乳の詫び状

Last update 2009/07/20

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2009/06/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 気になった本(文系編)
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/28/4397127
気になった本
は、理系の本ばかりでしたが、実は、文系の本もいろいろ売れているんです。
 文系というより、経済と政治関係かな。時期的に、選挙が近いせいかな。

 まず、シビアそうな本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4272330586/showshotcorne-22/
しのびよる破局―生体の悲鳴が聞こえるか (単行本) 
辺見 庸 (著)
 これ、辺見さんらしく、シビアな現実を直視する本のようですね。アマゾン
の素人評で知ったけれど、辺見さん、いま、手が不自由で携帯を使って書いて
いるのね。それでこれだけの本を書くのは、執念ですね。
 辺見庸さんといえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4272330586/showshotcorne-22/
もの食う人びと (角川文庫) (文庫) 
辺見 庸 (著)
が、話題沸騰のルポでしたね。
 おれは、怖くて読めなかったけど。^^;
 この根性なし。そんなんで、裁判員制度で裁判員に選ばれて、死体写真をみ
て、正常な判断ができるのか、お前。
 いやーん。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/15/1030157
吉野次郎著「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/03/4339627
金城哲夫、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン

 次は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4406052275/showshotcorne-22/
新自由主義の破局と決着―格差社会から21世紀恐慌へ (単行本) 
二宮 厚美 (著)
 これ、いま、読んでいる何冊かの1冊。おれ、この本、地下鉄で横の人が読
んでいて面白そうだったから、買ったの。読んでいた人は20代後半から30
代前半くらいの人。おれの妄想エンジンによれば、霞ヶ関に勤務する、いや財
務省に勤務する若手のばりばりのキャリアだ。\(^O^)/
 そこでおれは、なんとしても読みたいと思ったわけ。本はカバーがかかって
いたが、超一流スパイであるおれは、すぐさま、スパイの技を使って、書名や
著者名を調べて、自分で買ってみた次第。
 別途、これも感想を書くかもしれないが、まえがきや第1章の途中までなん
だけど、その部分だけでも、小泉・竹中の構造改革とは何だったか、きれいに
腑分けしてあり、いま、テレビや雑誌、論壇をにぎわす多くの議論、竹中平蔵、
金子勝をはじめ、よく聞く経済学者たちの言説がなぜだめなのかが解明してあ
る。

 関連して、未読だが、これまで名前を出しておらず、格差社会や金融戦争も
ので話題になった本を以下、いくつか列挙。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167753502/showshotcorne-22/
超・格差社会アメリカの真実 (文春文庫) (文庫) 
小林 由美 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087204898/showshotcorne-22/
資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書 489A) (新書) 
広瀬 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140813202/showshotcorne-22/
世界金融戦争―謀略うずまくウォール街〈上〉 (単行本) 
広瀬 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140813210/showshotcorne-22/
世界金融戦争―謀略うずまくウォール街〈下〉 (単行本) 
広瀬 隆 (著)
 広瀬隆は、陰謀論めいて嫌いな人は嫌いだろうが、おれは広瀬隆のたぐり寄
せ方がすごく面白いんだよね。

 次は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063793524/showshotcorne-22/
現代プレミア (講談社MOOK) (ムック) 
佐藤 優 (著, 編集)
の名前を出したせいなんだろうね。ちなみに、「現代プレミア」は、買ったも
のの九州には持って行きませんでした。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404710177X/showshotcorne-22/
テロリズムの罠 左巻 新自由主義社会の行方 (角川oneテーマ21) (新書) 
佐藤 優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101788/showshotcorne-22/
テロリズムの罠 右巻 忍び寄るファシズムの魅力 (角川oneテーマ21) (新書) 
佐藤 優 (著)
 アマゾンの右巻の素人評に、
「新自由主義で中間団体が解体され、国民一人がアトム化されている日本の状
況において、、、、ファシズムが有効性を持つ思想として登場する可能性があ
る」
と、本文を引用しているが、このアトム化というのは、おれがいう、人々が極
限まで解体されて自由に操られている
「動物化したポストモダンより、もっと知能の退化が進んだ、昆虫化(群体化
した昆虫のイメージ)したポストモダン、どころか、もはや生命でもなく、砂
や粉が集まった世界、すなわち粉体化したポストモダン、どころか、原子レベ
ルにまで解体されて操られてしまうボース・ アインシュタイン凝縮体(BEC)化
したポストモダン」と同じ意味だろう。
 解体すると、不安による操作、すなわち、論理より感情、情動による操作が
やりやすいんです。
 不安心理につけ込んで、こうやれば年収が増える、スキルが上がると煽る、
勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテクニックを駆使して
売りまくる、中身がない安直ビジネス本の世界がウケているのもそうなんです。
 基礎から鍛えてない奴が、そんなことやっても、下の階級で少し上に上がれ
るかどうか。もっとはっきり誇張して書けば、奴隷階級の中で、中の下から中
の上の奴隷になれるかどうかというレベルのことをやってるのにね。
 当然、そんな小手先のノウハウでは上の階級には行けないので、また彼らの
本を買うわけ。ほんといいカモですよね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) (新書)
下條 信輔 (著)
にあるように、ニューロ・マーケティングやら、ワンフレーズや郵政民営化一
本槍で大衆の情動に訴えて選挙に大勝した小泉純一郎政権の話やらにつながる
んですよね。そして、ファシズムにもつながると。
 未読だが、佐藤優が言いたいのはそういうことなのかなと。
 20年前に電脳騒乱節で、バブル崩壊後に閉塞感からテロの時代が来るぞなど
といって、2・26事件のことを書いたが、20年経って、ここでも一回りした
感じがあるね。AI(人工知能)の手法も一回りして、また注目され、今度は研究
室から出て実用になってるもんね。テロも今度は研究室から出て実際に起こる
のかな。秋葉原の無差別殺人がそうだったのかな。厚生省次官経験者を殺した
のが、そうだったのかな。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4384906
ノンフィクションの逆襲。佐藤優責任編集「現代プレミア」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」

 次は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862381324/showshotcorne-22/
人でなしの経済理論-トレードオフの経済学 (単行本) 
ハロルド・ウィンター (著), 山形浩生 (翻訳)
 すでに、名前を出して買うと書きましたが、実際に買って読みました。
 感想は別途書くかもだけど、簡単にいうと、日本で付けた「人でなしの経済
理論」というタイトルから連想されれるひどい話じゃなくて、社会的効用の面
から考えた場合、経済学ではどう世の中を捉えるかという、すごく真面目な本。
誠実な書き方がしてある。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/10/4235156
人でなしの経済理論-トレードオフの経済学

 次は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380917X/showshotcorne-22/
バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5) (新書) 
竹内 薫 (著)
 これ、ファンである竹内薫さんの文系もの。竹内さんが小学生になって、経
済学のこと、というか、政治経済の仕組み、それも官僚・中でも財務省が牛耳
る日本の裏の仕組みを教えてもらう趣向。
 先生は匿名になっているが、高橋洋一です。でも、彼、盗みで捕まったから、
名前を出さずに出版することになったようです。
 おれも、これ、買って読みました。感想は別途書くかもだが、とても面白い。
 財務省、やることはバカヤローだが、頭はバカヤローどころか優秀な連中が
多いので、怖いねという話もある。
 公共事業と為替のところで出てくる、エコノミストのリチャード・クーの話
は、爆笑したなあ。
 九州に持って行ったのは、これと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094083995/showshotcorne-22/
山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫 や 10-1) (文庫)
山下 洋輔 (著)
の2冊。
 なお、文字化け日記には、九大の荒木先生が出てきます。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/01/4218939
高橋洋一、やられましたね。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/03/4339624
題名のない音楽会「山下洋輔大特集」など6月、7月は怒濤の洋輔祭!

 次は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596995/showshotcorne-22/
不透明な時代を見抜く「統計思考力」
神永 正博 (著)
 すでに、名前を出して買うと書きましたが、実際に買って読みました。
 感想は別途書くかもだけど、簡単にいうと、この手のビジネス書にあるまじ
き(笑)、文系向けなんだけど、身近なことに題材を取った、わかりやすく、ち
ゃんとした確率・統計の解説書です。
 いいデータを取ること、元データに当たること、そして正しくデータを分析
することがいかに大事かを、その手法の丁寧な解説とともに、こんこんと説い
てあります。
 九大の講義で話すネタで、ソフトウェア開発の見積もりやプロジェクト管理
の話があるので、ちょっと勉強し直していたんだけど、見積もりやプロジェク
ト管理を確率・統計的に捉えるアプローチは当然あります。本書を読んでいて、
その辺のことも思い出しました。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260454
神永正博著「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」

 次は、もろに選挙の争点の1つになっているからでしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166606980/showshotcorne-22/
世襲議員のからくり (文春新書) (新書) 
上杉 隆 (著)
 上杉隆は、以前、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980883/showshotcorne-22/
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書 う 2-1) (新書)
上杉 隆 (著)
を紹介していますね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837328
最近の雑誌から
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839754
Re: 最近の雑誌から

 これまで料理の本はいろいろ売れているんですが、それは別途やるとして、
へぇぇと思ったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4885081742/showshotcorne-22/
新ファッションビジネス基礎用語辞典 (単行本)
バンタンコミュニケーションズ (編集)
 おれんところで、ファッション関係の本が売れるとは。

 この前、間違って、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/28/4397127
気になった本
に入れちゃったけど、これまでで、やっぱ、びっくりしたのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4500006567/showshotcorne-22/
ウパニシャッド―翻訳および解説 (単行本)
湯田 豊 (著)
ですね。

乳の詫び状(2009/06/28)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 気になった本
---
 なぜか、東京を離れ、ネットからも少し離れていると、難しい本、高い本が
売れているような。油断して、少しでも隙をみせると、「正三郎、どうせ、お
前なんかにゃ、わからん本だろう。ざまあみろ」という攻撃なのでしょうか。
^^;
 単に、時期的に給料が出て、高い本を買ってくださる人がいるというだけか
もしれないけれど。

 まず、目についたのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320018885/showshotcorne-22/
復刊 リーマン幾何学入門 増補版 (単行本) 
朝長 康郎 (著)
 リーマン幾何学ですよ、あなた。この本、専門的で高い本なのに、2冊も売
れていました。説明を読む限り、名著の誉れ高い本だったらしいから、この本
の復刊を待ち望んでいた人たちなんでしょうね。

 ほほぉと思ったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845909308/showshotcorne-22/
コンピュータ・グラフィックスの歴史 3DCGというイマジネーション (単行本)
大口 孝之 (著)
 調べたら、大口孝之さんのサイトがあって、ここはまたすごいですよ。よく
もまあ、集めましたね。
http://www.tcat.ne.jp/~oguchi/
特殊映像博物館
 コンピュータ・グラフィックスの歴史のページもありますね。
http://www.tcat.ne.jp/~oguchi/CG%20index.html
コンピュータ・グラフィックス

 コンピュータ・グラフィックスに使われるNURBS(非一様有理Bスプライン 
Non-Uniform Rational B-Spline)の本も売れていました。いま、9554円もする
高い本なのに。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3540615458/showshotcorne-22/
The NURBS Book (Monographs in Visual Communication) (ペーパーバック) 
Les Piegl (著), Wayne Tiller (著)

 NURBSについては、
http://en.wikipedia.org/wiki/NURBS
が詳しいですが、
http://www.not-enough.org/abe/manual/math/nurbs.html
NURBSとは
は簡潔ですね。ここからリンクされている
http://www.not-enough.org/abe/manual/comm/books.html#nurbs
NURBSの参考書
の中では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769350821/showshotcorne-22/
CAD CG技術者のためのNURBS早わかり―Non‐Uniform Rational B‐Spline (単
行本(ソフトカバー)) 
中嶋 孝行 (著), 大野 敏則 (著)
は、中古しかないので、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769351240/showshotcorne-22/
CAD・CG技術者のための実践NURBS (単行本) 
三浦 曜 (著), 望月 一正 (著)
が入手しやすいですね。
 アマゾンでNURBSで検索して出てくる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320016793/showshotcorne-22/
NURBS―射影幾何学から実務まで (単行本) 
ジェラルド・E. ファーリン (著), Gerald E. Farin (原著), 原 孝成 (翻訳),
 徳山 喜政 (翻訳), 松岡 司 (翻訳), 坂本 健 (翻訳)
なんか、堂々とした教科書なんだろうけど、マーケットプレイスで、いま、6,
795円よりで、ちょー高いし、おれが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364772
ニュートン別冊の数学、量子論、相対性理論
で、びびった射影幾何学なんて言葉がタイトルに出てる。^^;

 これは、認知心理学や脳科学のことを書いたから買ってくださったんだと思
うけど、アフォーダンスに関する高い本が売れていました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788507439/showshotcorne-22/
アフォーダンスの心理学―生態心理学への道 (単行本) 
エドワード・S. リード (著), Edward S. Reed (原著), 細田 直哉 (翻訳), 
佐々木 正人
 アフォーダンスは、コンピュータのほうでも、UI(ユーザインターフェース)
のデザインに深く関係しているというので、以前、話題になっていましたね。
たとえば、マック(Macintosh)のUIは、アフォーダンスをうまく使っているか
ら、使いやすいんだというふうに。
 前述書より、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000065122/showshotcorne-22/
アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12)) (単行本
(ソフトカバー)) 
佐々木 正人 (著)
が、手頃な値段ですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4760895116/showshotcorne-22/
アフォーダンスと行為 (身体とシステム) (単行本) 
佐々木 正人 (著), 宮本 英美 (著), 黄倉 雅広 (著), 三嶋 博之 (著), 鈴木
 健太郎 (著)
も、ずっと話題にしている身体性の話につながりそうですね。

 AI(人工知能)関係は、ちょくちょく話題にするし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/18/4371311
経済学のロボカップ、U-Mart、人工市場、人工社会、数理社会学、アイオワ電
子市場
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385139
将棋ネタ、名人戦、瀬川四段、どうぶつしょうぎ、世界コンピュータ将棋選手権
で話題にしたせいか、その方面の本が売れています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627826613/showshotcorne-22/
強化学習 (単行本(ソフトカバー)) 
Richard S.Sutton (著), Andrew G.Barto (著), 三上 貞芳, 皆川 雅章
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627702914/showshotcorne-22/
学習とニューラルネットワーク (電子情報通信工学シリーズ) (単行本) 
熊沢 逸夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339023957/showshotcorne-22/
マルチエージェント学習―相互作用の謎に迫る (単行本) 
高玉 圭樹 (著)

 金融工学関係だと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/491610613X/showshotcorne-22/
リスク再考―カオス、フラクタルを視座として (金融職人技シリーズ) (単行本)
倉都 康行 (著)
も、また売れていました。

 なんか、ほっとしたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594058329/showshotcorne-22/
『つボイノリオの聞けば聞くほど』15周年記念 CD BOOK (単行本) 
CBCラジオ (著)
 こういう昔のあの番組系だと、うごうごルーガとゲバゲバ90分のDVDのこと
があるんだけど、それは別途。
 あと、英語の本がいろいろ売れているんだけど、それも別途。
 それと、今月じゃないんだけど、以前、こういうものすごい本があるのか。
それもこんな高い本がと思ったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4500006567/showshotcorne-22/
ウパニシャッド―翻訳および解説 (単行本) 
湯田 豊 (著)
 24,150円もするんです。麻生太郎ちゃんの定額給付金の倍の値段。買ってく
ださったのは、本気のインド哲学の研究者なのか。それともコレクターなのか。
 来月も月末、というか8月の初めは、東京にいない予定なので、また、すご
い本が売れるんでしょうか。
 ということは、お前がこの世からいなくなったら、高い専門書がたくさん売
れて、出版業界万歳ということだ。こりゃ、出版業界は、ゴルゴ13を雇うぞ。
 いやーん。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 密教、真言宗高野山のゆるキャラ「こうやくん」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385139
将棋ネタ、名人戦、瀬川四段、どうぶつしょうぎ、世界コンピュータ将棋選手権
のときに書こうと思っていて、忘れていたが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/28/4396938
Re: まりもっこり、九州侵略中
で、たまさんが、せんと君と大仏もっこりの話を書いていたので、思い出した。

 今回の将棋の名人戦は、会場を公募したこともあって、熊本城、東本願寺渉
成園など珍しいところで対決がありましたが、その中に、弘法大師空海が日本
にもたらした密教、真言宗の総本山、高野山金剛峯寺での対決もありました。
 そのときに、調べてびっくりしたのが、高野山金剛峯寺のウェブはすごいん
ですよ。Adobe Flashばりばりで、これ、相当、金がかかってますよね? そ
れとも信者のウェブデザイナーがご奉仕で作ったのかなあ。
http://www.koyasan.or.jp/
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
 あれ? ここは、以前、観た、あのすごいサイトじゃない。
 あー、あった、あった。世界遺産高野山というサイトなのか。
http://sekaiisan-koyasan.com/
世界遺産高野山
 ここ、すごいですよね。

 で、それで驚いていたら、さらにびっくりだったのが、「こうやくん」とい
う高野山のゆるキャラまでいたこと。
 以前調べた読売の記事は、リンク切れになっているので、改めて調べました。
http://www.koyasan.or.jp/feature/news/090406.html
高野山開創1200年記念大法会
イメージキャラクター「こうやくん」 ならびにロゴマーク発表
http://www.asahi.com/national/update/0406/OSK200904060002.html
「こうやくん」参上 せんとくんにも会いたいな
http://blogs.yahoo.co.jp/kuridokko/31814369.html
<南海高野線>「こうやくん」も来た!−−高野山に通じる“天空”の旅
http://anan.blog.eonet.jp/akiko/2009/06/post-d21c.html
高野山で〜こうやくん
http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/090327_4.pdf
「こうやくん」&「天空てんくう」共同PRキャンペーンを実施します

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/27/4394321
まりもっこり、九州侵略中
の続き。

===
標題: Re: まりもっこり、九州侵略中
---
>  わはは、大仏もっこりを作ったら東大寺から抗議されて、止めたのね。
> http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062501000867.html
> 「大仏もっこり」販売中止  発売元、東大寺と「和解」

 せんと君が良くて、なぜ大仏もっこりがダメなのかなぁ。密教だと真言
立川宗を引き合いに出すまでもなく、もっこりネタは平気な筈だしねぇ。

 まぁ、世俗仏教としては密教的な性愛関連はタブー視しているのかも知
れないし、密教は仏教に非ずという考え方もあるようですが。インド仏教
でも現存するわけで、性愛を想起させるものを否定するような禁欲的なも
のでもないということでしょう。

 第一、源氏物語の時代から仏教はあったのに、あんな破廉恥な作品が女
性作家の手によって書かれているわけですから。あんな、あの話なんかほ
とんど「やりまくり」の小説ですよ。しかも、ロリコン、近親相姦ありの
お話。金瓶梅やデカメロンと並ぶ長大な奇書に類するものですから。

-- 
たま@無精庵

===
標題: 「大仏もっこり」販売中止
---
>  わはは、大仏もっこりを作ったら東大寺から抗議されて、止めたのね。
>> http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062501000867.html
>> 「大仏もっこり」販売中止  発売元、東大寺と「和解」

> せんと君が良くて、なぜ大仏もっこりがダメなのかなぁ。密教だと真言
>立川宗を引き合いに出すまでもなく、もっこりネタは平気な筈だしねぇ。

大仏は、蓮華座をした瞑想の姿ですので・・・
鼻の下伸ばしている大仏もっこりには「修行が足りぬと渇を入れる」のが
当然です。

もちろん抗議した奈良の大仏が、「もっこリ禁止の萎え大仏だというこ
とではありません」し、「もっこリ解禁の萌え大仏だということもあり
ません」のですよ。

強いて言うなら、大仏としては「何が起きようと知らぬが仏」でしょうか。
ん?参拝者が何を願おうとも「知らぬが仏」ですって。

PS;感謝する気持ちがあれば合掌せよ。
--- FROM Musasino city, Tokyo metropolis, in Japan.
Name;      Masaya Ootsuki.
WWW;       http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/27/4394328
ソフトバンク、白戸のお父さん(犬のカイ君)は、博多弁がうまい
の続き。

===
標題: Re: ソフトバンク、白戸のお父さん(犬のカイ君)は、博多弁がうまい
---
>福岡のホテルで、テレビをみたら、東京ではみたことがないソフトバンクの
コマーシャルをやっていた。

これ、東京でも流れていますよ。地域限定ではないみたいです。
交流戦が終わったからでしょうね。
女将役が松田聖子ってのがツボなんでしょうかね。

                     五九郎

===
標題: Re: ソフトバンク、白戸のお父さん(犬のカイ君)は、博多弁がうまい
---
 みた、みた。おれも、さっき、約17:58ごろ、日テレ4chでみた。
 「ただとも IN 博多」というシリーズみたいね。
 なんと、ソフトバンク、偉い。おれがソフトバンクを褒めるのは生涯でも滅
多にない(爆)。ちゃんとコマーシャルをウェブで公開しているね。

http://mb.softbank.jp/mb/campaign/3G/cm/
CM Gallery
にある
http://mb.softbank.jp/mb/campaign/shared/cm/0906221b.asx
白戸家「応援するけん」篇(15秒) オンエア2009年6月20日
http://mb.softbank.jp/mb/campaign/shared/cm/0906251b.asx
白戸家「博多弁」篇(30秒)オンエア2009年6月25日

 現在、CM Galleryのページの説明だと、九州・沖縄限定版になっているから、
最初は、ほんとに九州・沖縄限定だったのね。
 ただし、おれが福岡でみたのは、この2つを編集・合体させたバージョン。
 「応援するけん」篇で、松田聖子が「もう遅かけん、やめとかな、いけんば
い」お父さん「よかろうもん」。屋台にシーンが戻ってお父さん「よかろうも
ん」はカットされていたはず。
 「博多弁」篇の半ば、松田聖子の長いセリフはカットされていた。松中たち
が松田聖子にチクるシーンもなかったはず。
 そんなこなんの編集・合体によって30秒にしたんだろうね。

 あ、CM Galleryのページの説明をよくみると、九州・沖縄限定なのは、「応
援するけん」篇だけだね。「博多弁」篇は、最初から全国放送なのか。
 ということは、この2つを編集・合体させたバージョンはなかった?
 おれが勝手に脳内編集合体を行なったのか。^^;
 いやあ、しかし、次に料理屋のシーンになったときのお父さんのセリフは
「結婚しないのか」だったけどなあ。松田聖子がただともの説明するところは
なかったけどなあ。
 もう、わからん。^^;

 よっしゃ、孫さんを儲けさせるのはなあと思っていたが、ご祝儀に、iPhone
 3G Sを買ってやるか。
 それはない。^^;
 iPodにカメラと電子コンパスとかつけばいいのに。
 でも、GoogleのAndroidもそうだけど、GPSなどによる位置の捕捉だけじゃな
く、向きも捕捉され、何をカメラで写しているかも捕捉され、これでおサイフ
ケータイになったら、何をどこでいくらで買ってということも捕捉されるよね。
 AR(Augumented Reality, 拡張現実、強化現実)やライフログは、面白いけど、
怖いよ。
 ということも、九大の講義で話してきました。

中村(show)

乳の詫び状(2009/06/27)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ソフトバンク、白戸のお父さん(犬のカイ君)は、博多弁がうまい
---
 福岡のホテルで、テレビをみたら、東京ではみたことがないソフトバンクの
コマーシャルをやっていた。
 博多の屋台に、ソフトバンクホークスの松中選手などと一緒に、白戸のお父
さん(犬のカイ君)がいるの。
 それで、松中が、「お父さん、博多弁、うまかですね」などというと、お父
さんは「マンツーマンで教わっとるばい」などと答える。
 場面が変わって、小料理屋のカウンター。お父さんと女将の二人きりで、し
っぽりいい雰囲気。
 驚くべし。女将は松田聖子\(^O^)/
 なんと、お父さん、松田聖子からマンツーマンで博多弁を習っていたという
設定。
 松田聖子が、「結婚しようかな、お父さんと。冗談たい」というと、お父さ
ん、照れてなのか、逃げちゃう。\(^O^)/
 交流戦、2連覇、感謝セールなどと出たが、これ、九州・山口限定バージョ
ンなのかな。

 でも、松田聖子は久留米やけん、博多弁を習う相手やないと思うけど。
 いいの、いいの、そういう細かいことは。

 まりもっこりやキティちゃんの地域限定バージョンがあるように、ソフトバ
ンクのコマーシャルも地域限定バージョンがあるんでしょうか。
 お父さんが、津軽弁が上手とか。
 情報、求む。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/27/4394321
まりもっこり、九州侵略中

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 「世界を変える100人の日本人」、筒井康隆の日本人ならコレを読め!
---
 山下洋輔さん情報が多く、筒井康隆さん情報がご無沙汰状態なので少し。
 笑犬楼様、ご出演中のテレビ東京「世界を変える100人の日本人」。
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/backnumber/index.html
世界を変える100人の日本人

 この前の放送で、スポーツスタッキングといって、カップをいろいろ積み上
げたり、重ねたりするスピードを競う競技があって、12歳で世界トップレベル
のすごい少年がいるんです。
 スポーツスタッキングについては、
http://www.speedstacks.jp/
スピードスタックス ジャパン
をどうぞ。
http://www.speedstacks.jp/news.htm
をみると、
--- ここから ---
テレビ東京「世界を変える100人の日本人」にトップスタッカーが出演!
6月19日(金)20時〜21時54分の「世界を変える100人の日本人」に於いて、
2時間スペシャル番組企画「世界で一番スゴ技チャンピオン」に、日本チャン
ピオンの高森 創太君(12歳)が出演します。是非ご覧下さい!
--- ここまで ---
とありますね。
 彼の妙技をみたあと、誰かやってみますかという声があって、なんと、我ら
が笑犬楼様が挑戦することに。
 自信満々のご様子。そうそう。前々回までは、着物姿でしたが、この回から
は、スーツ姿でした。暑くなって来たからということなのかな。
 で、いざ、挑戦。
 「よーい、スタート」で、始めた瞬間は、すばやい手の動きで、おれも一瞬、
これはすごいのではないかと思ったら、わやわやで、カップをそこら中にぶち
まけて、「できるか、こんなもん」などと、ふてくされ状態\(^O^)/
 会場の笑いをとって、さらに、あれ、ほんとなのかな。右腕か右脇腹がつっ
た、イテテテなどとおっしゃるもんだから、みんな、びっくりして、それもま
た笑いになっていました。
 真面目な顔から、いきなり暴れて、体がつってでも笑いをとってしまう。す
ごいのぉ。やっぱ、役者やのぉ。

 個人的には、前々回かな。荻窪駅前にひっそりとある根本特殊化学株式会社
がすごかったです。夜光塗料を根本から変えてしまったすごい会社なんですね。
 いま、バックナンバーをみると
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/backnumber/index.html
に、2009/06/12放送分の中にありますね。
6/12 :: 根本 郁芳(ねもと いくよし) 夜光塗料のパイオニア
というのがそれです。
6/19 :: 福島 孝徳(ふくしま たかのり) 2万人の命を救ったラストホープ!
 熱き心と『神の手』を持つ男
の福島先生は、もう有名ですから、知っていましたが、改めてすごい人だと思
いました。365日休みなしで、1日4つの脳外科の手術をこなす、そんな生活
を30年も送っているんだから、超人ですね。

 ウェブには、「筒井康隆の日本人ならコレを読め!」のコーナーがあります
ね。
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/tsutsui/index.html
(↑このリンクは、たぶん、
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/tsutsui/090619.html
になるはず)
2009.6.19 新田次郎「八甲田山死の彷徨」
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/tsutsui/090605.html
2009.6.5 川端康成「片腕」
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/tsutsui/090522.html
2009.5.22 夏目漱石「坊っちゃん」
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/tsutsui/090508.html
2009.5.8 芥川龍之介「河童」
http://www.tv-tokyo.co.jp/100japan/tsutsui/090306.html
2009.3.6 太宰治「人間失格」

