ジエンマスターの1シーン


ジエンマスター初登場シーンの案の一つです。なんか似たようなアイデアがどこかにあったような気がするんですが…。御存じの方は教えて下さい。


司令官「かまわん、ジエンマスターを出せ!」
「しかし、まだアクチュエーター指令信号系に障害が…」
司令官「センサー系は生きているんだろう!かまわん!!」
「しかし…パイロットは?」
司令官「パイロットがいないとシステムは作動せん。乗せたまま射出だ」
「そ、そんなぁ」
司令官「ジエンマスターを信じろ。ジエンマスター射出準備!目標は敵の前方だ」
「はい」
副官「いいのですか、指令?」
司令官「ジエンマスターの自己防衛機能に賭ける。今はそれしかない」
副官「しかし…」
「ジエンマスター射出準備完了しました」
司令官「よし、発射!!」
(射出、着地シーン)
「ジエンマスター着地!損傷軽微」

「ううっ着地じゃなくて墜落ですよこれは」
司令官「ジエンマスターには、パイロットからの指令伝達系統の他に、自己防衛プログラムによる別系統の制御システムがある。敵の攻撃を受ければ、そのシステムが作動する。動けばジエンマスターが勝つ」

「だめですっ、ジエンマスターのアクチュエーター指令信号、検知できません!」
「だめじゃないですか指令!! 動け、動けよおい」
「敵、ジエンマスターを通過していきます」
(敵、謎の撤退)
副官「ジエンマスターの自己防衛機能、ついに作動しませんでしたね」
司令官「いや、そうとも言い切れん」
副官「え?」
司令官「現にジエンマスターは破壊されてはいない。もしかしたら、自己防衛機能が働いて、敵に攻撃されないよう、じっと動かなかったのかもしれぬ」
副官「……」


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