デジタルカメラで昆虫を撮る!


ここでは、デジタルカメラで昆虫を撮影するときの苦労について述べます。
今持っているデジタルカメラは富士フィルムのDS-20です。35万画素で、撮影範囲が通常モードで50cm〜∞、マクロモードで9〜13cmです。そこから、次のような問題が生じます。

そ〜とっ! その1:近付かないと撮れない!

虫は小さいので、近付いてマクロモードで撮らないといけません。ズームなんてついてません。そこで右図のように、そ〜っと近付いて撮ることになります。
これがまた大変。警戒心の強い虫や素早い虫なんか撮ることが出来ません。シオカラトンボなんか、そこらじゅうに飛んでるのに未だに撮影に成功したことがありません。結局、鈍感な虫や動きの鈍い虫の画像が中心となってしまいます。
やはり3倍ズームは欲しいところです。

その2:大きい昆虫が撮れない!

撮影範囲が、通常モードで50cm〜∞、マクロモードで9〜13cm、つまりその間の空白の37cmが存在します。おかげで大きい昆虫は、マクロモードでは全身が入りきらない、通常モードでは小さすぎる、ということになってしまいます。
マクロモードの撮影範囲はもっと広くとってほしいものです。

通常

通常モード
オニヤンマ。どこにいるのかよくわからん。

 

マクロ

マクロモード
う〜ん、全体が入らない〜。

その3:小さい昆虫が撮れない!

マクロモードで撮影対象まで9cmまでしか近付けないので、小さい昆虫が撮れません。もっと近くまで撮影範囲か、メガピクセルクラスの解像度が欲しくなります。


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