以下、追記。
「八甲田山死の彷徨」は映画を観ただけ。
「片腕」は読んでない。
「坊っちゃん」は何度か読んだ。海外に行くときには文庫を買っていく。
「河童」は、芥川龍之介がマイブームだった中学か高校のときかな。
「人間失格」は大学のときかな。いま、漫画でも太宰治をやってますよね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101122148/showshotcorne-22/
八甲田山死の彷徨 (新潮文庫) (文庫) 
新田 次郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480422412/showshotcorne-22/
川端康成集 片腕―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫) (文庫) 
川端 康成 (著), 東 雅夫 (編集)
 「坊っちゃん」はいろんなところから出ているけど、一番新しい出版年のものをとりあえず。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041001218/showshotcorne-22/
坊っちゃん (角川文庫) (文庫) 
夏目 漱石 (著)
 「河童」は、おれが読んだのは、芥川の全集だっと思うが、とりあえず新潮文庫で。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101025061/showshotcorne-22/
河童・或阿呆の一生 (新潮文庫) (文庫) 
芥川 龍之介 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087520013/showshotcorne-22/
人間失格 (集英社文庫) (文庫) 
太宰 治 (著)
 「河童」は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/13/4301613
恐るべし、角川ビギナーズ・クラシックス!、源氏物語と母の思い出
で言及した角川ビギナーズ・クラシックスにもありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043574150/showshotcorne-22/
芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 近代文学編) (文庫) 
角川書店 (編集)

 「坊っちゃん」関連としては、漫画アクションに連載されていた「坊っちゃんの時代」が秀逸な漫画でした。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575712299/showshotcorne-22/
『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫) (文庫) 
関川 夏央, 谷口 ジロー
から始まる5部作。
http://ja.wikipedia.org/wiki/「坊っちゃん」の時代

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/28/1825504
カラ兄(からきょう)
http://shokenro.jp/shokenro/
筒井康隆ブログ「笑犬楼大通り」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: まりもっこり、九州侵略中
---
 去年のたまさん合宿において、小樽で発見した、まりもなのに、股間がもっ
こりしているキャラ「まりもっこり」。
 九大の講義を終えて、墓参りで門司に行くために博多駅に行ったら、博多駅
のおみやげ売り場にいっぱいいた。それも地域限定バージョンといって、九州・
山口の各県バージョン。
 いつの間にか、九州侵略されまくりです。
 簡単・完璧に防衛ラインを突破されとるばい。大丈夫か。^^;
 福岡市は、明太子もっこりとかいろいろあった。北九州市バージョンは、バ
ナバのたたき売りもっこりなんてのがあった。宮崎県は、マンゴーもっこりだ
ったな。

 わはは、大仏もっこりを作ったら東大寺から抗議されて、止めたのね。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062501000867.html
「大仏もっこり」販売中止  発売元、東大寺と「和解」

 あ、そうそう。キティちゃんも地域限定バージョンがいろいろあるのね。
 携帯ストラップの明太子キティちゃんは、明太子にキティちゃんが埋め込ん
であったよ。
 キティちゃん、明太子まみれはお肌に悪いと思うけどなあ。^^;

 それにしても、博多駅の工事、一体、いつになったら終わるのか。
 ひょっとして、5年くらい工事してない? もっと?
 なんか、いつ行っても、どこか工事していて、駅の一部がふさがっているイ
メージがあるんだけど。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/01/3604671
まりもっこり\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/24/4387042
平塚明太子が民事再生法を申請。石原軍団、石原裕次郎23回忌
http://marimokkori.kitaguni.tv/
まりもっこり オフィシャルブログ

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: iRobotのお掃除ロボット「ルンバ」、そんなに人気なのか
---
 この前、テレビのショッピングで、iRobotのお掃除ロボット「ルンバ」をや
っていて、へぇと思っていた。その前には、府中の伊勢丹でも売ってるのをみ
た。
 つい、先日は、どの路線か忘れたが、首都圏の鉄道の車内広告に、ルンバの
広告が出ていた。
 あ、なぜ、そんなにルンバを気にしているかというと、ロボットということ
もあるけど、このロボットのプログラムがLispで書いてあって、ゴミ掃除は
Lispに任せろというシャレになっているから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/25/4026152
ブルックスの知能ロボット論、柴田正良「ロボットの心」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/16/4058705
「はじめてのロボット工学」、鉄人28号、ブラックオックス、ルンバ、iRobot
あたりから、竹内郁雄さんの話をたどってください。

 今週、九大に行ったときに福岡の地下鉄に乗ったら、そこにもルンバの広告
が出ていて、驚いた。そんなに人気なのか。売れているのか。
 日本のiRobotのサイト
http://www.irobot-jp.com/index.php
をみると、キティちゃんのモデルもあるね。
 iRobot本社のトップページ
http://www.irobot.com/
は、何も出ないんだけど、
http://www.irobot.com/sp.cfm?pageid=109
をみると、軍事ロボットもやっているんだよね。軍事アレルギーのある日本人
には、知らせないようにしているのかな。
http://store.irobot.com/home/index.jsp
をみると、プール掃除ロボットなど家庭用ロボットもルンバ以外にありますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 大前研一と大川隆法、区別がつかん\(^O^)/
---
 最近、選挙モード突入で、幸福の科学が幸福実現党を作って、全選挙区で候
補を立てるといってるでしょ。
 通勤路の途中、喫茶店がつぶれた後に、幸福実現党の選挙事務所できてたし
ね。
 実際に行ってないけど、小倉のチャチャタウンのそばにも、幸福の科学のビ
ルが建ったらしいし、すごいね、幸福の科学。
 昔、最初に幸福の科学が話題になったころ、どこかで書いたけど、府中の駅
前のビルの2階に幸福の科学の事務所ができて(いまはもうない)、よそのビル
から中が見えたんだけど、大川隆法の本を誰がどれだけ売ったというのが張り
出してあって、まるっきり営業の世界。
 で、このところ、電車の中吊りでも、大川隆法がこの数ヵ月で出した本を宣
伝しているし、金の使い方がすごいね。
 でね、大前研一の最新刊が出たとわざわざbk1がメールしてきたんだけど、
目次を見比べると、これ、大川隆法の著作と五十歩百歩にみえるんだよね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093897166/showshotcorne-22/
最強国家ニッポンの設計図 (単行本) 
大前 研一 (著)
と、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876883874/showshotcorne-22/
日本の繁栄は、絶対に揺るがない―不況を乗り越えるポイント (単行本) 
大川 隆法 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876883955/showshotcorne-22/
国家の気概 -日本の繁栄を守るために (単行本) 
大川 隆法 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876883963/showshotcorne-22/
幸福実現党宣言 -この国の未来をデザインする (単行本) 
大川 隆法 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876883513/showshotcorne-22/
政治の理想について 幸福実現党宣言2 (単行本) 
大川 隆法 (著)
あたりを比べると、主張の違いはあっても、著者名の大前研一と大川隆法を入
れ替えても、変わらない気がするね。
 おれは、大前研一は20代には卒業してた記憶があるけど、こうやって大川
隆法と並べると、なるほどねと思いました。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/23/4021634
オバマの守護霊に単独独占インタビュー\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385575
日経サイエンス2009年6月号、7月号
の続き。

===
標題: Re: 日経サイエンス2009年6月号、7月号
---
なんでもできるな、ナノチューブ。

つばめどん

===
標題: Re: 日経サイエンス2009年6月号、7月号
---
自民党総裁にもなれます!

from 福岡
中村(show)

===
標題: Re: 日経サイエンス2009年6月号、7月号
---
 茂木健一郎の対談、 
2009年7月号 日本語で考える科学は亡びるか/水村美苗(作家)
で話題になっていた水村美苗さんの本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480814965/showshotcorne-22/
日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で (単行本) 
水村 美苗 (著)
です。
 関連は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480815015/showshotcorne-22/
日本語で読むということ (単行本) 
水村美苗 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480815023/showshotcorne-22/
日本語で書くということ (単行本) 
水村美苗 (著)

中村(show)

乳の詫び状(2009/06/24)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 平塚明太子が民事再生法を申請。石原軍団、石原裕次郎23回忌
---
 知らなかった。北九州の平塚明太子が経営破綻して、民事再生法を申請した
んですね。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090610-OYS1T00218.htm
平塚明太子が再生法申請、負債12億円 営業は継続
http://www.hira-tsuka.co.jp/hpgen/HPB/entries/11.html
債権者説明会開催のご案内 平成21年6月9日
というが出てますね。
 債権者説明会は、平成21年6月16日(火)午後3時よりだって。もう終
わってますね。
 お前、債権者なのか。
 全然、関係なし。\(^O^)/

 平塚明太子は、石原軍団御用達と宣伝していたので、石原プロが好きなおば
さま方に人気があったんです。
 おれも頼まれて、何回か買いに行ったもん。北九州に帰省したときにお願い
とかいわれてさ。
 いまは、門司港の海峡プラザにもあるから門司港レトロに行ったときに買え
るけど、昔はなくて、小倉の紺屋町の毎日会館まで買いに行ってました。

 いまは、ネットでも買えますね。
http://www.hira-tsuka.co.jp/
平塚明太子

 あ、冗談のつもりで、アマゾンで「明太子」とやったら、「かねふく」など
の明太子が買えますね。アマゾン直売じゃなくて、他の店が出品してるのね。
アマゾンはデパートとして場所貸しということか。アマゾンの集客力、検索、
販売力に期待なんですね。スポンサードリンクにも、「かねふく」入ってるし。
 あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/12/4362011
観た、感動。泣いた。「ハヤブサ〜バック・トゥー・ジ・アース」\(^O^)/
で、笹塚で見つけた「かねふく」のことを書いたけど、Googleもちゃんと「か
ねふく」の広告を入れますね。完全包囲網ですね。やっぱ、すごいね。

 石原プロは、本社は府中の隣の調布にあるんです。調布南口からまっすぐ歩
いて突き当たり。いま、1階にブックオフがあるビルの上。
 どうして調布にあるのかな。その前も国領にあったんです。どうしてかな。
みんな、考えてみようね。

 石原プロといえば、今度、国立競技場でやる石原裕次郎の23回忌。15万
人来る予想なんだってね。すごいねえ。
 それと、あの限定焼酎とメモリアルブックのプレゼント。5万人にプレゼン
トというのも太っ腹だと思ったが、その応募者が75万人だってね。好きにせ
えや。
http://www.ishihara-pro.co.jp/yujiro_23th_info.html
天国からのラストメッセージ「ありがとう」石原裕次郎二十三回忌祭典
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/257074/
さすが石原プロ…国立競技場で裕次郎23回忌のワケ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/257019/
裕次郎さん法要記念品、5万人プレゼント
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/266899/
裕次郎プレゼントにハガキ75万通! 感謝の法要

 33回忌はどうなるんだろうと思ったら、盛大なイベントはもうやらないん
だって。理由は、ファンも石原プロの人間もだいぶ死んじゃうから?\(^O^)/
 バカか、お前は。わざわざ国立劇場に寺の本殿を建設して、ご本尊を持って
きて法要をやるなんて、こんな大がかりなことは、もうできないってことだよ。

 うひー、23回忌記念CD+DVDは定価10万円だ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0026L3FV2/showshotcorne-22/
23回忌記念商品「石原裕次郎」(DVD付) [CD+DVD] [Limited Edition] 
石原裕次郎 (アーティスト)

 これ、CD+DVDで36枚になってますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/09/4109485 
モーツァルトのCD170枚組\(^O^)/、デジタル・プレイ・バッハ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/24/4137522
まだある、クラシックの大量CDボックスセット
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/16/4247279
まだまだあるある、クラシックの大量CDボックスセット
で紹介したクラシックには及ばないけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/08/4291656
レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、グランド・ファンク・レイルロード
で紹介した、レッド・ツェッペリンのCD12枚組には勝ってますね。\(^O^)/

 門司も石原裕次郎と映画でゆかりがあるんです。門司区大里のことを少し書
きためているので、裕次郎とのゆかりも書こう。

乳の詫び状(2009/06/23)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2009年6月号、7月号
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/4355721
消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
を書いたときに、ついでに書こうと思っていて忘れていたが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00261MYEG/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 06月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00287ZBO8/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 07月号
から。

 7月号は、暗黒エネルギーはないかもしれないという記事が注目。ものすご
くトリッキーな話なんだけど、そういう条件のところに地球があれば、観測す
ると暗黒エネルギーがなくてもあるように観測されてしまうってな話でした。
 関連して、6月号の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_024.html
量子もつれが相対論を脅かす
D. Z. アルバート/R. ガルチェン(ともにコロンビア大学)
も、面白かった。監修者はこの記事に、これは業界のコンセンサスではないだ
ろうと批判的でしたが。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_088.html
サイエンス・イン・ピクチャー
すばるが見た渦巻銀河M33
銀河考古学の扉を開く 
中島林彦(編集部)/協力:有本信雄(国立天文台)
もよかった。
 つばめどんもびっくりなのが、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_044.html
ナノチューブ1本でラジオ! 
E. レジス(サイエンスライター)
 ナノチューブだけでラジオになるんだって!\(^O^)/

 あと、この2つの号の茂木健一郎の対談、
2009年6月号 人間に近づく音声認識/峯松信明(東京大学)
2009年7月号 日本語で考える科学は亡びるか/水村美苗(作家)
は、おれには非常に示唆的で、深い話でした。
 「人間に近づく音声認識」は、いろいろ示唆的な話はあったが、声は音楽と
して捉えるべきだということや身体性につながる話。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/08/4352912
Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
と関係する話ですね。
 メタ知識がいかに重要かという話の部分も面白かった。

 「日本語で考える科学は亡びるか」では、英語以外の言語で高度なことを考
えている民族がいることの重要性、日本だと日本語で考えることの重要性、そ
してそれを可能にした先人達の努力の話。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/15/4367996
サヨナラ 新聞、押し紙、サヨナラ 電通
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002AO59UA/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2009年 07月号
の「日本のHOPE」でも、日本のロボット研究は、一神教世界の欧米とは発想や
感覚が違うという話が出ていましたね。
 お母さんたちが幼児を英語教室に通わせたりしているけど、その内実の貧し
さを茂木さんも嘆いていますね。母国語でしっかり考え、表現できる力がつか
ないと、英語ができてもだめという当たり前の話ではあるけど、それじゃ、単
に出来の悪い通訳や翻訳家でしかなく、そのうち、コンピュータの翻訳や通訳
に負けるよね。
 茂木さん、あちこちで何でも脳、脳といって吹きまくってるから、批判も多
いけど、日経サイエンスの対談はレベルが維持されていて面白いです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 週刊誌ジャーナリズム関連
---
 衰退しているといわれる週刊誌ジャーナリズム。元々、新聞やテレビ、特に
テレビにジャーナリズムはないといわれて久しいが、名誉毀損裁判の賠償金の
高騰など、週刊誌もどんどん追い込まれているという話の続き。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/16/news003.html
週刊誌ジャーナリズムの役割とは? 裁判員制度との関係(前編)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/17/news004.html
週刊誌は“本丸”を突いているのか? タブーに挑戦しない体質(後編)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/06/4350884
5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4384906
ノンフィクションの逆襲。佐藤優責任編集「現代プレミア」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋ネタ、名人戦、瀬川四段、どうぶつしょうぎ、世界コンピュータ将棋選手権
---
 将棋名人戦第4局が終わったときには書こうと思っていたのに、ぐずぐずし
ていたら、第6局が終わって、3勝3敗で、もう最終局が始まります。
http://www.asahi.com/shougi/news/TKY200905200183.html
異例の展開 将棋名人戦七番勝負、前半戦を振り返って
にある、これは郷田ペースではないかというのは、そう感じるところがある。
3勝3敗のタイになったけれど、郷田九段の充実ぶりを感じるので、郷田さん
がタイトルを奪取しそうな気がする。果たしてどうなるか。

 タイトル戦は先手番が若干有利といわれてきた中、特に森内名人時代はその
傾向が強かったのに、今期は、第4局まではすべて後手番が勝つという異例の
展開。
 これも、昨年度、記録を取り始めて以来初めて、プロの公式戦で後手の勝率
が先手を上回ったことの反映なのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0026OBCQY/showshotcorne-22/
将棋世界2009年6月号
の座談会「新時代の風は吹いたか」によれば、後手の1176勝1164敗。
 面白いのは、初手7六歩に2手目3四歩は、後手の668勝612敗で、後手勝率
0.521なのに、初手7六歩に2手目8四歩は、後手の207勝267敗で、後手勝率
0.436と、かなり低いこと。
 その中で、後手番で敢えて2手目に8四歩と指す渡辺竜王は、やっぱりすご
いということですね。もっとも当人はすごい苦しんでいるそうですが。

 いささか古い話だけど、瀬川晶司四段がフリークラスからC級2組へ昇級し
ました。
http://www.shogi.or.jp/topics/news/200905/post_188.html
瀬川晶司四段、フリークラスからC級2組へ昇級
 昇級を決めた一局は、府中市在住の中座真七段との戦い。瀬川さんと中座さ
んは因縁めいたものがあるそうです。
 昔、瀬川さんがプロになれず、奨励会を去らなければならなくなったときに、
奨励会を抜けてプロ四段になれたのが中座さんです。月日は流れ、今回、その
二人の対局に瀬川さんが勝って、プロ四段になれたと。
 CodeZineといえば、プログラマなどソフトウェア技術者向けのサイト。なぜ
か、そこに瀬川さんのインタビューがありました。瀬川さんは、プロの夢が破
れて、再びプロに挑戦するまでのアマ時代、NEC系の会社にいたせいかな。
http://codezine.jp/article/detail/2127
プロ棋士 瀬川晶司-その1-夢を追い求めた男の天国と地獄
http://codezine.jp/article/detail/2128
瀬川晶司-その2-自ら命を絶とうとまで思った 後悔と絶望と怨嗟の日々
http://codezine.jp/article/detail/2129
プロ棋士 瀬川晶司-その3-再び将棋の楽しさに目覚め アマ最強からプロ棋
士
キラーに
http://codezine.jp/article/detail/2130
プロ棋士 瀬川晶司-その4-失われていく最後の希望を つなぎとめたのは
「恩師」だった
http://codezine.jp/article/detail/2131
プロ棋士 瀬川晶司-その5-将棋は宇宙、その謎に迫りたい

 特に、その1とその4に登場する小学校時代の恩師、小学校5年生のときの
担任だった苅間澤先生は、すばらしいね。
 読んで、涙うるうるでした。
 朝日新聞本社であった名人戦第6局の大盤解説会にちょろっと顔を出したん
ですが、瀬川さんが解説でした。
 瀬川さんは、奨励会時代にタイトル戦の記録係をやったことが何度かあるけ
れど、いい思い出がないそうです。すごいドジを踏んだりして、思い出したく
ないそうです。そのエピソードの1つを恥を忍んで話してくれましたが、産ま
れて初めて飛行機に乗って北海道まで行くんだから、そういうドジもあるなあ
と思いました。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/21/4195271
「どうぶつしょうぎ」とLSPA第2回武蔵の国けやきカップ
で紹介した「どうぶつしょうぎ」。
 TBSのはなまるマーケットで紹介されたこともあって、注文殺到で生産が追
いつかないほどの大人気。とうとう、「どうぶつしょうぎ」の公式サイトまで
できています。
http://doubutsushogi.jp/
どうぶつしょうぎ
https://www.joshi-shogi.com/ec/bankoma/animal.html
LPSA オンラインショップ どうぶつしょうぎ
 なお、どうぶつしょうぎは、コンピュータによる解析で後手勝ちと判明しま
した。
http://www.computer-shogi.org/blog/animal-shogi_solution/
どうぶつしょうぎ読み切り?
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/06/18/007259&threshold=-1
をどうぞ。
 プロも交えたどうぶつしょうぎのイベントでは、中田功七段が優勝していま
す。
http://www.joshi-shogi.com/1day/23_animal/
第23回1DAYトーナメント・どうぶつしょうぎカップ
 中田功七段は、福岡出身の棋士で、コーヤン流と呼ばれる三間飛車が有名。
なぜかWindows XPにちなんだXPと呼ばれる戦法もある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/中田功XP

 今年5月に行なわれた第19回世界コンピュータ将棋選手権の模様を、囲碁・
将棋チャンネルの特別番組でやっていました。解説は、もちろんコンピュータ
将棋に詳しい勝又清和六段。
 北朝鮮から参加のKCC将棋は、ひょっとしたら全勝優勝したかもしれないの
ね。
 KCC将棋は、諸般の事情というか、日本と北朝鮮の緊張関係などで、2007年、
2008年と不参加で、今年は3年ぶりの参加。過去にベスト3以内に何度か入っ
たことがある競合ソフトだけれど、3年ぶりということで、1次予選からの参
加。
 以前も強かったけど、今回、ボナンザ(Bonanza)流の機械学習も取り入れる
などして進化していて、1次予選リーグは9戦全勝、2次予選リーグも7戦全
勝と圧倒的。
 ところが好事魔多しとはこのこと。なんか、バグがあったらしいんです。そ
れで、決勝リーグの前日にバグを修正したバージョンに入れ替えて、決勝リー
グに臨んだら、なんと3連敗。あわてて、連勝したバージョンに戻したら、残
りは全部勝ち、トータルで4位になりました。
 もし、バグ修正バージョンにしなければ、前代未聞の全勝優勝だったかもし
れません。
 北朝鮮のアン・ギョンナムさんが作っているそうですが、天才ですね。
 早く日本に拉致したほうがいいよね。\(^O^)/
 優勝したのはGPS将棋ですが、これは決勝リーグの前日に、バグ修正バージ
ョンにして決勝リーグに臨んだら予選より強くなって優勝。KCC将棋と明暗が
分かれました。

 面白い趣向で注目されたソフトがありました。
 3人寄れば文殊の知恵から名前を付けた文殊。デュアルコア・マシン3台、
都合、6つのCPUコアでボナンザ流の局面評価をして、多数決で指し手を決め
るというアイデアを実装。最終的には3位になりました。
 ただ、文殊は、多数決というやり方でどの程度強いかを試す研究だったので、
今回限りで来年は参加しません。
 まだ、あまりできてないのに新聞で紹介されて注目を浴びたのが、京都大学
の稲垣耕作先生が作っている途中の漫遇将棋(まんぐうしょうぎ)。
 普通の機械学習じゃなくて、複雑系や進化を使ってどうのこうのと言ってま
した。いまのコンピュータ将棋の機械学習は、お手本以上には強くなれない、
だから、進化手法でお手本以上に強くなれる可能性を探求しているそうです。
 AI(人工知能)やニューラルコンピューティングをやった人は体験してますが、
どういう手法でもいいけど、あの手の学習って、だんだんバランスが難しくな
るんです。どういうデータをどう食わせるかで、出来のよさがずいぶん違って
くる。ある場合には調子いいけど、他の場合にはからっきしだめだったり。教
えるのに、手間暇が半端じゃなくなってくるんです。
 もうね、ほんと、人間の子供を育てるのと同じような感じになってくるんで
す。
 ただ、コンピュータがいいのは、人間の子供と違って、疲れないから、24時
間365日でもずっとやり続けることができる点は圧倒的に有利ですけどね。
 で、爆笑したのは、なんで、漫遇将棋という名前なのかという話。
 稲垣先生のインタビューによると、たくさんのコンピュータを使って超並列
で処理することを狙っていて、そうなると、コンピュータが複数あって、それ
ぞれで漫遇将棋が動いているから、漫遇が複数になるので、複数形になって漫
遇s、すなわちマングース。そうなれば、現在将棋界の頂点に立つ、羽生(はぶ)
名人も倒せると。
 なぜなら、マングースはハブキラーだからと。\(^O^)/
 恐るべし、漫遇将棋。
 ほとんど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2741992
恐るべし、新言語、織田信長\(^O^)/
の世界。新聞記事は、産経新聞の関西の
http://www.sankei-kansai.com/2009/04/09/20090409-008484.php
王手 羽生とり!? 将棋ソフトの"マングース" 来月デビュー
をどうぞ。

 今回、多くの上位入賞ソフトが、ボナンザチルドレンといわれるほど、ボナ
ンザの手法を使っていました。コンピュータならではの全幅探索と機械学習で、
将棋ソフトに革命をもたらしたのが、ボナンザ(Bonaza)ですが、開発者の保木
邦仁さんは、よりより将棋ソフトの開発が促進されるようにと、ソースコード
を公開し、ライブラリ化もしたので、それを使ったソフトがいくつも登場して、
上位に来たわけです。
 中には、ponanzaというソフトもありました。保木さんに、こんな名前で出
場していいか訊いたら、いいよと許可をもらったので出場したそうです。
 保木さんは、自分より、いいソフトを作れる人がいるだろうから、土台にし
てほしいと思ってソースを公開したといってましたが、その通りになり、本家
ボナンザは5位に終わりました。
 でも、保木さんは、にこにこ笑ってて屈託がない。いかにも真理探究に喜び
を見いだす研究者ですね。ほんと素晴らしいね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/29/1757656
保木邦仁, 渡辺明著「ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか」
の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101079/showshotcorne-22/
保木邦仁, 渡辺明著「ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか」
は、もう2年前ですね。この2年で、コンピュータ将棋は、一段とレベルアッ
プしましたから、勝又さんによれば、もうシャレにならないそうです。
 そうそう。去年の大会をたまたま見に来ていた中川大輔七段が、あるコンピ
ュータ将棋が指した手をみて、後日、同一局面が出たので、コンピュータが指
した手と同じ手を指して勝った話をしていました。これ、将棋世界のどの号か
忘れたけど、勝又さんが棋譜解説付きで紹介していました。

 長年にわたってコンピュータ将棋界を牽引してきたYSS。
 対戦前は、どのソフトもボナンザメソッドと呼ばれる機械学習でやってるけ
れど、YSSは長年にわたって自分が作り込んできた強さがあると自負を語って
いましたが、結果は、7位に沈みました。さすがにショックだったようです。
 大会終了後のインタビューでは、中盤の非常にごちゃごちゃした局面でも、
ボナンザチルドレンはパニックにならず、しぶとい手を指す。自分も頭を切り
換えて、YSSに機械学習を入れるといってました。

 番組ではもちろん注目カードの棋譜解説を、勝又さんがやってくれたわけで
すが、強さが半端じゃないね。ペーパーアマ2段のおれなんか、到底、歯が立
たない。

 番組で一番興味深かったのは、会場に姿をみせた米長邦雄将棋連盟会長のイ
ンタビュー。
 なんと、ファンの皆さんに楽しんでもらえるように、また人間のプロとコン
ピュータ将棋の対決を実現するためにいろいろ動いていると語っていました。
 会長自身が指したらどうかという質問には、自分はその気なんだけど、それ
だけは止めてくれと止める人がいるんだよね。どうして?などと答えていまし
た。\(^O^)/
 米長対コンピュータ、観てみたい気もするなあ。
 泥沼流で、負けそうになったら、うっかり電源コードにけつまずいて、コン
ピュータの電源落として、戦闘不能にしたりしてね。^^;

乳の詫び状(2009/06/22)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ノンフィクションの逆襲。佐藤優責任編集「現代プレミア」
---
 アマゾンで買ってくださった人がいて知りました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063793524/showshotcorne-22/
現代プレミア (講談社MOOK) (ムック) 
佐藤 優 (著, 編集)
をどうぞ。
 とても、面白そうなので、さっそく注文しました。九大の講義に行くときは、
これと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/03/4339624
題名のない音楽会「山下洋輔大特集」など6月、7月は怒濤の洋輔祭!
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093878412/showshotcorne-22/
蕎麦処 山下庵 (単行本) 
山下 洋輔 (著) 
か
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094083995/showshotcorne-22/
山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫 や 10-1) (文庫) 
山下 洋輔 (著)
のどちらかを持って行くかな。

 それにしても、佐藤さんの仕事量は半端じゃないね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/05/40462
国家の罠
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/28/192161
櫻井よしこの危うさ
で、「国家の罠」を紹介したのが2005年か。以来、あちこちから引っ張りだこ
だが、特にこの1,2年は超人的といって仕事量。
 それも勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテクニックを
駆使して売りまくる、中身がない安直ビジネス本のようなクソみたいな低レベ
ルの代物とは違いますからね。
 特設ページもできていますね。
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1000250156
現代プレミア特設ページ

