SHOH's LIVE REPORTS

Def Leppard Live in Sheffield (Nov 14,1996)


PART 1

ェフィールド・アリーナは、街の中心地からバスで約15分ほどのところにある。コンクリートとガラスと鉄骨を組み合わせたわりと殺風景な長細い建物で、四隅が丸みを帯びている。隣りになにやら体育館風のものが建設工事中なのを除くと、周囲にはほとんど何もない。

1階の入口は2ヵ所くらいにしかないが、外側の階段を登って入る1階スタンドへの入口は建物の周囲にぐるっと設けられていて、場所によってドアが緑、青、赤と塗り分けられている。チケットに「赤い入口」とか書いてあるから、東京ドームなんかの23ゲートなんていうのよりよっぽどわかりやすい。しかし、会場まできてもツアーポスターは見られなかった。

開場前だというのに、スタジアムのまわりには待ち切れないファンが三々五々立っている。スタンディングの客かな。それを考えると少ないかも。最前列、狙おうと思えば狙えたなあ。しかしこの子たち、若いとはいえ、この寒さの中みんな半袖のTシャツ1枚だ。こっちの人の皮膚感覚って不思議。私なんてセーターの上にダウンジャケットを着てるというのに。

中に入ると、いきなりマーチャン売場に直行する。Tシャツは4種類。デザインはすべて日本公演のときと同じだ。白が1枚、黒が2枚、あずき色が1枚。黒の天使の羽のデザインのものを除いて、残りの3枚は背中のツアーデイトがヨーロッパ(南アフリカも含む)仕様に変わっている。あとはキャップとパンフ。

パンフは基本的には日本公演のときと同じだが、真ん中の見開きの部分が、たくさんのステージ写真を集めたものに変わっている。多分ロス・ハルフィンの写真なんじゃないかしら。日本公演の写真もかなり使われているみたい。それと、なぜか後ろのほうのフィルの写真(サインが印刷されているページ)が差し替えられていた。本人が気に入らなかったのか?それともギターが違ってるから契約の関係?

TERRORVISIONのTシャツは2種類で、ひとつは紺に「REGULAR URBAN SURVIVORS」 のジャケ柄が入ってるもの。もうひとつは袖がグレーで見頃が黒のわりと可愛い感じのもの。いかにも今どきの若い子バンド向きという感じだ。ワンサイズしかないんだけど小さめなので、体の大きいこっちの子が着るとピチTになるのかも。

会場の作りは、下の略図のような感じ。1階はほとんどスタンディングのスペースで、真ん中あたりでブロック分けの柵がある。そうか、最前列を狙うには前のブロックを買ってなければ駄目だったのね。やっぱり椅子席にしてよかった。背の低い私たちは、前にイギリス人に立たれちゃったらもう何も見えないもの。スタンディング・スペースを囲むように階段状の椅子席がぐるっとあり、どこからでもステージはよく見える。ただし、私たちの席は2階の端のほうだったので、ステージの人影はほとんど豆粒のようにしか見えない。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○スタンド席○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ■■■ | □□□□□□□○○○ ■■■ | □□□□□□□○○○ ■■■ | P□□□□□□□○○○ ■■■ スタンディ|ング A□アリーナ席□○○○ ■■■ | 席□□□□□□□○○○ ■■■ | □□□□□□□○○○ ■■■ | □□□□□□□○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○スタンド席○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○★○○○ ↑ このあたりの席
上から見降ろすと、まだ人口密度はそれほど高くなく、前のほうを確保しようという連中がひとかたまりになってる程度。


つづく

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