終わりではない」ということ。静寂の重要性を言います。しかし、妙に学生のことを気遣って褒めるような言葉かけをするのはよくない。学生時代、恩師から「本番前に褒めると本番はうまくいかない」と言われたことを想起しました。人間の成長プロセスの中で「褒めて育てる」これは、絶対、必要な教育です。なぜなら人間、自分の良い点を伸ばすことがこのことが将来の仕事にも繋がり、幸福を感じながら生きてさらには人生を豊かにしてくれる。学生に対して褒めるタイミングがあるということです。(精神的に悩んでいる人は別ですが、、、)たとえば本番前に「ミス」したら、そのミスは音楽の神様が本番は気をつけなさい、、、、という神の助言だと言います。とにかく、前向きに、最高の自分が表現できるような言葉かけが必要。時には「まだこの箇所が練習がたりない」と、ゲキを飛ばします。本番の緊張感を自分の見方につける、、、、そんなお話しもしながら本番にもっていきます。今回の私の中の大きな目標は「自己最高の演奏をする」というものでした。まさに北京オリンピックでその成果を実践している選手のように。学生たちは、「自己最高の自分」を実践してくれました。それにしても、学生の最後の集中や実力はすごい。やはり最後の最後まであきらめない、、、自分を向上させる「よい緊張感」が重要だということ。


2022年2月2日(水)《この時期、服務、規律厳守に加えて感染対策を》

大学はいずこも、学期末のまとめ、学内試験、入試、など、授業などはすでに終わりましたが、服務、規律を厳守し業務を遂行する緊張感をもった時期となりました。この時期、服務、規律厳守に加えて具体的な感染対策を早く国民に周知してほしい。オミクロン株も蔓延し、昨日は東京都は1万4445人。全国では12万5964人となりました。デルタ株との相違は学校、保育所などに感染が入り込んでいるのがおおきな特徴でしょう。政府は再度、緊急事態宣言を発出するかどうか、検討中とのこと。飲食店だけでなく学校関係の具体的な対策を早急に周知する必要がある。このことはメディアでも政府もみんな言っていますが、では具体的な対策は(3密の感染対策ではない)何も言っていないし、言っているのかもしれませんが国民に伝わっていないのではないでしょうか?重症化しないという都市伝説もありますが、これだけ多い人数になるとどうなのか、疑問になってきます。職場でマスク、換気を徹底することには変わりません。


2022年2月1日(月)《芸術活動“虎の巻》

今年は芸術活動“虎の巻”を! 昨年までを振り返れば。2020年度から2021年度まで、教育の世界もコロナの話題で終始しました。私は2019年度から大学の学部長として任務を遂行しました。まさに2020年はコロナ禍であっても「芸術の灯火を消してはならない」という強い決意で臨み、大学の芸術活動は大きな方向転換をしました。芸術学部は演劇・音楽等の対面による公演活動が不可能になり、新しい様式によるLive配信とアーカイブ配信を実施しました。緊急事態宣言が発令された頃、ベルリンフィルのヴァイオリニストのA氏からすぐ奥様とのDUOの映像が配信されてきました。もう、新しいスタイルで音楽活動がされてきたわけですから、驚きです。学内ではあるプロジェクトを立ち上げました。マスクで表情がわかりにくい時だからこそということで、その名も“笑顔でプロジェクト”です。同じ学部・学科の先生たちのみならず、普段、お付き合いのない支援セクションの方々とのネットの繋がり(学部・学科横断型)もありました。他の支援セクションとの交流がYouTubeで配信されたのです。教育は教育部門とそれを支える支援部門なしには達成できないことをあらためて、痛感しました。昨年、10月に大学内では、ESTEAM教育を目的として「奏學祭」をプロデュースさせていただき多くの出演者の多大なご協力をいただき遂行し大成功に終わりました。私は堀内充先生、率いるバレエプロジェクトとローランドの新機種、「faced」でベートーヴェンの月光ソナタを演奏させていただきました。昨年、11月15日から20日までの期間に、全日音研大学部会主催で研究発表動画配信を行いました。大学部会の事務局長として、主体的にプロデュースから映像制作まで行いました。6組の発表者の皆さんが、コロナ禍における音楽教育をどのように行ったかその新しい試みを多様な角度から発表していただきました。動画配信については、全日音研本部、関係者各位には多大なご尽力を頂戴しました。あらためて心より感謝申し上げます。配信期間は11月15日から20日まで。With コロナそしてあたらしい形の芸術活動・虎の巻を皆さんと一緒に考えて実践していきたいと思います。 “虎の巻”=今年、寅年ということからインスピレーションで“虎の巻”とした。 虎にまつわる諺はたくさんある。虎穴に入らずんば虎子を得ず、、、寅の威を借る狐、危こと虎の尾を踏むがごとし、虎の子、虎の巻、などなど。