 佐藤優が推薦する
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4906605524/showshotcorne-22/
セブン‐イレブンの正体 (単行本) 
古川 琢也 (著), 金曜日取材班 (著)
は、すごそうですね。
 だって、トーハンが取り次ぎ拒否だぜ。きっと、よほど、まずいことが書い
てあるのね。セブン・イレブン・ジャパン鈴木敏文会長は、トーハンの副会長
なのね。
 コンビニは駅のキヨスクなどとともに、雑誌の重要な販売拠点だから、JR批
判やコンビニ批判はタブーなんですよね。
 お、
http://facta.co.jp/article/200902061.html
セブン‐イレブン批判本を「封殺」するトーハン
というのがありますね。
 つい、この前、テレビ東京の「田勢康弘の週刊ニュース新書」で、セブン〓
イレブンがぶち上げて、発表当時マスコミ各社も好意的な報道に終始した売れ
残りのリサイクル。これが実にずさんで一部中止の憂き目に遭っていることを
やっていましたね。
 あ、これだ。
http://www.tvais.jp/tv_dte.php?tv_id=247002
田勢康弘の週刊ニュース新書 2009/06/20
に、
「独自 セブンイレブン 食品リサイクル一部中止へ」
「セブン問題 第2弾 ずさんなリサイクル」
とありますね。
 本部の言いつけを守らず、廃棄時間が来た弁当を廃棄せず、勝手に値下げし
て売りさばくオーナーがいる話は、この番組だっけ? あれも、フランチャイ
ズのオーナーは、いろいろ押しつけられて、生活が成り立たないから、それに
反発しての行動のようでしたが。
 あ、今日、公取委がセブン-イレブンに排除命令を出しましたね。なんとい
うグッドタイミング。これも情報省の仕業でしょう。\(^O^)/
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062201000400.html
セブン−イレブンに排除命令  値引き制限、不当と公取委
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2009062200528
セブンイレブンに排除措置命令=弁当見切り販売で制限−独禁法違反と認定・
公取委
http://www.asahi.com/business/update/0622/TKY200906220164.html
セブンイレブンに排除措置命令 見切り販売制限で公取委

 佐野眞一が推薦する
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022595027/showshotcorne-22/
新版 霊柩車の誕生 (朝日選書) (単行本) 
井上 章一 (著)
の関連で出てきた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061592645/showshotcorne-22/
つくられた桂離宮神話 (講談社学術文庫) (文庫) 
井上 章一 (著)
には、えっ、そうなの?とびっくり。
 高校のとき? 大学? 社会人になってから? 忘れたけど、NHK特集(いま
のNHKスペシャル)あたりで、桂離宮の話を観たか、あるいは何かで読んだかで、
ブルーノ・タウトと桂離宮の話はいくつか読んだことがあるし、桂離宮の写真
集を図書館で借りた記憶もある。
 でも、タウトに始まる桂離宮の神格化は、周到に練られた虚構だったの? 
すごいね。おれ、完璧にだまされていた。やるのぉ、情報省\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/19/4376051
松本清張生誕100年
で、名前を出した原武史も推薦している本がありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757208332/showshotcorne-22/
ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行 (ペーパーバック) 
都築 響一
 読者投稿で、変な看板などを集めていたVOWに似た感覚なのかな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796662367/showshotcorne-22/
ニッポンの笑い VOW!! (別冊宝島 1501 ホーム) (単行本)
の表紙イメージをみると、30年やって76冊も本になったんだ。
 おれ、昔、一度、投稿しようと思ったことがあって、でも、いまと違ってデ
ジカメじゃないし、そのとき、カメラ持ってなかったし、面倒であきらめたこ
とがある。
 超芸術トマソンも流行りましたね。なんか、ブログに書いたと思って検索し
たら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/31/3553779
タモリのTOKYO坂道美学入門 (単行本) 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/07/203039
小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫) 
が出ました。

 特設ページの右側に、
花田紀凱 新聞は「書かないこと」が多すぎる
辰濃哲郎 かくして朝日新聞の牙は抜かれた
などがありますが、それで思い出したこと。
 最近、朝日が検察寄りの報道になっているとマスコミの中では話題になって
るそうですね。
 「日本のタブー」が特集だったサイゾーの2009年6月号に載っていました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270001534/showshotcorne-22/
サイゾーの2009年6月号
 4月号、5月号は在庫があるのに、6月号は売り切れですね。売れたんだ。
 目次などは、
http://www.cyzo.com/2009/05/post_2021.html
サイゾーの2009年6月号
をどうぞ。
 特集以外では、死刑と無期懲役、終身刑の論議を費用分析から考える話が、
非常に面白かった。元刑務官の話などもなるほどなと思う。終身刑導入論があ
るけど、この記事を読む限り、コスト的に無理だね。

 ところで、サイゾーのサイトからリンクがあったんですが、雑誌の電子版を
売っているところがありますね。
http://www.zasshi-online.com/
雑誌オンライン ZASSHiONLINE
http://www.zasshi-online.com/titlelist/cyzo.html
雑誌オンラインにあるサイゾー
 立ち読みは面白いね。わざわざページをめくる音が出る。惜しいね、6月号。
もう少しめくれたら、朝日の検察寄り報道の話、
『朝日新聞』検察ベッタリ報道は不祥事続きで急所を握られた?
があるのに。
 サイゾー、お上品だな。おれなら、朝日は検察に金玉を握られたと書くのに。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コメ減反の基礎データが捏造されていた!
---
 減反政策の基礎データ。調査に行かず、出張手当や謝礼金をくすねることが
全国的に行なわれていたんだから、すごいね。
 そんなデータを元に減反政策をやってきたんだから、ますますすごいね。
 社会保険庁の人間が、年金を窓口で受け取って、そのまま自分のポケットに
入れてた話に似てますね。ネコババされているから、払った人、払ったことに
なってないんだもんね。

http://www.47news.jp/47topics/e/94121.php
【コメ減反】 でたらめだった在庫調査 減反見直し先送りは正しいのか

 最近、Google Newsより、共同通信と時事通信のサイトをよくみているんで
すが、面白いですね。
 Google Newsの元ネタである新聞各社の元ネタが、通信社である共同通信と
時事通信から配信されていることがよくわかります。
 そのための通信社なんだけど、やっぱり、こうやってみると面白い。

http://www.47news.jp/
共同通信
http://www.jiji.com/
時事通信

 個人的には、各地方の地域別ニュースがわかる共同通信のほうが好みかも。
 Google Newsだと、地方新聞に当たっても、くじ引きみたいなもんですから。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ここでも、チンチン出したまま!\(^O^)/その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/29/4328378
ここでも、チンチン出したまま!\(^O^)/
の続き。

 今度は自衛隊員が、チンチン出したまま!\(^O^)/
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062201000040.html
風俗店に侵入、乱暴容疑  京都の海自隊員を逮捕

 朝の5時から店に侵入して、店員にかみつき、店員が衣装として使う花柄の
ワンピースを盗んで逃走し、そのうちなぜか全裸になって今度はホテルに侵入。
 すごいね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 脳を鍛え、脳力アップのパズル、数学パズル、論理パズル
---
 また、勝間和代が本を出して、今度は脳力アップのパズル本だって。
 能力じゃなくて、脳力ね。
 もう、頭、痛いわ。
 何度もいうけど、「〜力」「〜力をアップする」「〜力が身に付く」などと
いうタイトルの新書、ビジネス書の大半はクズ。
 もう読まなくてもタイトルだけでクズだと思ってよい。\(^O^)/
 理由は、これまで何度も書いた通り。
 ということで、パズルや数学や論理学や心理学の専門家でもない勝間が書い
たパズル本を読むくらいなら、世の中、専門家が名パズルを集めたいい本がい
っぱいあるんだから、そっちのほうがよい。

 まず、個人的に、小学校高学年か中学のころから高校時代に、はまったせい
もあって、お薦めしたいのが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2599268
買ってきた本、超ひも本、ウェブ国産力、傑作パズル本
で紹介した「頭の体操」シリーズ。昔はカッパブックスという新書だったけれ
ど、いまは文庫になっています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334728057/showshotcorne-22/
多湖輝著「頭の体操〈第1集〉パズル・クイズで脳ミソを鍛えよう (光文社文
庫)」
 第1集を買ってやってみて、面白かったら、シリーズを買いましていけばい
い。
 巨匠サム・ロイドとデュードニーのパズルを1冊で楽しみたいなら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166606158/showshotcorne-22/
伴田良輔著「巨匠の傑作パズルベスト100 (文春新書 615)」
 サム・ロイド本は、こういうのも出ているんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4899980892/showshotcorne-22/
サム・ロイドの「考える」パズル (単行本)
伴田 良輔 (翻訳)

 以下、ざっと調べたものの羅列になりますが。
 数学パズル。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569579949/showshotcorne-22/
頭がよくなる数学パズル (PHP文庫) (文庫)
逢沢 明 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479176255X/showshotcorne-22/
世界でもっとも美しい10の数学パズル (単行本)
マーセル ダネージ (著), Marcel Danesi (原著), 寺嶋 英志 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104552011/showshotcorne-22/
思考力・発想力が身につく良問厳選数学パズル (ラッコブックス) (新書)
数的推理能力向上委員会 (著)

 論理パズルといえば、以前、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901437/showshotcorne-22/
スマリヤンの究極の論理パズル―数の不思議からゲーデルの定理へ (単行本)
レイモンド スマリヤン (著), Raymond Smullyan (原著), 長尾 確 (翻訳), 
長尾 加寿恵 (翻訳)
を買ってくださった人がいました。
 タイトルからして、すごいね、これ。究極の論理パズルだもんね。ゲーデル
が出てくるなら、たしかに究極でしょう。^^;
 スマリヤン氏は、論理パズル集をいくつも出してますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502889/showshotcorne-22/
《数理を愉しむ》シリーズ パズルランドのアリス1 (文庫)
レイモンド・M・スマリヤン (著), 市場 泰男 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502897/showshotcorne-22/
パズルランドのアリス2 (ハヤカワ文庫NF 《数理を楽しむ》) (文庫)
レイモンド・M・スマリヤン (著), 市場 泰男 (翻訳)
 アリスのシリーズは、「不思議の国のアリス」からの連想で、初心者向けに
感じますね。
 次の2冊は、かなり難しいかも。だって、様相論理(あれ?様相論理じゃな
くて様相理論だね)や、カントールやゲーデルまで行っちゃうんだもんね。集
合のパラドックス、無限集合の扱いの問題ということなんでしょうね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901429/showshotcorne-22/
スマリヤンの決定不能の論理パズル―ゲーデルの定理と様相理論 (単行本)
レイモンド スマリヤン (著), Raymond Smullyan (原著), 田中 朋之 (翻訳),
 長尾 確 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826900562/showshotcorne-22/
無限のパラドックス―パズルで学ぶカントールとゲーデル (単行本)
レイモンド スマリヤン (著), Raymond Smullyan (原著), 長尾 確 (翻訳)
 ゲーデルの不完全性定理に話を絞った本も出しています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621042041/showshotcorne-22/
ゲーデルの不完全性定理 (単行本) 
レイモンド スマリヤン (著), Raymond M. Smullyan (原著), 高橋 昌一郎 
(翻訳)
 不完全性定理については、おれは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/21/3701716
へんな数式美術館その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480089888/showshotcorne-22/ 
不完全性定理―数学的体系のあゆみ (ちくま学芸文庫) (文庫) 
野崎 昭弘 (著)
が楽しめました。もう、証明やら忘れたけど。\(^O^)/

 おれ、知らなかったけど、ブルーバックスにも、数学パズル、数理パズル、
論理パズル本はありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571064/showshotcorne-22/
脳を鍛える数理パズル―ギネスが贈る138題 (ブルーバックス) (新書)
デイビッド ウエルズ (著), David Wells (原著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573776/showshotcorne-22/
超々難問数理パズル―解けるものなら解いてごらん (ブルーバックス) (新書)
芦ヶ原 伸之 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406132988X/showshotcorne-22/
論理パズル101―推理の楽しさ、ひらめきの快感 (ブルーバックス) (新書)
デルマガジンズ社 (編集), Dell Magazines (原著), 小野田 博一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573687/showshotcorne-22/
論理パズル「出しっこ問題」傑作選―論理思考のトレーニング (ブルーバック
ス) (新書) 
小野田 博一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/44062574233/showshotcorne-22/
史上最強の論理パズル―ポイントを見抜く力を養う60問 (ブルーバックス) 
(新書)
小野田 博一 (著)

http://ja.wikipedia.org/wiki/ロジックパズル
をみると、小野田氏は、論理パズルで有名なんですね。アマゾンで「小野田博
一」で検索すると、論理的に考える方法や論理的に話す方法、論理的に書く方
法の本も出していますね。

 数学のパズルといえば、おれがまず思い浮かぶのが、マーチン・ガードナー。
 おれが、高校のときに数学ゲームを読んだ記憶がある。
 アマゾンで、「ガードナー 数学ゲーム」で検索すると、ブルーバックスと
別冊サイエンスで出てますね。別冊サイエンスは、日経サイエンスの別冊?
 どれも、もう古い本になっちゃってるね。
 ブルーバックスの数学ゲームの2は、同じものが別扱いになってますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061178490/showshotcorne-22/
数学ゲーム 2 (ブルーバックス 249) (新書) 
マーチン・ガードナー (著), 高木 茂男 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J9ZXWW/showshotcorne-22/
数学ゲーム〈2〉楽しい数学的思考のすすめ (1974年) (ブルーバックス) [古書]
マーチン・ガードナー (著), 高木 茂男 (翻訳)
 前者は、いま、コレクター商品の値段が12600円からだって。高すぎる。
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/16/4368021
やっと出たClojure本、Scala本。ScalaのウェブフレームワークLift本も
で紹介したのと同じような現象か。アマゾンのデータもいまいち信頼に欠ける
なあ。
 日経サイエンスの別冊の数学・パズル・ゲームをみると、ガードナーの本も
含めて、品切増刷未定ばっかり。^^;
http://www.nikkei-science.com/lineup.php?lgenre=35
別冊日経サイエンス・本 > 数学・パズル・ゲーム
 「aha! Gotcha ゆかいなパラドックス」の2冊、「aha! Insight ひらめき
思考」の2冊、「パズルの世界」、どの目次をみても、面白そうだな。
 「パズルの世界」にある三次元ジグソーパズルで思い出したことがあるけど、
それは別の機会に。
 ガードナーには、最近出た本もありますね。数学ゲームをまとめたような本
なんだろうか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627018819/showshotcorne-22/
楽しみながら知性の鍛錬 ガードナー傑作選集 - ゲーム,パズル,マジックで知
る娯楽数学の世界 (単行本(ソフトカバー)) 
Martin Gardner (著), 阿部 剛久 (翻訳), 井戸川 知之 (翻訳), 藤井 康生 
(翻訳)
 コレクターは別として、ガードナーの数学パズル本でいま買うなら、これな
んでしょうね。
 ガードナーは、アマチュアマジシャンでもあり、超能力や超常現象がインチ
キだと指摘してきた懐疑論者でもあります。
 数学とマジックといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325509
マジシャン、マーカ・テンドーさん、亡くなる。フォーシング辞典にびっくり!
で紹介した「フォーシング事典」でも、数理的フォースというのが出てきます。
 ガードナーの懐疑論者としての本は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/19/4190504
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063127/showshotcorne-22/
懐疑論者の事典〈上〉 (単行本(ソフトカバー)) 
ロバート・ T・キャロル (著), 小内 亨 (編集), 菊池 聡 (編集), 菊池 誠 
(編集), 高橋 昌一郎 (編集), 皆神 龍太郎 (編集), 小久保 温 (翻訳), 高橋
信夫 (翻訳), 長澤 裕 (翻訳), 福岡 洋一 (翻訳) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063135/showshotcorne-22/
懐疑論者の事典 下 (2) (単行本) 
ロバート・T. キャロル (著), Robert Todd Carroll (原著), 小久保 温 (翻
訳), 高橋 信夫 (翻訳), 長澤 裕 (翻訳), 福岡 洋一 (翻訳)
を買ったので、これらを紹介するときに、紹介しようと思っていたけれど、い
つになるかわからないので、名前だけ出しておきます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502722/showshotcorne-22/
奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF) (文庫) 
マーティン ガードナー (著), Martin Gardner (原著), 市場 泰男 (翻訳) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502730/showshotcorne-22/
奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか (ハヤカワ文庫NF) (文庫) 
マーティン ガードナー (著), Martin Gardner (原著), 市場 泰男 (翻訳)
 おれは、たしか、奇妙な論理を読んで、ノストラダムスの大予言が嘘だとや
っと気づきました。高校じゃないよね。大学のときかな。もっと後か。あ、ひ
ょっとして1990年以降かも。
 それじゃ、1989年7の月にに空から恐怖の大王が降ってくるという予言、終
わってるじゃん。
 ほんとだね(爆)。
 お前、はずれたのがわかってしばらくして、やっと気づいたのか。

 日経サイエンスにも数学パズルが連載されています。以前連載されていた
「パズリング・アドベンチャー」や、いま連載中の「パズルの国のアリス」は、
http://www.nikkei-science.com/learning/index.html
学ぶ・遊ぶ
にあります。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/puzzle/index.html
パズリング・アドベンチャー
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/alice/index.html
パズルの国のアリス

 日経サイエンスで数学パズルといえば、和算の算額。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/9807/sangaku.html
和算本あれこれ
で紹介した日経サイエンスが公開してくれている和算の問題。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/9807/sangaku.html
トニー・ロスマン(テキサス大学)/深川英俊(春日井高校)「算額に見る江
戸時代の幾何学」 
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/9807/sangaku-Q.html
算額の問題に挑戦して見ませんか? 問題はこちらです
をどうぞ。

 いろいろパズル本を紹介したけど、本を買うお金がもったいない人は、まず、
前記の日経サイエンスのパズルコーナーになるパズルを解いてみたら?
 何年分もあるので、全部解くには、軽く1ヵ月はかかるだろうし、難しくて
永久に解けないものもたくさんあると思う。でも、それでうんうん脳みそが唸
るのがいいんだよね。そういうのを何度もやっていると、ある日、突然、ぱっ
とわかるようになる。突然、上のレベルにジャンプしたってこと。
 ま、あんまり頭ばかり、脳ばかり使うのもバランスが悪いので、頭を使った
らその分、体も使ってください。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビー、U-20世界選手権
---
 ラグビーの20歳以下の世界選手権が日本で行なわれました。
 ニュージーランドが2連覇です。
 日本は残念ながら、成績が悪かったけれど、これはしょうがない面がある。
 海外のチームは、ラグビーの強豪国で全員がプロだったりしますが、日本代
表は、全員学生。それも国際試合が初めてというメンバーがほとんど。
 優勝候補の一角イングランドとの試合は、J:Sportsで少し観ました。0-43と
いう1点も取れない完敗でしたが、それでも日本の低いタックルをイングラン
ドの選手はいやがっていて、彼らは日本相手に100-0で勝つつもりだったのか、
後半の後半はすごくいらだっていました。
 解説の村上さんは、微妙な試合と感想を述べていました。
 前述のように全員プロの相手に国際経験がないチームが挑んだものとしては、
収穫が多かったし、イングランドの選手がいらだってミスをしたりいて、点差
以上に善戦。でもしかし、1点も取れないのはいくらなんでもと。
 日本はチャンスを作っていいところまで行くんですが、肝心のところでミス
してトライできないんです。雨でハンドリングが難しい試合で、イングランド
の選手もミスしていましたが、日本はいいところでミスして点を取れないし、
絶対に日本ごときに点を与えないというのが、イングランドの凄みでした。
 東芝府中の元監督で日本一3連覇などを達成した薫田監督が、いま、U-20代
表監督ですが、「0点に抑えるところがプロの凄みだった」とインタビューに
答えていました。
 それと気づいたんですが、昨シーズンのトップリーグと違って、モールは故
意に崩したらだめに戻ったルールでやってるみたいでした。だから、モール攻
撃が有効。
 東芝が日本一になったときもモール攻撃で敵を粉砕してましたが、薫田監督
の直伝のモール攻撃が使えたんですね。それで、サモア戦でいいところまでい
ったんだ。

 U-20日本代表の奮闘ぶりがまとめて読めるように、ラグビー報道に熱心でい
てくれるサンスポから記事を集めました。
 イングランドには、0−43と完敗。
http://www.sanspo.com/rugby/news/090605/rgd0906052150001-n1.htm
日本、力負け…黒星発進/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090605/rgd0906052252003-n1.htm
日本、防御には満足/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090605/rgd0906052252002-n1.htm
日本、課題は攻撃力/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090606/rgg0906060625000-n1.htm
イングランド余裕の6T/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090606/rgd0906060512000-n1.htm
薫田日本、遠かった1T/U−20世界選手権

 サモアには、20−29で敗戦。
http://www.sanspo.com/rugby/news/090609/rgd0906092128002-n1.htm
日本、連敗で8強消える/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090609/rgd0906092245003-n1.htm
日本、厚かった8強の“壁”/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090610/rgd0906100502000-n1.htm
日本、サモア苦しめた/U−20世界選手権

 スコットランドには7−12で敗戦。
http://www.sanspo.com/rugby/news/090613/rgd0906131909002-n1.htm
日本3連敗で来年の出場権失う/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090613/rgd0906132013004-n1.htm
南橋「もっと勝負できれば」/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090613/rgd0906132159005-n1.htm
日本、モールを押し切れず/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090614/rgd0906140503002-n1.htm
薫田日本、世界の壁痛感/U−20世界選手権 

 イタリアには15−21で敗戦。
http://www.sanspo.com/rugby/news/090618/rgd0906180501001-n1.htm
山下、先制トライも…/U−20世界選手権
http://www.sanspo.com/rugby/news/090617/rgd0906172306003-n1.htm
日本、イタリアに屈す…薫田監督「大会ワースト」

 あ、最終戦、54−17でウルグアイに勝ちました。初勝利\(^O^)/
http://www.sanspo.com/rugby/news/090621/rgd0906211841000-n1.htm
日本、最終戦で初白星/U−20世界選手権
 よしよし、よくやったよくやった。ホスト国の代表が1勝もできないとかっ
こわるいですからね。

 観客も雨の中、よく集まってくれたよね。目標の8万人をクリアして、10
万人以上だそうです。
http://www.sanspo.com/rugby/news/090621/rgg0906212219006-n1.htm
観客が10万人突破/U−20世界選手権

 佐賀県の鳥栖で、予選リーグの試合があって、ウェールズの選手たちは市内
の子供たちと交流したそうです。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1289903.article.html
ラグビーU20世界大会 鳥栖で6試合
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090611ddlk41050534000c.html
ラグビー:U20世界選手権 ウェールズ代表、書道に“トライ”
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1302845.article.html
「ラグビー楽しい」 ウエールズの選手らと児童交流

 2004年、日韓共催のサッカーワールドカップ、このときのアイルランド代表
チームを思い出しますね。
 アイルランド代表は、「ぼくらはサッカーだけをやりに日本に来たわけじゃ
ない」といって、病院の小児病棟に闘病生活を送る子供たちを見舞いにチーム
全員で行ってました。子供たちが、すごく喜んでいました。
 詳しくは、まだ、ブログができる前なので、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo56.html
乳の詫び状
2002/06/06「アイルランド代表」
の2002/06/17「アイルランドの健闘を称えます」
をどうぞ。
 カメルーン代表と大分県の中津江村の爆笑交流というか、そういうのもあり
ましたね。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo55.html
の
乳の詫び状(2002/05/26)
乳の詫び状(2002/05/25)
乳の詫び状(2002/05/24)
に書いています。
 映画「少林サッカー」が話題になっていたことろなんだ。
 皇族をFWにすれば、倒したら一発で外交問題だなどという画期的なアイデア
も出してますね。\(^O^)/

 ついでに、ラグビー、トップリーグのこと。
 この前、ケーブルテレビJ:COMの、府中にある東芝ブレイブルーパスとサン
トリーサンゴリアスを応援する番組「ラグビーキング」で、サントリーサンゴ
リアスの清宮監督にインタビューしていたました。
 今年は絶対優勝だと。キャッチフレーズは、ナチュラルラグビーだと。
 ナチュラルラグビーとは、高いレベルの判断、攻撃、守備が、自然にできる
ようになることだそうです。
 がびーん。ラグビーキングのウェブをみると、6月で番組終了だって。^^;
http://tokyo.jcommunity.net/cms_content_view.php?tbid=67
ラグビーキング
 でも、後継のスポーツ情報番組では、ラグビーネタやってるのね。よかった。

http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/index.htm
東芝ブレイブルーパス
をみると、
--- ここから ---
次は、春季オープン戦の4戦目です。
2009年6月27日(土)(13:00〜)東芝府中グランドにてサントリーサンゴリ
アスと対戦します。
--- ここまで ---
だって。観に行こうかな。

乳の詫び状(2009/06/21)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Real World Haskellは、秋に翻訳が出る
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/16/4368021
やっと出たClojure本、Scala本。ScalaのウェブフレームワークLift本も
に、オライリーの矢野さんからコメントがついていて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0596514980/showshotcorne-22/
Real World Haskell (ペーパーバック) 
B O′Sullivan (著)
は、秋に翻訳が出るそうです。
 「矢野さん、ありがとうございます。」で始まる(未記入)という名前の人
物のコメントは、おれです。名前、入れ忘れました。^^;

乳の詫び状(2009/06/19)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ、まだまだ感染拡大中
---
 一時、下火になったと思ったら、全国に感染が拡大していますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/12/4361984
新型インフルエンザ、国内感染者500人突破
で500人突破と書いたのが、2009/06/12。
 今日、2009/06/19ですが、昨日で700人突破。1週間で200人以上も増えてい
る。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009061800643&j1
大分で初の感染者=33都道府県734人に−新型インフル

 福岡市で流行って、福岡県はあっという間に新型インフルエンザの感染者が
70人になりました。北九州でも感染確認。
 来週、九大に行くのに、びびってます。\(^O^)/
http://mainichi.jp/seibu/news/20090618sog00m040005000c.html
新型インフルエンザ:福岡県内70人に 北九州市、宮崎県で初の感染者

 ところで今週発売の週刊誌SPA!2009/06/23号の冒頭で、コラムニスト勝谷誠
彦が、新型インフル「検査拒否」というのを書いています。
 RKBが2009/06/09に放送したニュースで、福岡市は、2009/06/05に感染者が
出たと発表したが、実際はその一週間前に簡易検査で陽性となっていたにもか
かわらず、保健所は「5人以上まとめて出たらPCR検査をやる」といってPCR検
査を拒否していたと報じたそうです。
 初動の対応が遅れたことで、感染者が増えたということですね。
 福岡市だけではなくて、他の自治体でも3人以上まとめて出たらやるという
ところもあるらしいのです。
 理由は、大阪や神戸の状況をみて、感染者が出ると対応に追われるし、経済
的なダメージも大きいから。それで、臭いものに蓋の対応をする傾向が出てい
る、ふざけんなということを、勝谷氏は書いていました。
 そしてRKBは、よく報道したとほめていました。
 地方のテレビ局は、地元有力企業や政治家とのつながりがあって、それへの
遠慮や記者クラブのしがらみやらいろいろあるからね。
 ともかく、こういう対応、ウイルスにとっては、心強い限りですね。\(^O^)/

 RKBといえば、太郎ちゃんの親族企業の麻生(昔の麻生セメント)が、RKB株を
買っていて、第3位になったそうです。
http://news.livedoor.com/article/detail/3915762/
麻生首相の親族企業 九州のRKB株式「買い占め」?
をどうぞ。
 地方のテレビや新聞は、けっこうこういう構造なんですよね。
 新聞やテレビだけで、果たして、ジャーナリズムが成立するのかということ
です。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 松本清張生誕100年
---
 もう1年の半分経っているから、もっと早く書くべきだったが、今年は松本
清張生誕100年。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/20/4313691
週末は、九州の門司に、行ってました
で書いた甥の結婚式で北九州に戻ったとき、目に付いたのが、松本清張関係の
ポスターやチラシ。
 松本清張とゆかりがあり、松本清張記念館がある北九州市では、盛り上げて
いました。

 松本清張記念館、もう、ずっと行ってないな。小倉城のすぐそばにあるんだ
けどね。筒井さんの講演のときも行けなかったもんね。

 あ、いま、企画展で、1909年生まれの作家たちというのをやってますね。大
岡昇平、中島敦、太宰治、埴谷雄高も1909年生まれで、今年生誕100周年なの
か。

 あ、松本清張生誕100年のサイトがあって、ドメインがseicho-100.comだっ
て。
http://www.seicho-100.com/default.asp
松本清張生誕100年サイト

http://www.seicho-100.com/102118.html
をみると、全国巡回展があるんですね。東京は世田谷文学館に来てたのか。6
月7日までだったんだ。もっと早く気づいていれば。がっかり。
 ほらあ、早く、書かないから。
 うーん、でも、はやぶさの映画を観に行ったからなあ。

