「〜」へ行って来ました その2-1

青森ねぶた祭
(2002/8/6)
今回の「〜」は青森のねぶた祭り。
最終日とねぶたの海上運行を見て来ました。いやぁ、勇壮なお祭りってイイですね〜!スピード感と重量感の混じったお祭りは見ていて楽しいです。酒も進みます。僕としては参加したいお祭り。
元の起源は旧暦の七夕行事としてはじまったものらしいです。


ねぶたを紹介する前に駅の対策から紹介します。


青森にもいます、
座り込む若者達。駅入口前に座り込まれると混雑がひどくなるので、昼過ぎの内に氷を置いて水で濡らして座れなくしてしまおうとの作戦です。
去年は水をまいたとのこと、全体的に見た感じでは地べたに座り込んで邪魔になる様な若者達は非常に少なかったです。

青森駅入口付近



さて、ねぶたの会場は青森駅周辺、主要部はとても歩道が広くて歩きやすいです。写真のように椅子を置いても後ろがまだまだ余ります。
椅子は5〜7列ぐらいあって、いい所はだいたい¥2,500位だそうです。でもほとんどは企業が持っていてお得意さま用に取っといてあるようです。桟敷席はツアー客用ですかね。近ツリの旗が立っていたりもしました。




僕も青森にいる知り合いのつてで最前列をゲット。いい場所で撮る事が出来ました。
気がついたのは物売りの人が多い事。ビール、焼そば等の食べ物からハネトの格好をした子たちがねぶた関連商品を売りに来ます。

面白かったのは「ヤクルトいりませんか〜」とヤクルトおばちゃんが売りに来る事(笑)。
ウチの方では祭りではこんな場面にはお目にかかる事が出来ません。ヤクルトが地元の有力企業なのでしょうか?その当りは確認出来ませんでした。

パイプ椅子の
後ろには予約
者の名前が。
ヤクルト
おばちゃん。
郵便局員。
記念切手を
売ってます

午後7時、とうとう始まりました。最初はJRのねぶた。今年の最優秀賞を取ったやつで、お題は今流行りの「陰陽師」。

編成は一番前に企業名や団体名。
その後ろには提灯軍団、そして「ハネト」と言われる踊子というかそんな感じの人達。
それでねぶた本体がきてその後ろに楽隊という編成です。(楽隊とねぶたが逆の場合もあります)

このJRのやつの場合はお囃子が前でした。そしてその後ろにはねとさんがいて本体です。
凄いのは画像にもあるようにねぶたが回転します。回転させてると言った方が正しいのですが、
これの指揮を1人の人が扇を持って指揮している事がとっても凄いと思いました。

中にはその場をグルグルと何回転もさせるのもあって、会場は
異常なほどの盛り上がり。やってる人達も見ている人達も超興奮しています。かく言う私もビデオを撮るのを止めて肉眼で魅入ってしまいました。

こんなの道が広いから出来るんですよね。青森市街はねぶたの事も考えて整備されたのではないかとも考えられます。僕の見た場所は交差点のそばで三車線もある場所。対抗車線もあわせれば計6車線です。そりゃあ、回転もするわなぁ。地元に生きづいている祭りと言うのは街も変えてしまいます。とても素晴らしい事だと思いました。

これがねぶたの下部。前に10人、後ろに10人位でねぶたを動かしています。中には発電機が入っています。後部に排気孔が確認出来ました。

ハネトの人達の格好は大体こんな感じです。青森ねぶた保存会が決めている正式な格好という基準が存在します。
これは一部ニュースでも話題になった「カラス族」の排除のためなのでしょう。その名の通り、衣装が黒く、ただ単に騒ぎたいだけの人達で、警察とも衝突したりしてここ数年問題になっていました。
ねぶたの注意事項はこんな感じです

実行委員会は正式な服装以外の人達は徹底排除しています。僕が見たのは上がさらしだけのおねーちゃん達の集団7〜8人が進行の人と警察に連行?されて行くのを目撃しました。
僕が行く一日前には逮捕者も出たとのこと。
全国的に見てもそうだけど、お祭りを妨害しようとか、ただ暴れたいだけのバカ奴らが多過ぎます。僕もお祭りの進行にかかわっているからそういうバカ奴らは許せません。

一番下の画像は給水部隊。水入のポリバケツが3つ位積んであります。
会場や人数の関係から水場が作れないのでしょう。

しかし大変そうです。



その2-2に続く