怒りの壺

怒りの壺とは?

2003年6月23日(月)明るいニュース

「明るいニュースがない」とはよく聞かれる言葉であるが、本当にそうだろうか。例えば最近、日本が戦争を出来るようにする法律が着々と整備されているが、これなんかは、一部の人にとっては、長年の念願がかなってすごく嬉しいニュースなのではないだろうか。

2003年3月22日(土) 世論

朝日新聞の世論調査によれば、小泉内閣の支持率はいまだに40%以上あるらしい。この国の国民の「戦争反対」の声が、いかに表面的なものであるかがよくわかる。
(3/28追記)よく考えてみると、日本で「戦争に反対」する人は60%程度で、アメリカを除く先進国と比較すると低い。戦争反対の声が表面的なわけじゃくて、そもそも反対する人自体が少ないんだった。まぁ、属国の国民がご主人様に逆らえないのは、当然といえば当然か。

2003年3月21日(金) 正論

「アメリカも悪いけどイラクも悪い」という言い方をする人がいる。全くの正論だ。が、現在のようにアメリカが世界の秩序を無視してイラクを一方的に攻撃している現在、そのような発言がどちらに(攻撃支持か、反対か)有利に働くかを考えれば、とても中立な発言とはいえないはずだ。もちろん、攻撃支持派の人が中立を装って発言するのであれば、とても効果的な言葉ではあると思う。

2003年3月20日(木) 世代

アメリカによるイラクへの攻撃が始まったらしい。私は高校生くらいの頃、戦前の日本人を軽べつしていた。勝てる見込みのない戦争に突入した愚かな人々だと思っていたのだ。自分たちの世代は、そんな馬鹿なまねはしない、と。だが、それは間違っていた。我々も、アメリカのイラクへの一方的な、大義すらない攻撃に加担することになったからだ。後世、我々は、主体性のかけらもなくアメリカに追随した世代と嘲られることになるだろう。というわけで、個人的にもダメージが大きい。とりあえず、アメリカからの一方的な情報を垂れ流すだけであろうテレビはできるだけ見ないようにしようと思う。

2003年3月9日(日) 戦争反対

「戦争反対」って表現があるけど、今回の場合は少し変えたほうがいいんじゃないだろうか。反対する内容は、「アメリカがイラク市民を一方的に爆殺することに反対」ってことだと思う。これを略してどう言うかだけど…「爆殺反対」みたいな感じかなぁ。もっといい表現があるといいけど。

2003年2月26日(日) イラク問題

アメリカがイラクを攻撃したがってる件について、新聞とかでは「イラク問題」とか言ってるけど、これはイラクが問題なんじゃなくて、アメリカが問題なんじゃないの? 「アメリカ問題」と呼ぶべきだ。

2002年12月22日(日)ガンダムSEED

過去の作品からネタを拾っていた印象の強いガンダムSEEDですが、今週の話で、オリジナルな展開を見せました。主人公を含む少年たち、今まで戦争に巻き込まれていたかたちだったのですが、ついに今回、自らの意志で軍に身を投じたのです。この辺りの描写は、自衛隊入隊勧誘のプロモーションビデオに使えそうな感じです。キャッチコピーは、「君が今、できることをやろう」。

まあ、製作者側の本当の意図はまだわかりませんけどね。地球に降下したあと、辺境地帯に配属されて、密林で熱病に冒され軍隊に入ったことを後悔しながら野垂れ死んでいくという予定なのかもしれませんし。

2002年12月10日(火) マスコミ

今日のニュースステーションのトップニュースで、新潟女性監禁事件の被告の刑に対し、一審の懲役14年の判決が破棄され、改めて懲役11年が言い渡されたことが報じられていた。これについて、ニュースステーションの報じ方には、国民感情とは逆の判決がなされた、というニュアンスが濃く感じられた。いや、ニュースステーションの考えが、もっときつい刑にすべきだというのなら、そのスタンスで報じるのはいいことだと思うんだけど、どうも、そういった考えなしにただ国民感情におもねっただけのような気がしてならない。これがエスカレートして、国民感情で判決が左右される世の中になったらと思うとぞっとする。


2002年12月6日(金) 阪神

近鉄の中村がFAで阪神に移籍するのを一番望んでいるのはマスコミ(特にスポーツ新聞)なんじゃないの?

