・横浜高速鉄道Y000系
1999年、翌年に控えたこどもの国線の通勤線化に備えて登場した車両です。車体はステンレス製で、20m3扉、ロングシートとなっています。雰囲気は同時期登場の東急3000系とよく似ています。
VVVFインバータ制御で、こどもの国方がM車、長津田方がT車となっています。運営は横浜高速鉄道とは言え、以前は「東急こどもの国線」だったこともあり、車両は色を除いて東急の雰囲気そのものとなっているわけです。運転台はワンハンドルマスコンですし、ワンマン運転対応の設備もほとんど目黒線と共通であるものと思われます。
99年末までに3編成6両が製造され、通勤線化を前にして営業を開始していました。
2000.1.12 長津田駅にて撮影
加減速音
[Y000a.ra/351KB]
直接再生
東芝製のインバータに日立製のモータということらしいですが、それにしても聞き慣れないVVVF音です。音の高さが変化するパターンだけで言えば東芝製の2レベルインバータを搭載する営団9000系4次車と似てはいますが、あちらは「ヒュルヒュル・・・」系の音であるのに対し、こちらは「キーン」系の音となっています。とは言ってもこのY000系は3レベルインバータのようですから、2レベルインバータと全く同じパターンで制御ができるとも思えないし、よくわからないですね。
録音はこどもの国線長津田→こどもの国間ですが、まだ恩田駅開業前の録音であり、やたら時間がかかる割にスピードも出ていなくてつまらないので加減速部分だけを載せています。もっとも、恩田開業後もあまり「いい走りをする手頃な区間」というのはないんですが・・・。
・その他の写真
Y013のVVVF装置です。東急3000系の東芝製インバータと同じような形ですが、SIV一体型となったためJR東海の313系と同じ形状という印象になります。音は本当に独特です。
2000.1.12 長津田駅にて撮影
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