last Update 001014

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 蕎麦で、このタイトルになったのは蕎麦について考えるようになったのがこの人のエッセイを読んでから、とひどく単純な理由です(^^;。もっとも蕎麦はその前から好きでしたけどね。でも、蕎麦屋は酒を呑むもんだ、という偏った情報をくれたのは彼(^^;。ですから、酒の呑める店が欲しいんだけどあんまり無いですね。
 あと、そば湯が好きなんですけど、店によっては茹でる湯を頻繁に取り替えるのか、白湯みたいのを出す店があるけど、あれには困ります。”あるある大辞典”風に言えば茹でた後の湯の中にはルチンが大量に含まれていて健康にいいのに。

 数少ない経験だけど、今までに蕎麦そのものが一番美味しかったのは東京の神田やぶそばかなぁ。何だか青味がかった麺で不思議だったけど何もつけずに口に含んだらパアッと拡がる蕎麦の香りに感激した。
 だけどね、だ、け、ど、ね。今はどうか知らんけど私が食べた6年前、セイロ1枚700円に二口しか載っていないんだよ(*_*)。他のお客さんとか3枚頼んでいるんだけどそれって2,100円だよぅ?。それぐらいにしないと追っつかないけどさぁ、私の感覚ではないねぇ。別に、蕎麦は安いものだ、と言うつもりもないけど。

 一方そのすぐそばにあるまつや。いいですねぇ。気のおけない感じ、というかいかにも下町といった感じかなぁ。難点はいつ行っても混んでいること(3回ぐらいしか行っていないけど(^^;)。
 別に、池波氏に敬意を表したわけではありませんよ。混んでいる店でお勘定をした時、おつりが多く間違っていたんですよね。なにげなく「あ、違いましたよ」といってそれを返したら「すみません」の言葉とともに「これを」って七味唐辛子を1個すっと渡してくれるんですよね。その呼吸がすばらしい。

そば忠

 私が札幌で3番目に美味しいと思う店。しかも立ち食い蕎麦。ちなみに1、2番はまだ出会っていません(^^;。
 立ち食いなんだけど手打で私好みの太目の腰がかなり入った麺。1回だけ口に含んだ瞬間蕎麦の香りが拡がってあまりの美味しさに涙が出そうなことがあったけど、マスター曰く
「茹でてその後水でしっかり洗って締めているんだからそばに香りなんか無いでしょう」
と流されてしまった(^^;。確かにその日はいつものように酔ってたからなぁ(^^;。
 下手したら蕎麦よりも旨いのが、そば湯。私はいつも蕎麦1杯にそば湯1杯を呑んでしまう(^^;。

まるき

 細切りの麺はどちらかと言うと好みではないけども、しっかりと作っていて好感が持てます。種物の種類も豊富で飽きさせません。何よりもいいのは酒が呑めること。何よりも困るのは酒が高いこと(^^;。

喜香庵

一水庵

 普通の一軒家を改造した風のお店。蕎麦は悪くない。いやむしろ好みかもしれない。 いいスペースを造って(今風に言えば癒しの空間)本当の蕎麦を出そうとするコンセプトは判る(携帯、たばこは席で禁止)。
 だけど、居心地が良くない。メニューは温冷3つづつだけなのは別にいいけど、注文するとお品書きはすぐに引取ってしまう。酒は2種類ほど置いているけどアテは無い(別にメニューがあるのなら別だけど)。客が寛いで店にいる時間を楽しませる、といった姿勢が器以外に見えてこない。

Y雲

 ここのサケちらしが好きだったんだけどなぁ。冷たい蕎麦をぬるいままで2度出されて本店に行かなくなり、同じく2度出されて駅前の国際ビル店に行かなくなった。高いしね。