室蘭を代表する観光名所と言えば、ここ地球岬。
本文中でも触れたように、色々な「観光地100選」で第一位を獲得しているそうで、確かにその名前に違わない素晴らしい場所だと思います。
この地球岬の語源は、北海道ではお馴染みですが、アイヌ語の「ポロ・チケップ」(親である断崖)で、そこから転化して充てられた名前だそうです(ちなみに室蘭はアイヌ語の「モ・ルエラン」(ゆるやかな坂を下る道)が転じて付いた名前)。
この岬の展望台からは「水平線が丸く見える」と言われているのですが、実際にそう見えるかどうかはともかくとしても、ここから見る太平洋は「地球って大きいよな。丸いんだなぁ」と感じさせるに十分な広がりを見せてくれます。
私が訪れた日は、本文に書いたとおり雨のために霞んでしか見えなかったのですが、駒ヶ岳(内浦湾を挟んで反対側の大沼国定公園の名山)や恵山岬、そして遠くには下北半島も見ることが出来るそうですので、室蘭に来たならば、ぜひとも訪れたい場所だと思います。また「初日の出」のお薦めポイントでもあるそうです。