室蘭の町の背後には、北海道を代表する観光地とも言える洞爺、そして登別があります。どちらも温泉があり、1年を通じて観光客が訪れる地域です。
ただ私はここ20年ぐらいどちらも訪れていません。深い理由があるわけではないのですが、これは私のイメージの中に「団体旅行、グループ旅行の宿泊地」というイメージがあるためです。一人旅だと、どうしても町に溶け込んでしまう方が気が楽なのですね。あるいは、思いっきり人のいないような大自然の中とか。どちらも観光地としては一流な分、整備も環境も行き届いていて、それがなんとなく気後れしてしまう部分でもあります。
もっとも、3年ほど前にこの近くの登別から札幌方面に一駅の「虎状浜」という温泉に4,5人のグループで出かけたことがあります。ここは旅館のすぐ前に太平洋が広がっている素晴らしい場所で、とても印象に残っています。しっかり登別駅近くの「登別パークニクス」も訪れましたし(笑)。
要するに「一人旅に合う場所」と「グループが似合う場所」を意識的に、あるいは無意識に結果的に分けているのです。
この旅日記は「一人旅が基本」ですので、その意味ではどうしても偏り気味なのかも知れません。
何だか話が脱線してしまいました・・・