それはともかく、FAで阪神に移籍して、幸せになった選手っていましたっけ?
(02.12.21追記)阪神OBになれるという超巨大メリットがあるんだった。忘れてた。


2002年12月1日(日) 政治力

自由党と新党を結成しようとしている民主党の鳩山代表ですが、この人の政治力の無さはいったい何なんでしょうか。三国志のゲームで言えば政治力48といった感じか。


2002年9月12日(木) 文句を言っていても…

「文句を言っていても何も変わらない」という言葉をよく聞きます。これって、この言葉「だけ」で使われた場合、一番不毛な言葉だと思うんです。自分は何も提案しないくせに、文句=問題提起まで封じることになるんですから。「文句を言ってないで○○すれば…」という、具体的な提案があればいいんですが。はい、このコーナーの自己弁護でした。

2002年8月8日(木) ベンチの声

最近、NHKのサッカー中継をみていると、前後半の間に監督にインタビューしたり、ベンチに思いっきりカメラを近づけて監督の指示を拾おうとしていますが、これって、視聴者のニーズなんでしょうか。迷惑だと思う気持ちを押し殺してインタビューに答える監督を見ているといたたまれなくなってしまいます。私はそんなことするよりも、もっと中継の質を上げる方に力を注いで欲しいと思うのですが。どうしてもワールドカップの中継と比べてしまいます。(02.12.1加筆修正)

2002年7月18日(木) 保守的

MacOS Xのユーザーの中には、MacOSからOS Xに移行しない人は保守的だと思っている人がいるようですが。私なんかは、MacOSの方が、OS Xより先進的だと思ってるんですけどね。

2002年6月20日(水) 通りすがり

掲示板等で、ハンドルネームを「通りすがり」とする人が多くなってる気がするんだけど、これって元はどこから広まったんでしょう? 「匿名」と書くのと同じ意味合いなんだけど、「通りすがり」を使う人って、きつい言葉で捨てぜりふを残していくような人が多い気がする。

2002年6月2日(日) 放置自転車

最近、うちの近所では、放置自転車の取締りが厳しくなってる気がする。しかし、何で自転車がここまで虐げられなければならないのだろうか? 放置自転車を撤去するより先に、鉄道会社等に自転車置き場をちゃんと設置するよう義務づけるべきだと思うのだが。環境にやさしい自転車をもっと優遇すべきだ。

2002年5月27日(月) 東京優駿

ぐおお〜、フジテレビ、よりによってダービーに青嶋アナを持ってくるとは!! せっかくのダービーが台なしだ!(NHK見ればよかったのに>自分) まあ、今回の実況は、青嶋アナにしてはずいぶんマシだったような気もしますが、それでも直線残り400m辺りの実況、なんですかこれは。

…さあ、直線、日本ダービーの直線だ! (間) 坂を上る! (間) 大歓声に包まれて (間) 勝つのは…

この間、約8秒。馬の走る距離にして120mくらいですか、ほとんど情報が伝わってこなかった。しかも、なんとも居心地が悪くなるような微妙な間がはさまっていて…。これってわざと? 単に技量が低いだけ? いずれにせよ、お願いだからGIは別のアナウンサーにしてね、フジテレビ。

2002年5月19日(日) 選んだのは

サッカーワールドカップの日本代表メンバーが、監督不在でただリストを読み上げるかたちで発表されました。まあ、これについてはもうどうこう言ってもしょうがありません。ただ一つ、言っておきたいこと。トルシエ監督は、日本代表のサポーターからは熱烈な支持を受けていました。それに乗っかるかたちで、スポーツ新聞をはじめとしたマスコミは、トルシエ采配に対しては、あまり批判をしてきませんでした。つまり、私を含めて、日本人総体としては、トルシエ監督を支持してきたのです。くれぐれも、もしワールドカップでの日本代表の成績が芳しくなくても、「トルシエ監督を選んだ日本サッカー協会が悪い」なんてことを言い出さないで欲しいものです。

2002年4月27日 子供向け?

現在上映中の映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦」。感想は別に書くとして。この映画の批判としてよく出てくるのが「子供には難しい言葉が多い」「お話がシリアスすぎる」というもの。そういうことを言う人は、よく考えて思いだして欲しい。自分が子供の頃、そんなにアホで無知だったかどうかを。おそらく、そうではないはずだ。大人向けのドラマなんかでも、確かに、言葉は難しくてよく分からなくても、子供なりにきちんと言いたいことは理解していたはずだ。面白いものは面白いとちゃんと分かったはずだ。子供をあんまりバカにするものではないと思う。

あと、「途中で飽きていた子供がいた」という意見もあるが、私は、クレヨンしんちゃんの以前の映画でも、上映中に歩き回ってる子供をよく見かけた。要は、作品の内容の問題ではなく、1時間半集中してみていられない子供もいるんだ、ということだと思う。子供をバカにするなと言っておいて何ですが。

というわけで、「子供向けではない」という理由だけでこの映画を批判する人は、子供にインタビューでもして、面白くなかったという子供の方が多い、というデータを提示して下さい。よろしくね!

