去年に引き続き
ドス黒い雲のように
がっくりが沸き上がって来ました。
ガックリ日記に書けなかった事も含め
今年もいきます。

さあ、みんなで歌おうガックリ節

アニメ部門
「ラーゼフォン」(フジテレビ系アニメ)
 一部では「エヴァンゲリオン」意識し過ぎとか言われていたこのアニメ、実際の所確かにそう言った部分も多く、そのあたりは他にも「AFTER THE EVA」なアニメは多いのであまり批判部分には当りません。
 ただめちゃくちゃ
「ガックリ」なのはそれがちーとも咀嚼されず活かされていない事。訳が解らんとこだけが増幅されています。
 それに物語の大きな枠組みでのつながりはあっても個々の、1話1話のつながりが断絶気味になっていたのが
「ガックリ」。「妹さんを守ります」とか言っていた主人公がそれを忘れ、次の話で突然の逃避行。ガックリまたは唖然でした。
 そして今年には映画が・・・。また
ガックリかなぁ?

音楽部門
CCCD(コピー・コントロールCD)
 困ったもんですね、この問題。ネット上では反対派の人達の、特にエイベックスへの攻撃が続いています。多少食傷気味なとこもあるのですが、CCCDに関しては僕も反対の立場を取らざるを得ません。
 要はパソコンで再生出来なくてCD-Rに焼けないようになっているCDの事なんですけど、コピー防止のプロテクトがかけてあり、MACINTOSHでの再生は完全に不可になってます。WINDOWSでは専用の圧縮ファイルを使用する事で聴けるようになってます。
 一番の問題は音質の悪さです。自慢する訳じゃ無いですが結構いいプレイヤーを使ってます。最初に聴いた時「なんじゃこりゃ」でした。音がモコモコしてます。ここでまず「ガックリ」
 そしてこれは許せないの部類に入っちゃうんですが、「一部の」携帯型、カーステ、音楽用CD/RWプレイヤーでは再生出来ませんとなっています。CDを再生するために作られたプレイヤーでCDが聴けないなんて!その上「オーディオ用に設計されたほとんどのプレイヤーで再生出来ます」と書いてあります。この「ほとんど」と言うのがミソで、実際に読み込みが出来ない等の例が報告されています。そして再生されても読み取り部に負担がかかり機器の寿命が短くなるとのことです。カーステに関してはかなりの物に不具合を生じているとの報告もありました。
 ちょっとネットで見るとこんな情報はぞろぞろ出て来ます。特にCCCDの技術って結構未熟で、欠陥がある事も指摘されています。これを聞いてどう思いますか?欠陥商品にしか聞こえないでしょう。
 そして説明の最後に書いてあるこの一文「製造上の不良を除き、交換、返品、返金には応じかねます」と書いてあるのはいったいなんでしょう?
 つまりは「このCDは自分の責任において買え」と言っているのと同じ事なのです。内容に関しては自分の失敗だと思って諦められますが、こと製品上の問題を自分に求められてもなぁ、せめて再生出来ない機種やらを公開しろと言いたい。
 
 次のガックリはこのCDの導入理由。違法にCD-RにコピーするユーザーがいてそれがCDの売上を阻害していると言うものになってますが、そんなん、ただたんにCDが売れないからでしょう、みんな買わなくなってんだよ。
 大手は特に90年代ミュージックバブルを経験してるから、売上の低下が顕著なんだろうけど、売るための努力、作品の質の向上、魅力あるアーティストの発掘やCD本体の値段を下げる努力を怠っておいてなにがCCCDだと僕は思う。著作権の保護をこんな時だけ都合良く振りかざし、安易にこんな方向に走る企業の姿勢にまた「ガックリ」。だったらMDの一回だけのデジタル録音も規制するべきなのでは。
 でも、結局は企業の論理に押し切られる可能性が大。多分そうなってしまう事にまたガックリまぁ、これを導入しても売上がドンドン落ちれば違う要因だってことにみんな気付くよね。


スポーツ部門
2002年のボクシング中継
 なにがガックリかって、あの試合前のサイドストーリーはいただけません。そんな話を挿入しないと試合が盛り上がらないのかとガックリします。(詳しくはガックリ日記2002/8/24参照)
 もう1つ例を出すと、12/20のテレビ東京での2試合、そのうちの星野の試合は良かったですが、その後の徳山の試合はいただけません。試合前のビデオで「フェネロサぶっ殺してやる」と豪語。そしてこの試合に勝ったら結婚だとの説明。こんなの聴く、見るために僕は試合を見るんじゃ無い。それがあったから僕は完全にフェネロサ側につきました。
 特に今年は試合前の演出が過剰過ぎるのよ、素直に日本側を応援させてくれ。

人物部門
抵抗勢力と言われる方々とテレビ政治家
 べつに抵抗する事が悪いと言う訳ではありません。異論や反論があってこその自民党です。与党内野党がいるから普通の野党が育たないとの噂もありますが。そんな意味では野党にガックリ
 ただ、抵抗するにしても口汚い言葉での罵詈雑言。あれにはガックリ。もともと亀井とか江藤とかに代表される口の悪い人達に期待はしてませんけど、それにしても酷すぎます。
 政治は理性を持って「嫌み・皮肉」を言うのがポイントでしょう。ただの悪口では品性も何も感じられません。政治家たるもの言論で戦うのであれば論理、ロジックを駆使した戦いを展開して欲しい物です。それを駆使して重要部分をぼかしまくる小泉君にも困ったものですけどね。
 
 そしてテレビ政治家にもガックリ。いい事言うんだけど、結局それはテレビだけでの話。実際に反映されている様にはほとんど見えません。結局ペーペーが下で騒いでいるだけの様相を呈しています。田嶋女史なんかも言いたい事が言えないから社会党やめちゃったのが真相でしょ、テレビの様には実際いかないんだよ。僕的には全然彼女の事は「ガックリ」ではありませんでしたが。
 そんな意味では辻本女史にはガックリ。前述の人と違って実行力がありましたから。出る杭は打たれるの典型的な例です。まぁ、本人も調子に乗ってた部分もありましたが、あの調子に乗ってベラベラとしゃべるのが彼女の長所だっただけになんか残念。そんな感じのガックリです。

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