1992年12月、千代田線の増発用に新造された20m4扉、アルミ車体の車両で、これまでの0系車両を基本としながら、IGBTを使用したVVVFインバータ制御を国内で初めて採用したり、運転室の拡大を行った関係で室内の座席配置を従来車と変更するなど、以降の新造車に数々の影響を与えた車両でもあります。
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06201のVVVFインバータ装置です。非常にシンプルな構成で、中央部がゲート制御装置、左側の3つの冷却ユニットがモーター1個分のU、V、W相にあたり、この3つを合わせてモーター1個分、右側も同様で、更に裏側にも同じものがあるので全部合わせて1両分4個のモーターが制御できるようになっています。そう考えると意外に大きいのかもしれないですね・・・。
1999.4.20 JR常磐線我孫子駅にて撮影 |