あおり文句倶楽部 PART 2

 友人とレコード屋に行った折、何気なく手に取った作品に付いていた帯を見て僕は震える程にショックをかんじました。


渾然としたブリティッシュロックの中にたたずむ枯山水
(TON TON MACOUTE/ TON TON MACOUTE) 1971




これがジャケット

 こんな素敵なあおり文句に初めて出会いました。しかも、文章から音の内容が全然掴めない(笑)。
 帯にもバンド情報(トントン・マクートと読みます)等は載っておらず、あった場所がプログレのコーナー、ジャケットから推測するに(マニアックになりますが)VERTIGO系の音。くぐもった感じのオルガン中心のロックだろうと思いました。その時は勇気がなく、買いそびれちゃったんですが後日、もうたまらない程欲しくなり買っちゃいました。で、予想ははずれ、ジャズロックでした。
 ジャケのイメージで「枯山水」のあおり文句が出たと思うんですけど、ロックのアルバムにこの言葉を乗せられるセンスはホントに素晴らしい。
 聴いた感想としては、乾いた感じ、必要以上に感情移入しないサウンドが「枯山水」を感じさせるとは行きませんでしたが、良かったです。それに「ジャズロック」ったってそんな難しく考える事はありません、結構ポップでした。
 あおり文句ファンはぜひ持っていて欲しい一枚です。


こちらの作品のレビューは
近々ディスクレビュウ上にて
掲載予定



PART3は通常版に戻ります。