ラムサール条約登録湿地であるクッチャロ湖。この湖は大きく大沼と小沼に分けられます。自然そのままの雰囲気が漂う湖でした。
このクッチャロ湖には、毎年2回、春と秋にコハクチョウが渡って来ます。春は3月から5月頃。秋は10月から12月頃まで。この湖にある水鳥観察館(環境庁、浜頓別町の施設)を訪れたとき、ちょうど「コハクチョウが最初に訪れる日付を予想して下さい」というクイズがあって、私も応募してきたのですが、残念ながら数日ずれていました。賞品はたしか「鮭」。惜しいことをしました(笑)。
このコハクチョウ意外にもオオワシ(10月〜4月)やオナガガモ(春4月〜5月/秋10月〜12月)などを見ることが出来るそうです。
ところでラムサール条約って何だかご存じですか?
ラムサール条約とは特に湿地が多い北海道では良く知られている国際条約で、正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」と言うそうです。1971年にイランのラムサールで開催された国際会議で採択されたことからこう呼ばれているようです。
水鳥観察館で入手したリーフレットから原文そのままに引用すると、「条約は、国境を越えて移動する"水鳥の生息地として国際的に重要な湿地"を特に選んで登録を行い、国際的な協力で保護、保全し、適正な利用を推進しようとしています」とのこと。
1993年には釧路で、この会議が行われました。
浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館
開館時間 9:00〜17:00
休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料 無料(<--- さすが、環境庁&町の施設ですね (^^))