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関西地区の東海道・山陽緩行線で活躍するクハ205-35以下7連です。この路線ではスカイブルーのラインが入っているわけですが、過去には似たような姿の205系が京浜東北線でも走っていました。とは言っても、国鉄時代に製造された分と、JR化後でも山手線に投入された車両はドア部分の窓が小さかったため、これと京浜東北線向けの車両を全く同じ姿とするのは間違いだったりもします。
山手線で主に活躍する車両に関しては、形態はこの写真のグループと同じで、色は一番上にある量産先行車と同じ、ということになります。
1994.8.28 東海道本線京都駅にて撮影
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こちらは横浜線のクハ205-75以下7連です。103系時代の横浜線では山手線と同じ黄緑の塗装でしたが、205系投入の際にはこのような緑の濃淡を利用した2色のラインカラーとなっています。
2000.4.29 東急田園都市線長津田駅にて撮影
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埼京線のクハ205-95以下10連です。この路線も103系時代は山手線と同じ塗装でしたが、205系投入時は走行区間が一部重複し、誤乗を招く可能性があるためか、濃い緑色のラインカラーとなりました。
2000.9.9 新宿駅にて撮影
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こちらは総武・中央緩行線のクハ205-104以下10連です。近くに同一の塗装の路線がなかったこともあり、同線の103系や201系と同じ黄色のラインカラーとなっています。
1999.1.4 総武本線錦糸町駅にて撮影
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こちらは京葉線のクハ205-111以下10連です。京葉線のラインカラーはこの赤のような、濃いピンクのような色で、205系はこの色で投入されましたが、なぜか103系などはスカイブルーのままです。もっとも、同じ色に塗られたら気持ち悪そうだからそのままでいいんですが・・・。
ちなみに、この京葉線向けと、後に登場する武蔵野線向けの車両は前面形状が独特のものとなっています。
2000.1.1 蘇我駅にて撮影
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こちらは阪和線で活躍するJR西日本独自設計の1000番代車、クハ204-1004以下4連です。客室からの前面展望性の向上のため(だと思う)、前面ガラスの仕切の位置を変え、助士側の窓を天地方向に拡大した、これまた独特の形態になっています。せっかくそのようにしても乗務員室のすぐ後ろに座席がないのが残念なところです・・・。
1999.9.7 阪和線浅香駅にて撮影
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