・営団地下鉄07系

07-102以下10連  1993年1月、有楽町線の輸送力増強用として千代田線の06系と共に登場した車両で、ほぼ同一の設計とされています。機器類も直通運転の相手線区の関係で多少異なるだけで、基本的に06系と同一です。制御方式はVVVFインバータ制御で、個別制御の3レベルIGBTインバータを装備し、4M6Tの10両編成となっています。
 1994年秋にも増備が行われ、現在6編成が活躍しています。
1999.8.28 西武池袋線練馬駅にて撮影
 走行音(三菱/登場時)[sub07ma.ra/189KB] 直接再生
 1次車の01・02編成には三菱製のインバータ装置が装備されています。06・07系は国内初のIGBTインバータ車であり、当然この07系1次車は三菱製の初めてのIGBTインバータ車ということになります。そのせいか何か、初期の三菱IGBTらしい音を出す車両はいつの間にかこの07系だけになってしまいました。鳴っている音は甲高い一定の高さの非同期ですが、動き出す瞬間と間もなくで高さがやや違い、最後に少し高くなってから爆音が一度鳴って1パルスモードに移るという流れになっています。
 ただ、この音も西武池袋線との直通が始まった関係なのか、いつの間にか変化していて、7000系三菱が高い音になったのに対し、この車両ではやや低い音に変わったようです。あまりよく分からない変化ではありますが・・・。
 録音は有楽町線要町→千川間です。
 走行音(三菱/現在)[sub07mb.ra/166KB] 直接再生
 これも同じく1次車の音ですが、現在のものです。少し低くなって、どことなくおとなしくなったのが分かるかと思います。それでも第1世代らしい音に変わりがないのがありがたいところではあります。
 録音は有楽町線要町→千川間です。冷房が入っているのでかなり聞きづらくなってしまいました・・・。
 走行音(日立)[sub07ha.ra/495KB] 直接再生(56kbpsモデムorISDN)
 こちらは2次車の日立IGBT搭載車の走行音です。03〜06編成が該当します。これ以前に日立製で世に出ていた02系や03系では非常に静かだったのですが、なぜかこの07系ともう少し後で登場する9000系ではインバータ装置付近で甲高い音が力行、あるいは回生制動中常に鳴り続ける、非常に不快なものになってしまいました。
 録音は有楽町線千川→要町間です。甲高い音もはっきり聞こえるように、音質を高めのものにしていますので、ストリーム再生時には接続環境をご考慮下さるようお願いします。
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