・E351系

クハE351-1001以下12連  1993年末、中央線方面の特急「あずさ」のスピードアップを目的として投入された振子式車両です。この時に投入された先行車2編成にはGTOインバータを搭載し、電気ブレーキは回生のみでしたが、1996年の量産化改造時に発電ブレーキとのブレンディング機能を付加しています。
 1995年から1996年にかけては3編成の量産車が登場し、こちらはインバータの素子をIGBTに変更し低騒音化が図られました。こちらも発電ブレーキとのブレンディング機能があります。
 また、振子については381系のころ式自然振子に制御機能を付加したものとされ、パンタグラフの変位対策として台車枠と直結した台の上に設置する独特なものとされました。その割には曲線通過速度が最大でも本則+25km/hにとどまり、以後の増備はありませんでした。
2000.2.26 篠ノ井線松本駅にて撮影
 1000番代車走行音[E351gb.ra/RealPlayer5.0以上/339KB] 直接再生
 試作車であるGTOインバータ車の音です。日立製インバータ装備で、すぐにそれと分かる音をたてています。細かいことを言えば結構変わった点はあるみたいですが・・・。
 録音は清水さん提供で東海道本線二宮→国府津間です。当時は湘南新宿ライナー25号に充当されていましたが、今は27号になっているそうです。
 量産車走行音[E351ib.ra/RealPlayer5.0以上/322KB] 直接再生
 こちらはIGBTインバータを使用した量産車の音です。こちらも日立製インバータで、東武30000系や京王1000系、近鉄16400系などと類似した音が聞かれます。個人的にはこのタイプが一番まともだったんじゃないかと思うのですが、ほとんど普及せずに違うタイプに移行してしまったようです。その後また似たような音に戻ったとも言えますが・・・。
 録音は東海道線の「湘南新宿ライナー25号」で二宮→国府津間です。
・その他の写真
 こちらは試作車の貫通形先頭車の写真で、クハE351-1201以下4連です。
 2000.2.26 篠ノ井線松本駅にて撮影
 こちらは量産車の非貫通形先頭車、クハE351-4以下12連です。量産先行車と比べると冷房の形状、先頭部の車体断面などに違いが見られます。
 1997.3.31 中央本線新宿駅にて撮影
 量産車の貫通形先頭車、クハE350-103以下4連です。
 2000.2.26 篠ノ井線松本駅にて撮影
 モハE350-1001のVVVF装置です。日立製で、音は比較的標準に近いものなのですが、インバータはどこにもないような独特の形をしています。
 2000.2.26 篠ノ井線松本駅にて撮影
 モハE350-7のVVVF装置で、これは先行車のインバータと同じ側から見たものです。一見独特なものに見えるのですが、細かいところをよく見てみると意外に日立らしい部分が見受けられました。この写真からは分からないことですが・・・。
 1997.3.31 中央本線新宿駅にて撮影
 モハE350-5のVVVF装置で、これは上の写真とは裏側のものです。何個か並んでいる箱の大きさが左と右で違う順番で並んでいるというのがおもしろいところです。いったい何のためにこんなことをしているのやら・・・。
 2000.2.26 篠ノ井線松本駅にて撮影


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