・113系
クハ112-1以下4連
クハ112-1以下4連(編成によって塗装が異なります)
2001.3.2 予讃線坂出駅にて撮影
 113系の登場は1963(昭和38)年ですが、JR四国で活躍している車両は、99年度にJR東日本から余剰となった車両を譲り受け、JR西日本で実施されているような大幅なリニューアル改造を行ったものとなっています。室内は6000系と同様の転換クロスシートとされ、内装材なども6000系と仕様を揃える努力がなされ、新車同然の姿となっています。
 また、JR四国の特徴とも言えることで、モハ112の車端部には乗務員扉が設置され、この部分の室内には車掌用のスペースがあり、ドア扱いや放送などの一通りの機能が備えられています。
 2000年3月から2001年3月にかけて4連3編成が改造され、車号はクハ113-モハ113-モハ112-クハ112の編成の各車に、それぞれ1、2、3の番号が振られ、整理されています。
 走行音[JRS113a.ra/327KB]
 走行音は普通の113系と何ら変化はありません。ドアチャイムが設置されたことで、その部分の雰囲気はだいぶ変わりましたが、実際のところは、このドアチャイムって、千鳥配置された車内案内表示器に取り付けられたスピーカから鳴っているので、開くドアと反対側からでも平気でチャイムが鳴っているんですよね。半自動扱いを常用している中でバリアフリーになるのかどうか、疑問の残るところです。ちなみに、この走行音ファイル、駅に着いたところでは誰もドアを扱ってないのでドアの音はしません。ドアエンジンも取り替えられていたらしいのですが、どう変わったか、これでは分かりませんね(ちなみに、この車両の投入で廃車となった111系は原型のドアエンジンです)。
 録音は予讃線鬼無→香西間です。
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