2022年1月30日(日)《日》《堀内充バレエプロジェクト》

5月27日に目黒パーシモンホールにて堀内充バレエプロジェクと3回目となりますが、共演をさせていただきます。堀内先生からもリクエストがありました。最後はショパンの英雄ポロネーズは決まり。曲目をもっか、検討中。今回はいくつかの曲目をアラカルト風に決めようと考えています。お楽しみに。


2022年1月23日(日)《日》《ショッキングなニュース2》

大学は学期末で大忙しです。教員も学生も緊張感ある時期となりました、入試もそろそろ受験がはじまっています。T大では受験生Aが3人を包丁で殺傷した事件がおきました。こういう事件をみれば、殺傷した受験生は絶対、やってはいけないことに間違いありませんが、罪を起こしたのは以下のような理由だそうです。Aは17才の高校2年生。警察の調べに対し、「目指している医者になるため東大に入りたかったが、成績が1年前から落ちてきて悩んでおり、自信をなくした」「医者になれないのなら人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」などと語っているそうです。優等生はよいがそうでない挫折したあるいは精神的に悩んでいる生徒をどう教育していくか、、、社会、われわれの課題です。


2022年1月14日(金)《モノレールから見た富士山》

砂川七番駅周辺モノレールから見た富士山です。ちゃんと美しく大きくみえますね。


2022年1月7日(金)《ショッキングなニュース》

学部長からショッキングな知らせが、、、H28年3月まで玉川大学芸術学部において同僚だった笹川隆司先生(当時、教授)が昨年、12月13日に亡くなっていたニュースが飛び込んできました。先生がご逝去された日、12月13日はなんと偶然にも國芳先生の命日です。國芳先生と同じ日に亡くなったとは、、、この日の夕方、直接、奥様とお電話できました。くも膜下出血で急死されたとのこと。2日前まではお風呂も食事もされて元気だった、、、、とのこと。笹川先生は東大出身で音楽美学を専攻されて美学学会等でも活躍されたかた。小佐野は笹川先生とともに当時の芸術学科時代、そして芸術学部時代と、、、業務を遂行させていただきました。ご一緒にいろんなところへ旅行にいき、ご飯もたべ、お酒も飲みました。物静かで思慮深くとても優しいかたでした。公私共に、お世話になりました、特に小生は論文指導では、先生の知的な頭脳なしには書けませんでした。すぐに友人のYくんにも連絡。玉川大学で授業を受けた学生さん、同僚だった先生がた、すべての皆さん、近年は故郷の新潟にお住まいだったようですので新潟の空を見ながら思い出してあげてください。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


2022年1月6日(木)《主治医》

この日から大学の授業がスタートしました。年末から歯の激痛に悩まされ、なんとか市販の薬でその場を凌いでいましたが、耐えられなくなってかかりつけの歯医者に緊急依頼で留守電話に「なんとかお願いできないか」と、本来なら、治療開始は1/6なのに、、、「他にも患者さんがいるのですぐ来てください」と、奥様から、、、4日からみていただきました。ありがたい。国立駅前の木村歯科といいます。木村先生、小生は歯を長年にわたって診察治療してくださる主治医です。たとえば、水曜日が定休なのに、演奏会で本番中に痛くなったら、たいへん、、、と言って治療の道具を持参してくださったお医者さん。小佐野にはなくてはならない歯科医です。


2022年1月1日(土)《昔や将来を悔やまず今を楽しむ》

2022年は父のメッセージ《昔や将来を悔やまず今を楽しむ》から改めてスタートしようと思います。今年の終わりに、今年は良い年だったと言えるような年にしたいと思います。どうぞこの年が平穏で皆様が幸福にくらせますように。