私にとっての室蘭のイメージは、観光地としてのイメージよりも重工業地帯としてのイメージが強いようです。最初に思い浮かんだ室蘭を一言で表現する言葉が、この旅日記のタイトルの「鉄の町」だったのです。
室蘭には新日鐵や日本製鋼などや造船所、セメントなどの工場が広がっているので、事実工業の町でもあり、私のイメージが間違いというわけではないと思っています。
北海道はこうした大規模な工業地帯が少ないために、余計にそうしたイメージが強いのかも知れません。
昨今、「鉄冷え」などと言われる鉄鋼不況が長く続いていますが、室蘭の町への影響はどうなのでしょう。「不況のため野球部(だったけ?)を解散」などと言うニュースを聞くと、「頑張れ!」と応援したくなります。北海道をリードしてきた室蘭だけに、いつまでも経済の一中心地であって欲しいと思いますし、活気を失わない町であって欲しいと思います。