札幌から雄冬岬を越えて海岸線を北上すると、この留萌(るもい)市に到達します。
札幌から都市間高速バスで2時間半(冬季は2時間55分)。旭川からだと2時間10分の距離です。
今回は通過するだけの町でしたが、ちょっとだけ寄り道をして、「千望台」から留萌の町を展望しました。
この留萌で面白いのは「元祖テクノポリス」ということ。昭和14年、国内エリート科学者を集結して、最先端技術
の研究拠点となった町であったそうです。最盛期の研究者の数は289名。主に石炭の液化研究だったようです。
そのテクノポリスも研究が実用段階に入り、工場建設を目前にした昭和20年に、敗戦と共に解散となったそうです。
今ではやはり漁業の町という印象ですが、将来本州と道北を結ぶフェリー就航のための整備を図っているところのようです。
ところで留萌で有名な観光名所は「黄金岬」。日本海に沈む夕陽は、この道北地域のどの町でも名所なのですが、特にこの黄金岬の夕陽は有名なようです。