1983(昭和58)年、銀座線の近代化を図るために試作車が登場、翌年から量産が開始された16m3扉のアルミ車体の車両です。当時、VVVFインバータ制御を採用することも検討されたものの、新造コストの高さが障壁となり見送られ、GTOを使用した高周波分巻チョッパ方式が採用されました。この方式では電機子と界磁の双方をチョッパ制御し、従来の方式よりも粘着性能などが向上したことが特徴です。
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01209の三菱製チョッパ装置です。ステンレス車体にあるビードのような模様が特徴です。
1999.8.15 銀座線渋谷駅にて撮影 |
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01433の東芝製チョッパ装置です。三菱製に比べて素子の冷却部分がコンパクトにまとまっているのが特徴です。
1999.8.15 銀座線渋谷駅にて撮影 |