・6000系
6001以下3連
6001以下3連
2001.3.2 予讃線丸亀駅にて撮影
 1995年度末に老朽化の進む111系の置き換えを主眼として製造された車両です。前面形状はJR東海の211系とよく似ているものの、3扉転換クロスシートの設備や窓配置は同社の311系とよく似ているようです。しかし、1000系や7000系と同様、運転台直後のドアは片開き、その他は両開きという、JR四国らしいドア配置となっています。
 制御方式はVVVFインバータ制御で、8000系量産車と同様の個別制御式となり、1M2Tの編成を組んでいます。性能上は7000系の制御車を1両連結した1C3Mでも走れるものとされ、実際そのような運用も存在するようです。
 編成は高松・岡山方から6000(Mc)-6200(T)-6100(Tc)の3連で、昼間の岡山〜観音寺間の普通列車を中心として、高松〜観音寺・琴平間などで運用されています。
 走行音[JRS6000a.ra/240KB]
 この6000系では在来車両との部品の共通化なども念頭に置かれたため、インバータは8000系量産車と同じ個別制御タイプとなりました。こちらは2編成とも東芝製が搭載されています。8000系と違って回生ブレーキが使用されているため減速時にもきちんと音が鳴るわけですが、東芝お得意の最後の1音がないタイプなためやや物足りないものになってしまいました。特に、このファイルのように比較的強めのブレーキをかけたときはより一層物足りなさが強調されます。
 録音は宇野線久々原→茶屋町間です。
・その他の写真
 6001号車のVVVF装置です。8000系と特に違いはありません。GTOによる個別制御インバータの標準的な形状です。
 2001.3.2 予讃線丸亀駅にて撮影

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