・167系

クハ167-3以下4連+クハ167-5以下4連  1965(昭和40)年、従来の修学旅行用電車が153系に準じた仕様であったものの、急行形の標準が165系に移行したのに合わせて登場した修学旅行列車用の車両です。
 165系との併結も可能な車両とするため主要機器は同系に準じ、車内設備についてもテーブルを備えているなどの違いがあるのみとなっています。外観ではドアの幅が特急用と同じ700mmであることが大きな特徴です。
 昭和50年には修学旅行列車は新幹線に役目を譲ることとなり、その後は165系とともに一般の急行列車に運用され、急行もほとんどが消滅した現在では波動用車両として使用されています。
2000.6.10 常磐線取手駅にて撮影
 モハ167-4走行音[167-4.ra/490KB] 直接再生
 167系の走行音です。常磐線取手と横須賀線鎌倉を結ぶ臨時列車「ホリデー快速ときわ鎌倉号」での録音です。機器が165系と共通なため、当然のことながら同じような音をたてます。MT54搭載の急行形としては標準的な音であると言えるのではないかと思います。
 録音は常磐線我孫子→柏間です。
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