 松本清張の作品でいま気になっているのは、遺作となった「神々の乱心」。
 というより、原武史さんの著書「松本清張の「遺言」」が気になっている。
 なぜなら、NHKの「視点・論点」という番組で、原武史さんが「神々の乱心」
を採り上げて、松本清張が天皇制にどう挑んでいたかを解説しているのを、た
またま観て、それが面白かったから。
 もう出ているはずなのに、アマゾンでは、現在、お取り扱いできませんにな
っている。bk1や紀伊國屋書店BookWebにはあった。
 あ、今日、みたら、アマゾンでも在庫ありになってる。ということは、在庫
がなくなっていたということなのか。売れているんだね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607030/showshotcorne-22/
松本清張の「遺言」―「神々の乱心」を読み解く (文春新書 703) (新書) 
原 武史 (著)
 文藝春秋の紹介ページは、
http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/70/9784166607037.shtml
松本清張の「遺言」『神々の乱心』を読み解く
をどうぞ。

乳の詫び状(2009/06/18)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 経済学のロボカップ、U-Mart、人工市場、人工社会、数理社会学、アイオワ電子市場
---
 アマゾンから、お前、こんなん興味があるんちゃう?といって、メールが送
られてきた(もう1週間以上前と思うけど)。
 きっと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343404
ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」、まもなく出版!
で、「過去に例がないことや突発的なものだと、まったく予測不能」と書いた
せいだろう。
 恐るべし、情報省。おれのブログを解析して、すぐ、アマゾンのコンピュー
タを操作してメールを送ってきやがった。\(^O^)/
 その本がこれ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320121600/showshotcorne-22/
人工市場で学ぶマーケットメカニズム―U‐Mart経済学編 (知的エージェント
で見る社会) (単行本)
塩沢 由典 (著), 松井 啓之 (著), 谷口 和久 (著), 中島 義裕 (著), 小山 
友介 (著)
 目次などは、
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/shinkan/shin0606_04.html
共立出版の人工市場で学ぶマーケットメカニズム―U‐Mart経済学編
をどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122305/showshotcorne-22/
人工市場で学ぶマーケットメカニズム ―U-Mart工学編― 〔CD-ROM付〕 (知的
エージェントで見る社会 4) (単行本)
喜多 一 (著), 森 直樹 (著), 小野 功 (著), 佐藤 浩 (著), 小山 友介 (著),
秋元 圭人 (著)
 目次などは、
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/shinkan/shin0905_07.html
共立出版の人工市場で学ぶマーケットメカニズム―U‐Mart工学編
 この2冊、知的エージェントで見る社会というシリーズなのね。シリーズの
全貌は、
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/series/chiteki.html
知的エージェントで見る社会 (全7巻)
をどうぞ。
 なんか、面白そうだね、これ。

 U-Martって何だと思ったら、いろんなシミュレーションが行なえるテストベ
ッド的な人工市場なのね。
 AI(人工知能)技術を使って、いろいろ予測を試みたりしているのね。前述の
本は、U-Martで使うエージェントのプログラムもCD-ROMに入ってるから、自分
でも試せるわけね。
 U-Martについては、
http://www.u-mart.org/html/index-j.html
U-Mart日本語ページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/U-Mart
をどうぞ。

 関連書として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627850115/showshotcorne-22/
人工市場 (相互作用科学シリーズ) (単行本)
和泉 潔 (著)
もありますね。
 市場だけじゃなくて、人工社会を作るものとして、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320097351/showshotcorne-22/
コンピュータのなかの人工社会―マルチエージェントシミュレーションモデル
と複雑系 (単行本)
山影 進 (編集), 服部 正太 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886115039/showshotcorne-22/
人工社会構築指南―artisocによるマルチエージェント・シミュレーション入
門(人工社会の可能性) (単行本)
山影 進 (著)

 昔、懐かしいMacintosh(マック)の傑作シミュレーションゲーム、SimCity
(シムシティ)やSimEarth(シムアース)の超本気版ということでしょう。
 コンピュータ上のシミュレーションだと、加速できるのがいいですよね。現
実では、1年かかる市場や社会の動きを1分でわかるとかね。

 数理社会学という学問もあって、日本数理社会学会なんて学会もあって、本
も出しているのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326601655/showshotcorne-22/
社会を“モデル”でみる―数理社会学への招待 (単行本)
土場 学 (編集), 佐藤 嘉倫 (編集), 数土 直紀 (編集), 小林 盾 (編集), 渡
辺勉 (編集), 三隅 一人 (編集), 日本数理社会学会
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326601868/showshotcorne-22/
社会の見方、測り方―計量社会学への招待 (単行本)
与謝野 有紀 (編集), 高田 洋 (編集), 安田 雪 (編集), 栗田 宣義 (編集), 
間淵 領吾 (編集), 数理社会学会

 これで思い出すのは、日経サイエンスにあったアイオワ電子市場のこと。
日経サイエンス2008年6月号
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0806/200806_030.html
世論調査より当たる?
大統領選を占う予測市場
G. スティックス(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
をどうぞ。
http://www.biz.uiowa.edu/iem/
アイオワ電子市場(Iowa Electronic Markets)
もどうぞ。

 U-Martで検索したときに出てきたのが、
http://www.ie.osakafu-u.ac.jp/~hisaoi/topics/r_theme/Umart.html
人工市場プロジェクト U-mart
で、大阪府立大学大学院 工学研究科の石渕久生教授のページでした。
http://www.ie.osakafu-u.ac.jp/~hisaoi/topics/r_theme/r_theme.html
研究内容
をみると、おれには、もろ、AI(人工知能)の世界。
 研究室のホームは、
http://www.ie.osakafu-u.ac.jp/~hisaoi/home.html
計算知能工学研究室
となっています。
 「ファジィシステム,ニューラルネットワーク,強化学習,遺伝的アルゴリ
ズム,人工生命など,計算知能(Computational Intelligence)あるいはソフ
ト・コンピューティングと総称される枠組を用いた知的コンピュータシステム
の開発」だって。
 それで、「RoboCup サッカー(RoboCup),人工市場プロジェクト(U-Mart),
為替予測(円ダービー),株式売買シミュレーション(ストックリーグ)」をやっ
ている。
 ますます、もろ、AI(人工知能)の世界。
 でも、いまは、AIじゃなくて、計算知能(Computational Intelligence)と
呼ぶのか。CIと略すのかなあ。

http://www.ie.osakafu-u.ac.jp/~hisaoi/news/news_book.html
ファジィデータマイニングに関する本の出版
にある
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3540207678/showshotcorne-22/
Classification and Modeling with Linguistic Information Granules:
Advanced Approaches to Linguistic Data Mining (Advanced Information 
Processing) (ハードカバー)
Hisao Ishibuchi (著), Tomoharu Nakashima (著), Manabu Nii (著)

 Springer Verlagだから、やっぱ、高いね。15000円くらいする。でも、非常
に引用件数の多いファジィデータマイニングに関連した話題が1冊の本にまと
まっているそうです。
 (麻生)太郎ちゃん、もっと、定額給付金くれ!\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ARのすべて ケータイとネットを変える拡張現実、電脳コイル
---
 今月、日経BPから、AR(Augumented Reality, 拡張現実、強化現実)の本が出
てますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/09/4048340
エージェントアプローチ人工知能(AIMA)原書第3版、拡張現実(Augumented 
Reality)、ベントリー、ネットワークアルゴリズム
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877832068/showshotcorne-22/
拡張現実感を実現するARToolkitプログラミングテクニック (単行本) 
谷尻 豊寿 (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048673610/showshotcorne-22/
3Dキャラクターが現実世界に誕生! ARToolKit拡張現実感プログラミング入門
(大型本) 
橋本 直 (著)
は、プログラミングの本ですが、こちらはもっと包括的な解説です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210839/showshotcorne-22/
ARのすべて-ケータイとネットを変える拡張現実 (単行本(ソフトカバー)) 
日経コミュニケーション編集部 (著, 編集)
 目次などは、
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/book/dtl/ncc010.html
をどうぞ。

 研究は、20年くらい前からありますよね。日本だとTRONもやってたし、いま
もやってますね。
 いまは、ケータイとネットを結びつけてエアタグをつけるのが流行りですね。
 iPhoneのような、プログラム可能でカメラ、ネットワーク、センサーを持つ
端末が普及してきて、草の根に近いレベルでもいろいろやってます。
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2008/09/iphonesekaicame.html
セカイカメラ
http://d.hatena.ne.jp/akio0911/20080421/1208834675
電脳メガネ]手作り拡張現実!電脳メガネ「のようなもの」を作ってみた

 電脳メガネは、アニメの電脳コイルに出てくるガジェットだそうですが、ぼ
く、そのアニメ、観たことがない。アマゾンでは、電脳コイルのDVDを買って
くださる人がちょくちょくいるんですけどね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RO8P4W/showshotcorne-22/
電脳コイル (1) 通常版 [DVD]
から、第9巻まであるようです。
 限定版もあるんです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RO8P4M/showshotcorne-22/
電脳コイル (1) 限定版 [DVD]

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/08/4046960
拡張現実(Augumented Reality)

乳の詫び状(2009/06/16)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: やっと出たClojure本、Scala本。ScalaのウェブフレームワークLift本も
---
 ちょっと目を離している隙に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141043
JavaVM上新Lisp Clojure, Scalaのこと、なぜかキース・ジャレットも。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/11/4169022
JVM上新Lisp Clojureのこと, Scalaも
などで、何度も出版予定ずるずる延びやがってと書いた、プログラミング言語
ClojureとScalaの本が、出ていました。

 やっと出たClojure本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356336/showshotcorne-22/
Programming Clojure (ペーパーバック) 
Stuart Halloway (著)
です。買ってみるつもり。
 Scalaは、もうすでに出ていた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0981531601/showshotcorne-22/
Programming in Scala: A Comprehensive Step-by-step Guide (ペーパーバック) 
Martin Odersky (著), Lex Spoon (著), Bill Venners (著)
が、まず、バイブルでしょう。これは買ってみるつもり。
 今回出ていたのに気づいたのは、7月出版予定だった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1430219890/showshotcorne-22/
Beginning Scala (ペーパーバック) 
David Pollak (著)
 予定より早く出たので、ご祝儀で買うかな。でも、まず、「Programming in
 Scala」だけにしておくか。お金、ないもんね。
 (延びた?)予定が3月だったのに、まだ出てないのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435631X/showshotcorne-22/
Programming Scala: Tackle Multi-core Complexity on the Java Virtual 
Machine 
Venkat Subramaniam (著)
 もう、だめぽ。:-)

 この前、面白いことに気づいたのが、Scalaベースのウェブフレームワーク
であるLiftの本のこと。そのとき、Liftという名前、初めて知りました。
 何が面白いかといえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1430224215/showshotcorne-22/
The Definitive Guide to Lift: A Scala-Based Web Framework (ペーパーバック) 
Derek Chen-Becker (著), Tyler Weir (著), Marius Danciu (著)
と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1430224959/showshotcorne-22/
The Definitive Guide to Lift: Scala-based Web Framework (ペーパーバック)
Derek Chen-becker (著), Tyler Weir (著), Marius Danciu (著)
を見てください。
 実はこの2つは同じ本。同じ本に別のASINコード(アマゾンが商品を識別す
るためのコード)を割り当ててあるのよ。
 Exploring LiftとThe Definitive Guide to Liftという書名が違う別の本だ
ったはずが、実は同じだったというオチ。
 Google Groupsには、ちゃんとこの本のグループがある。本家Amazonでも同
様だったので、混乱している人がいて、ここで質問していた。
http://groups.google.com/group/the-lift-book/browse_thread/thread/70fc38d4e6ba941
Exploring Lift vs. The Definitive Guide to Lift?
で、著者の一人、TylerWeir氏が事情を説明していますね。
 最初は、Exploring Liftという書名にすることになっていたが、出版社の都
合で、The Definitive Guideというシリーズ物の1冊になることになって、書
名が変わったと。
 すでに、最初の書名「Exploring Lift」でアナウンスしたので、アマゾンに
データが残っているんだろうと。
 この議論が、2009/05/11。
 アメリカのamazonは、すでに最初の「Exploring Lift」は、データベースか
ら消してあるけど、日本のアマゾンは、まだそのままだね。
 間違ってるほうでも予約受付中は、まずいよね。
 とメモを書いていたのが、5月の終わりか6月初めくらいかな。
 いま、本家Amazonの
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/1430224215/http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/1430224959/
をみたら、データベースから消されたはずの1430224959のほうも復活していて、
予約受付中になってる。まずいよね。
 出版元のAPressでみると、
http://www.apress.com/book/view/1430224215
The Definitive Guide to Lift: A Scala-based Web Framework
はちゃんとあって、1430224215で出てくるけど、1430224959では出てこないの
で、1430224215のほうが正しいはず。
 さらに面白いのが、書名は、「The Definitive Guide to Lift」なのに、ア
マゾンは、アメリカも日本も、本の表紙イメージには、Exploring Liftという
最初の書名のイメージを掲載しているのね。APressにある表紙イメージが当然
正しいものです。
 なんか、混乱していて面白そうなので、買ってみるかも。
 お前、まんまと敵の術中に(爆)

 ScalaのWebフレームワークLiftに興味がある人は、買ってみてもいいかも。
 調べたら、公式サイトは、
http://liftweb.net/
Lift公式サイト
ですね。日本語で説明を書いている人もいます。
http://d.hatena.ne.jp/yuroyoro/20080808/1218168451
scalaのWebフレームワーク liftで遊ぶ 目次
をどうぞ。

 あと、やっぱり気になっているのが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/13/4115774
プログラミング言語本
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0596514980/showshotcorne-22/
Real World Haskell (ペーパーバック) 
B O′Sullivan (著)
も気になりますね。
 お前、本を集めてもプログラム書かないだろ。
 うん、これらの言語で書いてる暇ない。Lispですら書いている暇ない。仕事
はほとんどJavaで、あとCとC++だもんね。でも、買うの。プログラミング言語
本が売れなくなって出版されなくなると困るから。
 これらの本、翻訳をすぐ出してくれたら、原書じゃなくて日本語版を買うの
にね。そしたら、日本の出版社ももっとこの翻訳を出す気になってくれるから。
それとも待ってると出るの? だったら待つけど。
 とにかく。太郎ちゃん、もっと給付金くれ!\(^O^)/
 ってか、1ドル10円の円高になれ!\(^O^)/

乳の詫び状(2009/06/15)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サヨナラ 新聞、押し紙、サヨナラ 電通
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002AO59UA/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2009年 07月号
の特集は、「サヨナラ 新聞(ジャーナリズム)」
 内容は、
http://courrier.jp/contents/courrier057.html
をどうぞ。

 各国とも新聞がネットにやられて四苦八苦していることがわかります。
 Google(グーグル)が目の敵にもなってますね。フェアユースといいながら、
悪質なただ乗りだろうと。取材して記事を作っているところにお金が回らなく
なると、ジャーナリズムが死ぬと。そしたら、コンテンツをかっぱらっている
お前らGoogleも死ぬぞと。そういうのが新聞社の言い分。

 中でも
・ネットの「オレ的ニュース」が不寛容なアメリカ人を生む
は、そうよね。
 すなわち、Google Newsなどカスタマイズ可能な新聞は、自分にとって都合
のいい情報だけ流してくるようになるので、対立意見を知る機会が減って、仲
間内だけで先鋭化していき、他者に不寛容になると。アメリカ人だけじゃなく
て、どこの国の人間でもそうだね。

・ネットがいくら普及してもアジアの人は新聞がお好き
は、皮肉な感じがしました。
 日本は、読売新聞が1000万部で世界一などというように、朝日や読売のよう
な巨大発行数を誇る新聞が、まだまだ生きているという話なんだけど、実は、
押し紙で水増しした発行数という話を考えると、皮肉で微妙な気がする。
 いま、週刊新潮が2009/06/11号から短期集中連載で「「新聞業界」最大のタ
ブー「押し紙」を斬る!」をやってますね。
 おれ、読んでなくて、中吊りで見ただけなんだけど、第1回は、「読売18%、
朝日34%、毎日57%が配られずに棄てられていた」だもんね。
 押し紙は、新聞業界の恥部、タブーですからね。ここでも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/20/1810407
日本の新聞はなくなるの? 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/30/3416744
ミナミの帝王、新聞業界の闇その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/11/3572165
ミナミの帝王、新聞業界の闇その3
で採り上げ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898001599/showshotcorne-22/
サワダオサム, 黒藪哲哉著「新聞社の欺瞞商法―「押し紙」「折込広告」の実
態を追う」
を紹介しています。

 世界が見た「日本のHOPE」は、日本のこれから希望についてなんですが、
・日本酒? ノン、これからは「甲州ワイン」が欧州を席巻する
・技術力で世界をリードする”ロボット社会”ニッポン
の2つが特に面白かった。
 甲州種のワインがEUで輸入解禁。ロバート・パーカーも高評価といった話。
サントリーやメルシャンは、1樽1000円くらいで他から買い付けて詰めるワイ
ンなので品質はよくないと。ヨーロッパでの高評価につながっているのは、山
梨の地元ワイン製造者たちががんばって造っているいるものだという話でした。
外国人の人たちも来て、甲州種の畑を買って品種改良もしてワインを作ってる
のね。

http://www.koshu.org/index.html
甲州ワインプロジェクト
のニュースでは、2008年1月から2月のニュースが、厳しい基準をクリアして
EUに輸出できるようになったというニュースですね。そうそう、記事で紹介し
てあったのも「自然(Shizen)」というワインでした。
http://www.koshu.org/koshu/
甲州ワインが世界へ通じる可能性
を読むと、いろいろ書いてありますね。

 もう先週号か先々週号になったけど週刊東洋経済2009/06/13号は、特集が、
「電通VS.リクルートVS.ヤフー 大激震!広告サバイバル」だったので思わず
買いました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002BB2GHQ/showshotcorne-22/
週刊東洋経済2009/06/13号
 目次は、
http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/detail/BI/44afbcc2dcb22868abc818419ec7205a/
をどうぞ。
 とても面白い。
 ヤフーは、すごいね。一人勝ちしすぎないように気をつけることだって。
 電通よりヤフー(Yahoo! Japan)のほうが利益が多いのね。テレビ局の窓口を
握って、テレビ局と一緒に規制による高い参入障壁にあぐらをかいてきた電通
は、このままでは衰退し、高い給料を維持できないだろうという話。それで懸
命にネット企業を買収しているのね。
・匿名座談会│華々しい業界も今や昔? リーマン後の僕らの毎日
に悲哀が出ていました。

・バズの落とし穴 マクドナルドのやらせ行列疑惑
は、大阪だけじゃなくて、東京でもやってたのね。

・前田建設ファンタジー営業部
は懐かしい。久々に
http://www.maeda.co.jp/fantasy/
前田建設ファンタジー営業部
をみると、CDSという技術で、タイムマシンを作るなんて書いてある。近日
公開だって。
 やるのぉ。前田建設。我々おとめ座銀河団の技術に少し近づいたか。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: おれも都議になりたい\(^O^)/
---
 都議選がもうすぐらしい(笑)。
 こんな記事がありました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090603/lcl0906032236003-n1.htm
【09首都決戦 都議の正体】(上)3つの報酬 厚遇、辞められない
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090605/lcl0906051146000-n1.htm
【09首都決戦 都議の正体】(中)多額の海外旅費 一度は行きたい視察
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090606/lcl0906060014000-n1.htm
【09首都決戦 都議の正体】(下)都議の口利き絶えず 「役人人事を握れ」

 年間予算6兆円だもんね。こんないい思いができるんだから、おれも都議に
なりたい\(^O^)/
 お、立候補宣言!\(^O^)/
 誰も相手せんわ。
 だったら、幸福の科学の「幸福実現党」から衆院選に立候補してやる\(^O^)/
 わかった、わかった。クソして早く寝れ!

 口利きといえば、郵政の郵便割引制度悪用事件。政治家の口利きの話があり
ますね。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090615/crm0906151134011-n1.htm
【郵便不正事件】省庁のキャリアシステムが背景か
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 立川の伊勢丹の大北海道展をスパイしてきた\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/13/4301638
花畑牧場生キャラメル、失速?
で、スパイの報告求むと書いたのに、誰も報告してくれない(泣)。
 よって、おれ自ら、立川の伊勢丹の大北海道展でスパイしてきたことを報告
する。
 もう先々週だよね。土曜日に行ったのよ。夜の7時頃。もう閉店が近づいて
いた。
 花畑牧場。プレーンの生キャラメルは600箱売れ切れ。ほかは残ってた。
 府中は土曜日は売り切れだったけど、日曜日の昼には整理券も余って、商品
も余っていた。立川はどうだったかというと、日曜日に行ってないのでわかり
ません。\(^O^)/
 きさま、役、立たーーーーーん!(怒)

 花畑牧場といえば、アイスクリームに生キャラメルを溶かした熱々をかけて
食べる店を、青山にオープンして大行列でしょ。
 調子に乗って、銀座と渋谷にもオープンして、その模様をワイドショーでや
ってたけど、どうなったんだろうな。
 アイスだからこれから暑くなれば売れるだろうね。商売繁盛ならご同慶の至
りなんだけど。
 でも、気になったのは、どの店も、アイスを買わないと、生キャラメルが買
えないとテレビで紹介していたこと。
 ホエー豚丼で生キャラメルの抱き合わせ販売をやって問題視されたのに、ま
た、独禁法違反?の抱き合わせ販売をやってるのか。大丈夫なのか。
 ワイドショーで小倉さんもその辺、「へえ、アイスを買わないと、生キャラ
メルが買えないのか」などと、ちらっと言ってたね。
 田中義剛、ますますビル・ゲイツに似てきたのか(爆)。法律に触れようが何
をしようが金を儲けたほうが勝ち。金さえあれば訴訟を起こされても、金で和
解に持ち込める。マイクロソフトは、これですからね。
 花畑牧場、快進撃は続くのか。それとも飽きられるのが早いか。Windowsと
違って、食べ物じゃ、中毒性の薬物でも入れないと、囲い込みができないもん
ね。
 じゃ、そろそろ、そういうの入れてみるか。\(^O^)/
 新製品の名前は、シャブキャラメル。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/30/4276798
府中の伊勢丹で大北海道展
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/13/4301638
花畑牧場生キャラメル、失速?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/14/4302839
Re: 花畑牧場生キャラメル、失速?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/07/4230633
ほんと、みんなだまされやすいのね

中村(show)

===
標題: 田中義剛、ますますビル・ゲイツに似て・・・
---
> 田中義剛、ますますビル・ゲイツに似てきたのか(爆)。法律に触れようが何
 いえいえビル・ゲイツというよりはブルル社長とコブルくんでしょう。
 それで、かいけつゾロリの悪戯に計画を阻まれる結末が用意されている・・・
な、わけないかぁ。
--- FROM Musasino city, Tokyo metropolis, in Japan.
Name;      Masaya Ootsuki.
WWW;       http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4366035
マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか
の続き。
===
標題: Re: マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか
---
>  日本の金融界はぼったくりという話は、
> http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575167
> ウォール街のランダム・ウォーカー
> http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575146
> Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
> などで書いたし、金融工学のポートフォリオ理論でいえば、国際分散投資にな
> るんだけど、それだって地球経済が今後も発展することが前提。

 どうせぼったくりなほど手数料が高いのならば、儲かった時の成功報酬制にし
た方がマトモ。その代わり、失敗したときのリスクは投資会社が負うようにす
る。これなら無謀な投機的運用はできないよなぁ。

 何しろ株式投資にしろ、外貨投資にしろ、新聞の経済欄も読まない一般人が手
を出すのは無謀だし、投資を進める指南本だって後付けの理屈ばかり。高本方式
の競馬の予想本と何ら変わらない。高本方式の競馬予想って、競馬新聞の馬柱に
は暗号が書かれていて、結果は最初から決まっているのだから、その暗号を読み
解くと絶対に勝つというもの。

 結果が分かっているものを題材にして「私はこうした」と言う結果論を、偶然
の産物とは見做さずに「必然」と考えるものね。今までの成功体験が未来永劫続
くというわけは無いという自明のことすら、理解していない人がいるわけ。

 でも、世界の自動車産業を支えて成功していたはずのGMなんぞは経営破綻です
よ。まさに一瞬先は闇。未来が過去の繰り返しであると単純には行かないのが世
界なのです。同じことを繰り返すのは未来ではなく、人間の欲望という名の思惑
が似たパターンを繰り返す集団心理に陥るからで、しかし、それは似ているとい
うだけで同じものではないわけです。

 競馬の予想だって、16頭のレースなら3番人気か4番人気の馬から7、8、9番人
気の馬に流す馬券が的中率は低くても回収率は良いわけで、それでも投下資金を
回収することはできません。さらに競馬では「本命党が真っ先に破産する」とい
う格言もあるほどです。

 世界経済が全体のパイを膨らませている状態。ボア・アップしている状態なら
ば、黙っていても株価は上がるし、企業の業績も上がるわけですが、グローバル
スタンダード化とその蹉跌に伴う世界同時不況などが生じると経済にもビッグク
ランチなどが発生してしまう可能性だってあります。これがデフレ圧力による経
済縮小という形で日本だけではない先進各国で起きてきます。それでなくても
BRICsなどの経済水準に株価全体が傾いてくるわけで、日本が一昨年まで好景気
と騒いでいた時期でも、結局株価はバブル前期にも至らず、勤労者の可処分所得
も低下の一途となっていて、実感なき好景気だったわけですから。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか
---
> どうせぼったくりなほど手数料が高いのならば、儲かった時の成功報酬制に
>した方がマトモ。その代わり、失敗したときのリスクは投資会社が負うように
>する。これなら無謀な投機的運用はできないよなぁ。

 あの手の運用は、成功報酬になっていたと思ったよ。でも、失敗したときは、
ごめんねだけ。\(^O^)/
 それと、1年ごとにボーナスが決まるから、勝ち逃げで転職しようと思って
いるファンドマネージャは、大勝負に出やすいんだって。勝ったら勝ち逃げで
きるし、負けても責任は限定的。だったら、大勝ちしてボーナスたっぷりもら
って逃げるために勝負を大きくしたくなる。といったことを、山崎元が、かつ
て週刊ダイヤモンドの連載で書いていた。
 そのバクチの金は年金が提供している。運用してくれといって。
 ヘッジファンドは、その金でバクチを打って、勝ったら大儲け、損したら年
金に損を押しつけ。これが基本的な構図でしょう。それは個人投資家の場合も
変わらない。個人は、年金みたいな巨額の金を出さないから、もっとゴミ扱い。
 よくできてますよね。ヘッジファンドに大金持ちがいっぱい出るはずですよ。
 所詮、うたかたの夢であって、ほんとの幸せとは違うかもしれないけれど。
 ってなことは、まず、勝間和代レベルの連中には書けない。波風を立てると
まずい、何より権力に食い込みたいというのがあの手の人たちの処世術。
 その点、山崎元は、実際にファンドマネージャーの経験もあり、東大将棋部
出身であり、将棋好きだし、何より、泥沼流といわれた現将棋連盟会長である
米長邦雄永世棋聖の大ファンだけあって、平気で書く。それも理詰めで。
 泥沼流だけに、相手を泥沼に引き込んで殺してしまう覚悟があると思える。
自分も死ぬかもしれないが、相手も生かしてはおかない。物書きの覚悟ですね。
 勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテクニックを駆使し
て売りまくる、中身がない安直ビジネス本の著者にはそれがない。
 偽者たる所以。信ずるに足らず。
 同じ将棋好きでも、山崎元と梅田望夫でこんなに違うかなと思うね。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364984
Re: 映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
の続き。

===
標題: Re: 映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
---
 それでも超新星爆発を一滴で治めてしまい、惑星バルカンを一滴で宇宙から消
滅させてしまえる赤色物質が銀河一つをまるごと崩壊させてしまえるであろうほ
どにあって、あの結末の安直さは非論理的です。はい。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
---
あれはきっと「量で爆発力が変わるもん」ではないんですよ。
ただ「もったいない」から一滴ずつ使ってたんですってば(笑)。

べ@サンフランシスコでオーランドマジックが負けるのを見てる

乳の詫び状(2009/06/14)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか
---
 NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090614.html
マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか
を観て思ったこと。
 先々週だったかな。週刊ダイヤモンドをたまたまちょっとみるチャンスがあ
って、そういうときは、山崎元の連載から読み始めるが、彼は相変わらず非常
にいいことを書いていた。
 おれの言葉でいえば、金融コンサルタントは狡猾だということ。資金の運用
を託す側はよほど金融の知識と経験がないとまんまとしてやられると。
 コンサルタントにとって、うまいやり方は、答を小出しにして客に離れられ
ないようにすることだと。要は、官僚政治を揶揄するときに定着した誤用でい
うところの「よらしむべし、知らしむべからず」です。
 年金運用者が、ヘッジファンドがよくわからないから、コンサルタントに頼
むという場合、そのコンサルタントと同等以上の人間をできれば複数揃えてお
かないと危ないという話だった。
 金融の世界では、性善説は失敗の元凶であると。
 つまり、あのコンサルタントなら、悪いようにはしないだろうなどというの
は甘ちゃんもいいところだということですね。

