「総合」に書いたヤツを  03/13 01:19




【メッセージ】
保存用に転載しときます(^^;まだ書いてない「4人のレイ」の
現在時の補足として…書く自信なくなってきた(爆)
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●レイ−表『とことんシビアなレイ』
 自分にも他人にもほとんど気を使わない、故に不器用に見える。
 一見ストイックで無表情無関心。
 とことんマイペースで「独善者」呼ばわり無理もない。
 TV版1〜14話辺りのシンジに対して関心の薄いレイ
 わりと強情張り。硬く厚い氷の心の壁。壁の内側にはなにも見えない
 彼女は言う「関係ないわ、私は私だもの」「寂しいのは、あなたよ」

●レイ−裏1『「碇くぅん」なちっちゃな子供レイ』
 硬い氷の内側にある、「寂しい…」こころ。無垢な幼女。何も知らない。
 抑圧された、閉じこめられた人間らしい少女のこころ。
 「一途」「ひたむき」「控えめ」「健気」「儚げ」「悲しげ」
 自分自身に怯える心。なにも知らぬが故に一直線。「わたしをみつけて」
 感情を言葉に出来ぬが故に苦しみ、「優しさ」を心の裡に大事にしている。

●レイ−裏2『すげぇ女っぽいレイ』
 魔性の紅眼、匂い立つ白い肌。肉体的。男を惑わす魔女。
 血の匂い。(なのに「血を流さない女」であるところが何とも…)
 本能の赴くまま…されど暴力的ではないsexuality…
 TV版1〜14話辺りでの、匂いや質感などもあるが、
 むしろ1人目レイや、リリス(日向君とこに現れたレイなんてもぉ(汗))
 の方が分かりやすいかもしれない。

●レイ−裏2の分岐『人外の化け物』(「死と再生」の象徴、月の天使、神話的存在)
 極めてsexualであるにも関わらず、それは恐怖であり、甘い誘惑
 生と死の両面を司る神の力。人の力の及ばぬもの。災厄であり福音

レイ−表/レイ−裏1
    /レイ−裏2
    /レイ−裏2の分岐 
という構造を外から見た印象として、レイのイメージが形作られる。
TV版15〜23話で「レイ−表」から滲み出ていくような「レイ−裏1」が物語として
描かれているためか、それとも「レイ−表」のアンチテーゼとしてか、エヴァ小説では
「レイ−表」から「レイ−裏1」の流れや、「レイ−裏1」のみで描かれることが
多いように思う。

こういう見方をシンジやアスカにも当てはめると…
●シンジ−表「平凡な普通の少年、諦め」
●シンジ−裏1「殺すより殺された方がいい、寂しい、優しさへの渇望」
◎シンジ−逆「ゲンドウ」目的のために犠牲を省みない。冷酷。人間の道具視。
#逆は反則ですが(^^;、裏のシンジと求めるもの(補完…心の隙間を埋めて欲しい)
#は同じでも、シンジが決して受け入れたくない思想と方法を持つ者が
#ゲンドウなんだとおもいます。

●アスカ−表「エヴァの操縦者、選ばれた?者、自我中心的?」
●アスカ−裏1「『わたしを見て!』、普通の少女、寂しい幼女」
◎アスカ−逆「レイ」
#アスカの逆がレイってのは説明しにくいのですが(汗)、
#アスカが決して持てない、持ちたくないものを持っている存在として
#レイを見ているというとこです。

レイ−裏1、シンジ−裏、アスカ−裏は共通して「わたしを見て!」だと
思います。欠けた心、決して癒やすことの出来ない「寂しさ」

EoEにおいて、シンジは「シンジ−表」よりも「シンジ−裏」に向かって
行動?しているのに対し、アスカは「アスカ−裏」を拒否(解決?)して
より「アスカ−表」を突き詰めているように見える。
このシンジとアスカの対称性が、EoE単体の一番表面に出ているテーマであるが、
このテーマだけが描かれたというわけではないと思う。
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エヴァFF読んでる間もない…もっと巡回したりアスカものとか
読んでおきたいものの、ぴぐさんとことnakayaさんとこ位しか
見てない(T_T)初号にも返事したいのだけど(T_T)

そろそろ忙しくなりそうなのに…(T_T)近日中又休むかも(爆)

 


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