EMOTIONAL DISTURBANCES  【解説】


 

あのときの心臓の音、建物に飛び散る血液、少年の叫び声。

今でもたまに思い出すくらいです。

 

さて、最初に書いていただいたとおり、この作品は18話分岐、つまりトウジが

シンジに握りつぶされた後に書き始めました。

本当は一週間でアップする予定だったのですが、間に合わなくなり、「え?トウジ

生きてるの?」となってからは、つじつま合わせに走り、もう2週間くらいかかった

ことを覚えています。

そういうことで、時期的な問題から彼らの感情や謎の数々は、僕個人のまったく

の推測で書いています。違和感があったとは思いますが、変更するまでも無いと

思いやめました。

 


さすがにこの頃はNIFのSGAINAXのほうでも最終回予想SSというのはあまり無く、

アップした後の反響の多さには自分でもびっくりするぐらいでした。

だからでしょうか?この作品は自分でも一番気に入ってるし、自分が作った

作品の中でも一番エヴァっぽいSSだったなあとも思っています。

 


よかったら、感想をお聞かせください。

 


 

管理人より

 

「ゆきかき文庫」よりの第2作です。

 

「後書き」でゆきかきさんも書いておられますが、

本編第弐拾四話でのカヲルや、TEOEでのサード・インパクト、

そしてリリスとしての「綾波レイ」を知っている現在の読者にとっては

若干違和感が残る作品かもしれません。

 

しかし、そのような違和感を超えて伝わってくる

ものがある作品だったのではないでしょうか?

 

この作品で描かれた

ミサト・リツコ

ケンスケ・トウジ・ヒカリ

アスカ・シンジ

 

そして一人の少女としての

「綾波レイ」

 

彼等の哀しみと優しさ

そして、

その姿を通して伝わってくる

本放送当時の熱気。

 

そんなものを感じられる作品だったと思います。

 

皆さまの感想を是非、ゆきかきさんに伝えて下さい。

 


 Please Mail to Mr.ゆきかき
  
(hu45@iris.dti.ne.jp) 

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 99/06/04公開