 山崎元の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532193079/showshotcorne-22/
お金をふやす本当の常識―シンプルで正しい30のルール (日経ビジネス人文庫)
山崎 元 (著)
は、紹介していたかと思ったけど、検索してもないね。
 これ、合理的すぎて、株やら金融商品でバクチがしたい人には向かないけれ
ど。
 数学のことはちょっと違うだろうとは思ったけれど、全体に神経はとてもま
とも。金融商品のパンフレットやセールストークからコピペしたみたいな勝間
和代の投資本なんかよりはるかに神経がまとも。
 ただ、2005年10月の本なので、もう古くなっている部分はあると思う。でも、
考え方の基本はずっと通用するだろうから、役には立つとは思うけれど。

 アマゾンの素人評をみる限り、週刊ダイヤモンドの連載で彼が書いてきたこ
とに近いのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820102/showshotcorne-22/
「投資バカ」につける薬 (講談社BIZ) (単行本) 
山崎 元 (著)
かもしれない。未読だけど。
 たぶん、これを読むとマネー雑誌やビジネス誌、安直ビジネス本の金融商品
の薦めや投資話は、ほとんどがカモを見つけるためのものだとわかるだろう。
アマゾンの素人評に
--- ここから ---
保険商品も投資信託もみなぼったくり。 
こんなに高い手数料とられてはまともな資産運用はできないと、 
金融商品の儲けの構造を解き明かし、 
金融機関のセールストークのおかしなレトリックを、見事に論破している。
--- ここまで ---
とあるでしょ。
 日本で売られている金融商品は、海外のに比べ、ぼったくりなんです。それ
をファイナンシャルプランナーや経済評論家と称する連中が、無知なのか、金
融機関から金をもらってなのか知らないけれど、一所懸命売り込んでいるのが、
この業界の構図。勝間和代もこのレベル。話にならんよね。どうしてああいう
のが経済評論家を名乗れるのか。生活目線からの話なら、荻原博子がはるかに
神経がまとも。
 日本の金融界はぼったくりという話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575167
ウォール街のランダム・ウォーカー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575146
Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
などで書いたし、金融工学のポートフォリオ理論でいえば、国際分散投資にな
るんだけど、それだって地球経済が今後も発展することが前提。だから、「ウ
ォール街のランダム・ウォーカー」でも書いたように、地球文明1つに賭ける
というリスクの高いものは止めて、数千億の文明に分散投資するギャラクシー
ファンドがいいんです。
 いまなら、おれに金を預ければ、特別におとめ座銀河団の口座を開設できま
す。特に年金の運用担当者からのお申し込みを歓迎します。申し込みは、1兆
円単位でお願いします。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364640
映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
の続き。
 shintaさんから。
--- ここから ---
以前何度かメールさしあげた北九州在住のshintaと申します。

さて、新しいスタートレック、物語中のスポック(ニモイのほう)の台詞にも
ありますが、パラレルワールドです。
本来のストーリーのスタートとは微妙に違う設定となっています。
たとえば「ジャイムズ・チベリウス・カークの父は死んでいない」など。

これは以前のエピソードなどをすべてそのまま流用、再構築し、異なる結末を
作ることを可能にしてしまうスーパー牽強付会な作戦ですね。
トレッキーとしてはある意味大歓迎です。

以上、ご確認ください。
--- ここまで ---

 shintaさん、ありがとう。
 これまでのスタートレックでも、あちこちほころびはあるので、パラレルワ
ールドであろうがなかろうが、少々のことは何でもやってもいいです。
 おれ的には、今回の映画が、ほんとは宇宙大作戦につながる世界とは微妙に
違う世界であっても、どうでもいいです。宇宙大作戦以前は、こうだったんだ
なあと勝手につないでしまうから。^^;
 今回の映画、スタートレックではなく、スター・トレックと中黒があるでし
ょ。そこも、これまでとは歴史とは違うという意味かもね。
 あ、
http://memory-alpha.org/ja/wiki/ノート:スター・トレック
をみると、2009年のスター・トレックを正史に入れるかどうか、どう項目を立
てるかどうか悩んでますね。^^;

 そういえば、ここは昔紹介したはずだけど、探してもなかったから、紹介。
http://www.mars.dti.ne.jp/~ateban/trek.html
U.S.S. Star Trek Kyushu
 中の構成は、
http://www.mars.dti.ne.jp/~ateban/trekinfo.html
がわかりやすいと思う。
 これを個人でやってるんですから、すごいね。素晴らしい。
 こんな若さがほしい(泣)。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ニュートン別冊の数学、量子論、相対性理論
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/04/4341662
プリンキピアを読む。ニュートン別冊のことなど
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576384/showshotcorne-22/
プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? 
(ブルーバックス) (単行本) 
和田 純夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518549/showshotcorne-22/
みるみる理解できる量子論 改訂版―相対論と並ぶ自然界の2大理論 ミクロの
世界では常識が通用しない!? (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキ
ストシリーズ) (大型本) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518131/showshotcorne-22/
みるみる理解できる相対性理論 改訂版―特殊相対論も一般相対論も実はむず
かしくなかった! (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)
(大型本)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518492/showshotcorne-22/
宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は?
(ニュートンムック Newton別冊) (大型本)
を、買いました。

 「プリンキピアを読む」は、しばらく積ん読になりますね。
 「みるみる理解できる相対性理論 改訂版」は、ニュートンで特集して大好
評だったものを、さらに読者からの意見を採り入れて改訂しただけあって、ぱ
らぱらめくってだけだけど、とてもいいと思うし、ずっしり重い大力作です。
 アインシュタインと相対性理論は、ほんとに人気があるんですね。
 雑誌「ニュートン」も、アインシュタインや相対性理論の特集は売れるとい
うし。で、別冊を作ると。
 ニュートンも調子に乗って。前述、相対性理論の改訂版だけではなく、アイ
ンシュタインに焦点を絞った別冊も出しています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518522/showshotcorne-22/
アインシュタイン物理学をかえた発想―相対性理論を創り上げた「大天才の思
考」 (ニュートンムック Newton別冊) (大型本)
 おれ的には、これはもういいです。^^; ひょっとしていつか買うかもしれな
いけど、当分、前述の相対性理論の改訂版でいいです。

 「みるみる理解できる量子論 改訂版」も同じく、ニュートンで特集したも
のを改訂して別冊にしたもの。まだちゃんと読んでないけど、気づいたこと。
 おれ、すぐ、量子力学といっちゃうけど、本書では量子論と量子力学は使い
分けていますね。量子力学と、場の量子論を含んだ言葉として量子論という言
い方をしています。なるほど、これだけでもすでに勉強になった。

 いま、ぱらぱらめくっているのが、「宇宙や法則がよくわかるやさしい数学
の世界」。モンティ・ホール問題は、確率・統計の章に入っていて、人間の直
観と数学的な結論が食い違う問題や、データの落とし穴の話があります。
 この章の協力は、友野典男、今野紀雄、田村秀の3人。彼らの著書は以前紹
介していますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/23/1674171
「投信バブルは崩壊する!」「行動経済学」「実験経済学入門」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033547/showshotcorne-22/
友野典男著「行動経済学 経済は「感情」で動いている」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568958
新ネットワーク思考、ネットワーク科学、複雑ネットワーク
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/07/4230631
図解雑学シリーズ
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575116/showshotcorne-22/
増田直紀, 今野紀雄著「「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解
く新しいアプローチ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816340882/showshotcorne-22/
複雑系 (図解雑学) (単行本) 
今野紀雄 (著)
の今野先生。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676
データや統計の罠と監視社会
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203603/showshotcorne-22/
田村秀著「データの罠―世論はこうしてつくられる (新書) 」

 第4章の「宇宙を計算してみよう」は、これは、すごいというか圧倒される
ね。地球の半径や月の質量や星への距離を計算するのは序の口。ブラックホー
ルの半径からダークマターの質量から、銀河団の質量から、ブラックホールの
エネルギーから何でも計算しちゃう。
 数学の世界というより、宇宙論の世界。\(^O^)/

 さて、おれは最初から読み始めたが、もう、知らんこといっぱいね。
 線分の黄金比分割方法もそうだし、地図を何色で塗り分けられるという4色
問題は知っていたけれど、トーラス(ドーナツ状のもの)は7色で塗り分け可能
というのは知らなかった。
 でさ、射影幾何学がもうわからん。\(^O^)/
 デザルグの定理って、言葉じゃ、全然わからないし、図をみてもよーわから
ん(泣)。
 あ、これ、すごいところがありますね。
http://math-info.criced.tsukuba.ac.jp/Forall/index.html
筑波大学数学教育研究室の代数・幾何・微積 For All プロジェクト
 この中に
http://math-info.criced.tsukuba.ac.jp/Forall/project/history/2002/perspective-fl/pespective-index.htm
透視図法と数学
があって、ワークシートの
http://math-info.criced.tsukuba.ac.jp/Forall/project/history/2002/perspective-fl/perspective-wo2.PDF
に、デザルグの定理の証明がありますね。
 ここにある図は順々に描いてあるからニュートン別冊よりわかりやすいね。
 でも、よーわからんけど(泣)。
http://math-info.criced.tsukuba.ac.jp/Forall/project/history/2002/perspective-fl/perspective-vd.index.htm
授業風景
にあるデザルグ模型がいいなあ。あれならわかりそう。
 で、教えている相手は、中学生? みんな、頭いいね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/デザルグの定理
の図のほうがわかりやすいね。
 でも、すごいね。非デザルグ幾何だって。訳がわからん。
 双対原理。双対といえば、おれが思い出すのは、超ひも理論(超弦理論)や
M理論で出てくる双対性の話。
http://ja.wikipedia.org/wiki/超弦理論
http://ja.wikipedia.org/wiki/M理論

 さて、お昼寝したから目がばっちりだったけど、午前3時になったので、も
う寝ます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 先週かな。新宿ジュンク堂に行ったら。
---
 先週かな。新宿ジュンク堂に行ったら、5階の理工系の本があるところのレ
ジ前の柱には、「現代の天文学」シリーズがずらりと飾ってあった。
 このシリーズは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/18/1309680
日本天文学会の天文学全集「現代の天文学」刊行開始
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/21/2648157
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第14巻)と「シリーズ 現代の天文学」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/06/2990620
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」
などで紹介した。でも、もう、リンクが切れまくってる。どうして、そういう
ことするかなあ。リンクに関しては、旧・日本プラネタリウム協会や版元の日
本評論社よりアマゾンのほうがよっぽど信用できるということだね。

 それと、エレベータそばの平積みは、統計の本の特集だった。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/16/4307521
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897978165/showshotcorne-22/
ベイズな予測―ヒット率高める主観的確率論の話 (単行本) 
宮谷 隆 (著), 岡嶋 裕史 (著)
は、著者のサイン会か何かイベントがあると書いてあった。もう終わったかも。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260454
神永正博著「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」
の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596995/showshotcorne-22/
不透明な時代を見抜く「統計思考力」 
神永 正博 (著)
もあったね。これ、買ったけど、まだ積ん読。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260476
石村園子著「やさしく学べる」シリーズ、「やさしく学べる統計学」を中心に
の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320018087/showshotcorne-22/
やさしく学べる統計学 (単行本) 
石村 園子 (著)
もあった。
 ほとんど、おれのブログを参考にしたセレクションだな。\(^O^)/

 笑ったのは、エレベータそばの平積みの中に、神田昌典や勝間和代が絶賛推
薦しているという、アインシュタインなんとかというタイトルの本があったこ
と。イメージ・ストリーミング、フォトリーディング、モデル・シンキングな
どというキーワードがあって、おれはもうそれだけで笑い出しそうになった。
 神田や勝間はうまいよ。お勉強ブーム、脳トレブームとアインシュタインと
を結びつけて、自分らの商売にしちゃうからね。
 カモはほんとよく引っかかるんだよね。こんな本のやり方を真似たくらいで
天才になれると思う? ほんとに天才的な業績を残すには、どれほどの超人的
な努力が必要か、まったく想像できないんだろうね。
 そういう人には、アインシュタインの天才性は、まるっきり理解できないだ
ろうし、ラマヌジャンのように人智を越えた世界の住人だったとしか思えない
ような人の天才性は想像できまい。
 もっと頭がよくなりたい、天才と呼ばれたいというコンプレックスがあるん
だろうけど、そこが神田や勝間のマーケティング上の狙い目であって、コンプ
レックスを刺激されていいようにカモられてるのにね。そこに気づかない限り、
天才への道なんてあり得ない。それに気づかない奴が天才になれるわけがない
し、いわゆる成功者にもなれるはずもない。
 仮に天才を生み出す何かがあるとしても、メソッドとして言語化できるもの
は、ほんのわずかな範囲でしょ。
 そんな人がこの手の本を読んで実践しても、「ジョジョの奇妙な冒険」風に
いうなら、
   無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!\(^O^)/
   無理無理無理無理無理ぃ!\(^O^)/

 そんな本を読んで、金と時間と労力を無駄にするくらいなら、もっと地道に
基礎、基本からやり直すほうがいいよ。年寄りだからくどくなって何度も書く
けど、天才は基礎、基本が桁違いにしっかりしているんだよ。だから、飛躍的
に伸びるんだよ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/02/4281926
プラズモン、量子力学、遺伝子工学など、本気の本ばかり売れてる。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: DITAコンソーシアムジャパン、多言語ソート、日本語組版
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364677
ウェブ、ブログを簡単にPDF化。アンテナハウスが募集中
とも関連。

 お知らせが遅れましたが、これまでも何回かセミナーを紹介しているDITAで
すが、アンテナハウスは、日本IBM、ジャストシステム、富士ゼロックスとと
もにDIATコンソーシアムジャパンの設立メンバーになって、コンソーシアムを
設立しました。

http://dita-jp.org/
DITAコンソーシアムジャパン
http://dita-jp.org/?p=83
「DITAコンソーシアムジャパン」発足について
 そのセミナーが大盛況のうちに終わりました。
http://blog.antenna.co.jp/ILSoft/2009/06/10/#001292
DITAコンソーシアムジャパン 6月9日 「DITA普及公開セミナー」盛況に終了

 DITAを知らない人は、もう死んでいいです。\(^O^)/
 おいおい、お前もよく知らんだろう。
 もう死んでます。\(^O^)/

 DITAは、欧米では、企業や組織の文書作り、マニュアル製作その他いろいろ
とよく使われるようになってきたそうで、アンテナハウスにも欧米からはこの
辺の問い合わせや注文が多いです。日本からはまだほとんどないです。
 何度か書いているけど、電子文書をシステマチックに制作していく面では、
日本企業は遅れていると思います。
 DITAの採用を始めたり、すでにXSL-FOとアンテナハウスのFormatterを実際
に使っているのは、日本だと、グローバル展開をしている企業の中でも一部で
す。ほかは相変わらず、生産性の低いWordを使ったり、標準規格ではない独自
のものを使ったりして、それでIT化などといってますからね。
 だから、アンテナハウス製品を高く評価してくれているのは、海外企業。そ
れも誰でも名を知っているようなグローバルな大企業が、高く評価してくれて、
こっちがびっくりすることがあります。もちろん海外企業は、大企業以外は、
よく買ってくれて、使ってくれています。コンサルタントがしっかりしている
せいだろうなと思います。日本だと、コンサルタントといっても名ばかりで、
バブル時代によく聞いた「青年実業家」と同じく怪しげなイメージがあります
よね。^^;
 欧米だけではなく、中国もなかなか熱心みたいだし、日本企業、このままじ
ゃ、負けるよなあと思うことがあります。
 そういう流れに気づき、危機感がある人たちが、押し寄せたのが、前述のセ
ミナーの盛況ぶりにつながったのかなと。

 あと、組み版、印刷関係では、
http://blog.antenna.co.jp/ILSoft/2009/06/08/#001291
多言語索引ソートモジュール公開
http://blog.antenna.co.jp/ILSoft/2009/06/05/#001290
日本語組版処理の要件 遂に公開!

 日本語組版では、メンバーにアンテナハウスからも石野さんが出ていて、よ
くまとめてくれたと思います。お疲れ様でした。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ウェブ、ブログを簡単にPDF化。アンテナハウスが募集中
---
 ぼくが勤めるアンテナハウスでは、ウェブページやブログを簡単にきれいな
印刷用PDFに変換する「CSSプリントデザイン SaaS」の評価ユーザを募集中で
す。
 どんなウェブやブログでもいいわけではなく、HTML+CSSかXHTML+CSSになっ
ていて、コンテンツとレイアウトが分離されてないとだめですが。
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/AHF/CSSInfo/CSSPrintASP.html
CSSプリントデザイン SaaS 評価ユーザ募集
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
---
 この前、久々に笹塚の江川さんのとこに行った。
 笹塚の江川さん
http://www.sasahata.com/d010/index.html
<笹塚十号坂商店街>ピープル 
http://d.hatena.ne.jp/pegawa/
ピープル江川映画日記

「中村さん。スタートレック大好きでしょ。映画「スター・トレック」を映画
館で観るなら早く行った方がいいですよ」
と言われた。
「なぜ?」
「新宿で観たんですけど、がらがら。あれはもう終わりますよ。アメリカで大
ヒットといっても、日本人、スタートレック馴染みないですもん。やっぱ、無
理なんだと思いますよ」
 テレビのスタートレックは、ケーブルテレビででも、断片的にしか観てなく
て、一番たくさん観たのが、スター・トレックヴォイジャーだと思うけれど、
劇場版は、たぶん全部映画館で観ている。
 ということで、今回も絶対映画館で観ようと思って、府中の東宝シネマズに
行った。金曜日のレイトショー。
 これ、演出のテンポがいいし、キレのいいアクション巨編。
 カークもスポックもみんな若いから、動きがきびきびしているし、カークは
走って飛んで殴り殴られでアクションに大活躍。
 若さっていいねえ!
 このメンバーで、あと2作くらい作ってほしい(実は、2の制作が決まった
らしいです)。

 オリジナルテレビシリーズ、日本では宇宙大作戦として放送されたけど、お
れ、これは高校生のときなんだよね。KBC(九州朝日放送)で、火曜日か水曜日
の夜中2時くらいからの放映で、眠いから断片的にしか観てない。そのうち、
夏休みに昼間?に放映していた記憶がある。とにかく、おれ、KBCに葉書出し
たんです。もっと観やすい時間に放送してくれとかいう。その結果、夏休みの
昼の法曹だったのかな。逆かな。夏休みの法曹が終わって、残念に終わって、
もっと観やすい時間にしてくれと書いたのか。
 何によせ、いまでもその葉書が残っていれば、おれの真筆なので、国宝だね。\(^O^)/

 ストーリーは、宇宙大作戦が始まる前、カークやスポックが若いころの話。
 トレッキー(スタートレックのファン)が40年間知りたかったことの謎解きに
なっている。\(^O^)/
 アクション巨編だけど、オリジナルテレビシリーズの主要メンバーがどうや
ってエンタープライズに集まるようになったか。カークやスポックの生い立ち
や幼少時代も明らかに。
 ドクターマッコイのあだ名が、ボーンズなのは、そういう理由だったのかと
いうのもわかったし、そもそもカークのお父さんがそういう人で、カークはそ
ういう生まれだったのかと、冒頭のシーンでえらい衝撃を受けた。
 スコッティは、そうやってエンタープライズにやってきたのね。すごい、話
だね。
 スールーは昔はズールーっていったような気がするけど。日本の宇宙大作戦
だと、ミスター加藤ね。
 ウフーラも、昔はウーラとかウラとかいってた気がする。スコッティも
チャーリーといってたような。
 おれ、小説版もいくつか読んでいるんですけど、彼らの名前はどうだったか
なあ。もう思い出せない。
 前述のように時代設定的には、宇宙大作戦の直前の時代になっているんだけ
ど、今回の俳優さんたち。雰囲気が宇宙大作戦の俳優たちに似ている。
 つまり、未来の面影がある人たち!
 このスポックはいいよ。でも、チェコフが一番、似ているんじゃないか。マ
ッコイもいい感じだ。最初は、なんか若すぎるし、ちょっと違うと思ったカー
クですら、見終ったとき、カークの若い頃は、やっぱ、あれだよと思った。
 完全に洗脳されてます。\(^O^)/

 この映画、スタートレックのシリーズでは何度も出てくるお得意のタイムト
ラベル、タイムパラドックスものでもあって、なんと、この映画のスポックか
らすれば未来の自分であるスポックも登場。その未来のスポックを演じるのが、
元祖スポックを演じたレーナード・ニモイといううれしい演出。
 頸動脈をつかんで失神させるバルカンピンチも出るし、長寿と繁栄を(Live 
long and Prosper)の挨拶のときの手の格好もあるし。トレッキーにはうれし
い演出がいっぱい。
 あ、そうそう。コバヤシマルが出てくるよ。あれ、スポックが作った問題だ
ったんだね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/コバヤシマル

 いやあ、いろんな謎が明らかになって、生きててよかった。\(^O^)/

 おお、「がんばれ!!ゲイツ君」に、バルカンピンチ(バルカンナーブピン
チ)のことが出てますね。PC(IBM-PC)のリセットは、Crl+Alt+Delのキーコンビ
ネーションでやりますが(日本のPC-9801シリーズにはちゃんとリセットボタン
があった)、これをバルカンナーブピンチと呼ぶんですね。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa915146.html
Ctrl+Alt+Deleteいっぺんに押すことを何と言うか
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/column185.html
学習すべきものとは

 ほかにも書きたいことはいろいろあるけど、一番言いたいのは、早く観に行
かないと映画館で観られなくなるよ!
 SFアクション映画が好きな人は、ターミネーター4はまだしばらくやるから、
その前に「スター・トレック」を観ろ!

 スタートレックを知らない人は、以下を読めと言いたいけど、ウィキペディ
アの
http://ja.wikipedia.org/wiki/スタートレック
は、ほんの入り口だし、ウィキペディア内だけでも、かなりの項目が立ってい
て、読むと100年かかるね。^^;
 たぶん、アメリカの本家だともっとすごいだろうね。
http://memory-alpha.org/ja/wiki/Memory_Alpha_スタートレックWiki日本語版
もすごいサイトだね。
 だから、映画を観て興味が出たら、読む方がいいかも。映画を観る前に読み
始めてはまったら、人生、棒に振りそうだもんね。^^;
 下の公式サイトは、映画を観てからのほうがいい。ネタバレになってるとこ
ろもあるから。
http://www.startrekmovie.com/intl/jp/
映画「スター・トレック」公式サイト

 あ、そうそう。トランフォーマーのリベンジという今度公開になる映画の予
告編をやってたけど、これ、川崎などにオープンするIMAXシアターでもやるん
だね。IMAXで観たいなあ。
 お前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/25/4322665
祝、ハッブル修理完了。思わずIMAXのことも。
で、川崎のIMAXにソッコー行くって、書いてるじゃないか。しかも、オープニ
ングが「トランスフォーマー リベンジ」だぞ。
 そ、そうか。でも、前回のトランスフォーマー、動きがめまぐるしすぎて、
動体視力が落ちてるから、ついていけなかったよ。
 じゃ、やばいね。IMAXだと完全に映像空間の中に自分が浮いている感じにな
るからね。
 そう、「トランスフォーマー リベンジ」をIMAXで観たら、きっと酔ってゲ
ロっちゃうよ。\(^O^)/

乳の詫び状(2009/06/12)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 観た、感動。泣いた。「ハヤブサ〜バック・トゥー・ジ・アース」\(^O^)/
---
 小惑星イトカワに行き、瀕死の重傷を負いながらも、いま、懸命に地球に戻
ってきている探査機「はやぶさ」のCG映画「ハヤブサ〜バック・トゥー・ジ・
アース」を、週末に府中の郷土の森にあるプラネタリウムで観てきた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/14/4175457
大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのこ
とも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/01/4218773
Re: 大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウム
のことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/17/4248738
はやぶさの映画が府中に来る。\(^O^)/
で話題にし、一人で脳みそ沸騰状態だったが、実際、すごかった。
 上記、「Re: 大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラ
ネタリウムのことも」で、古林敬一さんが書いている通り。
 感動した。泣いた〜〜〜〜〜。
 おれ、ほんと、ハンカチで何度も涙をぬぐいました。
 でも、終わって場内が明るくなったら、泣いてたのおれ一人みたいで、恥か
しかった。^^;

http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html
に、いま、
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- ハヤブサ〜バック・トゥー・ジ・アース」
が出ています。
 あと、いま、銀河鉄道の夜と銀河鉄道999もやってます。
 銀河鉄道の夜は、何度もアンコール上映してますね。おれも一度、観に行っ
たけど、途中で寝てました。\(^O^)/
 ほんと、あそこのリクライニングは、寝ちゃうのよね。今回の「ハヤブサ〜
バック・トゥー・ジ・アース」は、最後までちゃんと起きてました。
 CGすごいね。
 プラネタリウムを使った大画面だから、とても、飛翔感、浮遊感がある。ち
ょー気持ちいい。
 はやぶさが秒速30kmという高速で飛んでいる話は、東京・大阪の間をわずか
15秒で飛んでしまうなどとわかりやすいね。
 そんな猛スピードで地球上空の直径たった1キロの穴に突っ込んでいって行
なう地球スイングバイは、高い精度の制御が必要なこともCGでよくわかった。

 なぜ、小惑星イトカワに調査に行かねばならないのかという説明も感動した。
 宇宙の創成から説き起こし、太陽系ができていく過程まで手際よく解説して
いました。その中で、我々の体に、星のかけらが入っているんだ。我々の命を
作っているのは、星が作った元素なんだという話が出てきて、もう感動して泣
きました。
 星のかけらのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/04/1368396
「一家に一枚」シリーズ。今度は宇宙図\(^O^)/
で書いてますね。
 いま、宇宙図は、
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/week/uchuu.htm
一家に1枚 宇宙図 2007第2版について
にありますね。
 それと、はやぶさが地球を離れるときだったかな。
 青い地球が宇宙の中でいかにちっぽけな存在かを語り、地球がちっぽけな存
在に思えるのは、君がもっと広い世界を知ったからなんだよと。でも、そんな
ちっぽけな地球に、人々の喜びも悲しみも全部詰まっているんだよと。
 このナレーションで、また、泣いた。

 小惑星イトカワのCGがまたすごい。
 プラネタリウムの大画面で観るから、迫力満点。イトカワをいろんな角度か
ら見せてくれるし、イトカワの地表をなめるように飛んでいくんですよ。ちょ
ー気持ちいい。

 さて、いよいよイトカワへのタッチダウンとサンプル採取のシーン。
 最初のタッチダウンのとき、すでに、3つあるリアクション・ホイールのう
ち2つが故障していて、姿勢制御が簡単にはできなかったのね。だから、残り
1つと化学エンジンの噴射でなんとかする話が出ました。
 それだけで、もう泣いた。
 で、最初のタッチダウンのときに、何かアクシデントが起こって、30分くら
いイトカワにとどまってたでしょ。そのCGは、はやぶさが横倒しになってて、
必死にエンジンを吹かしてイトカワから離脱しようとする様子だった。
 そこで、また、泣いた。
 このとき、地球では、はやぶさを見失ってるんですよね。で、気づいたら、
イトカワから20kmも離れたところで発見されたんですよね。はやぶさは、自分
で考えて一人で悪戦苦闘して必死でそこまで逃げたんだね。
 そう思うと、またまた、泣いた。
 すでに体ぼろぼろだったと思うんだけど、それでも、イトカワのサンプル採
取のために、決死の覚悟で2回目のタッチダウンに挑戦。実際に、サンプルが
採集できたかどうかはわからないけど、なんとかタッチダウン。
 でも、これで、またまた重傷を負って、瀕死状態。
 化学エンジンからの燃料が漏れたり、リチウムイオンバッテリがいくつか使
えなくなったりで、通信が1ヵ月以上が途絶えました。
 宇宙の藻屑になったのかと心配したよ、ほんと。そのときのことを思い出し
て、もう、泣く泣く。
 その後、はやぶさチームの超人的な粘りでなんとか姿勢を制御し、通信を回
復し、地球帰還軌道に乗って、いま、満身創痍のまま、帰ってきているところ
です。

