・京王電鉄7000系
1984(昭和59)年の登場で、京王線用としては初めてのステンレス車体となりました。システム的には6000系のものを受け継ぎ、回生ブレーキ付の界磁チョッパ制御となっています。
1986年までに5連12本(これらは87年に中間車を組込み6連化)、86年に8連3本、87年以降はコルゲートをやめビード入の車体となった8連が5本(20番代)、90〜92年には6連のうちの6本にM車とT車を組込み8連化、93・94年には6連5編成の増結用として4連が、94・95年には8連の増結用として2連5本が、更に96年には20番代の8連を10両固定化するための増備車10両が製造され、最終的に6+4連5本、8連10本、10連5本、2連5本の計190両となり、6連と8連は全車コルゲート、2・4・10連は全てビードという分かれ方になったようです。
1998.12.7 京王線明大前駅にて撮影
走行音
[ko7000a.ra/218KB]
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7000系の走行音です。いかにも界磁チョッパ、という雰囲気の漂った音ではあるわけですが、細かく分類していくとどうなるのかはよく分かりません。6000系でもそうなんですが、8連では5M3T、2連では1M1Tであり、2両ユニットの車両と1M方式の車両とが混在しています。この形式でも1M車は永久直列の配線にすることで対応しているようなので、やはり音の雰囲気は多少異なります。
録音は京王線千歳烏山→仙川間です。
走行音(空転&滑走)
[ko7000b.ra/221KB]
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こちらは7000系の空転&滑走入の走行音です。界磁チョッパ車は滑りやすい車両が多いのは事実ですが、ここまで滑ってしまうと・・・。
録音は清水さん提供で仙川→千歳烏山間です。
走行音(1M車)
[ko7000c.ra/215KB]
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こちらは6000系でいう6400形と同様の装備となっている新宿方の先頭車、7400形の走行音です。もちろん先頭に出ているときに録音しています。6000系の場合と同様、音に関する違いというと回生ブレーキの失効速度が高いことくらいのようです。ただ、この時ってちょうど回生ブレーキの失効する頃に一旦ブレーキを緩解しているようでもあり、果たしてどういうブレーキ操作をしていたのやら・・・、ちょっと気になるところですね。
録音は京王線中河原→分倍河原間です。
・その他の写真
こちらは7424以下8連で、前2両のみ後期形のビード加工車、後ろの6両(編成不明)は初期のコルゲート車が連結されています。
1998.12.7 京王線明大前駅にて撮影
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