2002年4月18日(木) コスタリカ戦

「今回はテスト」とか言い出したときのトルシエ監督の采配の不可解さにはもはや慣れっこになってしまった感もありますが、今回のコスタリカ戦はそれにさらに磨きがかかった感じ。こんな意図不明な使われ方をしても、自分のすべき仕事を黙々とこなす代表選手達には頭が下がる思いです。

ところで、今回の先発メンバーには、現在Jリーグで首位を走るジュビロの選手がいませんでした。この先発メンバーなら、日本代表VSジュビロ磐田の夢の対決が組めるではないか! 絶対ジュビロの方が強いと思うんだけど。

それと。この試合の中継がテレビ朝日だと知ったときは正直げんなりとしたのですが、この日の角澤アナは(民放にしては)なかなか良かった。要所では、下手するとだらだらと関係ない話を続ける解説者をさえぎって、ボールに集中した実況をしていた気がする。見直しました。でも、ピッチレポーターを含めて3人も解説者はいらんだろう。

2002年4月17日(水) 有事法制

有事法制を支持する人たちって、戦後、自由になりすぎたために日本人は堕落したと考えている人が多いように思う。そう考えると、今回の有事法制関連3法案は、有事云々は口実で、実は国民の権利を制限することが本意なんじゃないか、という気がしてならない。

2002年4月11日(木) アホ化

新学習指導要領が話題になっておりますが。これって、国民をアホ化して批判能力を奪い、国家権力の安泰を図るための深遠な計画の一環だとしたら大したもんだ。

2002年4月4日(木) 弐千円札

今日久しぶりに2000円札が手元に入ってきたのですが、まだ存在していたのか!!という気分です。ぜひ、一刻も早くこの紙幣を廃止してほしい。自販機等で使えないというのも大きな理由ですが、何より1、5、10、50、100、500、1000、5000、10000と並んでいた美しい秩序が乱されて気分が悪い。2000円札を廃止して、代わりに5万円札を発行するというのはどうでしょう? なんとなく景気も良くなるような気がするのですが。

2002年3月12日(火) 変わらない

最近の鈴木宗男氏の活躍で、新聞等に「政治は相変わらず変わらない」などということが論調が見られますが、これは仕方がないと思います。国民自体が変わらないんですから。昔から同じような不祥事を繰り返す自民党に懲りもせず投票し続けるという。学習能力がないんでしょうかね?

2002年3月11日(月) オープン戦

例えば、本日付けの朝日新聞。前日に行われたプロ野球のオープン戦の模様が、同日行われたJリーグの公式戦とほぼ同じ紙面の面積を使って報じられています。オープン戦は、言うまでもなく練習試合です。なぜ、練習試合をこんなに大きなスペースを割いて報じるのでしょうか? もっと他に報じることはないのでしょうか? これは、朝日新聞だけのことではありませんが、そろそろ考え直して欲しいと思います。

しかし、練習試合に4万1000人(公式発表、札幌ドーム、ライオンズ対ジャイアンツ)も入るプロ野球、人気低迷と言われていますがとんでもない、まだまだすさまじい人気であります。

2002年2月20日(水) ブッシュ大統領

韓国の国会議員がブッシュ米大統領のことを「悪の化身」と呼んで問題になっているようですが、私はブッシュ大統領は、「悪の化身」というよりは「アホの化身」だと思います。

2002年2月17日(日) フェブラリーステークス

青嶋アナウンサーにG1の実況をさせるのは止めていただきたい>フジテレビ。


2002年2月10日(日) 慣れ

MacOS Xを擁護する意見の中で一番腹立つのは、「操作性で使いやすい、使いにくいというのは慣れの問題だ」というもの。だったらなぜ今までWindowsを使わずにMacintoshを使ってきたんだ、って感じ。Windowsだって95以降は、慣れちゃえば、とりあえず操作するだけならMacOS Xと同等以上の使い勝手だと思うぞ。


2002年2月2日(日) そういえば

そういえば、ビンラディン氏の捜索はどうなったのだろうか。爆弾落とすだけ落としたからもう気が済んだんでしょうかね。


2002年1月20日(金) 日経新聞

景気を良くするためにはどうすればいいか。私は提案します。日経新聞(系)を読むのを止めましょう。いや、私は特に日経新聞が嫌いなわけでも、問題があると思ってるわけでもありま…いや好きか嫌いかと問われれば嫌いだが…せん。