 タッチダウンのころのことは、
http://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/No.297/isas-hayabusa.html
はやぶさ近況 前人未踏の挑戦 タッチダウンに成功!
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1128.shtml
「はやぶさ」のいちばん長い日
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/relate/kinkyo.shtml
「はやぶさ」関連情報一覧:ISASニュース「はやぶさ近況」
をどうぞ。
 それと、
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/backnumber.html
にある
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_37.html
「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_39.html
「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_41.html
はやぶさ探査機の状況について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_42.html
はやぶさ探査機の状態について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_44.html
「はやぶさ」探査機の状況について
にも詳しいです。
 あれ?
「「はやぶさ」の第2回着陸飛行後の探査機の状況について 11月29日Up!!」
の
リンク先であるindex_40.htmlの内容は、「「はやぶさ」の第2回着陸飛行の
結
果と今後の計画について」であるindex_39.htmlと同じですね。
 何か、間違ってますね。

 おれのブログだと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/02/163732
はやぶさ、大丈夫か。しっかりしろ、はやぶさ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/27/156713
「はやぶさ」、イトカワのサンプル採取成功!
あたりかな。

 イトカワは、姿がラッコに似ているといわれるでしょ。でも、おれ、今回CG
を観ていて、明太子や餃子だと思った。イトカワは、予想より軽いというので、
映画では、中は空洞が多いのだろうと解説が流れたけれど、真実を知るおれの
考えは、違う。
 なんだ、言ってみろ。
 イトカワは、明太子餃子だった。\(^O^)/
 おお、すごいぜ、正ちゃん。普通の小惑星は、明太子のようにびっしり詰ま
っているが、イトカワは明太子の小さな粒とひき肉の大きな粒が混じっている
ということだな。なるほど、なるほど。ちゃんと科学的な説明になっている。
 じゃあさ、イトカワができたと考えられている火星と木星の間にある小惑星
帯は、「かねふく」の明太子の工場や、「餃子の王将」の餃子製造工場だった
ということなの?
 おお、それはまた大胆かつ斬新なアイデア!
 あのぉ、数ある博多明太子の中で、なぜ、「かねふく」?
 この前、久々に京王線笹塚の商店街を通ったら、「かねふく笹塚直売所」と
いうのができていてびっくりしたから、頭に残ってた。^^;
 ほんとだ。「かねふく笹塚直売所」で検索したら、ちゃんとあるね。
 おい、そんなことより、もっと大変なことがわかったぞ。
http://www.kanefuku.co.jp/company/outline.htm
かねふく 会社概要
http://www.ohsho.co.jp/company/about.html
餃子の王将 会社概要
をみても、工場は、小惑星帯にはないぞ。
 えっ、じゃ、せっかく盛り上がったのに、小惑星帯が、明太子や餃子の工場
という仮説は否定されたということですか。
 バカだなあ、お前ら。秘密工場に決まってるだろ。秘密基地があると地図に
載らない町があったりするだろ。旧ソ連でもあっただろ。Googleだってデータ
センターのありかを秘密にするだろ。あれと一緒だよ。会社概要に載せるわけ
がない。
 そうか。だとすれば、やはり、工場が小惑星帯にあると思って間違いないん
だ。ああ、よかった。せっかく盛り上がったのに、ぽしゃったらどうしようか
と思った。
 ぴぴーん。セレンディピティ、来ました。セレンディピティ、来ました。セ
レンディピティ、来ました。
 おい、どうしたんだ。大丈夫か。おい、しっかりしろ。
 勝間和代の本を読んだり、書いたり言ってることを信じて、おかしくなった
んじゃないの?
 大丈夫、大丈夫。すごいひらめきの瞬間が訪れたんです。すべての謎は解け
ました。
 なんだ、言ってみろ。
 小惑星帯が明太子や餃子の工場だと考えると、ほかにも工場として考えられ
るものがあるじゃないですか。
 小惑星帯と似たもので? 太陽系に?
 あ、エッジワース・カイパーベルトだわ!
 おお、それなら、オールトの雲もあるぞ!
 そうか、太陽系の外縁にあって、そこから彗星がやってくるとされるエッジ
ワース・カイパーベルトやオールトの雲も何かの工場だということか。
 餃子が出た以上、あの辺は、シュウマイ工場でしょうし、彗星はシュウマイ
だと考えるのが妥当でしょう。
 ということは、エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲は、横浜の崎
陽軒のシウマイ工場なんだ。
 お、ちゃんと、崎陽軒のときは、シュウマイじゃなくてシウマイにしたな。
細かいところまで気を抜いてないな。神は細部に宿る。こういうアインシュタ
インを超える、人類がびっくりするような壮大なヴィジョンを考えるときこそ、
細部まで気を配らないとな。
 ああ、そうだったのね、そうだったのね。やっとわかったわ。彗星の正体が。
 えっ、どういうことですか? さっき、彗星はシュウマイだとわかったじゃ
ないですか。違うんですか?
 もっと深い話よ。あのあたりがシュウマイ工場だとすると、彗星は、工場の
検査ではじかれた不良品が太陽系に捨てられていると考えられるわよね。
 おお、たしかに論理的に考えると、そうなりますね。スタートレックのスポ
ックもびっくりの実に論理的な思考ですね。
 ほんと、ほんと。素晴らしい! いやあ、実に話の辻褄が合う!
 理論的な整合性も完璧ですね。 もう、これしかないです。
 太陽系の歴史、いや、存在理由すらも根底から覆す素晴らしい理論だな。さ
っそく、ネイチャーやサイエンスに論文を投稿しよう。\(^O^)/

 はやぶさは、来年2010年6月に地球に帰還する予定ですが、実際に戻ってく
るのは、ひょっとしたらイトカワの物質が入っているかもしれない回収カプセ
ルだけです。母船は、地球を通り過ぎて、どこかに行っちゃうそうです。
 でも映画では、演出なんでしょう。母船がばらばらになって大気圏で燃え始
めて流れ星になりました。
 これで、漫画のサイボーグ009のラストシーンを思い出して、また泣いた。
 009と002が大気圏で燃え尽きて流れ星になるんですよね。それを地上から見
ていた子供の姉と弟がいて、流れ星に願い事をします。弟は銃がほしいという
んですが、お姉さんは、平和がほしいというんですよね。感動したなあ。
http://merci.blogzine.jp/merci/2008/09/post_1299.html
をみると、おもちゃのライフルだったのか。ちょっと違ってますね。^^;

 ま、そんなこんなで、来年には、はやぶさのカプセルが回収できるでしょう。
 そして、2010年6月、すなわち来年6月といえば。
 来年6月といえば、何?
 ばかー。日本代表が世界で一番早く出場を決めたサッカーワールドカップ南
アフリカ大会だろうが、このぉ。
 どう、はやぶさと話がつながるんだ。
 岡田監督は、ベスト4になって世界を驚かすといってるけど、だめだめ。そ
んなんじゃ、世界は驚かない。
 じゃ、優勝するのか。
 だめだめ。そんなんじゃ、世界は驚かない。
 えっ、日本の優勝より、すごいことってあるのか。
 あるある。日本代表は奇跡的な勝利を続けて、とうとう、決勝戦。それもも
う後半ロスタイム。双方得点がなく、このまま試合終了かと思ったときに、空
から、はやぶさの回収カプセルが降ってくる。そして、それがそのまま相手ゴ
ールに突き刺さる。ゴォォォォォォォ−ル! その場の勢いで審判は得点を認
め、これが決勝点となって、日本、奇跡の初優勝!
 なるほど。それは想像もできない劇的な初優勝だな。それなら、世界が驚く
ぞ。
 ばかー。だから、お前らはだめなんだ。そんなんで世界が驚くわけがない。
 えっ、これより、すごいことがあるのか。じゃ、一体どうなるんだ。
 いいか、よく聞け。相手ゴールに突き刺さり、決勝ゴールとなったはやぶさ
の回収カプセルを開けてみれば。
 開けてみれば。
 開けてみれば。
 開けてみれば。
 ここで、CM、入る。
 おいおい、みのもんたのファイナルアンサーじゃないんだから、いいところ
で、CM、入れるなよ。
 さ、CM終了。相手ゴールに突き刺さり、決勝ゴールとなったはやぶさの回収
カプセルを開けてみれば。
 開けてみれば。
 開けてみれば。
 開けてみれば。
 なんと、カプセルの中から、ワールドカップ3回優勝記念としてブラジルが
永久に保有することになったものの、盗まれて行方不明になっていた優勝カッ
プ、ジュール・リメ杯が入っていた。\(^O^)/
 ぎゃあああ。すごすぎ、正ちゃん。あんた、天才だよ。真の天才マジシャン
だよ。数十年にわたって行方不明だったジュール・リメ杯が、実はイトカワに
埋められていて、それをはやぶさが回収してきたということなんだね。
 ほんと、すごすぎ。これなら、世界が腰を抜かして驚くよ。
 全人類は、フォースされていた。\(^O^)/

 マジシャンが使うフォースを知らない人は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325509
マジシャン、マーカ・テンドーさん、亡くなる。フォーシング辞典にびっくり!
をどうぞ。

 おれがこの映画を観て泣いたのは、絶体絶命のピンチでも絶対にあきらめず、
最大限の努力を歯をくいしばって続けるはやぶさプロジェクトの関係者たちの
姿、驚異的かつ超人的な粘り、プロジェクトにかける執念を、はやぶさという
機械を通じて、感じるからなんです。

http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/weekly.shtml
今週のはやぶさ君
の2009年5月28日に、
--- ここから ---
新年度を迎え、はやぶさ君を支えるチームにも新メンバーが加わりました。は
やぶさ君にとっても、地上のメンバーにとっても、まだまだ頑張り所が続きま
す。それに備えるべく、新メンバーへの技術伝承が行われています。
--- ここまで ---
とあるでしょ。
 はやぶさが地球を飛び立ったのは、2003/05/09だもんね。人は代替わりして
いっても、はやぶさの魂は受け継がれるわけですね。

 プラネタリウムの出たところに、はやぶさ関連のちょっとした展示がありま
した。はやぶさの模型やら回収カプセルの説明パネルやらいろいろ。子供たち
が、一所懸命、見てました。この子たちの中から、また、はやぶさの魂を受け
継ぐ人が出てくるといいなあと思って、また、泣いた。

 上映後、トイレに行ったとき、鏡を見たら、おれの頬には、黒い涙の流れた
跡があった。
 おほほほ、黒い涙。おぬしが、普段、いかに心が薄汚れているか。邪悪な心
で生活しているかよくわかるわいな。
 ほんとだよ。でも、感動の涙を流して、おれは心が洗われました。はやぶさ
の映画は、心のデトックスにいいですね。\(^O^)/
 でもさあ、黒い涙って、単にアイラインに入れてたマスカラが涙で流れて黒
い涙になっただけじゃない? わたしも泣いたとき、そうなるよ。
 えっ、正ちゃん、アイライン、入れてるの?
 入れてねえよ。

 はやぶさの本も紹介しておこう。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1042009
吉田武「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980158/showshotcorne-22/
吉田武著「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」(幻冬舎新書)
を読んでから行くと、感動もひとしおですよ。

http://moon.jaxa.jp/ja/muses-c/fun.html
はやぶさファン!
に、
http://moon.jaxa.jp/ja/muses-c/hayabusa_kun.pdf
はやぶさ君の冒険日誌2007
なんてものがあるじゃん。知らなかった。
 おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/25/1136308
おれも勝手に、イトカワ、はやぶさ特集号
で、スクリーンセーバーを手に入れてから、ここを見てなかったのか。
 怠慢だなあ!

 月探査に行って、数多くの成果を上げた「かぐや」。予定通り、月面に落下
させましたね。お疲れ様でした。
http://www.kaguya.jaxa.jp/index_j.htm
月周回衛星「かぐや(SELENE)」
http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/communication/KAGUYA_Lunar_Impact_j.htm
「かぐや」月面落下日時・場所

 はやぶさが、イトカワに打ち込んだターゲットマーカーには149カ国88万人
の名前が刻まれていましたが、おれ、応募してなかったんです。でも、かぐや
のネームシートプレートを名前を記載し、月に置いてくるキャンペーンには応
募して、おれの名前が入ってますよ。
 つーことは、さっきのジュール・リメ杯出現トリックのような世界を驚かす
トリックの仕込みが終わったということだな。
 くく、くくく、うはははははははははははははははははは。\(^O^)/

 最後に改めて、映画の詳しいことは、
http://hayabusa-movie.jp/ 
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- はやぶさ・バックトゥジアース 
をどうぞ。上映情報は、
http://hayabusa-movie.jp/theater.html
をどうぞ。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml
今週のはやぶさ君
のチェックも忘れずにね。

 おれ、また、観に行こうっと。
 お前、邪悪すぎるから、一回観ただけじゃ、心の闇が洗い流せないもんね。
 DVDにもなってほしいなあ。そうしたら、上映が終了しても、心のデトック
スができるもんね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ちょっといい話
---
 米バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんのお母
さんのこと。
http://www.chugoku-np.co.jp/Tenpu/Te200906100074.html
音
をどうぞ。
 宇宙飛行士
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/TKY200906080213.html
宇宙飛行士・若田光一のお母さん タカヨさん:1
我慢教えた「給料日のやりとり」
 1だから、まだ続きがあるんだろうけど。バックナンバー一覧は、
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/
天才の育て方 バックナンバー

 天才の育て方というのは、嘘っぽいタイトルですね。いかにも、お母さんた
ちが引っ掛かりそうなタイトルで。
 ほんとの天才って、才能、努力、環境のほかに、運と時代性も大きいのです。
 時代性とは、こういうこと。
 時代に先駆け過ぎていて、死んで何年も経って、天才と評価される人もいる
し、逆に100年前なら天才でなければ成し遂げられなかったことも、凡人でも
簡単にできるようになることもある。そういうこと。
 運については、たとえば、勝間和代が運は戦略的に強化できるなどというの
は、単にオカルト。戦略的に強化できるものは実力。戦略的に強化できないも
のを運と呼ぶ。
 運と時代性に天才が左右される以上、天才に育てようと思っても、まず、そ
うならない。そういう育て方をすること自体は、有意義だろうけど、実際に、
天才になるかどうかは別問題。そこに再現性の高い法則性はない。天才の育て
方なんてのは、所詮、後付けの理屈だもんね。
 「天才の育て方」にある育て方は、まっとうな大人に育てるにはいいだろう
けど、子供が天才になるかどうかは全く別次元の話ということ。占いのいうと
おりにしても成功することもあるし、失敗することもあるでしょ。結局、占い
と同レベルの話になっちゃうのね。
 天才の法則といえば、今週火曜日に放送された囲碁・将棋チャンネルの将棋
まるごと90分のゲストは、前名人の森内俊之九段。勝間和代が訳した、天才の
法則みたいな本を読んで感心したなどといってたけど、森内さん、ああいうの
に感心しているようじゃ、名人復帰は難しいんじゃないか。森内さんも、子供
が3歳になったというので、読んだのかもしれないが、それがすでに罠にはま
ってるんだよね。
 まあ、しょうがないけど。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ、国内感染者500人突破
---
 なんとなく、沈静化した気分でいたのに、いつの間にか、国内感染者500人
突破ですね。
 1週間くらい前は、350人程度だったと思ったけど、なんか、あっという間
に増えた気がします。
 福岡で感染者がどんどん出てますね。今月末、行くのに。^^;
 ま、おれが行く前に、先遣隊のスパイがウイルス撒き散らしているんでしょ
う。
 お前は、なんかのボスキャラか。

 そうそう。物産展好きのおれは大発見をした。
 なんだ、言ってみろ。
 バイオテロは、物産展を狙え!\(^O^)/
 えっ?
 北海道物産展とか物産展は、試食がいっぱいあるでしょ。だから、それまで
マスクしてても、はずすのね。おれも店の人から試食を勧められると、マスク、
はずして食べちゃうのよ。そのとき、「はっ、ここを狙われたらひとたまりも
ない!」
 あぬなあ。ほんとのバイオテロだったら、お前がしてるようなマスクじゃ防
げないって。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/05/4286960

新型インフルエンザで、小倉智昭、バカ発言
に、かいさんやひろさんのコメントがあるけど、普通以上に気をつけないとい
けない人って案外多いんだけどね。
 小倉さんだって、糖尿病でしょ。致死率、上がるんだけどね。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090611-OYT8T00223.htm
新型インフル第2波に備え、厚労省が素案
によれば、
--- ここから ---
素案では、ウイルスの毒性を〈1〉現在流行している新型と同等(軽度)〈2
〉アジアかぜと同等(中等度)〈3〉スペインかぜと同等(重度)――の3段
階に区分。被害が最も少ない「軽度」でも、米国での流行状況からみて、国内
ではワクチンがなければ3200万人が感染して23万人が入院し、感染者の
0・15%にあたる約5万人が死亡すると試算している。
--- ここまで ---
 おれ、宝くじ当たらないのに、こういうのに当たりそうなんだよね。5万人
のうちに入ったら、やだなあ。裁判員制度も当りそうだしさあ。
 ワクチン、間に合ってくれ。
 間に合ったと思ったら、別の新型インフルエンザがやってきて、作ったワク
チン、ほとんどだめという罠。

 ああ、こういうひどい話もあるんだね。
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200906090278.html
新型インフルに便乗、派遣切り横行 渡航こじつけ解雇も
 ひどいことやってる連中、身柄確保して人体実験に使えばいいんだけどね。^^;

 改めて
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/4355721
消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
の続き。

===
標題: Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
 里山の減少とか、山林の荒廃とか、色々関係しそうですね。山林の荒廃は実は
海の豊かさを阻害するとか。人間の生存環境に必要なものは、実は自然の中で人
間が整備に手を尽くさなければならない。

 すべて自然が良いと放置していては、逆に人間の絶滅につながってしまう。耕
作放棄地の荒廃も山林の荒廃も、近未来の人間の生活環境の大きな破壊要因とな
る。

 海岸にある干潟が、実は海の浄化作用にとって、極めて重要なものだと分かっ
たのが最近のことです。豊穣の海が死の海となった背景には、埋め立てによる干
潟の減少があったわけです。

 石狩湾新港の造成によって、10キロは離れている小樽ドリームビーチの海岸線
の砂浜が侵食されているなど、思いもよらぬ不具合が起きています。一つの現象
の原因が思いも寄らぬところに隠れていて、そんなバカな、などというところに
つながってしまう可能性は大きいわけです。

 この世界の良く見知っていると思われる事象に関しても、因果律などは分かっ
ていないことがほとんどで、分かっていることは経験が積み重ねられて伝統と
なっていることが多く、それがその地の伝統的なライフ・スタイルとなっていま
す。これを無下に古い因習としてとらえ、切り捨てるだけではなく、もう少しそ
の地では「何故」にそうした習慣や生活方式があるのか、というとらえ方をしな
いと危ないのかもしれません。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
 自然は複雑系ですからね。
 人間がこれが自然保護にいいだろうと思ってやったことだって、実は、思わ
ぬところから自然破壊につながってしまうこともありますよね。

中村(show)

乳の詫び状(2009/06/10)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
 蜂が消えたことが、最近、新聞でも話題になってましたが、日経サイエンス
2009年7月号でも記事がありました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00287ZBO8/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 07月号

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0907/200907_032.html
蜂群崩壊症候群 消えたミツバチの謎
D. コックス=フォスター/D. ファンエンゲルスドープ
(ともにペンシルベニア州立大学)

 ミチバチがいなくなっても、蜂蜜が食えなくなるだけじゃんと思っていたら、
大間違い。
 コメ、トウモロコシ、小麦のような自家受粉できるものは関係ないけど、
100種類くらいの野菜や果物は、ミツバチを使って受粉しているんだね。だか
ら、ミツバチがいなくなると、野菜や果物が収穫できなくなっちゃう。
 それとコウモリも受粉に役立っているそうだけど、これも数が減少している
だって。
 びっくりしたのが、ハチの年間労働価値。全米だけで140億ドル。全世界で
は、2150億ドルだって。
 なんて、働き者なんだ。おれの年間労働価値と同じじゃん。\(^O^)/
 そのハチがいなくなったら、そりゃ、大騒ぎでしょう。

 記事によると、ひとつの原因じゃないですね。複合要因があって蜂の社会が
弱っていて、そこに「イスラエル急性麻痺ウイルス(IAPV)」というのが襲って
きてやられた可能性が高いらしいです。
 蜂を狙っている寄生虫やウイルスがいるのね。
 人間は、芝生の緑がいいといって、一面芝生にしたりするでしょ。すると、
蜂にとって1種類の植物しかいない一帯ができちゃって、栄養不良になっちゃ
うんだって。同じことを、農場でもやってて、広大な土地に1種類の作物だけ
作ってるからまずいんだって。
 もっと、いろんな種類の草花がないといけないんだって。
 カップ麺ばかり食って栄養バランスが崩れて、体がだんだん悪くなるのと同
じなんでしょうね。そこにウイルスが来ると、あっという間に病気になったり、
死んだりするんでしょう。
 なんか、新型インフルエンザのことを連想するなあ。
 ウイルスなら、ワクチン作ればいいじゃんと思ったけど、ワクチンはハチに
はだめなのね。
 なんで?
 哺乳類はいいけど、ミチバチのような無脊椎動物の免疫系はだめなんだって。
 そんなことも知らなかった。
 ワクチンがだめならというので、RNA干渉を使って、ミツバチの細胞内で、
ウイルスの増殖を抑えようとしているそうな。

 NHKの視点・論点でもやりますね。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/21092.html#more
2009年06月11日 (木)
視点・論点 「ミツバチ異変と動的平衡」
青山学院大学教授 福岡 伸一

 福岡さんの一般向けベストセラー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498916/showshotcorne-22/
福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」
については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687840
福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」
で書いてますね。

 本も出ていて、けっこう売れています。というか、この本が話題になって、
マスコミでもこの話題が採り上げられるようになった気がします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163710302/showshotcorne-22/
ハチはなぜ大量死したのか (単行本) 
ローワン・ジェイコブセン (著), 中里 京子 (翻訳)
です。

 アマゾンだと、関連で出てくる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883204324/showshotcorne-22/
悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」 (単行本) 
船瀬 俊介 (著)
は、タイトルからして、ものすごい本ですね。
 ちなみに、日経サイエンスの記事では、ネオニコチノイドを主犯とはしてい
ません。もっと複合的な要因だと。

 著者の船瀬俊介という名前。どこかで聞いたなあと思ったら、懐かしい。週
刊金曜日が出してベストセラーになり、社会に騒ぎにもなった「買ってはいけ
ない」の著者の一人ですね。
 「買ってはいけない」は、トンデモじみた話もあって、反論もずいぶん出ま
した。たしか、「「買ってはいけない」は買ってはいけない」という本も出た
と記憶していますが。
 ほぉ。著作リストをまとめてある場所がありますね。1999年だから、もう10
年前のことなんだ。
http://www.geocities.jp/uwasano/katteha-funasetyo.html
船瀬俊介著作リストhttp://www.geocities.jp/uwasano/katteha.html
買ってはいけない商品リスト(週刊金曜日連載)
http://www.geocities.jp/uwasano/shinn-katteha.html
新・買ってはいけない商品リスト(週刊金曜日連載)

 安井至氏の
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/FridayWeekly.htm
週刊金曜日「買ってはいけない」評
も面白いね。
 安井さんのやっているサイトのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
で紹介しています。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: SQL本の続き
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/04/4341671
SQLの解説書、REXXのこともちょびっと。
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798114138/showshotcorne-22/
SQLパズル 第2版 プログラミングが変わる書き方/考え方 (大型本) 
ジョー・セルコ (著), Joe Celko (著), ミック (翻訳)
を買ってくださった人がいました。
 おれには絶対解けないパズル満載の気がする。サブクエリーとか使いまくり
なのかな。わからん。

 SQL以前にデータベースってなんだというところから解説している本も何冊
か売れていました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798100471/showshotcorne-22/
図解 そこが知りたい!よくわかる実践データベース―基礎知識からインテグレ
ーション業務に直結した応用知識まで (Tech & Bizシリーズ) (単行本) 
弓場 秀樹 (著), 武田 喜美子 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774126179/showshotcorne-22/
これだけはおさえたい データベース基礎の基礎 -設計と運用の基本からSQLの
書き方まで- (単行本) 
谷尻 かおり (著)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 雑誌「リベラルタイム」
---
 リベラルタイムという雑誌の2009年7月号。「つまらない『新聞』『テレ
ビ』は見たくない」という特集だったので、初めて買ってみました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029YSH96/showshotcorne-22/
月刊 リベラルタイム 2009年 07月号

 そもそも、この雑誌の存在を知らなかった。^^;
 第2特集は、世襲議員問題でした。

 特集の目次はこんな感じ。
http://www.fujisan.co.jp/Product/1276354/#CM
から引用。
--- ここから ---
《第1特集》
つまらない「新聞」「テレビ」は見たくない!
◯破壊力のない「テレビ報道番組」
フリージャーナリスト◎角川 健司

◯「問題意識」より「インパクト」のテレビづくり
ジャーナリスト◎坂本 衛

◯30年前から始まっていた「テレビ離れ」
ジャーナリスト◎小田桐 誠

◯役所の広報と化した「記者クラブ」
ジャーナリスト◎粟野 仁雄

◯「権力の中枢」に入り込み出世する新聞記者
ジャーナリスト◎川岸 誠

◯「相互批判」のないメディア後進国
ビデオジャーナリスト◎神保 哲生

コラム●読者・視聴者に知らされない「大問題」
「電通」に頭のあがらないテレビ局
横行するメディアの「下請けいじめ」
テレビ局も逆らえない「芸能プロダクション」
「ネット」に食われる広告収入
「警察批判」をタブーにする大手紙
庶民感覚から乖離する「高給与」


《第2特集》
あなたが選んだ
世襲議員の是非
◯世襲議員は「1割」にすべき
政治ジャーナリスト◎岩見 隆夫
◯自民党は世襲制限 民主党は組合出身制限を
自民党選挙対策副委員長◎菅 義偉

◯平成からの内閣の世襲議員占有率の推移/
衆院議員の世襲期間「上位30名」リスト/
世襲擁護派議員の主な発言/政治家を世襲するうまみ
--- ここまで ---

http://www.l-time.com/
リベラルタイム公式サイト

 ブログもあって、2009年7月号のことも出ています。
http://spn08938-01.hontsuna.net/
リベラルタイムブログ
http://spn08938-01.hontsuna.net/article/2212463.html
7月号の特集

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州地域組込みシステムのセミナー、九州先端科学技術研究所ナノテクセミナー
---
 九州地域組込みシステム協議会のセミナーと、九州先端科学技術研究所(九
州先端研ISIT)のナノテクのセミナーのお知らせ。

http://www.es-kyushu.jp/
九州地域組込みシステム協議会
のセミナーは、
http://www.es-kyushu.jp/doc/2009/H21SoukaiAnnai2.pdf
をどうぞ。
http://www.isit.or.jp/
九州先端科学技術研究所(九州先端研ISIT)
のナノテクセミナーは、
http://www.isit.or.jp/nano/ISIT-Nano-seminar-3-20090616.pdf
をどうぞ。

乳の詫び状(2009/06/09)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 梅田望夫や勝間和代はなぜだめか、「クラウドコンピューティングの幻想」の続き
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/22/4318138
クラウドコンピューティングの幻想
に、はてブウォッチャーさんから、梅田望夫がオープンソースについて変なこ
とを書いているといって批判があるというコメント。

 はてブウォッチャーさんが示してくれたリンク
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html%23p01
の先は、
http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html#p01
梅田望夫さんはオープンソースを不当に貶めている
ですね。
 それから、
http://slashdot.jp/it/09/06/08/0459249.shtml
日本のWebは残念?
というのがあって、梅田望夫の発言がえらい批判されているのね。
 ウェブ進化論が出たときから、こいつ、偽者、だめだと言ってきたおれにす
れば、どっちも、梅田望夫レベルじゃ、そんなもんだろうと思うよ。

