メッド・フォーリーン・トライアル2

Illustration:RIN

メッドのテスト第二号機。各部のユニバーサルポイントの位置、向き、数を変えただけの機体で、性能はトライアル1と全く同じである。そのため、トライアル1用のユニット、特に装甲タイプはほとんど装着できない。また、正確にはトライアル1と同時に製造され、アルファプローンユニットを使用した、安定テストにて敗れた機体。そのため、このトライアル2にはアルファプローンユニットのみが、正式なユニットとして存在するのみである。ただ、その性能は折り紙付きであるため、破棄はされず、特殊機として使用された。

ちなみに、色はテスト時のレッドカラーで、腕の警告ラインも太いままである(トライアル1はユニットテストをおこなう、慣熟テスト用のカラーである)。

<武器>
カムラー(半月刀)の新型
ジャンビーア(イスラムの半月刀のこと)型


シェザー・シュリーク

年齢:29歳(推定)
身長:182cm
備考:両手の平から背中まで火傷の痕がある。

メッド・フォーリーン・トライアル2のパイロット。叩き上げの軍人。戦局の激化によって溢れた戦災孤児を、歩兵として活用する政策によって、彼は軍人となった。

最初に送られたのは、前線の地雷を撤去する陸掃歩兵部隊であった。月に6回以上の出動、一度の出動の生還率は小数点以下という過酷な状況の中、彼はただ一人になろうとも常に生還し続けてきた。幾度も戦場を、部隊を変えても彼は生きのびてきた。

その異常な生還率を面白がったギルバーグによって、TUのパイロットへと異動。そのことにより順応能力が異常に高い事が判明、陸だろうと宇宙だろうと瞬時に適応。休戦までの間TUに乗ったのは1年程にもかかわらず、総撃墜数はTUが14機、戦艦7艇と言う記録を持つ。

特に休戦間近の宙空間要塞戦においては、戦艦を3艇を撃沈。しかし、その際自らのTUも大破するが、やはり生還をした。そのため彼を、不死者や抹殺者等とも呼ぶ者もいる。

性格はほぼ無感情、冷徹ともとれる。ただ戦う時、自らの生を確かめるように笑うともいう。

Illustration:RIN


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