by 神宮寺
#01 街角の二人
「..............」
「..............」
ピュゥゥゥー
「.................」
「あ、綾波 ...........」
パサッ
「............碇くんのにおいがする」
「..........................」
#02 映画館の二人
「..............」
「..............」
ヒュゥゥゥゥードロロロー
「..............」
「..............」
『うらめしやー』
「..............」
「..............」
ギュゥッ
「..............................」
「.............あっ、綾波のにおいがする」
#03 喫茶店の二人
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「お客様、追加のご注文、よろしいでしょうか?」
「...........................」
「....コーヒー...二つで...いいよね?」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「サテン来て、コーヒー1杯で1時間ねばった挙句、これかい」
「 ...............それ見てる俺達もそうだよ、トウジ」
#04 続・喫茶店の二人
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「....『裸の王様』だと何でもないけど、『裸の女王様』だと何か変ね....」
「...............................................」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「 ................................................」
「それを言うなら『秘密のアッコちゃん』を『アッコさんの秘密』に変えても変だよ」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「................けっ!」
「あら、二人とも楽しそうよ、アスカ」
#05 屋台の二人
「..............」
「..............」
ガタンゴトン ガタンゴト
「..............」
「..............」
ガタンゴトン ガタンゴト
「..............」
「..............」
ド ンッ! × 2
「はい、ニンニクラーメンチャーシュー抜き二つ!」
「あぁ、なんでデートなのに、屋台でニンニクラーメンなんか食べてるのよ!」
「大丈夫だ、葛城。二人ともニンニク入りだから匂いは気にならない。むしろ、後の
ことを考えるとだな....」
「先輩、匂いが気にならないって何の事です?」
「潔癖症は、つらいわね」
#05 公園の二人
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「 ....................................」
「...あ、綾波............................」
「................................待って」
「....................................」
「みんな、なにやってるの?」
「.............えっ!?」
「えッ!」 × 8
ドタバタ........ガサガサッ........ダッァァァーーーーーー
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「さぁ..........................」
「 ............................」
「............................」
「.....いや....さぁって言われても....」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
#06 続・公園の二人
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「あ、綾波..............」
「...............碇くん」
ギュウ
「..............」
「..............」
プハァー
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..................................................」
「ごめんなさい。こういう時、どんな顔をすればいいか、私にはわからないの...」
「..............」
「..............」
「笑えばいいと思うよ..........」
「 ......................」
ニコッ
「...................」
「...................」
「...................」
「...................」
「...................」
「...................」
ガサッ
「だ、だれ?..............」
「.....................」
「................よくやったな、シンジ」
「.............................」
「と、父さん.....それに冬月副司令まで.....」
「...............................」
< 完>