イラスト上野夕香
講師 川崎絵都夫
[東京ミュージック&メディアアーツ尚美]
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川崎 絵都夫が 東京ミュージック&メディアアーツ尚美で
行なった「劇・映画音楽制作ゼミ」のテキストです。ここは1年生の後期の授業用テキストです。
なお、時間のやりくりが付かず、現在、学校での開講はしていません
参考として掲載します!
なお、各ジャンルの音楽スタイルの作・編曲、機材の使い方は授業や個人の勉強により身についている事を前提としているのでご了承下さい。また、学生各自の音楽性についても、ここでは特に言及しません。
♪この科目の目的、主旨♪
「劇・映画の為の音楽」といっても大変幅広く、様々なジャンルに渡っています。
あらゆることに対応できなければ、プロフェッショナルとしての活動は難しいものです。
けれどもポイントをつかんでしまえば、思ったよりも簡単に自分のセンスを生かした
「劇・映画・映像の為の音楽が作れるのも事実です。
さあ、その第一歩として
「好きなように作る」のではなく「与えられた場面にふさわしい音楽を作る」
ということを実践していきましょう。
<授業予定表> 1 ガイダンス 劇・映画音楽の説明 2 オープニング 実際の楽曲例 3 発表 各自の実施の発表とアドバイス 4 BGM 実際の楽曲例 5 発表 各自の実施の発表とアドバイス 6 転換音楽 実際の楽曲例 7 発表 各自の実施の発表とアドバイス 8 エンディング 大ラスの為の音楽の説明 9 発表 各自の実施の発表とアドバイス 10 歌 劇中歌,ミュージカル,その他の歌の説明 11 発表 各自の実施の発表とアドバイス 12 発表準備 プロジェクト発表の為の準備 13 〃 14 期末試験 筆記によるテスト 今期のまとめとして
<履修上の注意>
実際の作曲は授業時間ではなく各自、課題(宿題)として持ち帰ってやることになるので、いろいろなスタイルの作曲、編曲や、自分の機材の使い方に(授業や、各自の勉強、マニュアルを読むなどして)充分慣れておくこと。作・編曲はもちろん、機材の能力を充分生かせるようになると、自分のイメージをより高いレベルで確実に音にすることができるようになります。
実際に作曲することが主目的なので、授業2(〜3)回に1度発表する曲を中心に評価します。とにかく、曲を作ることが大事です。(だいたい、曲 60%、出席 30%、筆記試験 10%が目安です。)
授業の時に持参するものはこのテキスト以外は特にありません。曲の発表が始まったら、カセット、MD、DATなど、自作曲の入った音源と必要な資料を忘れずに持ってくること。
<科目概要> 各項目ごとに次のような流れで進めて行きます。
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