私には、世の中のビジネスマンのほとんどが日経新聞を読んで、そこに書いてある通りに行動しているように見えて仕方がありません。バブルのときはみんなそろってバブル的行動を、次はITだと言えばみんなそろってIT革命。これでは、不況になったときはみんなそろって調子が悪くなって、なかなか抜け出せないのも当然と言えるのではないでしょうか。

私は、他の違う考え方をする人が、不況から脱するカギになると思っています。そのためには、他の人とは違う情報源を持つのも重要な要素の1つだと思います。問題は、経済関連のニュースって、日経系以外の情報源が意外と少ないということなんですが。
(02.2.23加筆修正)



2001年11月2日(金) トルシエ監督

11月2日付朝日新聞夕刊に載っていたトルシエ監督のインタビューから。は私の感想。

【トルシエ監督】10月の欧州遠征のセネガル戦とナイジェリア戦では、選手に重圧をかけて百%の力を引きだすことは、あえてしなかった。

あの〜、そういうことは勝てなかった試合のあとではなく、欧州遠征の前に言って欲しかったんですが(注)。そもそも、アウエーでのワールドカップ出場国を相手にした試合で、100%で戦わないという意図が全然分からないんですが。

【トルシエ監督】しかし、7日のイタリア戦は違う。W杯と同じレベルの戦いだ。試合前には「自分の力を証明してみせろ。国を代表して戦え」と選手をけしかけるだろう。

はいはい、イタリア相手だったら、負けたとしても仕方ない、みたいな感じでとやかく言われないでしょうからね。だいたい、欧州遠征の相手はワールドカップレベルじゃなかったんでしょうか。負けると文句をつけられそうな試合ではテストをやる、というのは、もはやトルシエ監督のお家芸ですね。

(注)01.12.9追記:トルシエ監督は、この遠征前に「これ(遠征)はミニラボだ」ということは明言していたとのこと。ただし、なぜそこでテストをするのか不可解であることには変わりはない。


2001年10月17日(火) 憲法9条

テロ対策特別措置法案が近く成立するみたいですが、この審議では、あまり憲法解釈についての議論はなかったようです。それはともかく、日本の憲法、特に9条って、日本は戦争で問題を解決しないんだ、だから軍隊は持たないんだ、という理念が語られていると小学校なんかで教わった記憶があります。
でも、私は最近、ちょっと違った考え方をしています。それは、例えて言うと、子供には危ないから包丁とかもたせてはいけませんよ、というのに近い感じです。思慮分別のない人に危ないものを持たせたら何をしでかすか分からないから、あらかじめ持たせないようにしましょうね、ということです。
使い方もよく分からないくせに、危ないおもちゃで遊びたくて仕方がないような政府をみていると、日本人に(自衛隊のような制限のない)軍隊を持たせるのはまだまだ早いのかなあ、という気がします。ていうか、先の戦争に何も学ばず、何十年たっても一向に進歩しないようなので、永遠に持たせない方がいいのかもしれない。

2001年10月12日(金) 空爆

米軍のアフガニスタンへの空爆で、一般人にも死傷者が出ているようですが。一般人に死傷者を出した時点で、米軍もテロリストと大差ないような気がするんですが。

2001年9月20日(木) 嫌がらせ

アメリカではイスラム教の人に対する迫害や嫌がらせが相次いでいるらしい。そういうことをするのは日本人だけかと思っていたけど、どこの国にも最低な人間というのはいるもんだ。

2001年9月15日(土) 特攻

米国の同時多発テロに関して、容疑者として浮かび上がっているイスラム過激派。その人たちの間では、自爆テロで殉教すれば天国へ行けるという意識があるらしい(15日付け朝日新聞朝刊)。これって、靖国神社と同じ考え方だよね。国のために死ねば靖国神社に祀ってもらえるという。人間ってのはどの世界でもいつの世もあまり変わらないということか。

怒りの壺とは?

人間、生きていくにあたって、いろいろむかつくことや頭にくることがあるものです。それをいつまでも胸の内に溜めておいては健康によくありません。そこで、胸の内にある怒りをぶちまけてすっきりしようと考えました。それがこのコーナーです。つまり、あくまで自分(Tu)のためだけにつくったコーナーなのです。じゃあなぜ公開するのかというと、もしかしたら誰かが読むかもしれないところに書くことによって、怒りを胸の内から出す効果が高くなると考えたからです。
ちなみにコーナー名は『風来のシレン』というゲームに出てくる『うっぷんばらしの壺』からの連想。

怒りの壺の前身、雑文集

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