by 神宮寺
#01 密室の二人
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「碇くん、悪いんだけど辞書貸してくれる?」
ガラッ
「ふ、不潔よ〜」
ガァー!ピシンッ!ダッァァァァーーーー
「ヒカリが泣きながら出ていったけど、何かあったの、ミサト?」
「レイが来てるのよ」
#02 続・密室の二人
「..............」
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「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「日本人の本質は、察しと思いやりよ」
「コップを壁に押し当てながら言わないでよ、ミサト」
#03 続々・密室の二人
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「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「けっ.....ばっかみたい!」
「耳にコップの跡をつけて、悪態つかないでよ、アスカ」
#04 続^3・密室の二人
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「..............」
「..............」
「..............」
「まさに、科学万能の時代ですね」
「盗聴機のチューニングしながら言う台詞じゃないわ、マヤ」
#05 続^4・密室の二人
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「..............」
「..............」
「無様ね....」
「そう思うんならヘッドホン外したら、リツコ」
#06 続^5・密室の二人
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「..............」
「..............」
「冬月...後を頼む」
「碇.....キリを持って何処へ行くつもりだ」
#07 続^6・密室の二人
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「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「..............」
「冬月先生、お願いします」
「うむっ」
「二人とも、覗き穴を開けるのはやめてください」
「また.....恥をかかせおって.....」
#08 続^7・密室の二人
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「..............」
「生きるってことは、変るってことさ」
「場所あけたげるから、すねないでよ、加持君」
「すまんな、葛城」
#09 続^8・密室の二人
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「..............」
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「..............」
「..............」
「..............」
「結局、二人で勉強してただけやったな」
「まったく、碇ったらお子様なんだから」
「鈴原!相田!そんな所に登ったら、危ないじゃない!」
「委員長...さっき、センセの部屋から飛び出したと思ったら....」
「向かいのビルの屋上の給水タンクの上から双眼鏡で覗くなんて....
.............二人とも...不潔よ!」
< 完>
- Appendix - トマソンな二人
「青葉....」
「なんだ、日向?」
「いくらなんでもあんまりじゃないか。このタイトル(T_T)」
「トマソンはないよな、トマソンは........(T_T)」
注・・・・トマソンとは、赤瀬川原平氏の定義によるもので、街中にある何の為にあるのか
分からない存在の事を言う。ちなみに語原は、昔、巨人にいて役立たずの烙印を
押され、解雇された外人選手の名前。
< 完>