 梅田望夫は、去年の初めころかな。それとももう一昨年の暮れあたりかな。
たしか、読売新聞だったと思うが、ネットとオープンソースのことを書いてい
たんです。
 記憶だと、オープンソースは、世界中の開発者が開発に参加して成果を無料
で公開している。金銭的インセンティブもないのに、なぜ、そんなことをやる
のか。これはネットがもたらした新しい謎だ、といった内容だった。
 読んだ途端、やっぱ、バカだなと思いました。
 人間が社会を作る、社会を発展させていく中で目先の効率やインセンティブ
だけじゃない行動を取る。利己行動のみならず利他行動も取る。自己犠牲や奉
仕の精神。
 そういったものは、大昔から、哲学、文学、心理学、社会学、生物学、その
他もろもろでテーマになってきた謎。それを、梅田望夫は、ネットに無理矢理
結びつけて、新しい謎をネットが提示したなんていうのは、噴飯物。人文系の
人たちにとってみれば、こいつ、バカ?の世界でしょ。
 でも、ネットだと、梅田望夫なんかがアルファブロガーなんていって、賞賛
されるわけでしょ。ネットの連中、特に理系の連中、それも若い連中は、世の
中、知らなさすぎるよね。
 おれなんか、アルファブロガーって、吉本のお笑い芸人の名前だと思っちゃ
うもんね。言ってることも芸人のネタとしては面白いけど、真面目に聴くには、
お前、それ、ネタ?とツッコみたくなるようなこと多いもんね。
 現状をみていると、人文系のまともな人たち、まともな文学者やまともな哲
学者やまともな社会学者やまともな思想家や、そういう人たちの発言力がネット
上でもっと大きくならないと、だめだと思うけどね。いま、バランスがおかし
いよね。
 野口悠紀雄も勝間和代もそうだけど、ちょっとITやネットに詳しい、ちょっ
とネットを使える程度の人が、実力以上に持ち上げられてるよね。

 梅田望夫がだめなのは、世界観が貧弱だから。それは勝間和代にもいえるこ
と。そして、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
 Web2.0の売り込み屋やハウツー本の著者程度なら、なんとかなっても、文化、
社会、歴史、哲学といったことを語るには、頭が悪すぎる。それは、世界観が
貧しいから。
 勝間和代なんて、あんなに本を読んでいるのに、あんなに世界観が貧しいま
までいられるというのが、そっちのほうが驚異なんですよね。
 梅田望夫や勝間和代は、経済学の安直なインセンティブ論や効用論でしか、
世の中や人間を見てないんだもんね。そんなところに思考のベースを置いてる
んだもん。
 そんな思考しかできないなら、AI(人工知能)に負けちゃうよと言いたいくら
い。

 世界観が貧しいというのは、もっと簡単にいうと、教養がないということ。
これも、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
 教養がない? いつから?
 今日よ−。
 こればっか。\(^O^)/
 梅田望夫も勝間和代も、教養、特に人文系の教養は皆無にみえる。
 それで、文化、社会、歴史、哲学を語ろうというんだから、土台、無理。
 化けの皮ははがれる、ボロは出る、しっぽは出る、出版社やメディア(新聞、
テレビ)が持ち上げて捏造した虚像は崩れる、それがいま出ているということ
でしょ。
 勝間和代なんて、引き出しがなくなって、放電し尽くしたのか、運は戦略的
に強化できるとか、天才の法則があるとか、オカルトに走るしかなくなってる
もんね。哀れだなあと思いますよ。
 梅田望夫も、将棋の観戦記程度ならいいけど、将棋を通じて下手に文化なん
かを語るとボロが出ると思うよ。

 さて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774138045/showshotcorne-22/
クラウドコンピューティングの幻想 (単行本(ソフトカバー))
エリック・松永 (著)
のこと。
 ほかのクラウド関係のネタと一緒に書こうかと思っていたけど、時間がない
ので、ちょろっと。
 買って読みました。これ、なかなか面白いです。
 目次からのおれの予想はけっこう当たっていた。IBMがビジネスのクラウド
では、強いんじゃないかとか、おれの考えと同じこと書いている。
 ひょっとして、エリック・松永には、おれの霊が憑依しているんでしょうか。\(^O^)/
 日本のシステム構築業者は、クラウドをやるならやるで、もっとポジション
をはっきりさせて、お客さんのわがままを聞いて、一緒にじっくりシステムを
作り上げてきた強みをもっと活かすべきというのも、素直な考え方ですね。
 GoogleやAmazonには、ビジネスのシステムを泥臭く作る力があるとは思えな
いし、今後も無理そうだしね。
 詳しくは、「クラウドコンピューティングの幻想」を読んでください。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/05/393464
古典的バイナリサーチアルゴリズムにバグ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/23/3537111
西田圭介(著)「Googleを支える技術」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブラック・スワン関係
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343404
ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」、まもなく出版!
に、katoさんのコメント。
 ブラック・スワンはトンデモではないかという意見もあると。なるほど、そ
うかもしれない。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905833
クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
で書いたように、クーリエ・ジャポンのタレブさんのインタビューを読むと、
この人、複雑で面白い人物。
 で、katoさんが示してくれた
http://kashino.tumblr.com/post/105040264
と、その先の
http://kashino.exblog.jp/5855312/
The Black Swan
を読んだけど、「似非科学により確率・統計学を根拠無く貶めている」は、柏
野さんの誤爆でしょう。
 理由は、塩沢由典さんがコメントに書いているとおり。
 ブラック・スワンは、未読だけど、話のポイントは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676
データや統計の罠と監視社会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985911
ブラック・ショールズの公式
あたりで書いたように、正規分布だと捉えきれない。でも、数学的に扱いやす
いから正規分布でやってみて、そこそこいいものができたのが、ブラック・シ
ョールズの公式だと思うんですよね。だから、真の北を示していなくても、北
極星を発見したという価値はとてもあると思っています。
 でも、いつの間にか、これが絶対正しいもののように扱われて、さらに毒入
り饅頭を無知な人たちにばらまくのに使われて、まあ、詐欺のツールとして金
融工学が使われたと。そういうことでしょ?
 平均とか分散とか求めても意味がないようなものや、うまく収束しない分布
ってあるでしょ。べき分布もそうですよね?
 金融のデータがべき分布なら、正規分布を使うと、リスクを過小評価してし
まう。そこに金融工学の本質的な問題があったということでしょ。

 前も書いたけど、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使い方が悪か
ったとか、使わなかったのが悪かったという議論は、通用しないと思う。金融
工学やファイナンス理論には限界があって、現実を捉えてきれていないという
本質的な欠陥が露呈したということだと思うけどね。
 野口悠紀雄も、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使わなかったの
が悪かったと書いてたけど、それじゃ、本質を観てないでしょ。
 ああ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008795/showshotcorne-22/
未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと (単行本) 
野口 悠紀雄 (著)
の目次をみても、そういう感じね。これ、週刊ダイヤモンドの連載をベースに
しているような気がしますね。連載で読んだような話が並んでいる。
 ああ、野口さん、株や為替の予想をするのはおかしい、開幕前に行なうプロ
野球の順位予想みたいなものと批判してきたのに、この本の「日本経済の今後
の見通し」あたりでやってることは、結局、それだね。
 いまの経済学の理論は、数理的なものでも、自然科学の理論に比べて、予測
力は非常に低いので、データを分析しても、自ずと限界はあって、断言できる
ことは、ほとんどないはずのに、断言しちゃうんだよね。本来は、こうなりが
ちとか、これくらいの確率でこうなりそうとか、未来は確率的にしか記述でき
ないのに、断言しちゃう。
 こういうところが、ビジネス書が信用できないところなんだよね。でも、断
言されるとビジネスパーソンには、売れるんだよね。訳がわからなくて不安に
なってると、断言されると気持ちいいんだよね。藁だと知らずにすがっちゃう
んだもんね。
 手口としては、捏造で番組がなくなった「あるある」や、みのもんたの番組
の健康情報と大して違わないんだけどね。
 中国は、中長期的な政治的、社会的な問題はあるけど、当面、予想以上に回
復の足取りは速いみたいですね。中国に関する記述も腐っちゃうのかな。
 自己投資しろというのは、いいことですね。でも、何度も書くけど、勝間和
代に代表されるような安直ハウツー本、新書のなんとか力がすぐ身に付くとい
った類の本は、いくら読んでもだめですよ。そんなの自己投資じゃない。単な
る暇つぶし。

 これも、ブラック・スワンと似た本なのかも。ウォール街の内実の話。アマ
ゾンで買ってくださった人がいました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246671/showshotcorne-22/
市場リスク 暴落は必然か (単行本)
リチャード・ブックステーバー (著), 遠藤 真美 (翻訳)
 サブライム問題の犯人は我々です、悪いのは、我々でしたと、謝ってるとこ
ろが面白いね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: うんこさんが、関西でブレイクだって!
---
 すごいキャラが人気になってるんですね。
 その名も「うんこさん」。
 絵をみても、うんこそのままです。\(^O^)/
 詳しくは、
http://slashdot.jp/articles/09/06/07/0234211.shtml
女子高生らの間でウンコを模したキャラが人気に
http://www.barks.jp/news/?id=1000049512
2009年夏、ブレイク必至のゆるキャラ“うんこさん”
http://unko-san.oklife.okwave.jp/
うんこさん公式サイト
をどうぞ。

 こういうのが流行るんじゃ、門司のゆるキャラ、じーも君、勝てんわ。^^;
 流行語大賞も、「チンチン出したまま!」じゃ、勝てんわ。^^;

 うんこキャラといえば、ウゴウゴルーガのプリプリはかせを思い出す。もう
誰も知らないかも。

中村(show)

===
標題: Re: うんこさんが、関西でブレイクだって!
---
 公式サイトの動画までみてしまった。
 で、ボトルアタッカーをしているお友達がババくん。関西出身だろう
か。関西でババといえば・・・。
 九州方面でボボ・ブラジルがダメだったように、関西ではジャイアン
ト馬場が禁句だったのだろうか。
 連想がなぜかプロレス方面に向かうのでありました。
-- 
たま@無精庵

乳の詫び状(2009/06/08)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 動画配信サイトの閉鎖
---
 ミランカという動画配信サイトが今月一杯で終了とのこと。有料コンテンツは
購入はしていないが、無料コンテンツの一部を一時期見ていたのである。それも
記憶の断片にようやく引っかかる程度の認識しかないので、閉鎖の挨拶メールが
来た時には、これはまた数多来るSPAMの一通かと思ってしまった。

 実は今はNTTのBフレッツで光TVなどを導入している。映画などは比較的最近の
作品が有料・無料取り混ぜて配信されているので、こうした配信をキャリアがや
り始めると、確かに単なる動画配信サイトではつらい。しかもGYAOのような豊富
なコンテンツを配信しているサイトと比べるとミランカは明らかに見劣りがす
る。

 そんなこんなで環境がよりコンシューマ向けになるに従って、求めるコンテン
ツには多彩さが要求され、それをそろえるための原資が必要となる。新自由主義
経済のように富むものは益々富み、貧しいものは益々貧しくなるというのは、単
に一般市民だけの問題ではなく、市場に参入した企業にも言える話だが、その象
徴するような話を直接感じたのである。

 やれやれ・・・。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 動画配信サイトの閉鎖
---
うちにも来てたけど、なに見るために登録したかな?
内村さまーず見てないし、記憶がとんとありません。

--
つばめどん

===
標題: Re: 動画配信サイトの閉鎖
---
 ミランカの閉鎖通知。うちにも来ました。
 おれも、何を見るために登録したのが忘れていたので、検索したら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
のうちださんのコメントにあります。それで、おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/30/1759086
Re: 武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」 
で書いたように、実際に見たんだ。
 もうほぼ2年前だよ。そんなに前なのかとびっくり。

中村(show)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
の続き。
 山下洋輔さん直々のコメントがついてました。

===
標題: Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
---
>私が聞いた話は、西江雅之先生からで、
>3人で太鼓を叩き始めたがよく分からない。
>あとで聞いたら、前の一人は「言葉を喋っていた」が、
>後ろの二人はそれを「音楽で伴奏」していた、というものです。
>これには驚愕して、何度も喋ったり書いたりしました。

 ああ、やはり、ヤノピ様のエッセイでしたか。直々のコメント恐れ入ります。
 物忘れが激しいので助かります。

 モシ族の場合、太鼓を叩きながら、それに合わせて何か口でしゃべっている
んですが、川田順造先生によると、太鼓が言葉で、口でしゃべっているのは伴
奏だそうです。\(^O^)/
 もっと正確にいうと、太鼓のほうが正本だそうです。口と太鼓とどっちの言
っていることが正しいかといえば、太鼓のほうだそうです。

 「バブリング創世記」を初めて読んだとき、すぐにぴんと来て、ウケたんで
すが、それは人類史の深いところに根ざした作品だったからなんだと、読後約
30年経ったいまごろ、納得しました。
 「ジャズ忠臣蔵」もそうですね。

中村(show)

乳の詫び状(2009/06/06)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容
---
 週刊誌が元気がない。部数も凋落の一途。
 ネットやら名誉棄損訴訟の賠償金高額化などいろいろ原因はあるだろうが、
その辺を考え、一般の人にもメディアが置かれている状況を知ってもらう、週
刊誌サミットが2009/05/15に行なわれた。
 その模様を、なんと、ITMediaのビジネス誌というか、ウェブマガジン、ビ
ジネスメディア誠が詳細レポートしている。
 週刊誌の元編集長や現編集長が勢ぞろい。非常に面白いし、現在の日本のメ
ディア状況の断面を知ることができる。
 皮肉は皮肉。「週刊誌サミット」の模様をこんなに載せる余裕は、いまの週
刊誌には、営業的にも物理的にもない。
 誠、えらい。ありがたい。
 みなさんも、ぜひ、読んでほしい。
 実際、彼らが出している週刊誌の記事より、内幕暴露的で面白い話が多い。\(^O^)/

 大相撲の八百長に関しては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/09/1173221
ヤバい経済学と相撲の八百長
で紹介した、データ分析で八百長の存在が証明できるそうなので、それで対抗
すればいいと思うのだが、なぜ、やらないのか。ま、大相撲を取り巻く深い闇
の世界は、そんなの屁とも思わないだろうが。
 なお、ヤバい経済学は、増補改訂版が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313788/showshotcorne-22/
ヤバい経済学 [増補改訂版] (単行本)
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月衛 (翻
訳)

 週刊誌を含め、雑誌にはぜひ、がんばってほしい。テレビや新聞の報道が、
さまざまなタブーから真実を報道できない状態が顕著なので、そこは週刊誌、
月刊誌にがんばってほしい。
 おれも本だけじゃなく、雑誌もけっこう買っているんだけどね。まあ、こう
なったら、出版社全部、おれが買い占めるしかないか。デノミ前のジンブブエ
ドルなら大金持ちなんだけどな。\(^O^)/

 「週刊誌サミット」の記事を読んで改めて思うこと。
 個人的には、やっぱり、ウワシン(噂の真相、噂の眞相)がほしいわ。
 でも、ウワシンは岡留さんだからやれたわけで、印刷所を押えられたり、編
集部を右翼に襲われ、重傷を負ったり、ほんとに命がけだったもんね。そうい
うことも想定して、結婚もせず、家族ももたないと覚悟を決めて、創刊し、編
集長をやってたんだもんね。
 ま、ガールフレンドはいろいろいたらしいが。
 とか、書いちゃうと沖縄から怒られるか。もう会ってないどころか、声も数
年聴いてないかも。ウワシンのサイトで、東スポに語っているのを読むくらい
だね。
http://www.uwashin.com/2004/indexnew.html
ウワシン(噂の真相、噂の眞相)
http://www.uwashin.com/2004/indexnew.html
最新情報・お知らせ

 クレームは非常に多かったらしいけど、誠意をもってうまく対応していたと
思う。右翼も岡留なら許してやれなんて言ってたもんね。でも、それでも右翼
に襲われたこともあったけど。
 ウワシンのクレーム対応は、「編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応
の舞台裏―」に詳しい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202755/showshotcorne-22/
『噂の真相』25年戦記 (集英社新書) (新書)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872902254/showshotcorne-22/
「噂の真相」イズム―反権力スキャンダリズムの思想と行動 (単行本)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333421/showshotcorne-22/
岡留安則著「編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応の舞台裏―」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062133199/showshotcorne-22/
岡留安則著「『噂の眞相』おかわりっ! 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822807541/showshotcorne-22/
TVウワサの眞相 (単行本)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480039422/showshotcorne-22/
武器としてのスキャンダル (ちくま文庫) (文庫)
岡留 安則 (著)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/10/06/549995
噂の闘論外伝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/24/1044925
トヨタ絶望工場の世界は30年経っても続いているのか
で紹介した「噂の闘論外伝」はもう買えませんね。一番、面白いんだけど。^^;

■ビジネスメディア誠にある5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容
 見出しやリード文は、誠からの引用だ。見出しだけだと、どの週刊誌のこと
か、誰が主に話したのかわからない部分があるので、リードも拝借した。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/19/news025.html
編集長は度胸がない+愛情がない……週刊誌が凋落した理由(前編)
発行部数の減少、名誉棄損訴訟、休刊……雑誌を取り巻く環境はますます厳し
くなっている。そんな状況を打破しようと、“週刊誌サミット”が5月15日、
東京・四谷の上智大学で開催された。第1部の座談会に登壇した、田原総一朗
氏や佐野眞一氏らは何を訴えたのだろうか?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/20/news014.html
弾圧を恐がり、“感度”が鈍い編集者たち――週刊誌が凋落した理由(後編)
週刊誌が売れない原因は、どこにあるのだろう。そのヒントを見つけ出そうと、
“週刊誌サミット”が5月15日、東京の上智大学で開かれた。第1部の座談会に
登壇した、田原総一朗氏や佐野眞一氏らは何を語ったのだろうか?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/21/news016.html
相撲八百長疑惑の記事に4290万円。しかしまだ戦える――『週刊現代』加藤晴
之前編集長
スクープを追い続ける週刊誌にとって、訴えられることは“日常茶飯事”の出
来事なのかもしれない。賠償請求総額が24億円を超える『週刊現代』の加藤前
編集長は、訴えられることについてどのように考えているのだろうか?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/22/news005.html
なぜ週刊誌は訴えられるようになったのか?
『週刊朝日』の山口一臣編集長はこれまで、何度も訴えられてきたが、一度も
“負けた”ことがない。かつては記事のクレームに対し、話し合いで解決して
きたが、最近はいきなり訴えられるという。その背景には何が潜んでいるのだ
ろうか?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/25/news007.html
『アサ芸』を追い詰める極道、司法、部数減……。残された道はアレしかない
極道、エロ、スキャンダルを売りにしている『週刊アサヒ芸能』。他の週刊誌
と同様、部数減に悩まされており、この10年で半減した。“逆風”が吹き荒れ
る中、元編集長の佐藤憲氏はどのような巻き返しを図っているのだろうか?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/25/news009.html
やはり罪を犯しているのでは? テレビの原罪は3つ
ある引退したプロデューサーはこのように言っていた。「(自分は)取り返し
のつかない罪を犯したかもしれない」と。それは視覚への過剰依存状態へと多
くの人々を導いてしまったことと、「東京的価値観」による全国均一化。それ
ともう1つは……?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/26/news005.html
裁判だけではない……写真週刊誌を追い込む脅威とは?
1980年代に世間をにぎわせた写真週刊誌。大手出版社が相次いで写真週刊誌に
参入したが、現在では『フライデー』と『フラッシュ』しか残っていない。厳
しい状況が続いている中、今年の2月に就任した『フラッシュ』の青木編集長
が心境などを語った。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/27/news025.html
『週刊文春』も危なかった……『週刊新潮』の大誤報を笑えない理由
ある日……「私が坂本弁護士一家殺人事件の実行犯だ」と名乗る男が、『週刊
文春』の前に現れた。その男に対し『週刊文春』の編集部は、どのような取材
をしてきたのだろうか? 当時、危うく誤報を飛ばしそうになったことを、木
俣元編集長が明らかにした。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/28/news010.html
朝日を襲撃した実行犯、相撲の八百長……。それでも週刊誌が売れなかったワ
ケ「スクープは編集者が決めるものではない。読者が決めるもの」というのは、
『週刊ポスト』の海老原元編集長。かつてアニータのヌードであれば「絶対に
売れる」と判断したが、それは編集者の独りよがりだったようだ。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/29/news016.html
広告主をダマし続けていいのか? これからの『SPA!』のあり方
これまで20代〜30代の読者が多かった『SPA!』に、ここ数年、異変が起きてい
る。かつて2%にも満たなかった50代の読者が、7%まで増えてきているのだ。
渡部編集長によると、今の状況は「新入生が入ってこなくて、留年生ばかりの
大学だ」という。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/02/news003.html
『週刊プレイボーイ』を悩ませていること……それは?
2009年の1月号で休刊した『月刊プレイボーイ』。集英社の『週刊プレイボー
イ』と直接関係はないが、部数は減少傾向にあり、厳しい状況に変わりはない。
「『週プレ』は“カネ食い虫”」という、樋口編集長に今度の方針などを聞い
た。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/03/news001.html
『週刊大衆』の編集長はこう考える、ヤクザと正義とヘアヌード
ヤクザの話題に興味がなければ、『週刊大衆』を読んだことがない人も多いの
では。一度も読んだことがない人でも、編集長がどんなことを考えているのか
を「知る」のは悪くないだろう。大野編集長はヤクザ、正義、ヘアヌード……
これにどう向き合っているのだろうか?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/04/news003.html
訴えられたら、訴え返すだけ……これが『週刊金曜日』の生きる道(前編)
「タブーはなく、悪を批判する」という『週刊金曜日』。広告に依存せず、あ
くまで購読料だけで雑誌を発行し続けている。その北村編集長は「新聞も雑誌
もビジネスモデルとして、“終わっている”」と喝破。その理由は……?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/05/news004.html
週刊誌のタブー「コンビニ」に挑戦した『週刊金曜日』……次なるターゲット
は?(後編)
週刊誌にとって、最大のタブーは何だろうか? それは週刊誌が販売されてい
る「コンビニ」だ。しかしそのタブーに挑戦した『週刊金曜日』は、次にある
業界を狙っているという。それは……?

乳の詫び状(2009/06/05)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
---
 先日のNHK。「爆笑問題のニッポンの教養」は、文化人類学の巨人・川田順
造先生のところで、西アフリカのモシ族の太鼓言葉の話題。
 最初、トーキングドラムの話かと思ったら、もっと深い話だった。
 モシ族は文字を持たない。文明社会からみると、一見、遅れた世界にみえる
が、調べていくと、太鼓を叩いてコミュニケーションするという太鼓言葉を持
っていて、指先で微妙に太鼓の皮をミュートしたりして、文字によるコミュニ
ケーションより微妙なニュアンスさえ伝え得るそうです。
 つまり、文字を持つことで得たものも大きいが、文字を持つことで失ったも
のもまた大きいことを教えてくれる世界だそうです。
 面白かったのは、川田先生がモシ族の王朝年代記の研究に行ったときのこと。
 王朝年代記をやるというので、録音機材を持って行った。まず、太鼓を叩き
始めた。これはイントロであって、そのうち、王朝年代記の朗唱が始まるだろ
うと思って、テープを節約するために録音せずにいたら、30分くらい太鼓を
叩いて、もう終わっちゃった。あれ?と思って、訊くと、いま太鼓で延々やっ
たのが、王朝年代記だったと。
 太鼓で王朝年代記をしゃべっていたんです。\(^O^)/
 もう、筒井康隆「バブリング創世記」ですわ。
 楽器でセリフをしゃべって忠臣蔵をやる山下洋輔「ジャズ忠臣蔵」も真っ青
ですね。
 実在するんですね、こういう民族と太鼓言葉。ほんとに王朝年代記を太鼓で
延々しゃべるんですね。しかも、モシ族の遺産として実在し、代々伝えられて
きているんですね。
 あれ? でも、太鼓言葉の話、筒井さんか山下さんのエッセイか対談か何か
で読んだ気もしてきたぞ。
 まあ、いい、先に進もう。

 太鼓言葉は、言語と音楽の中間的な存在なんですね。
 爆笑問題の太田光も、いいこと言ってました。
 他人を励ますつもりで「がんばれ」と言っても、「もう、精一杯がんばって
いるのに、いまさら言うな」という否定的な受け取られ方をすることもあって、
言葉じゃ、応援したい感情が伝わらないこともある。そういうときに、「フレ
ー、フレー」と、言葉というより叫びに近い表現で、感情の伝えようとするけ
ど、あれも、言語と音楽の中間的な存在なんじゃないかと。
 それで、思い出したのが、今年の前半で読んだノンフィクションでは、一番、
インパクトがあった本、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) (新書)
下條 信輔 (著)
に書いてあったこと。
 言語と音楽は、人類の歴史の中で、社会のコミュニケーション手段として、
共進化してきたのではないかという説。
 言葉は論理に訴えるのに便利なものだが、音楽は情動(感情)に訴えるのに便
利なもので、互いに影響し合って発達してきたのではないかと。
 ぼくが去年からよく書いている言い方をすれば、言葉は脳的(大脳的)なもの
だが、音楽は身体的(小脳的)なもの。どっちが欠けても人間としてまともじゃ
ない。
 サブリミナル・インパクトの前半では、印象的なエピソードがあった。
 紅白歌合戦だったかな。審査員になったある作家が、どうして、小説だと原
稿用紙何百枚も使わないと伝えられない感動を、音楽はたった数分で伝えられ
るのかと感嘆する話が出てきます。
 それは音楽が情動に訴えるからだろうと。
 ここからさらに、現代社会は、情動操作が広範囲に行なわれていると。
 たとえば、脳神経科学・認知神経科学の成果を応用し、大衆の情動に訴え、
操作することで、商品を売りまくろうとするニューロマーケティングの話や、
ワンフレーズや郵政民営化一本槍で大衆の情動に訴えて選挙に大勝した小泉純
一郎政権の話やら、いろいろ発展していくんですが。
 サブリミナル・インパクトの概要や目次は、
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480064608/
をどうぞ。このページにある著者からのメッセージ、
http://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/entry/78/
ラッピング・ペーパー カルチャー/下條信輔
も面白いですね。

 ソニーのウォークマンに始まって、いまのAppleのiPodに至るまで、現代人
が音楽を常に身近に持ち歩いて聴きたがるのは、生活空間の文明化・都市化・
脳化によって身体性が失われている状態を、なんとか回復してバランスを取ろ
うとしているという見方もできるかもしれませんね。

参考:
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090602.html
「爆笑問題のニッポンの教養」FILE073:「人類よ声を聴け」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400600060X/showshotcorne-22/
無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に (岩波現代文庫) (文庫)
川田 順造 (著)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」
http://www.azalai-japon.com/lexique/t.html
太鼓言葉
http://radiofly.to/wiki/?%A5%C8%A1%BC%A5%AD%A5%F3%A5%B0%A5%C9%A5%E9%A5%E0
トーキングドラム

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ドラゴンブック第2版が出ました!\(^O^)/
---
 かつてのコンパイラ本の定番中の定番。その表紙からドラゴンブックと呼ば
れたエイホ、ウルマンのコンパイラ本。
 その第2版の邦訳が出ましたね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478191229X/showshotcorne-22/
コンパイラ―原理・技法・ツール (Information & Computing) (単行本) 
A.V. エイホ (著), R. セシィ (著), J.D. ウルマン (著), M.S. ラム (著), 
Alfred V. Aho (原著), Jeffery D. Ullman (原著), Ravi Sethi (原著), 
Monica S. Lam (原著), 原田 賢一 (翻訳)

 おれは、学生のころから、もう、コンパイラ本はいくつも買っているし、
当然、ドラゴンブックも初版はもっているので、いまさら買わないと思ったけ
れど、定額給付金が入っていたので、買うかも。^^;

 情報工学やコンピュータサイエンスの学科に行けば習うことだけど、若い人
は、本格的な言語処理系を作るんじゃなくても、言語理論(正規文法、演算子
順位文法や文脈自由文法など)は、やってたほうがいいですよ。
 おれのこれまでの仕事の中では、ちょっとした式の解析やXMLのパージング
やらなんやら何度も作ったけど、やっててよかったなあと思いましたもん。


関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615983
中田育男著「コンパイラの基盤技術と実践」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851856
中田育男著「コンパイラの基盤技術と実践」その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2768032
コンパイラ本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/11/3058782
宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/23/4137093
Modern Compiler Implementation In ML, ペゾルドのThe Annotated Turing

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」、まもなく出版!
---
 ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」がもうすぐ出ますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001251/showshotcorne-22/
ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質 (単行本) 
ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008884/showshotcorne-22/
ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質 (単行本) 
ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (翻訳)

 「ブラック・スワン」のことは、これまでも何度か言及しています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905833
クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260454
神永正博著「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」
をどうぞ。

