・京王電鉄3000系

3711以下5連  1962(昭和37)年、東急車輌とアメリカ・バッド社の技術提携により生み出されたオールステンレス車体で登場した18m車で、当初は4両編成、抵抗制御でした。第10〜15編成は界磁調整器を使用した回生車、16編成以降は当初から5連の界磁チョッパ制御で1M車の3100形は直並列制御、20編成以降は1M車も同一のモーターで永久直列となるなどの違いがでています。
 現在では全て5連になり、10〜15編成も界磁チョッパ制御に改造され、電気品は16番以降と同様になっています。1000系の投入により現在は10〜29番の20編成が活躍しています。また、16番以降はリニューアル工事が完了しています。
1998.12.7 井の頭線明大前駅にて撮影
 走行音(界磁チョッパ改造車)[ko3000a.ra/195KB] 直接再生
 2両ユニットとなっている3000形のうち、現存最古のグループとなる当初界磁調整器を使用した回生車、現在では改造により界磁チョッパ制御となった車両の走行音です。このグループに組込まれている1M車に関しては端子電圧の異なるモーターを積むことでユニット車同様の直並列制御を行っているわけですが、モーター音は特に違わないらしいです。20番以降になると1M車は直列段のみになるのでその分多少の違いはありそうですが、あまり詳しいことは乗ったことがないので分かりません。
 録音は井の頭線高井戸→浜田山間です。
・その他の写真
 こちらは3727以下5連、つまり第27編成なわけですが、現在では16番以降の編成は全て更新され、このような姿になっています。また、1000系も共通ですが、この路線の特徴として編成番号が7で割って1余る編成ではブルーグリーン(ほとんど水色?)、2余る編成はアイボリーホワイト、3余る編成ではサーモンピンク、4余る編成ではライトグリーン、5余る編成ではバイオレット、6余る編成ではベージュ、7の倍数の編成はライトブルーとなっているようです。
 1998.12.7 井の頭線明大前駅にて撮影

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