バリハーイーラによって窮地に立たされたカイゼンタルファの前に颯爽と現れ、バリハーイーラを撤退させた謎のTU。一時はカイゼンタルファ3号機かとも誤認されたが、その正体はカイゼンタルファに先立ち開発された試作機「アイゼンミューオン」が実戦用にカスタマイズされたものであった。

なお、ヴィンデ主導のもとに開発されたため、A.G.インダストリーがMHフラクターの技術提供を拒み、本機はエジンエンジンのみで要求性能の達成が試みられている。しかし結局この機体では可変機構やビーム兵器のドライブ、宇宙仕様への換装の容易さなどの複数の要求項目が満足できず、合弁会社を立ち上げて新たにカイゼンタルファが開発されることになった。

機体サイズはカイゼンタルファほど大型ではなく、ガンミューオンと同程度である。

＜カラー変更後＞

Illustration：ヴァッサゴ

アイゼンミューオンはバタウカノーネ参戦後、この色に塗り替えられてカイゼンタルファ3号機と対峙する。