 ああ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575167
ウォール街のランダム・ウォーカー
のことを書いたの、もう1年も前か。半年前かと思っていた。早いなあ。
 最後のところで、
--- ここから ---
 国際分散投資といっても、所詮、地球全体の経済発展に賭けるわけだろ。地
球文明という滅亡リスクの高いものに賭けるなんて、正気の沙汰じゃないぞ。
--- ここまで ---
というネタを書いてるけど、これはほんとなんですよ。
 インデックスファンドであろうが、どの投資法であろうが、地球の経済が今
後発展していく大前提があるわけ。それに賭けているわけ。50年後、100年後、
地球の文明・文化は栄え、経済は発展しているに違いないと。
 でも、環境問題、エネルギー問題、戦争、疫病などなど、何か全地球的な問
題が大きくなって、その前提が崩れれば、シオシオのパー(*1)。しかもそれが、
過去に例がないことや突発的なものだと、まったく予測不能。
 どれくらい予測不能かといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/16/4307521
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で言及したベイズな予測だろうが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260454
神永正博著「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」
で解説してあるであろう(買ったけど、積読状態なので想像)、データに基づい
た分析だろうが、予測不能というくらい予測不能。
 なぜなら、過去がないから。
 論理的な分析は、結局、過去に頼らざるを得ない。それがないんだから、予
測不能になっちゃう。これらの分析手法、推測手法は、そういう限界はある。
それをちゃんと知ってないとね。
 ひょっとして、そういうことも、ブラック・スワンには出てくるのかもね。
 経済学者、エコノミスト、アナリストなどという人たちが、経済、株、為替
などの予測をしてこうだと断言するのも、やってることは、次に述べる本題と
本質的には同じなんだよね。あんまり真に受けるのもねえ。

 さて、本題。
 過去がなくても予測ができるのは、おれのような超能力者かつ霊能力者だけ。
 未来を知りたい人は、おれのスイスの秘密口座に1億ドル、振り込むように。\(^O^)/
 じゃあ、3回のデノミ前のジンバブエドルで振り込みます。
 お願いだから、それだけは、やめて。

*1
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/03/4339627
金城哲夫、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン
で書いた「怪獣ブースカ」の得意セリフ。

乳の詫び状(2009/06/04)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: SQLの解説書、REXXのこともちょびっと。
---
 プログラマのためのサイトCodeZineから本が出ているんですね。
 買っている人がいて、気がつきました。SQLの本です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798115169/showshotcorne-22/
達人に学ぶ SQL徹底指南書 (CodeZine BOOKS) (単行本(ソフトカバー)) 
ミック (著)
 目次などは、
http://codezine.jp/article/detail/2206?p=1
を参照。
 よさげですね。SQLって、深いし、集合演算だから、ピンと来ない人もけっ
こういるんですよね。

 せっかくなので、SQL関係をいくつか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/20/4313713
浅井健一著「プログラミングの基礎 (Computer Science Library)」
のコメントで、武部先生が名前を出しておられた増永良文先生の本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781910246/showshotcorne-22/
リレーショナルデータベース入門―データモデル・SQL・管理システム 
(Information&Computing) (単行本) 
増永 良文 (著)
ですね。
 アマゾンの素人評だと、絶賛ですね。

 おれが勉強したのは、IBMでSQLの国際規格化をやったり、JIS X 3005のSQL
をまとめた芝野さんが訳したデイトの本。
 たぶん、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4810180190/showshotcorne-22/
標準SQL―JIS/ANSI/ISO準拠 (アジソン ウェスレイ・トッパン情報科学シリー
ズ) (大型本) 
C.J. デイト (著), 岸本 令子 (翻訳), 芝野 耕司 (翻訳)
のはず。あれ? 改訂第2版だな。ひょっとして初版だったかも。

 芝野さんとは、いまなきパソコン通信の日経MIXで知り合って、以後、SGML
関係で付き合いが続いたけれど、会うと、「正三郎。お前は面白いけど、頭が
悪いから、もっと勉強しろ」とハッパをかけられる。
 そうそう。葉っぱかけて、ドロンと逃げちゃうもんね。
 忍者か。
 あと、「電子交換機をハックすると面白いよ」とか、「IBMの漢字コードっ
て、どうしてあんな50音順でもない変態な並びなの?」と訊いたら、「あれ
は出現頻度順でコード振った」とか言って、「えーっ、そんな順で決めていい
んですか?」と言ったら、「文字コードの順番なんて、なんで決めたっていい
んだから、別にいいじゃん。頻度順のコード表なら、最初のほうの漢字はよく
使われる漢字なんだなあとわかるし、便利だろ」とか言われたしな。
 でも、もう、10年くらい会ってないな。東京外大は府中に移ってきたから、
そばなんだけどね。^^;
 げっ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/芝野耕司
をみると、1999年4月から、東京外国語大学情報処理センター長だって。ほん
とかよ。ということは。
 ということは?
 ということは、東京外大で情報科学を学んだ学生は、全員、情報省のスパイ
ってことだな。
 なるほど、さすが、情報省。東京外大とは、いいところに目をつけますね。
スパイは、各国語に精通してないとだめですから。
 そうそう。希少な言葉は、暗号にも使えるし、暗号解読にも必要だし。
 ナバホ族のコードトーカーの話ね。
 これで、太平洋戦争では、日本軍は、暗号が解読ができなかったんだよね。
日本軍、ナバホ族の部族語を知らないから。

http://ja.wikipedia.org/wiki/コードトーカー

 SQLに戻ると、デイト氏はRDBの理論家で、初期のRDBやSQLを作っていた人で
す。
 データベース・システムの解説をした「An Introduction to Database 
Systems」が有名。
 げっ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321197844/showshotcorne-22/
An Introduction to Database Systems (ハードカバー) 
C. J. Date (著)
は、第8版なのか。1024ページもあって、いま、15,906円か。高いね。^^;
 昔は、翻訳もあったんです。あった、あった。
 原著第3版の翻訳。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621028138/showshotcorne-22/
データベース・システム概論 (単行本) 
C.J.デイト (著), 藤原 譲 (翻訳)
が、いま、マーケットプレイスで、12,000円よりだって。
 原著第6版の翻訳。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621042769/showshotcorne-22/
データベースシステム概論 (単行本) 
C.J.Date (著), 藤原 譲 (翻訳)
が、いま、マーケットプレイスで、25,200円よりだって。
 いくら古典的名著とはいえ、コレクター価格ですよね。^^;
 デイトさんのもっと詳しいことは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/クリス・デイト
を参照。

 どひー、芝野さんの訳したもので調べたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901366/showshotcorne-22/
REXX言語入門―プログラミングへの実践的アプローチ (ソフトウェア工学ライ
ブラリ) (単行本) 
M.F. カウリショウ (著), 村岡 洋一 (翻訳), 芝野 耕司 (翻訳)
は、いま、19,800円だって。コレクター価格としてもあんまりじゃないか。割
と薄い本だったと思ったけど。

 REXXのことは、ブログだと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/20/4255411
メインフレーム実践ハンドブック z/OS(MVS),MSP,VOS3のしくみと使い方
と
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/19/3772070
AS/400, iSeries, 仮想記憶、単一レベル記憶(SLS)のこと
にあるInetgateさんのコメントにしか出てこないね。
 電脳騒乱節あたりか、どこかで、もうちょっと書いた気もする。ま、いいや。
 OS/2のユーザなら、PCの世代でもREXXに馴染んでいたかもしれないが。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プリンキピアを読む。ニュートン別冊のことなど
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/01/4334857
科学雑誌「ニュートン」2009年7月号は、ニュートン力学大特集
の続き。
 そこで
--- ここから ---
この大特集は、イラスト発注するだけで大変だなあなどと変なところまで気を
回したりして。^^;
--- ここまで ---
などと書いたが、編集後記のページにあるクレジットをよく見ると(老眼でこ
んな小さな字は老眼鏡がないと読めないが)、ほとんどのイラストは、デザイ
ン部の人たちが描いているのね。ということは、社員なんだ。初めて知った。
 創刊号から、ヴィジュアルなイラストレーションでわかりやすくする方針だ
ったのは知っていたが(なにしろ創刊編集長の竹内均先生のことは、小松左京
「日本沈没」関連で知っていたし、テレビでの科学解説でもよく知っていたか
ら、創刊のころはよく買っていた)、デザイン部があり、社員イラストレータ
がいるとは知らなかった。気合いの入り方が違いますね。
 私が浅はかでした。恐れ入りました。

 さて、本題。
 前記のニュートン力学大特集の監修をした和田純夫氏の本、それもニュート
ン力学の原典であるプリンキピアの解説書が、ブルーバックスから出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576384/showshotcorne-22/
プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? 
(ブルーバックス) (単行本) 
和田 純夫 (著)

 前記大特集でも、折に触れ、語られているのが、ニュートン力学では扱えな
い世界があって、それを扱えるようにしたのが、20世紀物理学の人類史に残る
成果である相対性理論と量子力学なので、詳しく知りたい人は、ニュートンの
別冊という話。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518549/showshotcorne-22/
みるみる理解できる量子論 改訂版―相対論と並ぶ自然界の2大理論 ミクロの
世界では常識が通用しない!? (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキ
ストシリーズ) (大型本)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518131/showshotcorne-22/
みるみる理解できる相対性理論 改訂版―特殊相対論も一般相対論も実はむず
かしくなかった! (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)
 (大型本)

 ニュートンの別冊に、数学もありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431551652X/showshotcorne-22/
 で、ゴルゴ十三 "じゅうそう" さんによれば、改訂版が出ていると。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518492/showshotcorne-22/
宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は?
 (ニュートンムック Newton別冊) (大型本)
をどうぞ。
 モンティ・ホール問題もありますね。^^;
 こっちを買えばいいわけですね。
 ゴルゴ十三 "じゅうそう" さん、ありがとうございます。ゴルゴ十三 "じゅ
うそう" さん、好きやわ、おれ。ニックネームがコルゴ13っぽいし(笑)、本の
趣味が合って気がする。
 モンティ・ホール問題については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260476
石村園子著「やさしく学べる」シリーズ、「やさしく学べる統計学」を中心に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/16/4307521
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で触れています。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975854
数学的思考法は、そんなお勉強じゃ身に付かないってば
で書いたように、細野真宏の本なんか読むより、ニュートンの別冊のほうが、
よほどまともだと思うよ。

乳の詫び状(2009/06/03)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)交流会の案内
---
 九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)というのがあって、第8回交
流会というのがあります。
 九大でやっている研究で面白そうなのを、企業に紹介する会です。
 第8回PACK交流会は、
--- ここから ---
テーマ:「最先端の制御技術はこれだ!」 
〜 制御工学を応用したサービスロボットの高性能化と産学連携事例の紹介 〜
--- ここまで ---
です。
 詳しくは、
http://www.opack.jp/event/21_back/infoexchange8.html
をどうぞ。
 パラレルワイヤーロボットや天井裏配線ロボットの写真が出ていますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 金城哲夫、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン
---
 アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001PJTJJI/showshotcorne-22/
DVD付きビジュアルブック「昭和41年 ウルトラマン誕生」
出演: 特撮(映像)
を買ってくださった人がいたので、思い出したこと。
 その前に、このビジュアルブックのシリーズ、8月にウルトラセブンも出ま
すよ。予約受付中だって。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029LY0TU/showshotcorne-22/
昭和42年 ウルトラセブン誕生 [DVD]

 で、思い出したのは、ウルトラマンを創った沖縄出身の金城哲夫さんのこと。
といって面識があったわけでもなく、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022612088/showshotcorne-22/
ウルトラマンを創った男―金城哲夫の生涯 (朝日文庫) (文庫) 
山田 輝子 (著)
を買っていたというだけの話。しかも積ん読のまま。^^;
 でも、ぱらぱら眺めて、ウルトラマンやウルトラセブンとヒーローの陰に沖
縄の苦悩が反映されていた面もあるんだと思った記憶がある。
 おれが大好きだった「快獣ブースカ」も金城さんなんだね。バラサ、バラサ、
シオシオのパー。\(^O^)/
 本を整理するときに出てくれば、読もうと思っている。
 ウルトラシリーズを語る上では、金城哲夫ははずせない。ウルトラQ、ウル
トラマン、ウルトラセブンのファンやコレクターは、金城さんのことも知って
おかないと、マニアは名乗れないぞ。

 「ウルトラマンを創った男」は文庫だが、元になった単行本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022564903/showshotcorne-22/
ウルトラマン昇天―M78星雲は沖縄の彼方 (単行本) 
山田 輝子 (著)
だと思う。違っていたらごめんなさい。
 未読だが、ほかにも金城さんの伝記があって、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480885072/showshotcorne-22/
金城哲夫 ウルトラマン島唄 (単行本) 
上原 正三 (著)

 これも未読だが、メガホンを取った実相寺昭雄監督がウルトラマン制作の舞
台裏を書いたものもあるね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480421998/showshotcorne-22/
ウルトラマン誕生 (ちくま文庫) (文庫) 
実相寺 昭雄 (著)

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/金城哲夫
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラQ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマン
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラセブン
http://ja.wikipedia.org/wiki/快獣ブースカ
http://ja.wikipedia.org/wiki/実相寺昭雄

 ウルトラセブンといえば、欠番になっている第12話。ちゃんとウィキペディ
アには説明があるね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/スペル星人

 ウルトラシリーズといえば、衝撃的だったのは、なんといっても最初のウル
トラQ。
 おれが、小学校1年生のときかな。あの渦巻きのタイトルバックと不気味な
テーマ音楽。そして、石坂浩二のナレーション。
 もう超怖ーーーーーーーーーーーーーーーーいと思いつつ、不思議な現象や
怪獣が出るので、熱狂して観ていました。
 カネゴン、ガラモンは大大大大大人気。
 人類が1/8サイズになれば、人口問題、食料問題などが解決するという、第
17話「1/8計画」は、すごいと思ったもん。当時、おれ、鉄棒が好きで逆上が
りしたり、飛行機跳びをやったりしてたけど、1/8になったら、ジャンプして
も鉄棒に手が届かない、どうしようと思った記憶がある。
 第11話「バルンガ」は、放映の次の日から、朝、空を必ず見るようになった
もんね。バルンガが空に浮かんでいたらと思うと気になって気になって。だっ
て、最後に石坂浩二が、「空を見上げてみてください。もしバルンガがいたら
…」などということを言って終わったんだよ。それで気になって気になって。
 しかーし、それらのすべてを押しのけて、第10話「地底超特急西へ」こそは、
鮮烈な印象が残っているエピソードである。
 驚異の地底超特急が開通して、東京から北九州に向けて走り始めるが、暴走
しちゃって止まらないの。それで、関門トンネルの門司側に、暴走超特急を受
け止めるストッパーとなる巨大メカを配置して、最後はそれで止めようとする
の。
 もうなくなったけれど(いまは、ほかの人が住んでいる)、おれの実家のあっ
た北九州市門司区大里本町2丁目は、鉄道の関門トンネルの出入り口のすぐそ
ば。
 それで、放映のあと、関門トンネルの出入り口まで行って、ここで止めたん
だと思ったもん。いま思えば、もっと小倉寄りのところに出口を設定してあっ
た気もする。しかし、おれにとっては、地底超特急を止めたのは、家のすぐそ
ばのあの場所なんです。それもおれの念力で止めたんです。\(^O^)/
 おお、ウルトラQのすべてを集めるという素晴らしいサイトがありますね。
ここをやっているKohei Onishさんって、すごいね。
http://homepage.mac.com/onishi2/index.html
ウルトラQ全記録
 この中の
http://homepage.mac.com/onishi2/story_10.html
第10話 地底超特急西へ
をみると、あの地底超特急は、いなづま号というのか。人工生命M1号。そうそ
う。そんなのがあった。ゴリラになったなった。最後は、人工衛星になっちゃ
ったんだよね。
 それにしても、劇伴音楽の部分、放送開始から何分何秒でどの音楽などと、
いちいち書いてあるのね。「ブレーキ音のSEとキハダによるショック音につい
て」もよくそんな細かいところまでチェックしているなあ。驚異的。
 そして、
http://homepage.mac.com/onishi2/bgm.html
劇伴音楽一覧
なんてのもある。すごすぎ。

 あー、思い出した。あれは、おれが小学校のときかな、それとも中学になっ
てからかな。小学校のころだと思うなあ。
 鉄道の関門トンネルの出入り口の付近で、鉄道の人が高圧電流に当たって死
んじゃったんです。たぶん、電気機関車のパンタグラフでどうのこうので死ん
じゃったんだと思う。大騒ぎになっていて、野次馬としてかけつけた記憶があ
る。
 よく見えなかったけど、あの辺に、毛布をかけられた遺体があるんだろうな
あと思った。人が事故死した現場を見たのは、あれが人生初めてだったんじゃ
ないか。というか、その後も事故死した現場を見たことがないけど。これから
もないことを祈るけれど。
 でも、裁判員制度が始まって、裁判員に徴兵されたら、死体写真を見ないと
いけないでしょ。
 望月三起也「ワイルド7」で、爆弾テロでばらばらになった人間の肉片が壁
にへばりついているのに、ワイルド7のリーダー飛葉ちゃんは、平気でステー
キを食ってて、わざと「うまいなあ、この肉片」などと言って、それを聞いた
役人がゲロを吐いてしまうシーンがあったな。おれ、中学生のころで、大人に
なったらワイルド7に入って、悪い奴を裁判抜きで殺してやろうと思っていた
から、人の死体を見ながら飯を食える神経が必要なのか、繊細でか細い神経の
おれは無理だと思った。
 どこが繊細なの。大ざっぱな癖に。それに裁判抜きで殺しちゃまずいでしょ。
 必殺仕事人とか、大衆は悪い奴は裁判抜きで殺す話、大好きよ。
 いや、それはそうやって国民の不満をガス抜きしてるんだから。実際に裁判
なしはまずいでしょ。法治国家なのに。
 でも、日本はどの程度法治国家なの。裁判所と検察とは癒着して、グルだよ。
裁判官も検察官も司法修習生時代は、同じ釜の飯を食った中だし、いまでも一
緒にゴルフに行ったりさ。佐藤優の「国家の罠」にしろ、ライブドアの堀江君
の事件にしろ、ついこの前の小沢民主党代表の秘書の事件にしろ、検察も司法
も決して法の下に平等なんてことをやってないと思わせること多いでしょ。
 まあ、そういう見方に立てば、そうなんだけどさあ。逆にいえば、だからこ
そ、一般人が入って法曹界に風穴を開ける裁判員制度が必要ともいえるわけで。
 それならそれで、裁判員は、死体写真マニアだけにしてほしいわ。
 あ、裁判員に選ばれたら、ひょっとして死体写真を見ないといけないから、
しばらく肉が食えないかもね。おれ、選ばれたら、肉を食いだめしようっと。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/ワイルド7

 話を戻すと。
 小学校のときもそうだったかもしれないけど、中学校のころは、その関門ト
ンネルの出入り口の付近を、ほんとは関係者以外通っちゃ行けないんだけど、
通って、学校に通ってた。近道なんですよね。おばちゃんたちも鉄道弘済会の
お店に行くのに通っていた。いまなら、コンプライアンスがどうのこうので厳
しいんだろうけど、昔は大らかだから。
 あそこは、関門トンネルを通って本州の下関に行く線路もあり、門司港に行
く線路もあり、ほかにもいろいろ線路があって、何本も線路が通っているとこ
ろなんです。
 そして、門司駅を出た列車は、あみだくじのように、線路を移ってくるんで
す。だから、どこを通るかよくみてないと、危ないの。
 いやいや、だから、一般人、立ち入り禁止なんだろ。
 そうなんだけど、なんか、近道だし、スリルもあるし、よく通ってたんです。
 ああ、そうそう、普通の列車より、貨車、貨車。
 当時は、サッポロビールの門司工場があったり、大日本製糖やいろいろ工場
があったせいかな。貨車をいろいろつなぎ替えるんですよね。
 それで、ポイント切り替えをあちゃこちゃやって、この貨車をあっちの線路
にもっていって、あそこにある貨車につないで、あの貨車は、こっちに連れて
きて、それからそっちの線路に移して、その貨車につなぐなどということをや
ってるわけです。あみだくじ状態のスリル満点だったのは、貨車だったと思う
ね。
 一度、貨車の側面に乗っているおじさんに、「坊主、まだ、そっちに行くな。
いまから、あの貨車がそっちに行くから」などと注意されたことがあるなあ。
 それと、門司駅の7番ホームか8番ホームから発車した列車があって、おれ
は、「あれは門司港行きだろう。だから大丈夫」と思って、関門トンネルの出
入り口のところをちんたら歩いていたら、実は下関行きであって、どんどんこ
っちに近づいてきて、飛んで逃げたことがある。

 あれ?
Google Maps
で、「北九州市門司区大里本町2丁目」と入れて検索したら、「福岡県小倉市
門司区大里本町2丁目」となる。なんだよ。小倉市って。5市合併して北九州
市ができる前のデータ? それだったら、門司市じゃないとおかしいんだけど。
 Googleのデータ、信用できないなあ。
 航空写真に切り替えると、ピンボケだけと、線路が何本もあることはわかる
と思う。
 Yahoo!やマピオンの地図のほうが正確だね。ちゃんと北九州市になる(爆)。

 冒頭のウルトラマンやウルトラセブンみたいに、ウルトラQにDVD付ビジュア
ルブックがないか探したけど、ないみたいね。
 その代わり、全巻セットがあるね。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000V79G48/showshotcorne-22/
DVD ウルトラQ 全7巻セット
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000TXR2K4/showshotcorne-22/
DVD ウルトラマン全10巻セット
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GH2WEO/showshotcorne-22/
DVDウルトラセブン 全12巻セット

 マニアが即買って売り切れなんだろうね。どれも、マーケットプレイスにし
かないのね。新品は、それなりに高いね。
 うひー。ウルトラセブンの新品は特別に高いね。いま、128,000円だって!

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 題名のない音楽会「山下洋輔大特集」など6月、7月は怒濤の洋輔祭!
---
 おれが忙しさにかまけてちょっと油断してる目を離した隙に、ヤノピ様、6
月、7月は怒濤の洋輔祭なんですね。

 山下洋輔トリオデビュー40周年記念として、テレビ朝日「題名のない音楽会」
で2週にわたって山下洋輔特集があります。放送は、テレビ朝日系で6/28(日)
と7/5(日)の予定。
 もちろん、ヤノピ様、ご出演。
 すでに収録が終わってますね。
http://dogatch.jp/blog/news/ex/0904165412.html
タモリが登場!「題名のない音楽会」公開収録 祝・デビュー40周年!山下洋
輔トリオ
 そして、7月は、もちろん、7/19(日)に日比谷野外音楽堂で
http://www.jamrice.co.jp/schedule/tix2009_40th/sch-090719_40th.htm
結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭
があります。

 音楽だけでなく、著書も出たばかり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093878412/showshotcorne-22/
蕎麦処 山下庵 (単行本) 
山下 洋輔 (著)
をどうぞ。
 6/5、発売予定なのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094083995/showshotcorne-22/
山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫 や 10-1) (文庫) 
山下 洋輔 (著)

 いずれも、みなさま、買わねばの娘です。

乳の詫び状(2009/06/01)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 人とロボットの秘密
---
 数日前に届いたNOSさんからのメール。
--- ここから ---
前略  NOSと自称しておるものです。電脳騒乱節の頃から楽しく拝読させて
戴いております。

 面白い記事が目にとまりましたので,すでにご存知かとは思いますが;

 人とロボットの秘密
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/15/news074.html

 紹介文(書籍で言えばオビにあたるでしょうか)には,
----------------------------------
  ロボット工学を「究極の人間学」として問い直し、最前線の研究者にイン
タビューした書籍「人とロボットの秘密」(堀田純司著、講談社)
<
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062147866/showshotcorne-22/
>
を、連載形式で全文掲載します。
----------------------------------
とのこと。

 ロボット/アンドロイド工学の現状を取材することで,このところの,show
さんがよく書かれている「知能と身体との関わり」とか「身体性の重要さ」を
も認識させられる文章のように感じました。(といっても,まだ連載途中です
が)

 公私ともお忙しい中,お体にはご自愛下さいまして,無理のない範囲で末永
く(←自己矛盾?)Hot Cornerを続けて下さい。楽しみにしております。


NOS 拝
--- ここまで ---

 NOSさん、ありがとうございます。全然知りませんでした。そして、優しい
お言葉、かたじけない。痛み入ります。
 これ、面白そうですね。松原さんも出てますね。一般向けには、世界コンピ
ュータ将棋選手権のほうで有名になってますが。
 暇をみて読むつもりですが、
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062147866/showshotcorne-22/
人とロボットの秘密 (単行本) 
堀田 純司 (著)
のほうが、好きなときに好きに読めそうな気がするので、本を買うかもしれま
せん。
 AmazonのKindleみたいな読みやすいブックリーダが早く出てほしい。
 といって、Kindleの実物、触れたことないので、実際にどの程度読みやすい
か(目と操作性)わからないけれど。
 老眼が進んできているので、電車の中で、本や雑誌を読むのがおっくうにな
ってきた。100円ショップで買った老眼鏡をわざわざ出すの面倒だし。電子的
なブックリーダだったら、文字の大きさも自由自在と思うし。
 早く出してくれないと、おれ、電車内ですることがなくて痴漢しちゃうぞ。
 犯罪だから、やめなさいってば。
 だから、こうやって、メーカーに脅しをかけてるんじゃないか。
 それ、脅しになってないから。

 一緒に
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074938/showshotcorne-22/
DNAロボット―生命のしかけで創る分子機械 (岩波科学ライブラリー) (単行本)
萩谷 昌己 (著), 西川 明男 (著)
の感想を書こうと思ったけど、蒸し暑くなってきたので、久々にプールで泳い
だら疲れて寝てしまいました。昼寝もしたのに、さらに寝るという。
 寝る子は育つののぉ。
 お前、まだ、育つつもりなのか。
 だって、NOSさんが、末永く続けてくれというから。大体、おれ、まだ幼年
期だし。だから、よく寝るんだし。
 えっ、50歳で幼年期って、何歳まで生きるつもりなんだ。
 フツー、10倍で500歳だろ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 科学雑誌「ニュートン」2009年7月号は、ニュートン力学大特集
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325514
基幹物理学、やっと第1章終了
の最後で書いた、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00287ZBNY/showshotcorne-22/
雑誌「ニュートン」2009年7月号
 ニュートン力学大特集はどんなものかと思って、週末、府中の啓文堂書店で
手にとって、素晴らしかったので買ってきました。
 さすが、雑誌名と同じ大大大大大物理学者ニュートンのことだけあって、フ
ルカラー72ページに及ぶ力作大特集です。
 雑誌「ニュートン」の特長として、豊富なイラストによる図解がありますが、
この大特集は、イラスト発注するだけで大変だなあなどと変なところまで気を
回したりして。^^;
 高校で物理をやらなかった人にもお薦めだし、高校の物理がわからなかった
人は、この特集を読むと、高校でやってた物理やニュートン力学ってそうだっ
たのかと思うことが多いでしょう。
 高校で物理をやってても、おれみたいに高校を卒業して20年、30年と経つ人
は、読むと錆びついたところの錆が取れると思いますよ。

 ニュートン力学大特集以外にも、個人的に面白い記事がありました。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/17/4248741
科学雑誌「ニュートン」2009年5月号は、時間論特集
で紹介した、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001UOJNLC/showshotcorne-22/
Newton (ニュートン) 2009年 05月号 [雑誌] (雑誌)
の時間論特集。
 これに対して読者から寄せられた疑問に答えるQ&Aのコーナーがありました。
5月号では時間の始まりの説明はあったけれど、終わりがなかったので、時間
に終わりはあるのでしょうかという質問とかね。
 ほかには、月探査機「かぐや」が撮影した月の写真もすごい迫力でした。
 それと、基礎からわかる新型インフルエンザの解説。
 そのほかも、読みどころがいろいろあったけど、説明は割愛。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 村上春樹1Q84、危うく2度買いするところだった^^;
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/22/4259002
村上春樹「1Q84」刊行決定\(^O^)/
関連。

 先週テレビで、1Q84が出版されたというので、多くの人が買い求めている様
子が流れていました。
 それに刺激されて、おれも週末買いに行こうと思ったら、bk1から商品発送
完了のメールが来ていて、何か買ったかな?と思ったら、1Q84だった。
 ほかのとまとめ買いしたときに、一緒に予約購入してたのね。すっかり忘れ
ていた。\(^O^)/
 よかった、フットワークが重くて。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534222/showshotcorne-22/
1Q84(1) (単行本) 
村上春樹 (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534230/showshotcorne-22/
1Q84(2) (単行本) 
村上春樹 (著)

 週末、府中の啓文堂書店をみたら、第1巻は売り切れで、次の入荷は重版後
となっていました。さすがにすごい売れ行きですね。第2巻は少しありました。

ホットコーナーのトップページへ